吉岡秀隆
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よしおか ひでたか 吉岡 秀隆 |
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本名 | 吉岡 秀隆 | |||||
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生年月日 | 1970年8月12日(37歳) | |||||
出生地 | 埼玉県蕨市 | |||||
職業 | 俳優、歌手 | |||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ | |||||
活動期間 | 1976年 - 現在 | |||||
公式サイト | 吉岡秀隆 OFFICIAL SITE | |||||
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吉岡 秀隆(よしおか ひでたか、1970年8月12日 - )は、日本の俳優。埼玉県蕨市出身。自由の森学園高校を経て、亜細亜大学中退。
目次 |
[編集] 来歴・人物
5歳で劇団若草に所属し間もなくテレビ時代劇『大江戸捜査網』でデビュー。1977年、野村芳太郎監督の『八つ墓村』で萩原健一演じる主人公・寺田辰弥の少年時代役を演じ、映画初出演。その後『遙かなる山の呼び声』の武志役オーディションで山田洋次監督に見出され、「男はつらいよ」シリーズ第27作『浪花の恋の寅次郎』から最終作と特別篇まで寅次郎の甥・満男役でレギュラー出演した。渥美清が病気になり派手な演技が出来なくなってからは吉岡演じる満男を主役にしたサブストーリーが作られた。
1981年より2002年までフジテレビの看板シリーズだった『北の国から』にも黒板純役でレギュラー出演。その後も山田洋次監督や『北の国から』製作スタッフ出身の監督・脚本家の作品を中心に数多くのドラマや映画に出演し、またCMのナレーション等声の仕事も増えている。
体の線が細く、繊細な演技が持ち味。若いころは、思い悩む青年を好演。トーク番組などにはほとんど出演したことがない。だが、たまに出演するドラマのメイキングドキュメントなどでは、明るい一面も見せている。
2002年に『北の国から2002遺言』で共演した元歌手・女優の内田有紀と結婚し、『北の国から』の舞台・富良野市での挙式が話題になったが、2005年12月21日に離婚。わずか3年の結婚生活だった。各スポーツ紙やTVメディアの芸能マスコミによっても見解がわかれており、華やかな内田に吉岡の性格が合わなかったとも、長期ロケが多い吉岡の生活に内田がついていけなかったことが理由とも言われているが、本人らが語らないため真相は不明。
歌手でもあり、映画『ラストソング』で演じた一矢の歌った「ラストソング」は彼自身の作詞作曲である。しかし47万枚以上を売り上げたシングル『ラストソング』が彼の歌手デビューだったわけではなく、1976年に『山口さんちのツトム君』人気を受けて制作されたアルバム(パパ役が田中星児、ママ役が小鳩くるみで、ツトム君役が吉岡秀隆)の中で彼も『山口さんちのツトム君』を歌っている。
[編集] 逸話
- 『ラストソング』撮影の際、監督の杉田成道から、「ギターを練習しろ」と言われ練習していると、今度は「だったら曲を作れ」と言われ戸惑いながらも作った曲が、他の候補曲を退け主題歌、劇中歌として使われた。杉田は、「吉岡の歌がせつなくて心に響くいい歌なのを知っていたので、彼に作詞・作曲もしてもらいました」と語っている(『キネマ旬報』2005年 11月下旬号より)。
- 『学校II』で養護学校の生徒を演じる際、中学時代の恩師に頼み三日間実際に養護学校に転入した。
- 『四日間の奇蹟』に出演した際には、『北の国から』のイメージが強いことから原作で雪山のシーンだった部分を、映画では海辺に変更されている。監督曰く、雪山に吉岡がいると黒板純になってしまうからということらしいが、吉岡本人は「海辺ではコトーになってしまうと思う」と語っている。
- 『四日間の奇蹟』では、監督の佐々部清の意向を受け、ピアノ演奏シーンを吹き替えなしで演じた。ピアノを習ったことはなかったが、ピアノソナタ第14番 (ベートーヴェン)「月光」の第一楽章の半分以上を(楽譜を読むことを放棄して)丸暗記して演奏した。
- 『学校II』の撮影後、旅行先のオーストラリアで渥美清の訃報を聞く。急遽帰国し、1996年8月13日に開かれた「寅さんとのお別れの会」に出席した。
[編集] 交友関係
- 尾崎豊の数少ない友人の1人であり、「オレのことを兄と思ってくれていいよ」と本人から言われるほどの仲だった。今でも尾崎にもらったネックレスをプライベートでは常につけている。
- 『男はつらいよ』での共演者たちを慕っている。倍賞千恵子とは今でもつきあいが深く特技のマッサージをよく頼まれるという。また『ALWAYS 三丁目の夕日』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲った際の受賞コメントで、渥美清に感謝の言葉を述べている。
[編集] 主な出演作品
