坂口智隆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
| 坂口 智隆 オリックス・バファローズ No.52 |
|
| 基本情報 | |
|---|---|
| 国籍 |  日本 |
| 出身地 | 兵庫県明石市 |
| 生年月日 | 1984年7月7日（23歳） |
| 身長 体重 |
180cm 76kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投左打 |
| 守備位置 | 外野手 |
| プロ入り | 2002年 1巡目 |
| 初出場 | 2003年10月7日 |
| 年俸 | 1,500万円（2008年） |
| 経歴 | |
|
|
| ■Template ■ウィキプロジェクト 野球選手 | |
坂口 智隆（さかぐち ともたか、1984年7月7日－）は、オリックス・バファローズ所属のプロ野球選手（外野手）。
目次 |
[編集] 来歴
小学生時は「鵯台ライオンズ」（軟式）、中学時代はヤングリーグ「神戸ドラゴンズ」に所属し、神戸国際大学附属高等学校に進学後は1年秋からエースナンバーを背負い、2001年のセンバツにエースで5番として同校を春夏通じて初の甲子園出場へ導いた。3年時は背番号こそ1のままだったが2年後輩の蓬莱伸哉（現王子製紙）にマウンドを譲り外野手として出場することが多かった。2002年夏の選手権兵庫大会では準決勝で金刃憲人（現巨人）擁する市立尼崎高校を相手に9回裏2死から5点差を逆転してサヨナラ勝ちし、準優勝。同年秋のドラフトで大阪近鉄バファローズから1位指名を受け、神戸国際大附高出身者初のプロ野球選手として入団。4番を打っていた打撃と俊足強肩の身体能力を買われて外野手に転向。
ルーキーイヤーの2003年、ウエスタン・リーグで打率.302を残し、一軍初出場・初安打を記録した。ドラフト制導入後の近鉄で、指名を受けて入団した高卒野手が1年目から一軍出場を果たしたのは、飯田幸夫、梨田昌崇、金村義明、村上隆行、吉田剛、中村紀洋、大村直之、そして坂口とわずか8人しかいない。
2005年から合併に伴う入団2年以内の選手への措置でオリックス・バファローズに移籍、二軍で打率.285、13盗塁を記録。
2006年も二軍で打率.328、54試合で12盗塁を記録。オフには9年ぶりに復活したハワイ・ウィンターリーグへ派遣された。
2007年はオープン戦で結果を残し、コリンズ監督は「平野恵一が離脱している中で1番バッターは彼以外いない」と絶賛。「1番・中堅手」で初の開幕スタメン出場を果たし、初回に同年のチーム初安打を放った。ほどなく打撃不振に陥り5月初旬に二軍に降格するも、シーズン終盤に再昇格。その後はレギュラーに定着し、9月以降は3割近い打率を残し猛打賞を記録するなど来季に期待をもたらした。二軍での成績は48試合出場、打率.317、10盗塁（チームトップ）。
2008年も開幕1番に選ばれ、レギュラーとして出場している。
二軍では毎年のように3割前後の打率と2桁盗塁を記録しており、俊足巧打強肩の若手外野手として一軍でも着実に出場機会を増やしてきている。かなりのスイングスピードの持ち主で、その速さはかつてのイチロー並と言われている。その事もあってかオリックス移籍後はイチロー2世とも呼ばれ、背番号も1番違いである。試合ではイチローコールと同様に外野からグッチーコールが叫ばれている。
[編集] 背番号
- 27（2003年 - 2004年）
- 52（2005年 - ）
[編集] 年度別成績（一軍）
| 年度 | チーム | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2003 | 大阪近鉄 | 1 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .200 |
| 2004 | 大阪近鉄 | 7 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
| 2005 | オリックス | 6 | 6 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | .167 |
| 2006 | オリックス | 28 | 22 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | .091 |
| 2007 | オリックス | 46 | 137 | 13 | 33 | 6 | 1 | 0 | 8 | 4 | .241 |
| 通算（5年） | 88 | 174 | 18 | 37 | 7 | 1 | 1 | 10 | 7 | .213 | |
[編集] 記録
- 初出場・初先発出場:2003年10月7日対オリックスブルーウェーブ28回戦（Yahoo!BBスタジアム）、1番・中堅手として先発出場
- 初打席・初安打：、1回表にマック鈴木から二塁内野安打
- 初本塁打・初打点：2006年7月15日対東北楽天ゴールデンイーグルス10回戦（フルキャストスタジアム）、8回表に山村宏樹から
- 初盗塁：2006年3月25日対西武ライオンズ1回戦（インボイスSEIBUドーム）
[編集] 人物
ファンサービスには積極的で二軍から応援しているファンからの支持は大きい。
[編集] 関連項目
| 監督代行 |
|---|
| 81大石大二郎 |
| コーチ |
| 96住友平（チーフ）｜70清川栄治（投手）｜87赤堀元之（投手）｜90水口栄二（打撃）｜73小川博文（内野守備走塁） 74松山秀明（外野守備走塁）｜85別府修作（バッテリー）｜78米村理（トレーニング）｜80赤川貴弘（コンディショニング） |
| サーパス |
| 71古屋英夫（監督兼打撃）｜75酒井勉（投手）｜77弓岡敬二郎（チーフ兼守備走塁） 82三輪隆（バッテリー）｜76大島公一（内野守備走塁）｜72吉原孝介（ブルペン兼育成） 88安田昌玄（トレーニング）｜84本屋敷俊介（コンディショニング） |
| 投手 |
| 6デイビー｜11川越英隆｜13清水章夫｜14岸田護｜15加藤大輔｜16平野佳寿｜17香月良太｜18山口和男｜19金子千尋｜20山本省吾 21ユウキ｜26康介｜28小松聖｜29小林賢司｜33高木康成｜34本柳和也｜35大久保勝信｜39鴨志田貴司｜40宮本大輔｜43菊地原毅 45光原逸裕｜47延江大輔｜48吉野誠｜49中山慎也｜50オルティズ｜59梅村学人｜62山崎正貴｜65近藤一樹｜68仁藤拓馬 91ヤング｜94梶本達哉｜99吉川勝成 |
| 捕手 |
| 22前田大輔｜27日高剛｜37辻俊哉｜44鈴木郁洋｜61伊藤光｜67横山徹也｜69土井健大 |
| 内野手 |
| 0森山周｜2木元邦之｜4阿部真宏｜5清原和博｜10大引啓次｜23北川博敏｜24後藤光尊｜30ラロッカ 31塩崎真｜42カブレラ｜54一輝｜56柴田亮輔｜57裕次郎｜58長田昌浩｜60牧田勝吾｜64田中彰 |
| 外野手 |
| 3村松有人｜7濱中治｜8ローズ｜25迎祐一郎｜32丹羽将弥｜36下山真二｜38平下晃司 41小瀬浩之｜46古木克明｜52坂口智隆｜53相川良太｜55岡田貴弘｜63吉良俊則｜66由田慎太郎 |
| 大阪近鉄バファローズ 2002年ドラフト指名選手 |
|---|
| 1巡目：坂口智隆 / 3巡目：筧裕次郎 / 4巡目：阿部健太 / 5巡目：宇都格 / 6巡目：横山徹也 7巡目：大西宏明 / 8巡目：下山真二 / 9巡目：井戸伸年 |
