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ちばシティバス - Wikipedia

ちばシティバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ちばシティバス株式会社
種類 株式会社
略称 シティバス
本社所在地 260-0002
千葉県千葉市美浜区新港32-12
電話番号 043-244-3516
設立 1999年2月
業種 陸運業
事業内容 乗合バス事業,特定バス事業他
代表者 代表取締役社長 小澤 正
  

ちばシティバス株式会社( - かぶしきがいしゃ)は、1999年2月に設立され、京成電鉄(現・京成バス)の千葉営業所新宿車庫を引き継ぐことにより、2000年1月16日に営業を開始したバス事業者である。京成電鉄によるバスの地域分社化は、ちばフラワーバスちばレインボーバスに次いで3社目となる。営業開始時の路線は、千葉市西部の臨海地域を走る幸町団地線・幸町循環線、公務員住宅線であったが、その後京成よりさらに数路線の移管を受けるとともに、轟町循環線をはじめとする独自路線を開設し、営業規模を拡大した。

一般路線は、全線が千葉市内での運行だが、美浜区の検見川浜から中央区の東部まで、広範囲にわたっている。2005年初頭より、「幸町12」・「新16」・「川戸19」のような、終点ないしは経過地名と数字を組み合わせた方式の系統番号が導入された。しかし、この方式では、路線の終点が変更された際に系統番号も変える必要が生じることがあるため、2006年の公務員住宅線短縮や星久喜線延長に際し、当該路線のみ「稲51」・「千21」のようにターミナル駅側の記号を用いた方式に変更された。なお、2005年の番号導入による行先方向幕の交換等はなく、一部の停留所やLED行先表示機を搭載した車両にのみ掲示されるにとどまっていたが、2006年に再編された2路線については、一部の幕式表示機車で系統番号入りの幕への交換が行われた。 2008年4月の本社移転の際に幕式車両は方向幕の交換が行われ、全ての路線に系統番号が導入された。

また、千葉中央駅を起点に成田空港への高速バスの運行も行っているほか、2007年4月1日より同駅から羽田空港への運行も京成バスより6往復の移管を受けて開始した。

目次

[編集] 沿革

ちばシティバスは、1999年2月1日に設立され、翌2000年1月16日に京成電鉄千葉営業所新宿車庫の移管を受けて営業を開始した。新宿車庫は、1964年から1998年まで京成電鉄の千葉営業所が置かれていたところで、多くの市街路線を長年担当してきた。しかし、千葉都市モノレールの開通や道路渋滞により利用者数が低迷する中で、京成は1990年代後半に市街路線の大半を廃止したり、他社に移管したりするなどの方法で整理することとし、千葉営業所も御成台車庫に移転して、若葉区の郊外住宅路線や大学病院周辺の輸送に徹することとなった。その結果、新宿車庫の担当路線は年々縮小し、最終的には美浜区で初期に造成された地域を走る公務員住宅線、幸町団地線だけが残された。これらを新会社であるちばシティバスがそのまま継承した。

営業開始から1年の間に、ポートアリーナ線、作草部線、弥生線(その後廃止)を京成からの移管により運転を開始し、翌2001年には、シティバス独自の新路線となる幕張本郷循環線、轟町循環線を100円均一運賃によって開業した(前者はその後廃止)。同年9月には京成よりいずみ台線、星久喜線を移管され、千葉市の東側への乗り入れを開始すると同時に、この2線を担当する車庫として若葉区千城台東(旧・京成電鉄千城台車庫跡地)に千城台車庫を設置した。また、2002年には作草部線と並行区間の多い千葉中央線を京成より譲受、2005年には久しぶりの新路線として、ちば県民保健予防財団線を開設した。

このように、路線数自体は営業開始から数年で大幅に増加したが、大半は京成電鉄本体で維持が困難であった路線を移管されたものである。このため、シティバスとなってからは大胆な運用効率化策がとられ、作草部線や公務員住宅線のように大幅に本数を削減されたり、弥生線・いずみ台線のように路線や一部の系統が廃止されたりした路線もある。一方、比較的利用者の多い星久喜線の本数を移管時に比べ倍以上に増やしたり、空港連絡路線に参入したりするなどして、新たな利用者の獲得を図っている。

[編集] 本社、営業所

本社は、千葉市役所に程近い千葉市中央区千葉港の国道357号沿いにあったが、2008年4月20日に美浜区の新港に移転した。営業所・車庫は本社併設の新港車庫のみである。2001年9月に星久喜線、いずみ台線が移管された際には、この2線の拠点として若葉区に千城台車庫が設けられたが、2004年3月に新宿車庫の敷地が拡張されたことで全車両が新宿に集約配置されるようになり、千城台車庫は廃止となった。

[編集] 現行路線

[編集] 公務員住宅線

廃止された公務員住宅停留所
廃止された公務員住宅停留所
  • 稲51:稲毛駅~浅間神社~高洲プール前~千葉西警察署~真砂中央公園~検見川浜駅
  • 稲52:稲毛駅→浅間神社→高洲プール前→歯科大入口
    • 昭和40年代:[京成]稲毛駅~公務員住宅が開通。
    • 2000年1月16日:ちばシティバスとなる。
    • 2002年8月1日:稲毛駅~検見川浜駅系統が開通。
    • 2006年4月1日:公務員住宅系統を稲毛駅~高洲プール前、稲毛駅→歯科大入口に短縮。

