吸江寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
| 吸江寺 | |
|---|---|
| 所在地 | 高知県高知市吸江132 |
| 山号 | 五台山 |
| 宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
| 本尊 | 如意輪観世音菩薩 |
| 創建年 | 1318年 |
| 開基 | 夢窓疎石 |
| 正式名 | 五台山吸江寺 |
| 別称 | 海南の名刹、吸江庵 |
| 文化財 | 木造地蔵菩薩坐像（国の重要文化財） |
吸江寺（ぎゅうこうじ）は高知県高知市にある臨済宗妙心寺派の仏教寺院。
目次 |
[編集] 歴史
夢窓疎石が文保2年(1318年)に北条高時から逃れるために四国に渡り、土佐国の五台山の山麓に結んだ草庵を起源とする。夢窓が草庵の前に広がる浦戸湾を「吸江」と命名したことで、草庵は吸江庵と称するようになった。当寺は室町時代、夢窓が足利尊氏の政治顧問に就いたこともあって、室町幕府の厚い庇護の下に隆盛し、海南の名刹と呼ばれた。江戸時代は、土佐藩主山内一豊の命を受けた義子の湘南宗化により中興され、このとき寺号を吸江寺と改めて現在に至っている。
[編集] 文化財
- 重要文化財（国指定）
- 吸江庵跡
- その他
- 足利義持扁額
- 夢窓国師扁額
- 絶海扁額
- 吸江寺古文書
- 達磨像
[編集] 所在地
〒780-8126 高知県高知市吸江132
