高知市
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高知市(こうちし)は、四国の中南部に位置する都市で、高知県の県庁所在地である。国から中核市に指定されている。旧土佐郡・長岡郡・吾川郡。
目次 |
[編集] 概要
高知県中部の中心都市であると同時に、四国太平洋側の中心都市ともなっている。県内最大の商業地を持つと同時に、県内の人口の40%を占めるプライメイトシティ(一極集中型都市)でもある。
国内では、酒類の消費量が多い都市の一つ。名物にはカツオのたたきとよさこい鳴子踊り。高知市民の気風とされている要素は、女性はハチキン(八金:「『男4人分』より強い。」とも言われる、勝気な女衆。)、男性はイゴッソウ(偉骨相:頑固者。ただし敬意の念も含まれる。)等である。
日曜市を初めとする定期市(いわゆる「曜市」。開催場所、形態や運営方法は異なるものの、月曜日を除く毎日、市内で開かれている。)が有名であり、「スローライフ」志向が強いとする見方もある。1998年に市の中心部に開設された「ひろめ市場」は、地元資本が運営しており、コンパクトな造りに比して多様な店舗(飲食店、食料品店が多い。)の利用を楽しむことができるため、休日を中心に市内外からの来店者で賑わっている。
[編集] 地理
高知平野の西部に位置し、平野部は鏡川沿いの市中央部から南東部に開けている。市の南西部は丘陵地で北部は山林である。南部は太平洋に臨み、市のほぼ中央付近に浦戸湾が切れ込んでいる。
[編集] 歴史
[編集] 戦国時代から江戸時代まで
- 1591年(天正19年):長宗我部元親が桂浜に近い浦戸に浦戸城を築き、主城を岡豊城からこの地に移した。
- 1601年(慶長6年):山内一豊が掛川城から転入して高知城を築いた。江戸時代は土佐藩の城下町となった。
- 幕末:山内容堂が薩長に接近し、これによって土佐藩は「薩長土肥」の一角となった。
[編集] 明治維新以後
- 1889年(明治22年)4月1日:市制施行。当時の面積は2.80km²、人口は21,823人 (人口密度7,794人/km²)であった。
- 1904年(明治37年)5月2日:土佐電気鉄道が開業。
- 1920年(大正9年):第1回国勢調査での人口は49,329人。当時の市域面積は5.76km² (8,564人/km²)。
- 1924年(大正13年)11月15日:日下駅~高知駅間の鉄道(現在の土讃線)が開業し、須崎駅と結ばれる。
- 1927年(昭和2年):面積30.63km²となる。年末の人口82,536人 (2,695人/km²)。
- 1935年(昭和10年):面積49.29km²となる。この年の国勢調査での人口は103,405人 (2,098人/km²)。
- 1935年(昭和10年)11月28日:土讃線の高知・徳島県境の区間が開業し、四国各県と鉄道で結ばれる。
- 1937年(昭和12年):南国土佐大博覧会が開催された。
- 1942年(昭和17年):面積135.35km²となる。年末の人口141,619人 (1,046人/km²)。
- 1945年(昭和20年)7月4日:空襲により被害。
- 1946年(昭和21年)12月21日:南海地震発生により被害。
- 1951年(昭和26年)11月12日:土讃線全通。窪川駅まで結ばれる。
- 1972年(昭和47年):面積143.13km²となる。人口約262,000人 (約1,830人/km²)。
- 1998年(平成10年)3月20日:高知自動車道の高知IC~川之江JCT間が開通する。
- 1998年(平成10年)4月1日:中核市へ移行。
- 2000年(平成12年):この年の国勢調査での人口は330,654人。当時の面積は144.95km² (2,281人/km²)。
- 2001年(平成13年)3月24日:午後3時28分、芸予地震発生。この地震で同市本町で震度5弱を観測した。
- 2005年(平成17年)1月1日:土佐郡土佐山村、同郡鏡村を編入。編入した旧二村の人口はあわせて約2,800人であり、市全体の1%にも満たないが、市域は従来の145.00km²(約2,300人/km²)から、およそ1.8倍の264.28km²(約1,250人/km²)に広がった。
