1936年
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世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
10年紀: | 1910年代 1920年代 1930年代 1940年代 1950年代 |
年: | 1933年 1934年 1935年 1936年 1937年 1938年 1939年 |
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西暦(グレゴリオ暦)1936年(せん きゅうひゃく さんじゅう ろく ねん)は、水曜日から始まる閏年。
目次 |
[編集] 他の紀年法
- 干支:丙子
- 日本(月日は一致)
- 中国・満州(月日は一致)
- 朝鮮(月日は一致)
- 阮朝(ベトナム)
- 保大10年12月7日 - 保大11年11月18日
- モンゴル人民共和国(月日は一致)
- モンゴル人民共和国26年
- 仏滅紀元:2478年~2479年
- イスラム暦:1354年10月6日~1355年10月17日
- ユダヤ暦:5696年4月6日~5697年4月17日
- 修正ユリウス日(MJD):28168~28533
- リリウス日(LD):129009~129374
※檀紀は、大韓民国で1948年に法的根拠を与えられたが、1962年からは公式な場では使用されていない。
※主体暦は、朝鮮民主主義人民共和国で1997年に制定された。
[編集] できごと
- 1月 - 中井正一、論文「委員会の論理」 (「世界文化」)。
- 1月15日 - 日本がロンドン海軍軍縮会議から脱退。
- 1月29日 - アメリカ・ニューヨーク州のクーパーズタウンに「野球の殿堂」を開設。ベーブ・ルースら5人が殿堂入り。
- 2月5日 - 全日本職業野球聯盟設立 。
- 2月6日 - ガルミッシュパルテンキルヒェンオリンピック開催。(2月16日まで)
- 2月12日 - 神戸モロゾフ洋菓子店が、英字雑誌に日本初のバレンタインチョコレートの広告を出す。
- 2月16日 - スペイン総選挙で人民戦線派が圧勝。
- 2月21日 - 天皇機関説を提唱した美濃部達吉が、右翼に襲撃されて負傷する。
- 2月26日 - 二・二六事件勃発。
- 2月29日 - 二・二六事件の反乱部隊に原隊復帰勧告(「兵に告ぐ」)が出され、5時間で帰順。
- 3月7日 - ドイツがラインラントに進駐。
- 3月9日 - 岡田啓介内閣総辞職。広田弘毅内閣成立。
- 5月1日 - 第69特別議会召集。
- 5月18日 - 阿部定事件。
- 6月26日 - 世界初の実用ヘリコプター「Focke-Wulf Fw61」が初飛行。
- 7月10日 - コラム・アカデミー事件勃発。講座派の学者と左翼系の人物が一斉検挙される。
- 7月18日 - スペイン内乱勃発。
- 7月20日 - モントルー条約調印。ボスポラス海峡の新通航制度を決定。
- 7月25日 - 上野動物園からクロヒョウが逃げだしパニックとなる。
- 8月1日 - ベルリンオリンピック(ナチ・オリンピック)開幕 。
- 9月26日 - ソ連でニコライ・エジョフが秘密警察長官にあたる内務人民委員に任命され、スターリンの大粛清が本格的にはじまる。
- 10月29日 - イラクでバクル・シドキ将軍によるクーデター起こる。
- 11月7日 - 東京・永田町に国会議事堂落成。
- 11月14日 - (民生委員の旧制度である)方面委員が法制度化(方面委員令、勅令第398号)される。
- 11月20日 - 尾去沢鉱山沈殿池決壊事故。(秋田県鹿角市、死者362名)
- 11月25日 - 日独防共協定締結。
- 11月30日 - 水晶宮(1851年の第1回万国博覧会の会場として建てられ、万博終了後ロンドン南郊シドナムに移築)焼失。
- 12月5日 - ソビエト連邦でスターリン憲法が制定される。
- 12月11日 - イギリス王エドワード8世退位。
- 12月12日 - 西安事件。
- 12月16日 - 柴犬が天然記念物に指定。
- 12月24日 - 第70議会召集。
[編集] 日付不詳
- アーサー・ラヴジョイ「存在の大いなる連鎖」。
