北九州市
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北九州市(きたきゅうしゅうし)は、福岡県にある市の一つ。関門海峡に面し、九州島内最北端に位置する。
1963年に門司市・小倉市・戸畑市・八幡市・若松市の5市による新設合併により誕生し、三大都市圏以外では初の政令指定都市となった。本市を中心とする北九州都市圏は、北九州工業地帯の範囲とほぼ重なる。
目次 |
[編集] 地理
[編集] 位置・地形
九州の北東端に位置し、関門海峡を挟んで本州の下関市と対峙する。市の北側は日本海(響灘)に面し、東側は瀬戸内海(周防灘)に面する。
市域の南側には山地が多く、山間部一帯は北九州国定公園に指定される。カルスト台地で有名な平尾台や、「100億ドルの夜景」で知られ新日本三大夜景に選定された皿倉山などがある。
福岡県にある市町村の中で最も面積が広いが、上記の通り山地が多いため、住宅や工場など生活地域は沿岸部に集中している。
[編集] 気候
北九州市は気候区分の要所であり、関門海峡・玄海灘側は日本海側気候(山陰地方と同じ)、周防灘側は瀬戸内海式気候(山陽地方と同じ)。関門海峡から霧が発生しやすく、日照時間が極端に短いなど、日本海型と瀬戸内海型が折衷している。
冬場は日本海(響灘)からの季節風の影響で、曇りの日が多く、雨や雪の降る日もある。関門海峡・響灘沿岸部では積雪はまれだが、小倉南区・八幡西区・八幡東区の内陸部、山間部では積雪する事もある。
夏場の梅雨明け後は、30度以上の真夏日になる日が多いが、海に囲まれているため、35度を超えるような極端な猛暑になることは少ない。
[編集] 隣接している自治体
- 福岡県
- 下関市(陸続きではないが、橋梁、海底トンネル、航路で結ばれている)
[編集] 歴史
令制国においては、現在の門司区、小倉北区、小倉南区の全域と、八幡東区の東半分は豊前国(企救郡)に属し、八幡東区の西半分と、八幡西区、若松区、戸畑区の全域は筑前国(遠賀郡、鞍手郡)に属しており、別の国であった。大化元年(645年)には今の和布刈神社付近に「文字ガ関」が置かれたといい、門司の地名由来となっている。古代に九州地方を統括していた大宰府への第一の関所の位置付けである。
1871年8月29日の廃藩置県により、豊前国は小倉県に、筑前国は福岡県となった。しかし、1876年8月21日の府県合併により、小倉県は分割されて大半の地域が福岡県と合併した。それ以降、現在の市域全体は福岡県に属するようになる。
この豊前国と筑前国とも、山口市に拠点を置く西日本最大の大名であった大内氏の時代には、この大内氏により守護されており、文化圏の枠組みでは、九州よりも本州や瀬戸内海岸の文化に影響が強い。また、この界隈の基礎となった官営八幡製鉄所の建設には、明治の長州閥が深く関わっており、歴史的にも豊前と長州の2地域は密接である。
1889年の市町村制施行により、それぞれが町制を敷き、大正時代に門司市、小倉市、戸畑市、若松市、八幡市(現在の八幡東区全域と八幡西区黒崎地区のみ。八幡西区の残りの地域は昭和12、19、30年に合併)が完成した。当時より五市(場合によっては下関市、中間市を含めた七市)の合併が提起されていたが、1963年2月10日にこの5市が合併(新設合併)し、4月1日に政令指定都市となった。新市名については、合併後の新市名を住民公募した結果、1位は「西京市」だったが、京の名を含んだ名称には異論もあり[1]、2位の「北九州市」が採用された。
ちなみに「北九州」という名称は、この地域を運行していた西鉄路面電車(2000年11月全線廃止)の路線の総称として北九州線が、西鉄設立の1942年(昭和17年)から用いられていた。また市内にある北九州市立大学の前身である北九州外語大学(当時、1953年から2000年までは「北九州大学」)が1950年以来「北九州」を冠していた他に、1923年(大正12年)から国定教科書において八幡市、戸畑市の工業地帯を「北九州工業地帯」と表記されていた。いづれも北九州市成立以前から、この地域を表す名称として使われていたものとしてあげられる。
北九州市は、昔から交通の要衝でもあり、重化学工業で栄えた都市である。古くから筑豊地方、京築地域、遠賀地方、福岡市周辺はもとより、県外の山口県(下関・宇部・山陽小野田)、大分県(中津・宇佐)などの地域との関係は歴史的・文化的に密接である。特に山口県とは歴史的に非常に強い関係があり、文化面・経済面での影響を強く受けている。市内で使われる北九州弁も周辺地域の影響を濃く受けているが、先述の通り歴史上別の国であったことも影響し、市内でも西部と東部で方言に差異が見られる。
また、響灘に面していることもあり、今の市域全体が古くから軍事の要衝ともなっていた。関門海峡では1185年に壇ノ浦の戦いがあり、明治期には下関地域ともども「関門要塞」として指定され、主だった山や小倉城址、今の若松区の海岸地帯などは一般人の出入りが禁止・制限された。さらに小倉には陸軍の造兵廠が置かれ、1945年にはここが長崎に投下されたプルトニウム型原子爆弾の最初の投下目標となった。文豪・森鴎外が小倉に住んでいたのも陸軍の軍医としてであった。第二次世界大戦後はそれらの施設や民間の建物などがアメリカ軍に接収され、今のNHK北九州放送局も米軍向け放送を一時行っていた。現在でも市内の一部には軍事都市の名残をとどめる史跡が存在する。
[編集] 沿革
[編集] 近代以前
- 740年 - 藤原広嗣の乱。小倉北区板櫃川で広嗣軍と官軍の会戦が発生する。
- 769年 - 宇佐八幡宮神託事件。和気清麻呂が大隅国へ配流される途中、道鏡の追っ手により足を負傷したが、足立山の冷泉で平癒した伝説がある。
- 1185年 - 壇ノ浦の戦い。現在のJR門司駅周辺は、源平合戦に際して安徳天皇がこの地に住んだ事から「大里(だいり←内裏)」の地名が残る。また、小倉南区の「隠蓑」の地名は、壇ノ浦で入水したと見せかけ源氏の追っ手を逃れていた安徳天皇が、藁の中に身を隠されていたという伝承にちなむ。
- 1244年 - 門司城の築城工事始まる。
- 1403年 - 大内盛見が豊前守護に任じられる。
- 1477年 - 大内政弘が筑前、豊前の守護職に任じられる。
- 1551年 - 大内義隆が、家臣陶晴賢のために自殺。この陶氏の要請で、弟、晴英が大内氏を継いだため、これに乗じた大友義鎮が大内氏旧領の豊前、筑前を取り込み、制圧する事に成功。
- 1587年 - 豊臣秀吉の九州平定に伴い、毛利勝信が小倉六万石に封じられる。
- 1600年 - 関ヶ原の戦いの論功行賞により、細川忠興が豊前39万9000石に加増移封。毛利勝信・毛利勝永親子は西軍に与したため改易。
- 1602年 - 小倉城築城。
- 1612年 - 巌流島の決闘。
- 1632年 - 細川忠利が熊本に移封。小笠原忠真が小倉15万石に封じられる。以後、幕末まで小笠原氏が小倉を統治する。
- 1866年 - 小倉藩と長州藩の間で長州戦争が勃発し一部長州に占領される。以後境界は明治まで変更されなかった。
[編集] 近代以降
- 1871年 - 廃藩置県により、小倉県と福岡県が成立(1876年に、小倉県は福岡県と大分県に分割・合併される)。
- 1875年 - 小倉に陸軍歩兵第14連隊が設置される。連隊長心得として乃木希典が着任する。
- 1891年 - 九州鉄道門司(現門司港駅)~高瀬(現玉名駅)間開業。筑豊興業鉄道若松~直方間開業。
- 1899年 - この地域で初めての市として門司市が誕生。