- 2008年(平成20年)1月1日:吾川郡春野町を編入。面積309.22km²、推計人口約347,000人、住民基本台帳人口約343,000人 (約1,110人/km²)となった。
[編集] 都市名の由来
高知城の周辺は、鏡川などの川に挟まれた地形であった。このため、高知城は当初、「河中山城」(こうちやまじょう)と呼ばれていたが、音を借りて「高智山城」と改め、やがてこれが略されて「高知城」となった。
[編集] 行政
- 歴代市長
- 1代目~3代目、5代目:一圓正興(1889年5月~1902年4月、1902年10月~1906年4月)
- 4代目:伊藤修(1902年6月~同年7月)
- 6代目~8代目:藤崎朋之(1906年7月~1917年11月)
- 9代目:中島和三(1917年12月~1921年12月)
- 10代目:松尾富功禄(1921年12月~1925年12月)
- 11代目:西本直太郎(1925年12月~1927年9月)
- 12代目~13代目:川島正件(1927年9月~1933年1月)
- 14代目:村上清(1933年1月~1935年12月)
- 15代目~16代目:川渕治馬(1936年1月~1941年7月)
- 17代目~18代目:大野勇(1941年7月~1946年7月)
- 19代目:山本暲(1947年4月~1951年4月)
- 20代目~23代目:氏原一郎(1951年4月~1966年12月)
- 24代目~26代目:坂本昭(1967年1月~1978年11月)
- 27代目~30代目:横山龍雄(1978年11月~1994年11月)
- 31代目~33代目:松尾徹人(1994年11月~2003年11月)
- 34代目~35代目:岡﨑誠也(2003年11月から現職)
[編集] 市議会
- 構成(定数44人)
会派 | 議席数 | 議席占有率 |
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新風クラブ | 11 | 25.00% |
市民クラブ | 10 | 22.72% |
公明党 | 8 | 18.18% |
日本共産党 | 8 | 18.18% |
自民みらいの会 | 5 | 11.36% |
清流クラブ | 1 | 0.02% |
無所属 | 1 | 0.02% |
[編集] 経済
[編集] 商店街
高知城やはりまや橋を中心にして、中心市街地が形成されている。代表的な繁華街には、帯屋町(アーケード街)や追手筋などがある。
中心市街地の商店街や店鋪は、日曜市や木曜市を初めとする定期市を頻りに開くなど、強い密着性と手軽さを掲げており、これに加えて行政もスローライフを志向している。このためか、全国の都市の中では、中心市街地が強い方に入っている。
- 百貨店
以前は、とでん西武百貨店(昭和48年)があったが撤退し、現在は高知大丸のみである。
[編集] 本社を置く企業
高知市に本店を置く金融機関はつい最近まで法人向けインターネットバンキングを提供していなかったが、2006年8月に四国銀行がサービスを開始した。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内の姉妹都市
[編集] 海外の姉妹都市
[編集] 一豊公&千代サミット
[編集] 地域間関係
[編集] 四国での地位
四国山地以南に位置する高知市は、他の地域から遮断されて太平洋に面し、かつ平野に位置するため、南房総に近い風土を形成している。
このため、視線が対岸を向いている四国の他の県庁所在地(徳島市、高松市、松山市)とは対照的に、高知市には「独立国」の風土が濃く見られる。
このため、#高知市を舞台にした作品は、他の地方との交流がどちらかと言えば浅く、温暖な気候の中都市として描かれる物が多いのが特徴的である。
[編集] 高知と掛川の交流関係
高知市は「薩長土肥」の本拠地の一つであった点から、鹿児島市や萩市などとの交流関係が深そうであるが、実際には旧藩主山内一豊のつながりで掛川市との交流関係の方が深い。
1994年7月に始まった「一豊公&千代サミット」以来、高知市と掛川市の交流関係はさらに強固になりつつある。
かつて中心市街地のはりまや橋にあった「掛川町」(現在:はりまや町)や、郊外の薊野駅近くにある掛川神社は、掛川市から高知市へ移住した山内一豊と、その家臣の住居に因んだ地名である。