[編集] 芸術・文化・ファッション
- 1936年の文学
- 1936年のスポーツ
- プロ野球 この年からプロ野球が開催される。当時は職業野球と呼ばれていた。
- 中等学校野球
- サッカー
- 全国中等学校蹴球選手権大会 - 優勝:県立神戸第一中学。準優勝:天王寺師範。
- 大相撲(幕内最高優勝)
[編集] 出生
[編集] 1月
- 1月2日 - 7代目立川談志、落語家
- 1月11日 - 加藤治、俳優、声優
- 1月14日 - 毒島章一、元プロ野球選手
- 1月24日 - 市原悦子、女優
- 1月24日 - 野際陽子、元日本放送協会アナウンサー、女優
[編集] 2月
- 2月4日 - 小野清子、参議院議員
- 2月4日 - 富田耕生、声優
- 2月11日 - バート・レイノルズ、俳優
- 2月16日 - エリアフ・インバル、指揮者
- 2月20日 - 長嶋茂雄、元プロ野球選手(巨人)・元プロ野球監督(巨人)
- 2月22日 - 沢田教一、写真家(+ 1970年)
- 2月26日 - 田村哲夫、教育者
[編集] 3月
- 3月4日 - ジム・クラーク、F1レーサー(+ 1968年)
- 3月5日 - 安原達佳、元プロ野球選手
- 3月7日 - 種村直樹、レイルウェイ・ライター
- 3月16日 - テレサ・ベルガンサ、メゾソプラノ歌手
- 3月18日 - 宮崎和命、俳優 (+ 1990年)
- 3月31日 - 毒蝮三太夫、タレント
[編集] 4月
- 4月7日 - 岩崎泰頴、地質学者
- 4月11日 - 田中尊、元プロ野球選手(+ 2005年)
- 4月22日 - 増山江威子、声優
- 4月22日 - 古葉竹識、元プロ野球選手
- 4月27日 - テオ・アンゲロプロス、映画監督
- 4月28日 - 篠原とおる、漫画家
- 4月28日 - 中登志雄、元プロ野球選手
- 4月30日 - 亀井善之、衆議院議員
[編集] 5月
- 5月3日 - ホセ・トーレス、プロボクサー
- 5月8日 - 小池一夫、漫画原作者
- 5月9日 - アルバート・フィニー、俳優
- 5月11日 - 中嶋嶺雄、国際政治学者
- 5月31日 - 東八郎、コメディアン・タレント(+ 1988年)
[編集] 6月
- 6月4日 - 高橋栄一郎、元プロ野球選手(+ 2007年)
- 6月6日 - 内山田洋、作曲家、内山田洋とクール・ファイブリーダー(+ 2006年)
- 6月15日 - 片岡宏雄、元プロ野球選手
- 6月18日 - 大槻義彦、物理学者
- 6月18日 - デニス・ハルム、F1レーサー(+ 1992年)
- 6月19日 - 青野武、声優
- 6月19日 - 木村汎、政治学者・拓殖大学教授
- 6月21日 - 市川治、声優
- 6月23日 - リチャード・バック、作家
- 6月27日 - 横尾忠則、美術家
- 6月29日 - ハーモン・キルブルー、元メジャーリーガー
[編集] 7月
[編集] 8月
- 8月11日 - 古谷三敏、漫画家
- 8月14日 - 桂歌丸、落語家
- 8月18日 - 柳田利夫、元プロ野球選手
- 8月19日 - 田中光代、女優
- 8月20日 - 白川英樹、化学者・ノーベル化学賞受賞者
- 8月22日 - 川口浩、俳優、探検家(+ 1987年)
- 8月22日 - 若生忠男、元プロ野球選手
- 8月27日 - 連戦、中国国民党主席
- 8月27日 - 広瀬叔功、元プロ野球選手
- 8月28日 - 田沢芳夫、元プロ野球選手(+ 2008年)
[編集] 9月
- 9月3日 - 楳図かずお、漫画家
- 9月4日 - 梶原一騎、漫画原作者(+ 1987年)
- 9月9日 - 村上陽一郎、科学史家・科学哲学者・東大名誉教授・ICU教授
- 9月15日 - 小田部羊一、アニメーター
- 9月29日 - 三谷太一郎、政治学者
[編集] 10月
- 10月3日 - スティーヴ・ライヒ、作曲家
- 10月4日 - 北島三郎、演歌歌手
- 10月16日 - 大山のぶ代、声優
- 10月16日 - 町田顯、第15代最高裁判所長官
- 10月21日 - 白川由美、女優
- 10月24日 - 仲木隆司、声優
[編集] 11月
- 11月1日 - 亀井静香、衆院議員
- 11月1日 - 服部克久、作曲家