- 1900年4月1日 - 小倉町が市制施行。小倉市となる。
- 1901年2月5日 - 官営八幡製鉄所が操業を開始する。
- 1918年 - 門司、戸畑に米騒動が波及。暴徒鎮圧の為に小倉第12師団が出動。
- 1933年 - 小倉造兵廠が完成する。
- 1942年11月15日 - 関門鉄道トンネルが開通する(1945年以降B-29によりトンネル埋没のための爆撃が行われたが効果なかった)。
- 1944年6月16日未明、アメリカ軍爆撃機75機によるB-29の最初の日本本土空襲が試験的に八幡製鉄所に向けられ、47機から空爆を受ける。八幡以外では、若松、戸畑、小倉も同時に爆撃されている。
- 1945年8月9日 - 小倉市が広島市に次ぐ原子爆弾の第二の標的となり、B-29が飛来するが、曇天と前日に大空襲を受けた八幡市からの煙の為視界が悪く投下を免れる。結果、第二弾は長崎市に投下された。
- 1958年3月9日 - 関門国道トンネルが開通する。
- 1962年9月26日 - 若戸大橋が開通する。
- 1963年2月10日 - 門司市・小倉市・戸畑市・八幡市・若松市の5市が合併(新設合併)し、北九州市が成立する。
- 1963年4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、門司区・小倉区・戸畑区・八幡区・若松区の5区が成立。区域はほぼ合併前の各市域に対応する(一部例外あり)。
- 1973年11月14日 - 関門海峡に関門橋が開通する。
- 1974年4月1日 - 小倉区の一部が小倉北区と小倉南区に、八幡区と小倉区・若松区の一部が八幡東区と八幡西区にそれぞれ分割。同時に若松区から八幡西区、および小倉南区から八幡東区へ区域を一部移譲、現在の区域が確定。
- 1975年3月10日 - 山陽新幹線小倉駅開業。
- 1991年9月27日 - 大型で非常に強い勢力の台風19号が長崎県佐世保市に上陸し、同日18時過ぎに北九州市付近を通過。市内各地で家屋損壊や電柱が倒壊する被害が相次いだ。
- 2001年 - 7月4日から11月4日まで「北九州博覧祭2001」を開催。
- 2005年3月20日 - 福岡市沖の日本海を震源とする福岡県西方沖地震(福岡県北西沖地震)が発生。市内一部で震度5弱を観測。
- 2005年4月20日 - 福岡県西方沖地震の最大余震が発生し、震度4を観測。
- 2006年3月16日 - 周防灘沖3キロ地点に新北九州空港が開港。空港開港に伴い、東九州自動車道(北九州JCT~苅田北九州空港IC)が開通。
[編集] 史跡
[編集] 古墳
- 荒神森古墳(小倉南区)
- 円光寺古墳(小倉南区)
- 丸山古墳(小倉南区)
- 上ん山古墳(小倉南区)
- 茶毘志山古墳(小倉南区)
- 御座古墳群(小倉南区)
- 日明一本松塚古墳(小倉北区)
[編集] 行政
[編集] 歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
※ | 吉田敬太郎 | 1963年2月10日 | 1963年3月14日 |
初 | 吉田法晴 | 1963年3月15日 | 1967年2月28日 |
2-6 | 谷伍平 | 1967年3月1日 | 1987年2月19日 |
7-11 | 末吉興一 | 1987年2月20日 | 2007年2月19日 |
12 | 北橋健治 | 2007年2月20日 | (現職) |
※市長職務代行者(旧若松市長)
第12回北九州市長選挙
※当日有権者数:804,434人 最終投票率:56.57%(前回比:+18.25パーセントポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
北橋健治 | 53 | 無所属 | 新 | 217,262票 | 48.1% | 民主・社民・国民 推薦 |
柴田高博 | 57 | 無所属 | 新 | 177,675票 | 39.3% | 自民・公明 推薦 |
三輪俊和 | 63 | 無所属 | 新 | 56,873票 | 12.6% | 共産 推薦 |
[編集] 副市長
2007年10月3日の定例市議会で、麻田千穂子前厚生労働省職業家庭両立課長を3人目の副市長とする人事案が可決され、10月9日、同市初の女性副市長が誕生した。女性副市長の起用を2月の市長選の際のマニフェストとして掲げていた北橋市長により選ばれた[1]が、既に任命済の橋本嘉一副市長とあわせ、3名の副市長のうち2名までもが中央省庁出身の元官僚であることに、市議の一部からは疑問の声も挙がった[2]。
[編集] 行政区
北九州市の行政区 | ||||||||
紫:門司区、黄色:小倉北区、緑:小倉南区、 |
北九州市は以下の7つの行政区で構成される。
なお1974年まで、小倉北区と小倉南区は小倉区、八幡西区と八幡東区は八幡区だった。
[編集] 市議会
[編集] 生活保護問題
水際作戦を参照。
[編集] 国の施設
- 門司税関(門司区西海岸)
- 第七管区海上保安本部 (門司区西海岸)
- 門司地方海難審判庁
- 福岡地方裁判所小倉支部 (小倉北区金田)
- 訴訟件数は全国でも指折りの多さのため、本庁裁判所として昇格させる動きがある。
[編集] 経済
[編集] 産業
八幡製鉄所を発端に北九州工業地帯を形成し、高度成長期の経済発展の恩恵を受けていたが、その反面、公害対策基本法などの法整備がされていなかった事もあり、公害の多発地帯となった。光化学スモッグは毎日のように発生、洞海湾は「死の海」と呼ばれるほど汚染され、当時の八幡区など周辺地域の学校では数日たつとプールの水が真っ黒になるほどで、子供や老人を中心に気管支喘息患者も多く発生した。しかしその後、重工業が衰退し、また市全体で環境改善に取り組んだ結果、現在ではかなり好転しているが、2007年に洞海湾において底質汚染が生じていることが公表された。
現在、重工業は主要な産業ではなくなり、スペースワールドや門司港レトロ地区などを核とした観光都市への脱皮を図るほか、かつての公害を教訓にリサイクル産業や研究機関を誘致している(下の#観光スポット、及び北九州市ルネッサンス構想を参照)。
[編集] 企業
- 北九州市に本社を置く主な企業
- 小倉北区
- 小倉南区
- 門司区
- 八幡西区
- 八幡東区
- 若松区
- 北九州市に事業所を置く主な企業
- 旭硝子北九州工場(戸畑区)
- 新日本製鐵八幡製鉄所(八幡東区、戸畑区)
- 三菱化学黒崎事業所(八幡西区)
- 三井鉱山北九州事業所、R&Dセンター(若松区)
- 三菱マテリアル東谷鉱山(小倉南区)、九州工場黒崎生産課(八幡西区)
- 北九州市が発祥の主な企業
- 山九(元々は八幡製鐡所運搬請負共済組合として設立)
- 日産自動車
- 若築建設
- 三洋信販
- 出光興産
- 新日本製鐵
- 日立金属(元々は、戸畑鋳物。鮎川義介により設立され、その後、鮎川義介は、ダット自動車製造を吸収し、日本産業との共同出資で日産自動車のルーツとなる自動車製造を設立する。なお、日産自動車は、横浜市で設立するが、そのルーツは、戸畑鋳物の自動車部があった北九州市である)
- 西日本鉄道(同社は1942年(昭和17)に、福岡県内の鉄道事業者5社のうち、旧小倉市砂津に本社のあった九州電気軌道(九軌)を母体とし、あとの4社が九軌に吸収合併したことにより発足した鉄道会社である。)
[編集] 北九州市発祥のもの
※上記はすべて旧小倉市が発祥の地。