高知市と掛川市は、いずれも太平洋沿岸に位置する旧城下町であるため、「温暖な気候の地方都市」として、数々の作品の舞台にも登場している。
また両市とも、所属地方内において「他の都市とは違う」条件・志向等が見られる。四国における高知市、静岡県西部(旧遠江国)における掛川市の立場を見ると、高知市は四国の一県にはあるが瀬戸内工業地域をはじめとする他県の工業地域と必ずしも密接な関係にはないし、山陽・山陰・関西・北海道等の各地域との交流を四国内の他都市との交流以上に重視する傾向もある。掛川市は三遠南信の一角でありながら「三遠南信地域交流ネットワーク会議」に加盟していない。
その一方では、両市とも「スローライフ」を宣言しており、過剰なモータリゼーションにはどちらかというと否定的な立場で、中心市街地の活性化を図ろうとする姿勢が強い。
このように、旧藩主等に血縁関係があって、都市の様相にも類似が認められる組合せには、米沢市と上越市(上杉氏)などがある。
逆に、同様の事情がありながら、様相を異にする点が多い組合せには、東京都区部と旧静岡市(徳川家康)、宇和島市と仙台市(伊達氏)、松江市と旧浜松市(堀尾吉晴)などがある。
[編集] マスメディア
[編集] 新聞
[編集] テレビ
[編集] ラジオ
[編集] 学校
[編集] 小学校
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[編集] 中学校
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[編集] 高等学校
県立・市立
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私立
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[編集] 大学・短期大学
- 高知工業高等専門学校(国立。通称「高知高専」)は隣接する南国市に所在している。専門学校・大学校を除く高等教育機関で高知市と直接の関係を持たないのは高知高専だけである。
- 高知市では、「高知市大学等奨学資金奨学生」という奨学金制度がある。なお、奨学金は返還義務がともなう。
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
[編集] バス
[編集] 主な道路
[編集] 港湾
[編集] 施設
[編集] 文化施設
- 高知県立図書館
- 高知市民図書館
- 高知こどもの図書館
- 子ども科学図書館
- 潮江市民図書館
- 下知市民図書館
- 江の口市民図書館
- 旭市民図書館
- 長浜市民図書館
- その他、市内各所のふれあいセンターにも図書室がある。
- その他
- 高知市青年センター
[編集] 娯楽
[編集] アマ劇団
[編集] 娯楽施設
- スポーツ施設、動物園
- 高知県立武道館
- 高知県立春野総合運動公園陸上競技場・野球場
- 高知市東部総合運動場(白鷺苑)
- 高知市総合体育館
- 高知市営球場
- 高知競輪場・陸上競技場(りょうまスタジアム)
- 高知競馬場
- わんぱーくこうち(動物園)
[編集] 観光地
- 名勝・社寺・旧跡
- 高知城 - 国の史跡、天守など15棟が国の重要文化財
- はりまや橋
- 筆山公園
- 五台山
- 桂浜
- 坂本龍馬銅像、桂浜水族館、土佐闘犬センター
- 土佐神社 - 土佐国一宮、旧国幣中社
- 朝倉神社 - 土佐国二宮、旧県社。
- 潮江天満宮 - 旧県社。
- 山内神社 - 旧別格官幣社
- 四国八十八箇所
- 旧山内家下屋敷長屋(国の重要文化財)
- 龍乗院 - 土佐西国霊場第四番札所
- 吸江寺 - 夢窓疎石ゆかりの寺
- 宗安寺 - 四国三十六不動尊第17番札所
- 地球33番地
- 博物館
- 高知県立美術館 - シャガールの世界的コレクションで有名
- 高知県立文学館
- 高知県立坂本龍馬記念館
- 高知市大川筋武家屋敷資料館
- 高知市寺田寅彦記念館
- 大川筋武家屋敷資料館
- 横山隆一まんが記念館
- 土佐山内家宝物資料館
- 旧山内家下屋敷長屋展示館
- 高知市立自由民権記念館
