千葉市
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千葉市(ちばし)は、千葉県北部の東京湾北東隅に面した都市。同県の県庁所在地で政令指定都市及び業務核都市。
目次 |
[編集] 地理
県のほぼ中央部に位置し、東京都心へおよそ40kmの地点にある。地形は、臨海部および各河川下流域に広がる平地と、周辺部の台地・谷津から構成される。郊外や臨海部を中心に大規模な住宅団地が多くある一方、花見川区、若葉区、緑区などの周辺部には自然が多く残されている。かつての海岸線は現在の国道14号・国道357号・国道16号をなぞる線にほぼ等しく、遠浅の海が広がっていたが、昭和期以降の大規模な海面埋立により新たに広大な土地が誕生した。美浜区のほぼ全域及び中央区の一部がこれに該当する。現在の海岸線は中央区部分ではほぼ工業施設または港湾で占められている一方、美浜区部分には長大な人工海浜(いなげの浜、検見川の浜、幕張の浜)も造成されている。
日本で14番目に多くの人口を抱える都市であり(東京23区を1都市として数えた場合)、市域には多くの国道や高速道路が集まり、また県内鉄道網の要となっている都市である。
[編集] 主要な河川
[編集] 歴史
平安時代に千葉氏の祖、平常重が土着して千葉介を名乗り、以後子孫が室町時代まで下総国守護職として周辺を支配した。
享徳の乱に乗じた原胤房と馬加康胤によって千葉胤宣が討たれ千葉氏宗家が滅びた後は、千葉妙見宮の小さな門前町となり、江戸時代には市域の大半が佐倉藩領(この他に市域に生実・曾我野の2小藩が置かれた)となるが、廃藩置県後木更津県と印旛県が廃止され千葉県が誕生、両県の境である千葉郡千葉町に県庁が設置されたことから、その後千葉県最大と都市となった。
市制施行により千葉市が誕生したのは、1921年(大正10年)1月1日のことである。この時点での市域は、現在の中央区の北半分から稲毛区の南東部にわたり、これは1889年(明治22年)に設定された千葉町の町域をそのまま引き継いだものであった。その後、徐々に周辺の町村を合併するとともに、海面の埋め立てを進め、現在の広大な市域が成立した。戦前、現在の川崎町の埋立地に日立航空機製作所と日立製作所などの軍施設が集中する軍都として発展したが、昭和20年6月10日と7月7日に連合国軍による大規模な空襲(千葉空襲・七夕空襲)に見舞われ、市域の7割が壊滅する大被害を被った。
戦後、宮内三朗市長(名誉市民第1号)の元で大規模な埋め立てと市町村合併が行われ、京葉工業地域の中心都市として再建された。ちなみに現在の緑区のうち、旧土気町であった部分はかつては上総国山辺郡に属していた地域である。
2003年2月、隣接する四街道市の住民の発議により、法定合併協議会が設置され、合併方式を千葉市への編入とし、行政区名を「四街道区」とする方針が決まったが、四街道市議会内で合併への賛否が拮抗し、賛成派・反対派双方による発議により2004年5月16日に行われた、合併の是非を問う住民投票の結果、反対意見が賛成を上回った為に合併は白紙となった。
- 1126年(大治1年) 千葉常重が猪鼻の地に居館を築く。
- 1455年(享徳4年) 原胤房に千葉城を急襲され、千田庄(現在の香取郡多古町)に逃れた千葉胤宣が(元号が変わって康正元年)8月12日、原胤房に加担した馬加康胤に討たれ千葉氏宗家が滅亡した。
- 1871年(明治4年)11月13日 廃藩置県により、木更津県・印旛県・新治県が設置される。
- 1873年(明治6年)6月15日 木更津県と印旛県を廃止。千葉県が誕生。県庁を両県の境となる千葉郡千葉町(現・千葉市中央区本千葉町)に設置。(1874年(明治8年)5月7日 新治県の廃県に伴い、一部が千葉県に分割編入される。現在の千葉県が形成される。)