- パラグライダー(皿倉山が日本のパラグライダー発祥地と言われる)
[編集] 名産品など
- 焼きカレー(門司)
- ご飯の上にカレーやチーズなどを載せオーブンで焼く。TVで取り上げられてから有名になった。それまでは地元の人間でも知っている者は少なかった。今でも名産と認知している者は少ない。
- フグ(門司)
- 関門海峡対岸の下関が本場とされるが、門司の名産でもあり、「門司フグ」ブランドも存在する。
- ウニ(若松)
- フグ同様、下関が有名だが、若松近海でも収獲される。
- 旦過の屋台では、酒を販売しない(持込みは可)代わりにおはぎを販売している。余談だが、北九州市一円にチェーン展開をするうどん屋(資さんうどん)でも何故かおはぎを販売している。
- ぬかみそ炊き(小倉)
- 江戸時代から伝わる伝統料理。小倉では「じんだ煮」という。素材はタケノコやイワシ、サバなど。(→鰯のぬか炊き)
- 合馬たけのこ(小倉)
- 小倉南区合馬(おうま)産のタケノコ。主に市内および京阪神に出荷される。なお、北九州の竹林面積は1,400haで日本一。
- 小倉牛(小倉)
- 小倉ロールケーキ(小倉)
- ロールケーキでの街おこしを目的とし、「小倉ロールケーキ研究会」が発足している。北九州モノレールとタイアップし、「ロールケーキ列車」などのイベントも行われている。
- 大葉春菊(小倉)
- 「鍋春菊」ともいう。歯が丸くてキザキザがないのが特徴。
- 一粒かき(門司区・小倉南区)
- 牡蠣。周防灘側海域で養殖。
- 焼きうどん(小倉)
- くろがね堅パン(八幡)
- くろがね羊羹(八幡)
- 堅パン同様、八幡製鐵発祥のお菓子だが、こちらは普通の羊羹のため、万人向け。
- かしわめし(八幡)
- 折尾駅の駅弁として有名だが、若松、黒崎、八幡、戸畑、小倉の各駅でも販売を行っている。なお、折尾駅には現在もホームに駅弁販売員がいる。
- かしわうどん
- 駅ホームのうどん。鶏肉でだしをとり、鶏そぼろが具に入っている。小倉駅の「ぷらっとぴっと」と折尾駅・黒崎駅・若松駅「東筑軒」で食べることができる(小倉駅のぷらっとぴっとは漫画『クッキングパパ』59巻で紹介されている)。
- 若松キャベツ(若松)
- 若松のブランド農産物。西日本有数の作付け面積を誇る。
- 八幡ぎょうざ(八幡)
- かつて八幡製鐵所に勤務する労働者の間で、スタミナ食として餃子がよく食べられていた。現在、八幡東区の20店舗以上で食べることができる。
- 関門海峡たこ(小倉・門司)
- 福岡県北九州市と山口県下関市との間にある関門海峡で育った真蛸(まだこ)。足が太く短く、身が引き締まって歯ごたえがよい。
- ちゃんぽんの元祖は長崎市であるが、北九州市では「ちゃんぽん」を出す食堂やラーメン屋などが多い。細い蒸し麺に特徴があるのが戸畑区の「戸畑ちゃんぽん」。JR戸畑駅近くの商店街など数店で食べられる。また、トッピングに特徴がある八幡方面の「銀河のちゃんぽん(チキンカツ)」、「八幡のちゃんぽん(チキンカツ)」、市内3店舗の「おおむら亭(とり唐揚げ)」などがある。
- 江戸時代の豊前小倉藩の特産物としてつくられた織物で、主に縦縞を特徴とした良質で丈夫な木綿布。徳川家康が羽織として使用するなど、当時は珍重され、その後全国的に広まったが、昭和初期に途絶えた。現在、少ない資料をもとに復元されている。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 海外
- タコマ市(アメリカ合衆国ワシントン州)
- 1959年旧小倉市と姉妹都市提携
- ノーフォーク市(アメリカ合衆国バージニア州)
- 1959年旧門司市と姉妹都市提携
- 大連市(中華人民共和国)
- 1979年友好都市提携
- 仁川広域市(大韓民国)
- 1988年姉妹都市提携
[編集] 地域
[編集] 市街地構成
1963年の5市合併によって誕生した北九州市は、多極分散的な都市構造を持つ。周防灘側に比して、関門海峡・響灘側における市街地の発達が顕著である。主な市街地は、合併前各市の中心市街地 (小倉、黒崎、戸畑、門司港、若松) のほか、鹿児島本線および日豊本線の主要駅付近 (門司、八幡、折尾など) に形成されている。北九州市は、小倉を都心、黒崎を副都心と位置付けて都市の再編成を行っている。沿岸部は白野江 (門司区東岸) 付近と脇田海水浴場(若松区北西岸)以西を除いてほとんどが埋立てられており、工業用地 (北九州工業地帯) や港湾施設 (北九州港) に供されている。旧海岸線や紫川付近を除いては全体として平地が少なく、従来より山地・丘陵地を切り開いて住宅地・商業地・交通網を造成する場合が多い。近年では遊休地となった工業跡地を再開発し商業・娯楽施設に活用する場合 (八幡など)、新北九州空港開設にともなって一層の交通インフラの整備と商業集積が進む場合 (下曽根) がある。
主な市街地の概要は以下の通りである。
- 小倉
- 北九州市の都心、小倉北区の中心拠点である。南北方向には平和通り (小倉駅南側から通りに沿って北九州モノレールが走る) を中心に東側には浅香通りと西側にはちゅうぎん通り・みかげ通りが通り、東西方向には勝山通り(旧電車通り)と小文字通りが通っており、これらの通りを中心に市街地が形成されている。商業施設・商店街の多くは平和通りより西側に立地しており、主なものとして魚町銀天街、京町銀天街、旦過市場、井筒屋、リバーウォーク北九州、チャチャタウンなどがある。
- 中心市街地としての「小倉」が示す領域の範囲は、厳密な定義はないものの、南限は国道3号、東限は大門、西限は砂津あたりである。
- 碁盤目状の区割り、職人・職業の名称がついた町名など、城下町の名残があるが、小倉城周辺以外は商業地としての開発が進んだため、城下町としての景観はあまり残っていない。高度成長期前後に立てられた建築物が多く、街並が昭和のイメージを呈すると評される事も多い。しかし、近年はリバーウォークや小倉駅ビルを始めとする大型建築物、タワー型の高層マンションなどの建築が進み、街の様相が変わりつつある。
- 黒崎
- 北九州市の副都心、八幡西区の中心拠点である。JR黒崎駅を中心に放射状の街並が広がる。中心部は商店街やデパートなどがあり、西側は住宅地である。黒崎駅前の商業施設コムシティの倒産などの問題を抱えているが、北九州市の副都心であるため周辺市町村から訪れる人も多い。JR鹿児島本線より北側の沿岸部は殆どが工業地帯となっている。国道3号をはじめ、中心部の道路は慢性的な渋滞に悩まされるが、黒崎バイパスの開通後は道路事情の大幅な改善が見込まれる。
- 八幡
- 八幡製鉄所(現在新日本製鐵が運営)の企業城下町として栄えた地域で、以前は小倉と並び、北九州有数の繁華街であった。現在でも八幡中央区商店街には100以上の店舗が集まる。近年は東田地区の開発や八幡駅前の再開発など、新たな動きの大きい地域である。また、初の宇宙テーマパーク「スペースワールド」があることでも知られている。
- 折尾
- 八幡西区の西端部で折尾駅周辺の地域。折尾地区には大学院・大学・短期大学・専門学校・高等学校・小中学校が多数存在しており、学生の街として有名である。周辺には学生向けの飲食店やスーパー等の商業施設も揃っており、利便性はかなり良い。また、北九州学術研究都市(住所上は若松区ひびきの。区境で本城・浅川地区と接している)があり、最先端の技術研究を企業と大学が一丸となって行っている。 折尾地区総合整備事業では駅周辺の鉄道の高架化、幹線道路や駅前広場の整備、鉄道跡地を含む土地区画整理事業を一体的に実施することで、遠賀地区や中間市を含めた広域的な中心核として、また、学園都市の魅力ある玄関口にふさわしい「まち」に再構築するため総事業規模830億円をかけ施行。