- 高知市立龍馬の生まれた町記念館
- 高知県立牧野植物園
- 高知市旧関川家住宅民家資料館
- 浜口雄幸生家記念館
- 史跡
坂本龍馬、板垣退助、後藤象二郎、福岡孝悌、山内容堂、武市半平太、植木枝盛、大町桂月ら幕末~明治に活躍した人物の生誕地、邸宅跡など
[編集] 祭事
- 日曜市
- 江戸時代から続くとされる庶民的な朝市。高知城の周辺で毎週日曜日に開催される。自家製農産物から、その加工品、日用雑貨まで幅広く販売されている。
高知市には上町五丁目の「火曜市」、愛宕町の「金曜市」、そして木曜市もあり、夏の間は帯屋町で「土曜夜市」も開かれている。
[編集] 物産・郷土料理
[編集] 高知市を舞台にした作品
[編集] 映画
[編集] テレビドラマ
- 功名が辻 〜山内一豊の妻〜(NHK大河ドラマ。2006年)
[編集] 小説
[編集] 漫画
- 海がきこえる(スタジオジブリ。1995年末ドラマ化)
- お〜い!竜馬(小山ゆう)
- シャコタン☆ブギ(楠みちはる。1987年8月実写映画化)
- たいようのマキバオー(つの丸)
- ぼくんち(西原理恵子。2003年4月実写映画化)
- 鬼やん(土佐の鬼やん)(青柳裕介)
※ 高知市は漫画家を多く出している点から、まんが甲子園が開催されている。前記の横山隆一まんが記念館が立地するほか、高知市出身の漫画家は後記の通りである。
[編集] ご当地ソング
- 南国土佐を後にして(ペギー葉山)
[編集] 出身有名人
[編集] 政官界・実業界
- 明治期まで
- 坂本龍馬 - 土佐藩士。維新志士
- 中岡慎太郎 - 土佐藩士。維新志士
- 後藤象二郎 - 土佐藩士。明治政府農商務大臣、逓信大臣などを歴任。
- 武市瑞山 - 土佐藩士。維新志士
- 岡田以蔵 - 土佐藩士。幕末四大人斬りの一人。
- ジョン万次郎 - 土佐の漁師。のち通訳。
- 板垣退助 - 政治家
- 中江兆民 - 思想家、翻訳家
- 川田龍吉 - 実業家
- 大正期以後
[編集] 文化・芸術
[編集] スポーツ
[編集] 芸能
- 北村総一朗 - 俳優
- 島崎俊郎 - タレント
- 高知東生 - タレント
- 瀧川鯉朝 - 落語家
- 西川きよし - お笑い芸人、国会議員、シーランド公国伯爵
- 浜田治貴 - 俳優、声優、ナレーター
- 広末涼子 - タレント、女優
[編集] マスコミ
[編集] 出身有名「馬」
- ハルウララ(サラブレッド)
- ゴルデンビューチ(高知競馬所属後(ただし中央競馬に再移籍した時点で)に中央競馬の重賞(小倉記念)で勝利した唯一の競走馬。サラブレッド)
- エスケープハッチ(高知競馬所属。地方競馬歴代最多勝新記録(50勝)を樹立。更新に向け現役継続中。アングロアラブ)
[編集] その他
[編集] 郵便番号
郵便番号は以下の通りとなっている。
- 高知支店:780-00xx、780-08xx、780-09xx、780-80xx、780-85xx、780-86xx、780-87xx、781-31xx、781-32xx
- 高知東支店:781-00xx、781-81xx、781-85xx、781-86xx、781-87xx、781-51xx、781-01xx
- 高知東支店高知南集配センター:781-02xx
- 高知東支店春野集配センター:781-03xx
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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市部 | 高知市 | 室戸市 | 安芸市 | 南国市 | 土佐市 | 須崎市 | 宿毛市 | 土佐清水市 | 四万十市 | 香南市 | 香美市 |
安芸郡 | 東洋町 | 奈半利町 | 田野町 | 安田町 | 北川村 | 馬路村 | 芸西村 |
長岡郡 | 大豊町 | 本山町 |
土佐郡 | 土佐町 | 大川村 |
吾川郡 | いの町 | 仁淀川町 |
高岡郡 | 中土佐町 | 佐川町 | 越知町 | 檮原町 | 津野町 | 日高村 | 四万十町 |
幡多郡 | 大月町 | 三原村 | 黒潮町 |
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