- 1889年(明治22年)4月1日 千葉町・寒川村・登戸村・千葉寺村・黒砂村が合併。町制施行により千葉町となる。
- 1921年(大正10年)1月1日 市制施行により千葉市となる。全国で66番目・県内初の市制施行。
- 1937年(昭和12年)2月11日 蘇我町・検見川町・都賀村・都村を合併。
- 1944年(昭和19年)2月11日 千城村を合併。
- 1954年(昭和29年)7月1日 犢橋村を合併。しかしこのとき犢橋村が村内の軍施設を千葉市に報告しなかったため、昭和54年に信管付き不発弾が見つかり騒ぎになる。
- 1954年(昭和29年)7月6日 幕張町を合併。
- 1955年(昭和30年)2月1日 生浜町・椎名村・誉田村を合併。(以上は全て千葉郡)
- 1959年(昭和34年)2月1日 印旛郡四街道町(現・四街道市)大日の一部を編入。
- 1963年(昭和38年)4月1日 千葉郡泉町を合併。
- 1969年(昭和44年)7月15日 山武郡土気町を合併。
- 1985年 (昭和60年)6月1日 佐倉市下志津原、上志津原、上志津、下志津の各一部を編入。
- 1992年 (平成4年) 千葉ロッテマリーンズの本拠地が川崎から千葉へ移転。この移転を機にロッテオリオンズから千葉ロッテマリーンズへ改称。
- 1992年(平成4年)4月1日 政令指定都市に移行。全国で12番目の移行。
[編集] 市長
[編集] 現市長
- 鶴岡啓一(つるおか けいいち)
[編集] 歴代市長
代 | 氏名 | よみがな | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|---|
臨時代理 | 神田清治 | かんだ きよはる | 1921年1月1日 | 1921年3月7日 |
初代 | 1921年3月7日 | 1924年8月3日 | ||
2代 | 久保三郎 | くぼさ ぶろう | 1924年8月4日 | 1928年8月13日 |
3代 | 神谷良平 | かみや りょうへい | 1928年8月14日 | 1932年7月10日 |
4代 | 財部実秀 | たからべ さねひで | 1932年7月11日 | 1933年8月8日 |
5代 | 加納金助 | かのう かねすけ | 1933年8月9日 | 1934年12月21日 |
6代 | 永井準一郎 | ながい じゅんいちろう | 1934年12月22日 | 1938年12月 |
7代 | 1938年12月 | 1942年12月 | ||
8代 | 1942年12月 | 1946年4月 | ||
9代 | 加納金助 | かのう かねすけ | 1946年6月8日 | 1947年4月 |
10代 | 1947年4月 | 1950年5月19日 | ||
11代 | 宮内三朗 | みやうち さぶろう | 1950年5月20日 | 1954年5月17日 |
12代 | 1954年5月18日 | 1958年4月19日 | ||
13代 | 1958年4月20日 | 1962年4月21日 | ||
14代 | 1962年4月22日 | 1966年4月21日 | ||
15代 | 1966年4月22日 | 1970年5月16日 | ||
16代 | 荒木和成 | あらき かずなり | 1970年5月17日 | 1974年4月22日 |
17代 | 1974年4月23日 | 1977年7月9日 | ||
18代 | 松井旭 | まつい あさひ | 1977年7月10日 | 1981年6月13日 |
19代 | 1981年6月14日 | 1985年6月15日 | ||
20代 | 1985年6月16日 | 1989年6月17日 | ||
21代 | 1989年6月18日 | 1993年6月19日 | ||
22代 | 1993年6月20日 | 1997年6月14日 | ||