- 戸畑
- 小倉と黒崎の間に位置する。このため二拠点に分散され気味だが、駅前が再開発され、戸畑サティの開業によって、一つの商業拠点として成り立っている。また、駅東側には地域福祉活動・芸術文化活動の拠点としてウェルとばたが平成14年にオープンし新たな賑わいを見せている。近くには九州工業大学や多くの高校があるため、学生も賑わっている。沿岸部は工業地帯である。
- 門司
- 関門海峡に面する九州の玄関口で、門司港駅北側には下関に連絡する渡船場がある。平地が少ない北九州市の中でもとくに平地部が少なく、限られた平地・斜面に市街地が発達している。
- 現在の商業的中心地は門司駅がある別院・大里付近である。
- かつては門司港地区一帯が中心地であった。明治以降貿易で栄え、横浜・神戸と並び日本における主要な貿易港の一角を担い、市街地には銀行・商社・新聞社等の支店のほか、遊郭や高級料亭、百貨店の山城屋などがあった。関門鉄道トンネルの開通などにより門司港地区の交通上の重要性は著しく低下し市街地の賑わいは影を潜めたが、門司港レトロとして再開発された結果、多くの観光客を集める場所となった。
- 企救半島北端の太刀浦にはコンテナターミナルが、南東部の新門司にはフェリーターミナルが整備され、北九州港の一角をなしていえる。
- その他、新北九州空港への鉄道新ルートでは新門司が経由地として検討されている。
- 下曽根
- 小倉南区東部地域の中心拠点。ザ・モール小倉の開店に伴い、JR下曽根駅に南口が設けられ、また駅前ロータリーも建設された。駅前の通りには飲食店、銀行、デオデオなどの大型家電店もあり、利便性はよい。北九州市郊外のベッドタウンであり、周辺には住宅地やマンション等も多い。下曽根駅北側には61haに及ぶ北九州空港移転跡地があり、今後の利用方法が議論されている。
[編集] 下関との交流関係
- 下関市と北九州市は、関門海峡を挟んで対岸同士に位置しているため、門司区を中心に五市合併よりも前から交流が盛んである。尚、下関市と北九州市を合わせて関門という。ここ十数年の間、観光や行政サービスなどで、両市の交流が特に盛んである。観光面では、片方の市にあるものは作らない(水族館やレトロ、ロープウェイなど)という発想から、観光客の取り合いのないバランスの取れた関係になっている。 小倉城前にて「焼きそばvs焼きうどんバトル」が実施された時には、江島潔・下関市長が審判を務めた。
- また、毎年8月13日に恒例となった関門海峡を挟んで行われる関門海峡花火大会を、北九州市と下関市が合同で行うなど、交流は深い。関門海峡を渡って、下関市唐戸や彦島への定期船が出ている。
- 現在、下関市と北九州市が合併して、県や州にも属しない「関門特別市」を結成する構想が練られている(→日本の道州制論議)。
[編集] 健康
数値は2005年国勢調査統計に基づく
- 平均年齢 :44.2歳 (県平均42.9歳、国平均43.9歳)
- 高齢者人口・高齢化率(総人口に占める65歳以上の市民):220,985人 22.3%(県平均19.0%、国平均21.0%)
- 年少者人口・年少者率(総人口に占める15歳未満のこども):131,893人 13.3%(県平均13.9%、国平均13.6%)
- 県および国の平均と比べても、少子高齢化がより進行している地域である。
- 主な医療機関
- 北九州市立医療センター
- 北九州市立八幡病院
- 国立病院機構小倉病院
- 九州労災病院
- 産業医科大学病院
[編集] インフラ整備の状況
- 下水道普及率:99.8%(平成17年度末)
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
- 中心駅:小倉駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 廃止路線
- 国鉄香月線(1985年(昭和60年)4月1日廃止)
- 西日本鉄道北九州線
- 田野浦線:東本町三丁目(→門司)~田野浦間(1936年(昭和11年)1月10日廃止)
- 門司~砂津間(1985年(昭和60年)10月20日廃止)
- 砂津~黒崎駅前間(1992年(平成4年)10月25日廃止)
- 黒崎駅前~熊西~折尾間(2000年(平成12年)11月26日廃止)
- 戸畑線:大門~戸畑間(1985年(昭和60年)10月20日廃止)
- 枝光線:中央町~幸町間(1985年(昭和60年)10月20日廃止)
- 北方線:魚町~北方間(1980年(昭和55年)11月2日廃止)
- ※黒崎駅前~熊西間は第3種鉄道事業者として存続するが、法規上の存続であり、一般的な認識としては同区間は筑豊電気鉄道に完全譲渡され、西鉄北九州線は全廃されたという認識である。
[編集] バス
[編集] 一般路線バス
西日本鉄道(西鉄)グループと、北九州市交通局が運行しているが、運行地域によって棲み分けが行われている(小倉北区、八幡西区、若松区のそれぞれ一部に競合区間がある)。いずれも乗降方式は後乗り前降りで、運賃は整理券方式の区間運賃制である。
- 西鉄グループ(西鉄バス北九州・西鉄バス筑豊) - 通称は西鉄・西鉄バス。以前は西鉄の直営であったが分社化された。若松区・八幡西区の折尾地区の大部分を除く全域。北九州市内の一般路線の大半は西鉄バス北九州による運行で、小倉~田川間および黒崎~直方間の路線のみ西鉄バス筑豊が運行する。
- 北九州市交通局 - 通称・市営バス。前身が若松市営バスであるため、市内全域には路線を持たず、若松区および八幡西区の折尾地区までが中心範囲。小倉北区・戸畑区の一部にも路線を持つ。
[編集] 高速バス・特急バス
- ※★は夜行。☆は夜行・昼行ともにあるもの。★☆どちらもないものは昼行のみ。
- ★どんたく号:名古屋市~北九州市
- ★きょうと号:京都市・枚方市~北九州市
- ★ムーンライト号:大阪市(梅田・新大阪)~北九州市
- 山陽道昼特急博多号:大阪市(なんば・OCAT)・神戸市~北九州市
- ★大山号:鳥取市・倉吉市・米子市~北九州市
- ★出雲路号:松江市・出雲市・雲南市(三刀屋)~北九州市
- ★ペガサス号:岡山市・倉敷市~北九州市
- ☆広福ライナー:福山市・広島市~北九州市
- ★はりまや号:高知市~北九州市
- ★さぬきエクスプレス福岡号:高松市・丸亀市・坂出市~福岡市
- 福岡・周南ライナー:光市・下松市・周南市・防府市~北九州市
- ★フェニックス号:宮崎市・都城市~北九州市
- 出島号:長崎市・~北九州市
- なかたに号・ひきの号・いとうづ号:福岡市~北九州市
- 特急:飯塚市~直方市~北九州市
- ぎんなん号:熊本市~北九州市
[編集] 道路
[編集] 高速道路
- 関門橋(関門自動車道)
- めかりパーキングエリア(上り線のみ) - 門司港インターチェンジ
- 九州自動車道
- 門司インターチェンジ - 新門司インターチェンジ - 吉志パーキングエリア - 小倉東インターチェンジ - 北九州JCT - 小倉南インターチェンジ - 八幡インターチェンジ
- 東九州自動車道
- 北九州都市高速道路 (福岡北九州高速道路公社)
[編集] その他有料道路
[編集] 一般国道
[編集] 県道(主要地方道)
- 福岡県道11号有毛引野線
- 福岡県道25号門司行橋線
- 福岡県道26号北九州芦屋線
