朝倉神社 (高知市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
朝倉神社 | |
---|---|
本殿(重要文化財) |
|
所在地 | 高知県高知市朝倉丙2100 |
主祭神 | 天津羽羽神 天豊財重日足姫天皇 |
社格等 | 伝・土佐国二宮 式内小社、県社 |
本殿の様式 | 流造 |
例祭 | 11月10日 |
朝倉神社(あさくらじんじゃ)は、高知県高知市に鎮座する神社。土佐国二宮。社格は式内小社・旧県社。
目次 |
[編集] 歴史と概要
当社は土佐国二宮とされ、祭神も土佐国一宮である土佐神社祭神の后とする説もあるが、実際のところは不詳。建立時期は不明だが日本書紀の記述から上古とされている。中世から武家の篤い崇敬を受け、土佐山内氏は代々、社領寄進や造営を行っている。明暦3年(1657年)造営の本殿は流造で、国の重要文化財。
拝殿・本殿の北側にある赤鬼山(標高93m、原生林である)は古くから当社の御神体とされることが多く、また奈良県の三輪山に擬されて神奈備山とも呼ばれた。昭和25年(1950年)には「神奈備山」として高知県指定史跡となっている。
近辺には旧朝倉城や古墳といったような史跡がみられ、古くから要所として栄えていたようである。戦前には朝倉連隊がおかれていた。
[編集] 祭礼
夏祭りは7月24日に催行。旧朝倉村の時分より大切に伝えられてきた「絵金」の襖絵(参照)が公開されることもあって、大勢の参拝客で賑わう。
[編集] 文化財
- 重要文化財(国指定)
- 本殿
[編集] 交通アクセス
[編集] 外部リンク
- 玄松子の記憶 個人サイト
- 朝倉神社公式ホームページ