- 11月3日 - さいとう・たかを、漫画家
- 11月9日 - ミハイル・タリ、第10代チェスの公式世界チャンピオン(+ 1992年)
- 11月22日 - ハンス・ツェンダー、指揮者
- 11月28日 - 里見浩太朗、俳優
[編集] 12月
- 12月2日 - 山崎努、俳優
- 12月5日 - 榎本喜八、元プロ野球選手(毎日・大毎・東京・ロッテ・西鉄)
- 12月10日 - 村山実、元プロ野球選手(阪神)・元プロ野球監督(阪神)(+ 1998年)
- 12月11日 - 山崎拓、政治家
- 12月15日 - 桑原たけし、声優
- 12月21日 - 葛城隆雄、元プロ野球選手
- 12月22日 - 神永昭夫、柔道家(+ 1993年)
- 12月22日 - ヘクター・エリゾンド、俳優
[編集] 死去
- 1月11日 - 生田長江、評論家(* 1882年)
- 1月18日 - ラドヤード・キップリング、詩人(* 1865年)
- 1月20日 - ジョージ5世、英国国王(* 1865年)
- 1月日付不明 - 加藤文太郎、登山家(* 1905年)
- 2月8日 - チャールズ・カーティス、第31代アメリカ合衆国副大統領(* 1860年)
- 2月9日 - ジョン・カッティング・ベリー、アメリカン・ボード宣教医・同志社病院長(* 1847年)
- 2月26日 -
- 2月27日 - イワン・パブロフ、生理学者(* 1849年)
- 3月11日 - 夢野久作、小説家(* 1889年)
- 3月12日 - 内田康哉、明治・大正期の外務大臣・南満州鉄道総裁(* 1865年)
- 3月18日 - エレフテリオス・ヴェニゼロス、ギリシャ首相(* 1864年)
- 3月21日 - アレクサンドル・グラズノフ、作曲家(* 1865年)
- 3月23日 - 橋戸信、野球選手・新聞記者(* 1879年)
- 4月8日 -
- 4月18日 - オットリーノ・レスピーギ 、作曲家(* 1879年)
- 5月3日 -
- オスカー・ストラウス、政治家(* 1850年)
- 池田菊苗、化学者(* 1864年)
- 5月8日 - オスヴァルト・シュペングラー、思想家・歴史哲学者(* 1880年)
- 5月12日 - 満川亀太郎、ジャーナリスト・思想家(* 1888年)
- 6月10日 - 土田麦僊、日本画家(* 1887年)
- 6月11日 - ロバート・E・ハワード、SF作家・ファンタジー作家(* 1906年)
- 6月12日 - カール・クラウス、作家・ジャーナリスト(* 1874年)
- 6月14日 - ギルバート・チェスタートン、推理作家(* 1874年)
- 6月18日 - マクシム・ゴーリキー、小説家(* 1868年)
- 6月22日 - 南部修太郎、小説家(* 1892年)
- 6月27日 - 鈴木三重吉、児童文学作家(* 1882年)
- 8月2日 - ルイ・ブレリオ、ドーバー海峡を初横断したパイロット(* 1872年)
- 9月17日 - アンリ・ルシャトリエ、化学者(* 1850年)
- 9月28日 - 徳川家英、徳川宗家17代当主徳川家正長男(* 1912年)
- 10月8日 - 下田歌子、女子教育家(* 1854年)
- 10月10日 - アントニオ・ホセ、作曲家(* 1902年)
- 10月19日 - アン・サリヴァン、ヘレン・ケラーの家庭教師として有名な教育者(* 1866年)
- 10月19日 - 魯迅、小説家・思想家(* 1881年)
- 10月31日 - 岡倉由三郎、英語学者・岡倉天心の弟(* 1868年)
- 11月2日 - マーチン・ローリー、化学者(* 1874年)
- 12月7日 - ジャン・メルモーズ、パイロット(* 1901年)
- 12月27日 - ハンス・フォン・ゼークト、ドイツの軍人(* 1866年)
[編集] ノーベル賞
- 物理学賞 - カール・アンダーソン(アメリカ)、ビクター・フランツ・ヘス(オーストリア)
- 化学賞 - ピーター・デバイ(オランダ)
- 生理学・医学賞 - ヘンリー・ハレット・デール(イギリス)、オットー・レーヴィ(オーストリア)
- 文学賞 - ユージン・オニール(アメリカ)
- 平和賞 - カルロス・サアベドラ・ラマス(アルゼンチン)