- 福岡県道28号直方行橋線
- 福岡県道36号小倉停車場線
- 福岡県道37号小倉港線
- 福岡県道38号戸畑停車場線
- 福岡県道48号中間引野線
- 福岡県道50号八幡戸畑線
- 福岡県道51号曽根鞘ヶ谷線
- 福岡県道61号小倉中間線
- 福岡県道62号北九州小竹線
- 福岡県道71号新門司港大里線
- 福岡県道72号黒川白野江東本町線
- 福岡県道73号直方水巻線
[編集] 主要都市までの距離
- 小倉北区中心部から
[編集] 港湾
北九州港は貨物取扱量・輸出入総額ともに西日本(九州・中国・四国)で最大の港湾である。なお、港湾法上は下関港と一元化した関門港として扱われており特定重要港湾に指定されているが、港湾管理者の一元化はされていない(経緯および詳細はそれぞれの項目を参照)。
2004年にトヨタ自動車が物流機能を設けたほか、2005年3月には響灘地区に「ひびきコンテナターミナル」が完成し、東アジアの中枢港湾に向けた取り組みが活発化している。
[編集] 定期旅客航路
- 門司港地区
- 新門司地区
- - 泉大津港フェリーターミナル(阪九フェリー)
- - 神戸港 六甲アイランドフェリーターミナル(阪九フェリー)
- - 大阪南港フェリーターミナル(名門大洋フェリー)
- - 徳島港フェリーターミナル - 東京港フェリーターミナル(オーシャン東九フェリー)
- 小倉地区
- 戸畑渡場 - 若松渡場
- (北九州市営渡船「若戸航路」)
[編集] 教育機関・学術機関
[編集] 大学・短期大学
国公立
私立
- 産業医科大学 (八幡西区)
- 早稲田大学大学院情報生産システム研究科、情報生産システム研究センター (若松区)
- 福岡大学大学院工学研究科、資源循環・環境制御システム研究所 (若松区)
- 九州栄養福祉大学、東筑紫短期大学 (小倉北区)
- 九州共立大学 (八幡西区)
- 九州国際大学 (八幡東区)
- 九州女子大学、九州女子短期大学 (八幡西区)
- 西南女学院大学、西南女学院大学短期大学部 (小倉北区)
- 九州職業能力開発大学校 (小倉南区)
- 折尾愛真短期大学 (八幡西区)
- 九州電機短期大学 (小倉南区)
- 九州電機短期大学は2005年度をもって学生受け入れを終了。 2007年度より北九州電気専門学校を開校。
[編集] 高等専門学校
国立
- 北九州工業高等専門学校 (小倉南区)
[編集] 学術研究都市
[編集] 高等学校
[編集] 県立
[編集] 第2・3学区
- 門司高校(数理科学コースは市全域から通学可、2009年3月31日で廃校)
- 大里高校(2007年3月31日で廃校)
- 門司北高校(2009年3月31日で廃校)
- 門司商業高校(2007年3月31日で廃校)
- 門司学園高校(門司、門司北の統廃合として2007年新設)
- 門司大翔館高校(大里、門司商業の統廃合として2005年新設)
- 小倉高校
- 戸畑高校
- 北九州高校(体育コースは市内全域から通学可)
- 小倉西高校
- 小倉東高校
- 小倉南高校(英語コースは市内全域から通学可)
- 小倉工業高校(県内全域から通学可)
- 戸畑工業高校(県内全域から通学可)
- 小倉商業高校(県内全域から通学可)
- ひびき高校(旧戸畑中央高校。定時制単位制。県内全域から通学可)
[編集] 第4学区
- 東筑高校
- 八幡高校(理数科は市内全域から通学可)
- 北筑高校(英語科は市内全域から通学可)
- 八幡南高校
- 八幡中央高校(芸術コースは県内全域から通学可)
- 若松高校
- 八幡工業高校(県内全域から通学可)
- 若松商業高校(県内全域から通学可)
[編集] 市立
- 北九州市立高校 - 旧・北九州市立戸畑商業高等学校
[編集] 私立高等学校
- 啓知高等学校(門司区) - 旧・九州女子学園高等学校
- 敬愛高等学校(門司区)
- 豊国学園高等学校(門司区)
- 美萩野女子高等学校(小倉北区)
- 西南女学院高等学校(小倉北区)
- クラーク記念国際高等学校小倉キャンパス(小倉北区)
- 慶成高等学校(小倉北区)
- 真颯館高等学校(小倉北区)
- 東筑紫学園高等学校(小倉北区)
- 常磐高等学校(小倉南区)
- 明治学園高等学校(戸畑区)
- 高稜高等学校(若松区)
- 九州国際大学付属高等学校(八幡東区)
- 星琳高等学校(八幡西区)
- 自由ヶ丘高等学校(八幡西区)
- 折尾愛真高等学校(八幡西区)
[編集] 市立小・中学校
- 市立中学校については福岡県中学校一覧#北九州市を、市立小学校については福岡県小学校一覧#北九州市を参照。
[編集] スポーツ
[編集] プロスポーツチーム・社会人スポーツチーム
- 現在活動中のチーム
- ニューウェーブ北九州 - サッカー・JFL(2008年 - )
- 本拠地は北九州市立本城陸上競技場、鞘ヶ谷競技場。
- 本拠地・練習場は鞘ヶ谷競技場。JSL創設時の参加チームであり、現在に至るまで九州のチームで天皇杯を制した唯一のチーム。1990年-1991年のJSLで最下位となり九州社会人リーグに降格。しかしその歴史の長さと地域バランスから、同時期に立ち上げようとしていたJリーグへの参加を求められたが、鉄鋼不況の真っ只中にあった新日本製鐵がこれを拒否し、九州初のJリーグチームとなる機会を逃した。その後チームは廃部、現在は同社のチームが北九州リーグに所属しているが、後継チームではない。
- 住友金属ギラソール - バレーボール・Vリーグ
- Vリーグ立ち上げ時の参加チームで、北九州市立総合体育館(八幡東区)などで公式戦も行われていたが、こちらも金属不況の影響で廃部。
[編集] スポーツ大会
- 毎年開催のもの
- 朝日駅伝(1月)
- 福岡市からスタートし、北九州市がゴールとなる。
- 選抜女子駅伝北九州大会(1月)
- 小倉城スタート・ゴール~八幡西区折り返し。
- 九州一周駅伝(10月)
- 9日目最終区途中~ゴールまでと、最終日スタート~2区途中まで市内を通る。
- 九州実業団対抗毎日駅伝(11月)
- 福岡市からスタートし、北九州市がゴールとなる。
- 北九州チャンピオンズカップ国際車椅子バスケットボール大会(10月ごろ)
- 2002年に行われた「北九州ゴールドカップ2002」(後述)を記念し始まった車椅子バスケの国際大会。当初は国代表チーム戦だったが、2006年の第4回大会よりクラブチームチャンピオン世界一決定戦となる。
- 過去に開催されたもの
- 第12回アジアジュニア卓球選手権2006北九州大会(2006年)
- 福原愛らが出場
- 2002年世界車椅子バスケットボール選手権大会・北九州(北九州ゴールドカップ2002)
- アジア初開催。8月23日~9月1日の10日間、北九州市立総合体育館で開催された。
[編集] 観光
[編集] 観光スポット
- 森鴎外旧居
- 森鴎外は1899年から1902年までの3年間、陸軍第十二師団軍医部長として小倉に赴任した。その際の旧居が今も残っている。現在、周囲は歓楽街となった。(小倉北区鍛冶町)
- スペースワールド
- 日本初宇宙のテーマパーク。1990年にオープン。生産量の減少した新日本製鐵八幡製鐵所が所有する遊休地の有効利用を目的に開業した。しかし、1997年をピークに利用客の大幅減少→大型設備の設置→利用客増加→一定期間後利用客の大幅減少を繰り返す。2005年5月13日、約350億円の負債を抱え民事再生法の適用を申請し、北海道の加森観光に営業譲渡された。(八幡東区東田)
- 門司港レトロ地区