23代 | 1997年6月15日 | 2001年6月30日 | ||
24代 | 鶴岡啓一 | つるおか けいいち | 2001年7月1日 | 2005年 |
25代 | 2005年 | (現職中) |
[編集] 行政
[編集] 行政区
千葉市は以下の6区で構成されている。
[編集] 行政区のイメージカラー
2000年に、市制施行80周年を記念して、それぞれの区を「イメージカラー」と「シンボルマーク」が発表された。
イメージカラーおよびシンボルマークの使用には各区の許可が必要である。ここでは色名についてのみ記載する。
中央区 | エネルギッシュ・レッド |
---|---|
花見川区 | フラワーピンク |
稲毛区 | ブライト・イエロー |
若葉区 | フレッシュ・グリーン |
美浜区 | マリンブルー |
緑区 | エバー・グリーン |
[編集] 産業
[編集] 工業
臨海部(中央区川崎町、新浜町、蘇我町、美浜区新港を中心とした地域)は千葉港を中心とした京葉工業地域の一角をなし、中央区部分にはJFEスチール東日本製鉄所(旧川崎製鉄千葉製鉄所)、東京電力千葉火力発電所などが所在し、美浜区新港には食品や金属加工関連の事業所が多い。また、北部地域(花見川区千種町、稲毛区六方町を中心とした地域)では、鉄鋼加工や機械工業が盛んである。
[編集] 商業
戦前は省線(旧)千葉駅・京成(旧)千葉駅・県庁を結ぶ現・栄町通りがメインストリートとなっていたが、戦災を経て戦後の都市整備に伴い両千葉駅が移転したことで新駅周辺に商業集積が移動。特に国鉄駅前にはそごう・ニューナラヤ(現・千葉三越)といった大型小売店が店舗を構えたことから、千葉県最大・関東有数の商業拠点として栄えてきたが、平成に入り、幕張新都心や、蘇我地区などの臨海部に商業施設が建設され、また、郊外での大型ショッピングセンターなどが相次いで建設された。以来、中心市街地が衰退する傾向が大きい。
概して、幕張新都心は大企業や多国籍企業が多く立地し、中心市街地(千葉駅、東千葉駅、本千葉駅、亥鼻城周辺)は古くからの地元商店街的な色彩が目立つ。
[編集] 農業
首都圏の近郊農業地。畑作が中心だが、ブドウや梨などの果樹栽培もある。
[編集] 姉妹・友好都市
[編集] 姉妹都市
[編集] 友好都市
[編集] 地域
[編集] 人口
千葉市と全国の年齢別人口分布図(比較) | 千葉市の年齢・男女別人口分布図 |
■紫色は千葉市
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
総務省統計局 / 国勢調査(2005年) |
[編集] 市街地
千葉市の中心市街地は千葉駅(JR・京成)から千葉中央駅(京成)、本千葉駅(JR)周辺、幕張新都心近辺に位置する。 千葉駅から千葉中央駅周辺には千葉都市モノレールや企業のオフィスビルや銀行などが立ち並び、百貨店はそごうや三越、パルコなどが林立する。また市街地中心部に位置する中央公園は市民の憩いの場として様々なイベントが行われている。JR千葉駅の駅ビルにはペリエが入居する。京成千葉中央駅の駅ビルにはミーオが入居し、奥の東口には京成ホテルミラマーレが入居する。周辺地域も含めた千葉都市圏の人口は172万人に及ぶ。[要出典]
千葉駅周辺
県庁周辺には、かつての下総国守護所があった亥鼻城跡を囲むように、千葉県警察本部、千葉市消防局、千葉地方検察庁・千葉区検察庁、千葉地方裁判所・家庭裁判所など行政機関が集中する。一方、市街地は地場資本の奈良屋(後に専門店ビル・セントラルプラザ)・田畑屋(現・千葉パルコ)・扇屋(後にジャスコ傘下入り)といった百貨店が並び、ダイエーや丸井、十字屋、緑屋が進出するなど活況を呈していたが、現在では空洞化が深刻化しダイエー千葉店、セントラルプラザなどが次々に閉店し、その跡地はマンションや駐車場が造られ、また、市街地から少し逸れた中央区栄町地区は、かつては県下一の賑わいを誇っていたが、国鉄千葉駅が現在の位置に移転したことをきっかけに衰退、現在では風俗店が集中する歓楽街となっており、商業的には地盤沈下傾向が続いている。市は地元商店会と共に栄町の再生に取り組み始めている。