[編集] テレビドラマ
- 愛の償い(1976年、TBS)
- ドラマ人間模様「絆」(1980年、NHK)
- 金曜劇場「北の国から」(1981年、フジテレビ)
- ドラマスペシャル「北の国から」(1983年 - 2002年、フジテレビ)
- 東芝日曜劇場「くもりのちハーレー」(1988年、TBS)
- ドラマスペシャル「1970 ぼくたちの青春」(1991年、フジテレビ)
- 年末時代劇スペシャル「忠臣蔵 風の巻 雲の巻」(1991年、フジテレビ)
- フジテレビ開局40周年記念番組「少年H」(1999年、フジテレビ)
- BSドラマアベニュー「喪服のランデヴー」(2000年、NHK衛星第2)
- Dr.コトー診療所シリーズ(2003~06年、フジテレビ)
- drama W「心の砕ける音~運命の女~」(2005年、WOWOW)
- 死亡推定時刻(2006年、フジテレビ)
- 2クール(2008年、日本テレビ)
[編集] 映画
- 八つ墓村 (1977年)
- 遙かなる山の呼び声(1980年)
- 男はつらいよシリーズ(1981~95年)
- キネマの天地(1986年)
- 優駿 ORACION(1988年)
- 八月の狂詩曲(1991年)
- リトル・シンドバッド 小さな冒険者たち(1991年)
- まあだだよ(1993年)
- ラストソング(1994年)
- 青空に一番近い場所(1994年)
- 学校II、III(1996、98年)
- 虹をつかむ男(1996年)
- 虹をつかむ男 南国奮斗篇(1997年)
- 鉄道員(1999年)
- 雨あがる(2000年)
- ジュブナイル(2000年)
- 釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇(2001年)
- 海は見ていた(2002年)
- 阿弥陀堂だより(2002年)
- 障害者イズム このままじゃ終われない -自立への2000日-(2003年)※ナレーション
- 半落ち(2004年)
- 隠し剣 鬼の爪(2004年)
- 花とアリス(2004年)※声のみ
- またの日の知華(2005年)
- 四日間の奇蹟(2005年)
- ALWAYS 三丁目の夕日(2005年)
- 博士の愛した数式(2006年)
- ダメジン(2006年)
- ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007年)
[編集] 劇場版アニメ
- 雲のむこう、約束の場所(2004年、藤沢浩紀の声)
[編集] ナレーター
- 戦争童話集「忘れてはイケナイ物語り」(4)(2004年、NHKエンタープライズ)
- 白い犬のジェイク しあわせって なあに?(2005年、アスワン・エンタテインメント)
- ギ・ギ・ギ(2005年、NHK教育テレビ)
- スキマの国のポルタ(2006年~2007年、NHK教育テレビ)
- 白い犬のジェイク ジェイク空へ!(2006年、アスワン・エンタテインメント)
- 地球エコ2008 水の星(2008年、NHK)
[編集] CM
- NTT 企業 松たか子と共演(1996年)
- サントリー
- SHARP エコロジーライフ宣伝キャンペーン(ナレーション 2004年~)
- NTT東日本
- 「あたりまえを、もっと、ずっと」(ナレーション 2005年)
- 「光で、安心を、もっと。」(ナレーション 2006年)
- サンドラッグ企業(2007年6月1日 - )
- ヤマサ醤油株式会社
- 「昆布つゆ(2007 - )
- 『ぶりで こんぶツーユー篇』 麻生久美子と共演(2007年10月18日 - )
- 『かぼちゃで こんぶツーユー』篇 同上(2007年12月中旬 - )
- 『冷たい麻生さん』篇 同上 (2008年5月21日- )
- 「昆布つゆ(2007 - )
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- ラストソング(1994年1月7日)
- 月(1994年4月21日)
[編集] アルバム
- ラストソング オリジナルサウンドトラック(1994年1月21日)
- 分岐点(1994年5月20日)
- つづく(1996年3月21日)
- 裏(2002年7月24日)
[編集] 受賞歴
- 第14回日本アカデミー賞優秀助演男優賞(1991年)『男はつらいよ ぼくの伯父さん』『男はつらいよ 寅次郎の休日』
- 第18回日本アカデミー賞優秀助演男優賞/話題賞(1995年)『ラストソング』
- 第51回毎日映画コンクール 男優助演賞(1996年)『学校II』
- 第20回日本アカデミー賞優秀助演男優賞(1997年)『学校II』
- 第28回日本アカデミー賞優秀助演男優賞(2005年)『隠し剣 鬼の爪』
- 第29回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞(2006年)『ALWAYS 三丁目の夕日』
- 第31回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞(2008年)『ALWAYS 続・三丁目の夕日』