- JR門司港駅周辺地域に、門司港駅舎などの大正レトロ調の建造物とホテル・商業施設などを整備した観光スポット。市内で唯一成功している観光事業。(門司区港町周辺)
- リバーウォーク北九州
- 旧小倉市の市役所をそのまま引き継いだ小倉北区役所を老朽化のため市役所第二庁舎横に移転させた上で、近隣のダイエー小倉店(同社の九州一号店。現・グルメシティリバーウォーク店)と小倉玉屋百貨店を含めた敷地一体を再開発して生まれた。小倉市民会館の機能を引き継いだ「北九州芸術劇場」やシネコン、新聞社、NHK北九州放送局、商業施設などが入居する。実際に再開発にあたった会社が福岡市で手がけた「キャナルシティ博多」がモデルになっていて、これに地域事情を考慮したアレンジが加えられている。(小倉北区室町)
[編集] 公営競技
北九州市は全国で唯一、4つある公営競技のうち、競馬・競輪・競艇がそろっている自治体でもある。ちなみに残る1つのオートレースで近隣にあるものは、同県飯塚市の飯塚オートレース場と山口県山陽小野田市の山陽オートレース場である。
- 小倉競馬場
- 小倉南区北方にある競馬場。九州はもとより、阪神競馬場以西では唯一のJRA競馬場。
- 小倉競輪場(北九州メディアドーム)
- 小倉北区三萩野にある競輪場。三萩野公園に1997年まで使用された旧・小倉競輪場の跡地に隣接して1998年に開設された。ここは南日本で初めての全天候型競輪場(1周400mバンク)を持つとともに多目的アリーナとしても使用され、コンサート、文化展示、スポーツと幅広く活用できるようになっている。
- 若松競艇場
- 若松区赤岩町にある、旧若松市から引き継いだ競艇場。ナイター競走を実施するなどのてこ入れを行うものの、近隣の芦屋町に芦屋競艇場があるため、日程を決める際重複しないように調整が必要など苦戦を強いられ、小倉競輪場ともども存廃について検討が行われている。
[編集] 公園等
- 響灘緑地・グリーンパーク - 若松区大字竹並。頓田貯水池周辺。入園および駐車場有料。併設された「カンガルー広場」(カンガルーのほかワラビー、ウォンバットなど飼育)、「ポニー広場」などの利用には別途料金が必要。
- 到津の森公園 - 小倉北区。旧到津遊園(西鉄が運営)を引き継ぎ2002年に開業した市営の動物園。
- 山田緑地 - 小倉北区。
- 勝山公園 - 小倉北区。小倉都心部にある、小倉城を中心とした都市公園。
- 白野江植物公園 - 門司区。北九州市では唯一の花木園。
- 平尾台自然の郷 - 小倉南区。平尾台はカルスト台地として有名。
- 瀬板の森公園・ゴルフコース - 八幡西区
- 東田高炉記念公園 - 八幡東区
- 高炉台公園 - 八幡東区
- 皿倉山展望台- 八幡東区
- 中央公園 - 八幡東区・小倉北区・戸畑区
- 文化記念公園 - 小倉南区
- 和布刈(めかり)公園 - 門司区
- 夜宮公園 - 戸畑区
[編集] 博物館・美術館
- 北九州市立美術館本館 (戸畑区)建築家磯崎新が設計
- 北九州市立美術館分館 (小倉北区)
- 北九州市立いのちのたび博物館 (八幡東区)
- 北九州市立松本清張記念館 (小倉北区)
- 北九州市立文学館 (小倉北区)
- 九州鉄道記念館 (門司区)
- 出光美術館 (門司区)
- ゼンリン地図の資料館 (小倉北区)リバーウォーク北九州業務棟内。
- 北九州市立旧百三十銀行ギャラリー(八幡東区)
[編集] その他文化施設
- 小倉城 (小倉北区)
- 北九州芸術劇場 (小倉北区)
- 北九州市立中央図書館 磯崎新設計(小倉北区)
また、下関市との協定で、北九州市民は下関市立図書関連施設での貸出利用が可能である。
[編集] 温泉・冷泉
近年ボーリングにより発掘された泉源から湧出し、温泉施設も近年建設されたものが多い。
- 清麿鉱泉(単純冷鉱泉 小倉南区葛原)
- 寺迫ラジウム温泉(放射能泉 小倉南区沼緑)
- 日明温泉(スパリゾートパビリオ日明の湯 ナトリウム塩化物強塩泉 小倉北区日明)
- 東田温泉(ゆったり温泉シーサイドスパ 含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩泉 八幡東区東田)
- 河内温泉(あじさいの湯 アルカリ性単純温泉 八幡東区河内)
- 本城温泉(おとぎの杜 アルカリ性単純温泉 八幡西区御開)
- 若松ひびき温泉(かんぽの宿北九州 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 若松区大字有毛)
[編集] 祭事
- 門司みなとまつり(5月)
- 小倉祇園太鼓(7月)
- 黒崎祇園山笠(7月)
- 戸畑祇園大山笠行事(7月)
- 若松みなとまつり(5月)
- わっしょい百万夏祭り(8月)
- 起業祭(11月)
[編集] 出身有名人
[編集] 政治・軍事
- 国会議員
- 弘友和夫(参議院議員)
- 舛添要一 (参議院議員。厚生労働大臣。国際政治学者)八幡東区出身
- 自見庄三郎 (参議院議員。元衆議院議員、元郵政大臣、医師)
- 野田聖子 (衆議院議員。元郵政大臣、元郵政政務次官、元岐阜県議会議員)
- 高木美智代 (衆議院議員)
- 末松義規 (衆議院議員。外務官僚出身)
- 東順治 (衆議院議員)
- 城井崇 (元衆議院議員)
- 首長
- 裁判官
- 軍人
- 金融
[編集] 実業
- 大前研一 (経済評論家)
- 松川政裕 - 着メロ考案者、レッドスター代表取締役社長
- 孫正義 - ソフトバンク株式会社代表取締役社長。出身ではなく小中学校在学時に八幡西区相生町在住経験のみ。
- 福地茂雄(NHK会長。元アサヒビール相談役、会長):戸畑区
[編集] 文化
- 藤田哲也 (竜巻研究の第一人者)
- 中島義道(戦う哲学者)
- 高橋和夫 (国際政治学者)
- 山田稔 (小説家、フランス文学者)
- 左方郁子 (小説家)
- 松本清張 (小説家)
- 火野葦平 (小説家)
- 岩下俊作 (小説家)
- 佐木隆三(小説家)
- 平野啓一郎 (小説家)
- 末永直海 (小説家)
- 鶴田知也 (小説家)
- 大林憲司 (小説家)
- 佐伯泰英 (小説家)
- 加納朋子 (推理作家)
- 立石泰則 (ノンフィクション作家、ジャーナリスト)
- 宗左近(詩人)
- 高橋睦郎 (詩人)
- 平出隆 (詩人)
- 平野遼(画家)
- 田淵安一(画家)
- 笠青峰 (日本画家)
- 松本零士 (漫画家)
- わたせせいぞう(漫画家)
- 北条司 (漫画家)
- 末松正博 (漫画家)
- 陸奥A子 (漫画家)
- 星里もちる (漫画家)
- 鈴宮和由 (漫画家)
- 山口かつみ (漫画家)
- 前川涼 (漫画家)
- 篠塚ひろむ (漫画家)
- 谷村ひとし (漫画家・パチンコ評論家)
- 萩岩睦美 (漫画家)
- 山口美由紀 (漫画家)
- 畑中純 (漫画家)
- 井上正治 (漫画家)
- すえのぶけいこ (漫画家)
- 中島史雄 (漫画家)
- 原徹 (アニメプロデューサー)
- リリー・フランキー(イラストレーター)
- サイトウマコト (イラストレーター)
- 石橋謙一 (イラストレーター、ボックスアーティスト)
- 藤原新也 (写真家)
- 小倉朗 (作曲家)
- 和田直也 (作曲家)
- 渡辺葉子 (オペラ歌手)
- 畑中良輔 (バリトン歌手、指揮者、音楽評論家)
- 川口ヱリサ (ヴァイオリン奏者)
- 川口さやか (ピアニスト、川口ヱリサの妹)
- 南紫音 (ヴァイオリン奏者)
- 桂英昭 (建築家)
- 村野藤吾 (建築家)