県庁周辺
幕張新都心地区には、多くの企業が入居する超高層ビルや中高層マンション。イベントや国際会議などが開かれる幕張メッセや、千葉ロッテマリーンズのホーム球場千葉マリンスタジアム。ベイエリアには、人工海浜やヨットハーバーなどが整備されている。
海浜幕張
[編集] インフラ整備の状況
- 下水道普及率:96.7%(平成19年度末)
[編集] 教育
[編集] 学校教育
[編集] 大学
※千葉市内に本部を置く大学は太字で表示
- 私立
[編集] 短期大学
- 公立
- 千葉県立衛生短期大学(美浜区)
- 私立
- 千葉明徳短期大学(中央区)
- 千葉経済大学短期大学部(稲毛区)
- 日本基督教短期大学(稲毛区)
- 植草学園短期大学(若葉区)
[編集] 専修学校
- 県立
- 千葉県医療技術大学校(中央区)(専修学校専門課程)
[編集] 高等学校
- 県立
- 市立
- 稲毛区
- 千葉市立千葉高等学校(ただし2008年度(予定)まで美浜区若葉の仮校舎を使用)
- 美浜区
- 稲毛区
- 私立
- 中央区
- 稲毛区
- 若葉区
- 美浜区
[編集] 中学校
- 中央区
- 千葉市立末広中学校
- 千葉市立葛城中学校
- 千葉市立椿森中学校
- 千葉市立新宿中学校
- 千葉市立蘇我中学校
- 千葉市立生浜中学校
- 千葉市立松ヶ丘中学校
- 千葉市立川戸中学校
- 千葉市立星久喜中学校
- 花見川区
- 稲毛区
- 千葉大学教育学部附属中学校
- 千葉市立緑町中学校
- 千葉市立小中台中学校
- 千葉市立轟町中学校
- 千葉市立稲毛中学校
- 千葉市立千草台中学校
- 千葉市立草野中学校
- 千葉市立都賀中学校
- 若葉区
- 千葉市立加曽利中学校
- 千葉市立白井中学校
- 千葉市立更科中学校
- 千葉市立千城台西中学校
- 千葉市立大宮中学校
- 千葉市立千城台南中学校
- 千葉市立みつわ台中学校
- 千葉市立若松中学校
- 千葉市立山王中学校
- 千葉市立貝塚中学校
- 緑区
- 千葉市立有吉中学校
- 千葉市立泉谷中学校
- 千葉市立大椎中学校
- 千葉市立土気南中学校
- 千葉市立土気中学校
- 千葉市立越智中学校
- 千葉市立誉田中学校
- 美浜区
[編集] 小学校
・緑区
-
- 椎名小学校
- 泉谷小学校
- 有吉小学校
- 小谷小学校
- 金沢小学校
- 扇田小学校
- おゆみ野南小学校
[編集] 特別支援学校
- 国立
- 千葉大学教育学部附属特別支援学校(稲毛区)
- 県立
- 千葉県立千葉特別支援学校(花見川区)
- 千葉県立桜が丘特別支援学校(若葉区)
- 千葉県立仁戸名特別支援学校(中央区)
- 千葉県立袖ケ浦特別支援学校(緑区)
- 千葉県立千葉聾学校(緑区)
- 市立
- 千葉市立養護学校(若葉区)
- 千葉市立第二養護学校(稲毛区)
[編集] 各種学校
- 千葉朝鮮初中級学校(花見川区)
[編集] 千葉市のナンバースクール
中学校 昭和22年(1947)から26年まで、以下の中学校はナンバースクールであった。
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※四中の椿森中は、校舎が定まらず翌23年に開校した。
現在では、千葉市にナンバースクールがあったことを知っている人は少なくなったが、緑町中の校章が数字の「五」を象っていることや、中学校の名簿の順番が加曽利中から始まることなどに名残が残っている。
高校 昭和25年(1950)から36年まで、以下の高校はナンバースクールであった。
