日高剛

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日高　剛 オリックス・バファローズ No.27
基本情報
国籍	日本
出身地	福岡県北九州市小倉北区
生年月日	1977年8月15日（30歳）
身長 体重	182cm 88kg
選手情報
投球・打席	右投左打
守備位置	捕手
プロ入り	1995年 3位
初出場	1998年4月16日
年俸	6,300万円（2008年）
経歴
九国大付属高校 オリックス・バファローズ (1996 - )
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日高 剛（ひだか たけし、1977年8月15日- ）は、オリックス・バファローズに所属するプロ野球選手（捕手）である。背番号は27。

目次 1 プレースタイル 2 来歴 3 背番号 4 年度別打撃成績 5 記録 6 関連項目

[編集] プレースタイル

セールスポイントは意外性と自ら語るように打率は低いがパンチ力を秘めた打撃が魅力。外角攻めを中心としたリードも安定感があり、強肩も武器。一方で打撃と守備をシーズン通して両立できない欠点がある。派手さはないものの、オールスターには監督推薦で4度出場。黄金期のオリックスの正捕手を務めていた中嶋聡（現：日本ハム所属）が西武に移籍して以降、一軍に定着し、現在までオリックスの正捕手の座を守り続けている。捕手としては珍しい左打ちである（他には現役選手の中では阿部慎之助（巨人）、橋本将（ロッテ）などがいる）。

[編集] 来歴

1996年にオリックスに入団。3年目の1998年に中嶋聡のFA移籍に伴い、それまで一軍出場が1試合もなかったにもかかわらずいきなり正捕手の座を獲得。五輪出場経験もある三輪隆を差し置いてレギュラーになった理由は強肩とパンチ力のある打撃だった。しかし持ち前の打撃はなかなか発揮できず、2割を超えるか超えないかという低打率が続いた。常時バスター打法をして確実性をあげようとしたこともある。

2001年にわずかながら課題を克服し、.247と打率が上向いた。

2002年は打率.193に低下してしまったが、自身初の2ケタ本塁打（12本）を打ってチーム唯一の「長打力のある日本人」という信頼を得るようになった。

2003年には初めて打率.250を超えたものの、プロ野球史上最多のシーズン927失点、チーム防御率も5.95を記録するなど投手陣が崩壊し、正捕手としてリード面での責任を問われて信頼が低下してしまった。

2004年は後半打撃好調で自己最高の打率.275を残した。

ここまでの間、打撃は進歩を見せたもののディフェンス面は目立った成長が見られず、盗塁阻止率も強肩のわりになかなか上がらなかった。

2005年には球団合併で的山哲也という強力なライバルが加わったが、正捕手は譲らなかった。強力になったリリーフ陣をうまく引っ張り、ディフェンス面での信頼を回復した。しかし今度は打撃成績が落ち込み、打率は再び.250を下回り。本塁打も1本だけだった。

2006年は初の100試合以上スタメンと活躍し、長年の懸案だった盗塁阻止率は4割を超えたものの、打撃成績は前年と大差がなかった。この年FA権を取得し、オフにFA宣言。地元球団であり選手層が薄いソフトバンク、二番手以降の捕手に不安のある巨人が獲得に動くのではないかと噂されたが、他球団からのオファーはなくオリックスに残留。

2007年はFA残留を想定していなかったためか、コリンズ新監督のシーズン当初の構想から外れ、更に自らも極度の打撃不振に喘ぎ9月末にやっと2割台に乗せるという低打率だった。

2008年は2番手捕手だった的山哲也がソフトバンクに移籍したため、正捕手としての座がより強固な物になった。

トータルの打撃成績は良くないものの、ソフトバンク戦には強く決勝打を打つことも多いことから、ソフトバンク贔屓の解説者が「ホークスは一番日高に打たれているインパクトが強い」と語ることも少なくない。

[編集] 背番号

• 47（1996年～2003年）
• 7（2004年）
• 27（2005年～）

[編集] 年度別打撃成績

年度	球団	背 番 号	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 死	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率
1996年	オリックス	47	一軍出場なし
1997年			一軍出場なし
1998年			78	197	180	16	41	10	0	2	57	14	1	1	5	0	11	1	42	3	.228
1999年			96	267	239	22	44	12	0	3	65	31	0	1	9	3	13	3	50	3	.184
2000年			101	307	256	31	52	9	0	6	79	34	1	1	11	2	35	3	34	6	.203
2001年			129	420	376	33	93	15	3	8	138	37	1	2	16	2	22	4	63	6	.247
2002年			124	377	336	34	65	14	2	12	119	36	1	0	9	0	29	3	65	7	.193
2003年			118	355	321	29	86	14	2	9	131	37	0	1	10	3	16	5	69	3	.268
2004年		7	114	375	324	42	89	18	2	5	126	38	0	2	16	4	29	2	43	9	.275
2005年		27	103	297	253	20	55	17	0	1	75	31	1	1	19	2	23	0	51	4	.217
2006年			115	349	304	23	73	11	0	1	87	29	3	0	11	2	28	4	53	8	.240
2007年			109	282	253	19	51	15	0	5	81	25	0	0	14	3	10	2	43	7	.202
通算成績（12年）			1087	3226	2842	269	649	135	9	52	958	312	8	9	120	21	216	27	513	56	.228

[編集] 記録

• 初出場・初安打:1998年4月16日対千葉ロッテマリーンズ2回戦（グリーンスタジアム神戸）、5回裏に代打として出場し小宮山悟から安打
• 初盗塁：同上、5回裏に二盗
• 初打点：同上、9回裏に小宮山から
• 初本塁打：1998年7月16日対日本ハムファイターズ16回戦（東京ドーム）、11回表に黒木純司から
• 1000試合：2007年5月17日対福岡ソフトバンクホークス11回戦（福岡Yahoo!Japanドーム）で、7回裏から捕手の守備につく

[編集] 関連項目

• 福岡県出身の人物一覧
• オリックス・バファローズの選手一覧

オリックス・ブルーウェーブ（現・オリックス・バファローズ） 1995年ドラフト指名選手
1位：今村文昭 / 2位：川崎泰央 / 3位：日高剛 / 4位：太田敦士 / 5位：田中雅興