- 大竹英雄 (囲碁棋士、名誉碁聖)
- 森下卓 (将棋棋士)
- 青木清(将棋棋士)
- 中村正三郎(プログラマー、コンピュータ評論家)
- 横内謙介(脚本家、演出家、「扉座」主宰)
- 吉田尚子(PRプランナー・放送作家)
[編集] 芸能
- 秋本祐希(女優)
- 天本英世 (俳優)
- 内藤武敏 (俳優)
- 細川俊之 (俳優)
- 草刈正雄 (俳優)
- 光石研 (俳優)
- 松尾スズキ (俳優)
- つるの剛士 (俳優、ミュージシャン)
- 萩尾みどり (女優)
- 内海賢二 (声優)
- 置鮎龍太郎 (声優)
- 青山真治 (映画監督)
- 平山秀幸 (映画監督)
- 原田大三郎 (CG作家、多摩美術大学教授)
- 野見山正貴 (ミュージシャン)
- 朝本浩文 (音楽プロデューサー、アレンジャー、DJ)
- CHAGE(シンガーソングライター、CHAGE and ASKA)
- 中尾ミエ (歌手)
- 山本リンダ (歌手)
- UP-BEAT (ロックバンド、現在は解散)
- 広石武彦 - ヴォーカル、現在はソロで活動
- 岩永凡 ギター
- 東川真二 ギター
- 水江慎一郎 ベース
- 嶋田祐一 ドラム
- 175R (ロックバンド)
- SHOGO (ショーゴ) - ヴォーカル
- ISAKICK (イサキック) - ベース
- KAZYA (カズヤ) - ギター
- YOSHIAKI (ヨシアキ) - ドラム
- シーナ (ロックバンド、シーナ&ザ・ロケッツのボーカル)
- yu~ki (ロックバンド、MALICE MIZERのベーシスト)
- 原口あきまさ (お笑いタレント)
- 秋山竜次 (ロバートメンバー、お笑いタレント)
- 馬場裕之 (ロバートメンバー、お笑いタレント)
- 宍戸留美 (歌手、タレント、声優)
- 清水健太郎 (元歌手・タレント)
- 藤井一子 (元歌手)
- キハラ龍太郎 (元オリジナル・ラヴ)
- なかやまきんに君 (お笑いタレント)
- 中村有志 (俳優)
- 葉月 (歌手、SEED)
- 鮎川陽子 (モデル、女優)
- 橘家蔵之助 (落語家・2代目)
- 阿澄佳奈 (声優)
- 加藤正之 (声優)
- 川原和久 (俳優、声優)
- 佐藤利奈 (声優)
- 中原麻衣 (声優)
- 香田晋 (演歌歌手)
- 藤弥美里 (歌手)
- ラムジ (歌手)
- 柴田義之 (タレント)
- 板谷由夏 (女優)
- 富永研司 (スーツアクター、アクション俳優)
- 林美穂 (女優)
- 原田佳奈 (女優)
- 深見亮介 (俳優)
- ふとがね金太 (ナレーター、俳優、ミュージシャン)
- 横内正 (俳優)
- 森田順平 (俳優、声優)
- ルースターズ (ロックバンド、現在は解散)
- ROCK'N'ROLL GYPSIES (ロックバンド)
- 花田裕之 - ボーカル&ギター
- 井上富雄 - ベース(現在は脱退)
- 梅田彩佳 (AKB48)
- 白石さおり (タレント、ミスコン53冠女王)
- 葛城哲哉 (ミュージシャン)
- 川崎真弘 (ミュージシャン、作曲家)
- 山下祐樹 (ミュージシャン)
- F.King Toggy (DJ、パーソナリティ、ローカルタレント、ミュージシャン)
- 大内義昭 (歌手、作曲家)
- NEW DOBB (ロックバンド、現在は解散)
- Dobb
- HIDE
- 桑原和男 (喜劇俳優)
- 小林千登勢 (女優)
- 小久保淳平(シンガーソングライター)
- 千里愛風(歌手)
- Vanilla Mood(クラシカルバンド)※4人中2人が北九州市出身
- Waka(ワカ・フルート担当)
- Mariko(マリコ・チェロ担当)
- 伊原剛志 (俳優)
- 立山律子 (DJ、ローカルタレント)
- 鬼橋美智子 (ラジオパーソナリティ、ローカルタレント)
- 宮本一粋 (歌手・二千花ボーカル)
[編集] スポーツ
- 川面剛 (プロバスケットボール選手、ライジング福岡)
- 今浪隆博 (プロ野球選手、北海道日本ハムファイターズ)
- 柴原洋 (プロ野球選手、福岡ソフトバンクホークス)
- 中田賢一 (プロ野球選手、中日ドラゴンズ)
- 日高剛 (プロ野球選手、オリックス・バファローズ)
- 山本和範 (元プロ野球選手、福岡ダイエーホークス、近鉄バファローズ)
- 松永浩美 (元プロ野球選手、阪急・オリックス、阪神、福岡ダイエー)
- 安田猛 (元プロ野球選手、ヤクルト)
- 奥宮種男 (元プロ野球選手)
- 楠城徹 (元プロ野球選手)
- 清家政和 (元プロ野球選手)
- 宅和本司 (元プロ野球選手)
- 森下整鎮 (元プロ野球選手)
- 森博幸 (元プロ野球選手)
- 与田剛 (元プロ野球選手)
- 高信二 (元プロ野球選手、現広島東洋カープコーチ)
- 溝口大樹 (元プロ野球選手、福岡ソフトバンクホークス元投手・現チームスタッフ)
- 森山良二 (元プロ野球選手)
- 松永怜一 (アマチュア野球の指導者)
- 本田泰人 (元サッカー選手、鹿島アントラーズ)
- 本山雅志 (サッカー選手、鹿島アントラーズ)
- 平山相太 (サッカー選手、FC東京、U-22日本代表)
- 三好拓児 (サッカー選手、アローズ北陸)
- 池元友樹 (サッカー選手、柏レイソル)
- 千疋美徳 (元サッカー選手、前ニューウェーブ北九州監督)
- 鬼塚勝也 (元プロボクサー、WBAジュニアバンタム級チャンピオン)
- 箕内拓郎 (ラグビー日本代表主将)
- 竹下佳江 (バレーボール選手、日本代表)
- 河村めぐみ (元バレーボール選手・モデル)
- 江藤直美 (バレーボール選手)
- 吉岡稔真 (元競輪選手、競輪学校65期)
- 北津留翼 (競輪選手、自転車競技選手、競輪学校90期)
- 植木通彦 (元競艇選手、登録番号3285番)
- 寺田千恵 (競艇選手、登録番号3435番)
- 高野拳磁 (プロレスラー)
- 浪口修 (プロレスラー)
- 渕正信 (プロレスラー)
- 大潮憲司 (大相撲力士、元小結、現式秀親方)
- 豊ノ花光義 (大相撲力士、元十両)
- 山岸二郎 (テニス選手)
- 君原健二(マラソン選手。メキシコオリンピック銀メダリスト)
- デビル雅美(女子プロレスラー
[編集] マスコミ
- 上田早苗 (NHKアナウンサー)
- 佐々木正洋(テレビ朝日アナウンサー)
- 塩田真弓(テレビ東京記者、元アナウンサー)
- 重松亜紀 (NHK北九州放送局キャスター)
- 野田真外 (映像演出家)
- 川上一夫 (テレビドラマプロデューサー)
- 竹林紀雄 (映像作家、テレビプロデューサー、文教大学准教授)
- 鳥越俊太郎 (ニュースキャスター)
- 宮本隆治(フリーアナウンサー、元NHK)
- 中野謙吾 (日本テレビアナウンサー)
- 山下末則(元日本テレビアナウンサー)
- 西口久美子 (NHK福岡放送局キャスター)
- 青木裕子 (NHKアナウンサー)
- 池尻和佳子 (RKB毎日放送アナウンサー)
- 田畑竜介 (RKB毎日放送アナウンサー)
- 安田瑞代 (RKB毎日放送アナウンサー)
- 山下奈緒美 (RKB毎日放送アナウンサー)
- 武内裕之 (KBC九州朝日放送アナウンサー)
- 室屋典子 (TNCテレビ西日本キャスター)
- 吉松孝 (TVQ九州放送アナウンサー)
- 吉永真樹 (熊本県民テレビアナウンサー)
- 本名正憲 (中国放送アナウンサー)
- 室田智美 (STVラジオ|パーソナリティ、所属は札幌テレビ放送)