千葉市周辺では、今でも千葉高のことを「いちこう」(一高)と呼ぶ人がいる。
千葉二高時代の千葉女子高校には、若干ではあるが男子がいて、現在でも千葉女子出身の老齢の紳士がいるらしい。
[編集] 学校教育以外の教育訓練施設
- 千葉県生涯大学校(中央区)(市民大学)
- アジア経済研究所開発スクール(美浜区)
- 関東職業能力開発大学校附属千葉職業能力開発短期大学校(中央区)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発短期大学校)
[編集] 文化施設
[編集] 博物館
- 千葉県立中央博物館
- 千葉市立郷土博物館
- 千葉市立加曽利貝塚博物館
[編集] 美術館
- 千葉県立美術館
- 千葉市美術館
[編集] 動物公園・植物園
- 千葉市動物公園
- 千葉市都市緑化植物園
- 千葉市花の美術館
- 見浜園
[編集] 文化ホール
[編集] コンベンションセンター
[編集] スポーツ施設・公園
[編集] 千葉市の施設
- 青葉の森公園野球場
- 青葉の森公園陸上競技場
- 千葉公園野球場
- 千葉競輪場
- 千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ)
- 稲毛海浜公園プール
- 稲毛海浜公園球技場
- 稲毛ヨットハーバー
- 若葉球技場
- 千葉ポートパーク
- 千葉市立加曾利貝塚博物館
- 千葉ポートアリーナ
- アクアリンクちば
[編集] 千葉県の施設
[編集] その他
- 千葉マリンスタジアム(第3セクター)
- 東京大学検見川総合運動場
[編集] 交通
[編集] 高速道路とICなど
[編集] 有料道路
[編集] 国道
中央区中央・本町の広小路交差点は国道14号の終点と国道51号の起点を兼ねており、戦前から千葉市における国道の結節点であった。
[編集] 県道
主要地方道
一般県道
[編集] 千葉市に残る道路元標位置
- 大正八年十一月十四日千葉県告示第二百九十五号/大正九年一月九日千葉県告示第一号
旧町村名 | 番地先 |
千葉町 | 寒川字北長洲989番ノ1地先 |
蘇我町 | 今井字神明前262番地先 |
生実浜野村 | 浜野字東町1130番地先 |
検見川町 | 検見川字東上宿38番地先 |
椎名村 | 富岡字平台259番地先 |
誉田村 | 野田字上宿291番地先 |
白井村 | 野呂字北ノ谷218番地先 |
更科村 | 上泉字下表耕地111番地先 |
千城村 | 大宮字宮ノ谷688番地先 |
都村 | 加曽利字田向696番地先 |
都賀村 | 作草部字屋舗748番地先 |
犢橋村 | 長沼字屋敷24番地先 |
[編集] 鉄道と駅
[編集] バス
公営交通は無く、市域の殆どで広義の京成グループの会社の手による路線バスが運行されている。
乗降方式は一部の均一路線を除き、基本的に後乗り前降り後払い方式。整理券を用いた区間運賃制を採っている。
市内に於いて、バス共通回数券は現在発行されていない。ただし、小湊バスと九十九里鉄道を除く京成グループの各社ではプリペイドカードとして磁気カードのバス共通カードが使用可能であり、またこれら各社は非接触型ICカードであるPASMOを導入する予定である。
- 以上は、京成グループの事業者である。
[編集] プロスポーツチーム
[編集] 名所旧跡・観光地・祭事
[編集] 概要
東京湾を望む幕張地区(美浜区)に、全国的に有名なイベントや会議などが開催される複合的コンベンション施設の幕張メッセや、千葉ロッテマリーンズの本拠地千葉マリンスタジアムなどがある。近年では、「花の都・ちば」を都市イメージとして確立すべく事業を展開している。
[編集] 名所・旧跡
[編集] その他の観光スポット
[編集] 祭事
- 千葉市花火大会