- 山本元気 (ニッポン放送アナウンサー)
- 佐藤征一 (元テレビ西日本アナウンサー)
- 田尻敏明 (フリーアナウンサー、ナレーター、ローカルタレント)
- 山本耕一 (KBC九州朝日放送お天気キャスター、元テレビ長崎アナウンサー)
- 有馬幸恵 (NHK北九州放送局契約キャスター)
- 池内博子 (山口放送アナウンサー)
- 江崎裕子 (福岡放送契約アナウンサー)
- 小川真人 (元テレビ埼玉、熊本県民テレビアナウンサー)
[編集] 百選
- 日本の灯台50選:部埼灯台・白州灯台
- 日本の音風景100選:関門海峡の潮騒と汽笛
[編集] メディア
[編集] テレビ
各放送局とも、皿倉山の放送所から電波を発信している。また、皿倉山からの受信が困難な箇所のため、一部補助的に小出力の中継局も設置されている。門司区、小倉北区、小倉南区では山口県に本社を置くテレビ山口、山口朝日放送、山口放送とNHKの放送対象地域外での受信による視聴が可能である。
- NHK北九州放送局
- 市内スタジオから定期放送を行う唯一のテレビ局
民放各局は、市内スタジオからの番組放送は行わない
[編集] ラジオ
市内から放送を行うラジオ局
- NHK北九州放送局
- エフエム九州(CROSS FM)本社
- 北九州シティエフエム(FM KITAQ)
中継局のみ
[編集] 新聞社
[編集] 一般紙・報道関連
[編集] スポーツ紙
- スポーツニッポン新聞社西部本社
[編集] 業界紙 他
- 時事通信社北九州支局
- 西日本リビング新聞社北九州支社
[編集] 作品
[編集] 映画
1989年から積極的に誘致を開始、2000年には「北九州フィルム・コミッション」を設置した。
[編集] 北九州市発足以前
[編集] 北九州市発足以後
- 作中、北九州市(または現在市域に属する旧5市の一部)として登場する映画
- 作品中、当時"東洋一のつり橋"だった若戸大橋が破壊されるシーン有
- 花と龍 - 1965年 (出演:中村錦之助、佐久間良子 他)
- 続 花と龍 洞海湾の決斗 - 1966年 (出演:中村錦之助、佐久間良子 他)
- 日本侠客伝 花と龍 - 1969年 (出演:高倉健、星由里子 他)
- 花と龍 青雲編 愛憎編 怒濤編 - 1973年 (出演:渡哲也、香山美子、竹脇無我 他)
- ダイナマイトどんどん - 1978年 (出演:菅原文太、北大路欣也、嵐寛寿郎 他)
- 神様のくれた赤ん坊 - 1979年 (出演:桃井かおり、渡瀬恒彦 他)
- 玄海つれづれ節 - 1986年 (出演:吉永小百合、八代亜紀、風間杜夫 他) 若松区など
- ウォータームーン - 1989年(出演:長渕剛、松坂慶子、小林稔侍 他)
- Helpless - 1996年 (出演:浅野忠信、光石研、辻香織里 他) 門司区
- 釣りバカ日誌10 - 1998年(出演:西田敏行、三国連太郎、石田えり 他)
- ウルトラマンコスモス2 - 2002年(出演:杉浦太陽、斉藤麻衣、嶋大輔 他)
- ウイニング・パス-2004年*(出演:松山ケンイチ 、堀北真希、角替和枝、矢崎滋 他)
- 海猿 UMIZARU - 2004年(出演:伊藤英明、加藤あい、海東健 他)
- この胸いっぱいの愛を - 2005年(出演:伊藤英明、ミムラ 他) 門司区
- 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 - 2007年(出演:オダギリジョー、樹木希林、小林薫 他)
- The焼肉ムービー プルコギ - 2007年(出演:松田龍平、山田優、田村高廣 他)
- サッド ヴァケイション - 2007年(出演:浅野忠信、石田えり、宮崎あおい、板谷由夏 他)
- 北九州市が舞台ではないが市内でロケが行われた映画
- 39-刑法第三十九条 - 1999年(出演:鈴木京香、堤真一、岸部一徳 他)
- スパイ・ゾルゲ - 2003年(出演:イアン・グレン、本木雅弘、椎名桔平、上川隆也 他)
- バトル・ロワイアルII 鎮魂歌 - 2003年(出演:藤原竜也、前田愛、ビートたけし、竹内力 他)
- 69 sixty nine - 2004年(出演:妻夫木聡、安藤政信、柴田恭兵 他)
- カーテンコール - 2005年(出演:伊藤歩、藤井隆、鶴田真由、夏八木勲 他)
- ALWAYS 三丁目の夕日 - 2005年、(出演:吉岡秀隆、薬師丸ひろ子、堀北真希 他)
- 四日間の奇蹟 - 2005年(出演:吉岡秀隆、石田ゆり子、尾高杏奈 他)
- 出口のない海 - 2006年(出演:市川海老蔵、伊勢谷友介、上野樹里 他)
- デスノート - 2006年(出演:藤原竜也、松山ケンイチ、鹿賀丈史 他)
- 初恋 - 2006年(出演:宮崎あおい、小出恵介 他) 小倉北区(ジャズバー"B"周辺)、八幡西区(映画館、学生運動のシーン)など
- ALWAYS 続・三丁目の夕日 - 2007年、(出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪 他)
- 天国からのラブレター - 2007年(出演:須賀貴匡、中村ゆり、高橋ひとみ 他)
[編集] テレビドラマ
- 東芝日曜劇場 - TBS系(RKB毎日放送製作分の一部)、1980年代後期~1990年代初期
- 逃亡者 - フジテレビ系、1992年
- 花と龍 - TBS系、1992年
- 愛するということ - TBS系、1993年
- 或る「小倉日記」伝 - TBS系、1993年
- 裸の大将放浪記シリーズ 北九州市編 - フジテレビ系、1993年
- 「点と線」を追え! - NHK、1998年
- はみだし刑事情熱系 - テレビ朝日系、2000年
- ホーム&アウェイ 第6,7話 - フジテレビ系、2002年
- 武蔵 MUSASHI - NHK大河ドラマ、2003年(門司区、小倉北区)
- 流転の王妃・最後の皇弟 - テレビ朝日系、2003年
- シェエラザード - NHK、2004年
- ハルとナツ 届かなかった手紙 - NHK、2005年
- 我こそサムライ - NHK福岡放送局、2005年 (若松区・戸畑区)
- 青春の門 - TBS系、2005年
- 海猿 UMIZARU EVOLUTION 第1,6,7話 - フジテレビ系、2005年
- アテンションプリーズ 第1話 - フジテレビ系、2006年(新北九州空港)
- 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 - フジテレビ系、2007年
- 法医学教室の事件ファイル - テレビ朝日系、2007年
- 千の風になって ドラマスペシャル はだしのゲン - フジテレビ系、2007年
- フルスイング - NHK、2008年(若戸大橋などが映像に登場するが、福岡県内の架空の高校の設定)
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 新市の名称を決める特別委員会で「ひとりの長老」が「天子様がおられた歴史がないのに、京と名乗っていいのかなあ」と発言したことから西京市の名称が選ばれなかったという証言(出口隆 財団法人北九州都市協会会長、1999年8月)がある。ふるさと歴史シリーズ「北九州に強くなろう」 - 「五市合併」より(西日本シティ銀行ウェブサイト)
[編集] 外部リンク
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