- ちばの親子三代夏祭り
- ベイサイドジャズ千葉
- ちばYOSAKOI
[編集] 文化財
- 市内の国指定文化財一覧
番号 | 種別 | 名称 | 所在地 | 所有者又は管理者 | 指定年月日 | 備考 |
1 | 重要文化財(工芸品) | 短刀 銘国俊 (名物愛染国俊) | 千葉市 | 個人 | 昭和10年4月3日 | 無し |
2 | 史跡 | 加曽利貝塚 | 若葉区桜木町141他 | 千葉市 | 昭和46年3月22日 | 縄文時代中期から後期。日本最大級の馬蹄形貝塚。 |
3 | 〃 | 月ノ木貝塚 | 中央区仁戸名町289-1他 | 千葉市・他 | 昭和53年3月16日、平成14年3月19日 | 繩文時代中期から後期。馬蹄形貝塚。 |
4 | 〃 | 荒屋敷貝塚 | 若葉区貝塚町726-1他 | 千葉市・他 | 昭和54年3月13日 | 縄文時代中期前半。馬蹄形貝塚。 |
5 | 〃 | 犢橋貝塚 | 花見川区さつきが丘1-18 | 千葉市 | 昭和56年12月9日 | 無し |
- 市内の登録有形文化財一覧
番号 | 種別 | 名称 | 所在地 | 所有者又は管理者 | 指定年月日 | 備考 |
1 | 建造物 | 千葉市民ギャラリー・いなげ(旧神谷伝兵衛稲毛別荘) | 稲毛区稲毛1-8-35 | 千葉市 | 平成9年5月7日 | 大正7年竣工。鉄筋コンクリート2階建。 |
2 | 〃 | 千葉トヨペット本社(旧勧業銀行本店) | 美浜区稲毛海岸4-5-1 | 千葉トヨペット株式会社 | 平成9年7月15日 | 明治32年6月竣工。昭和40年に現在地に移築。木造2階建。 |
3 | 〃 | 千葉県水道局千葉高架水槽 | 千葉市中央区矢作町670(誉田給水場千葉分場内) | 千葉県水道局 | 平成19年7月31日 | 昭和12年2月竣工。正12角形の配水塔。高さ30m、5階建。土木学会選奨土木遺産。 |
- 市内の千葉県指定文化財は千葉県指定文化財一覧を参照のこと。
- 千葉市指定文化財は千葉市指定文化財一覧を参照のこと。
[編集] 千葉市を舞台とする作品
[編集] 映画
- 『指導物語』
- 『ゴジラvsメカゴジラ』
- 『ゴジラ2000 ミレニアム』
- 『雨の翼』
[編集] 小説
[編集] 漫画
[編集] 出身有名人
[編集] 芸能
- 相葉雅紀(歌手・嵐):花見川区
- 市原悦子(女優):中央区
- 植草克秀(歌手、俳優、少年隊):中央区
- 忍成修吾(俳優):若葉区
- 劇団ひとり(お笑いタレント、俳優):花見川区
- 鈴木理子(子役):美浜区
- 永島敏行(俳優):中央区
- 仁藤優子(歌手、女優):若葉区
- PATA(ギタリスト・X JAPAN)
- 東山千栄子(女優):若葉区
- 水夏希(女優、宝塚歌劇団雪組男役スター):稲毛区
- 吉野紗香(女優、タレント):稲毛区
[編集] スポーツ
[編集] 千葉ロッテマリーンズ
[編集] ジェフユナイテッド市原・千葉
- 岡本昌弘(元U-20日本代表):若葉区
[編集] それ以外の野球選手
- 五十嵐亮太(東京ヤクルトスワローズ):稲毛区
- 石井一久(埼玉西武ライオンズ):若葉区
- 大塚晶則(テキサス・レンジャース):花見川区
- 大野雄次(元ヤクルトスワローズ他):中央区
- 小笠原道大(読売ジャイアンツ):美浜区
- 片岡易之(埼玉西武ライオンズ):花見川区
- 掛布雅之(元阪神タイガース)(新潟県三条市生まれ):中央区
- 川島亮(東京ヤクルトスワローズ):稲毛区
- 澤崎俊和(広島東洋カープコーチ):若葉区
- 高橋由伸(読売ジャイアンツ):中央区
- 横川史学(東北楽天ゴールデンイーグルス):花見川区
[編集] それ以外のサッカー選手
- 木之本興三(日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)理事、ワールドカップ2002年大会日本代表団長):中央区
- 中後雅喜(鹿島アントラーズ)
- 羽生直剛(FC東京、日本代表):花見川区
- 山岸智(川崎フロンターレ、日本代表):稲毛区
- 名良橋晃(元湘南ベルマーレ他、元日本代表):花見川区
- 村井慎二(ジュビロ磐田、元日本代表):稲毛区
- 伊藤哲也(元サンフレッチェ広島他):花見川区
- 秋葉忠宏(ザスパ草津、元アトランタ五輪代表):若葉区
[編集] 野球・サッカー以外のスポーツ選手
- 荒馬大五郎(別名:宮城野 江戸時代大相撲で活躍した力士):花見川区
- 琴富士孝也(元大相撲力士、現タレント):稲毛区
- 村主千香(フィギュアスケート):若葉区
- 村主章枝(フィギュアスケート):若葉区
- 長塚京子(テニス):稲毛区
- 原田哲也(オートバイ・ロードレース):緑区
[編集] 諸分野
- 鶴岡啓一(千葉市長):中央区
- 遠山清彦(参議院議員):中央区
- 遠藤玲子(フジテレビアナウンサー):若葉区
- 岡崎武士(漫画家):緑区
- 柏原兵三(作家):緑区
- 神崎武法(衆議院議員、公明党前代表):稲毛区
- 神田徳光(佐倉市議会議員):中央区
- 椎名誠(作家):花見川区
- 重野なおき(漫画家):花見川区
- 瀬崎明日香(ヴァイオリニスト):花見川区
- 高橋治(作家):美浜区
- ときた洸一(漫画家):緑区
- 徳光雅英(福島中央テレビアナウンサー):稲毛区
- 戸部洋子(フジテレビアナウンサー):美浜区
- 中江利忠(朝日新聞社顧問・元社長):緑区
- 野間美由紀(漫画家):緑区
- 浜崎正樹(福岡放送アナウンサー):花見川区
- 藤島康介(漫画家):緑区
- 本宮ひろ志(漫画家):緑区
- 山川健一(作家):稲毛区
- マツコ・デラックス(コラムニスト):稲毛区
- 渡貫博孝(前佐倉市長):稲毛区
- sachi(モデル兼シューズデザイナー):稲毛区
- 青柳隆志(日本文学者・声優)
[編集] その他
[編集] 市外局番
もともとの市外局番は「0472」だったが、政令指定都市昇格4週間後の1992年4月29日から「043」に変更され、市内局番は200番台になった(嘗ての市外局番「0434」であった佐倉市、四街道市、八街市なども同日に「043」になり、市内局番は400番台になった。その後、新規加入は市内局番300番台が割り当てられた)。 ただし、花見川区の八千代市に接している一部の地域(柏井町・柏井・横戸町・横戸台など)は買い物等の生活基盤が八千代市であること等を理由に住民の希望(NTTの都合の説もあり)で市外局番が「047」となっており、同じ千葉市内でありながら「043」地域から「047」地域に電話をする際(逆も)には市外局番からかけなければならない。
[編集] キャラクター
「花の都・ちば」のシンボルキャラクターとして、ちはなちゃんが使用されている。パンフレットや看板などによく印画されているため、街中でも見る事ができる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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北海道地方 | 北海道札幌市 |
東北地方 | 宮城県仙台市 |
関東地方 | 埼玉県さいたま市|千葉県千葉市|神奈川県横浜市|神奈川県川崎市 |
中部地方 | 新潟県新潟市|静岡県静岡市|静岡県浜松市|愛知県名古屋市 |
近畿地方 | 京都府京都市|大阪府大阪市|大阪府堺市|兵庫県神戸市 |
中国地方 | 広島県広島市 |
四国地方 | - |
九州地方 | 福岡県北九州市|福岡県福岡市 |
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