公務員住宅線は、ちばシティバスの営業開始と同時に移管された路線であり、もともとは稲毛公務員住宅への足として1967年頃に開通したものである。公務員住宅のある稲毛海岸は、美浜区域で最初に埋め立てられた地区で、当初はこの線と稲毛駅~浅間神社~稲毛団地という線が稲毛団地線の線名で運行されていたが、のちに稲毛団地発着便は稲毛陸橋経由となり、別々の線となった。1970年代に入ると沿岸に海浜ニュータウンが造成され、千葉海浜交通が多数の路線を運行するようになったため、乗客はそちらへと流れてしまった。これにより、稲毛団地線は1986年に廃止されたが、公務員住宅線は代替路線のない独自区間が多いことから運行を継続した。

その後、京成が千葉市沿岸部の路線を整理していく中で、この線は新設のちばシティバスに移管された。しかし同じ頃、公務員住宅は老朽化のため撤去されることが決まり、住民の退去が始まった。これにより、終点付近の利用者が激減し、以後、土休日の運行が中止され、日中の便を検見川浜駅へ振り向けて新規利用者の取り込みを狙ったが状況は好転せず、大幅に減便されるという経過をたどっている。さらに、公務員住宅の退去が完了し、敷地が閉鎖されたことから、2006年4月に高洲プール前・歯科大入口を発着点とする路線短縮が実施された。

[編集] 幸町団地線、幸町循環線

  • 稲61:稲毛駅~高洲一丁目~幸町団地~ガーデンタウン~千葉みなと駅~登戸海岸渚跡~千葉駅北口
  • 稲毛駅→高洲一丁目→幸町団地→公民館→16街区→稲毛海岸一丁目→稲毛駅

稲毛駅から美浜区南部の幸町団地に向けて走る路線であり、公務員住宅線とともにシティバス営業開始時(2000年1月16日)に移管された路線である。稲毛駅~高洲入口間は海浜バスと同じ道路を経由する。

幸町は、美浜区では稲毛海岸の次に入居が始まった地区であり、当初は京成電鉄によって幸町団地線(京成千葉駅~流通センター~幸町団地)とこの線の前身である西千葉線(西千葉駅~千葉興銀本店~幸町団地)の2つのバス路線が運行されていた。しかし、どちらも団地の海側を主に走り、国道14号側にはショッピングセンター停留所(現・団地交通の幸町中央と同位置)が設置されていただけであった。このため、国道側の住民はこれらの路線を敬遠し、駅との移動はタクシーの相乗りによって行うことが多くなっていった。

その後、タクシー会社であった団地交通(現:あすか交通)が住民の要望を受けて、団地内に小型バスをきめ細かなルートで運行するようになると、京成の路線は利用者が伸び悩み、1980年代には千葉市街方面への運行を小湊鉄道や千葉海浜交通に任せて廃止し、ショッピングセンター乗り入れも中止してしまった。一方、東京方面への通勤に有利な稲毛駅への乗り入れを1983年に開始し、稲毛と団地の海側を結ぶ輸送に力を入れるようになっていった。

一方の団地交通も1997年に稲毛駅への乗り入れを開始するなど、幸町周辺における営業の拡張を続けたが、1999年に千葉駅北口バスロータリーの整備が完了したのを機に、両社間の路線調整が実施されることとなった。これにより、京成は公民館循環便を団地交通との共同運行により開業するとともに、千葉駅北口への乗り入れを開始し、約半年の運行を経てちばシティバスへの移管が行われた。循環便はあすか交通の時刻表にも記載されている。

2008年4月20日の本社新港地区移転と同時にダイヤ改正が実施され、京成時代から運行されていた福祉センター発着便が廃止となり、ガーデンタウン止まりとなった。千葉駅北口発幸町第二行きは幸町団地行きとなった。

[編集] 作草部線

  • 千24:京成稲毛駅~稲毛駅~女子高校~穴川十字路~作草部駅~公園球場~千葉駅

作草部線は、2000年9月に京成電鉄から移管された路線で、千葉駅からモノレール沿いを穴川まで走り、京成稲毛駅に至る。この路線の原型は、京成が終戦直後から運行していた市街線または千葉寺線と呼ばれた路線で、昭和の末頃までは千葉駅および千葉寺と京成稲毛駅を結んでいた。モノレールのない時代は、当時の国道16号沿線(穴川~椿森付近)から千葉市街方面への利用者が多く、千葉市街地における幹線バスの1つとなっていた。

このうち、千葉駅から千葉寺に至る区間は、戦前に千葉市街自動車が開設した路線を京成が引き継いだものである。同区間で競合する千葉中央バス小湊鉄道の路線より古い歴史があったが、昭和の末頃になると両社の路線の勢いに押されて需要が低下していた。また、1991年にモノレールが千葉への乗り入れを開始すると、千葉駅~穴川十字路間でも乗客の減少が見込まれた。こうしたことから、1990年代に入り、千葉駅~千葉寺間の廃止と、稲毛側でモノレールを意図的に避ける形での大胆なルート変更が実施された。

しかし、京成時代の末期には結局もとのルートに戻され、一部の便で大学病院まで直通運転をしていた時期もあったが、ちばシティバス移管に伴い直通は廃止された。大半の区間でモノレールの下を走る為、本数は削減を繰り返され最小限になっており、2007年7月の改正で土休日が運休となった。2008年4月20日の本社移転によるダイヤ改正で運行本数が再び減便され、現在は平日1往復のみとなっている。

[編集] 轟町循環線

  • 西千51(午前廻り):西千葉駅→千葉経済大学→二丁目7番→市営住宅→西千葉駅
  • 西千52(午後廻り):西千葉駅→市営住宅→二丁目7番→千葉経済大学→西千葉駅
    • 2001年2月1日:西千葉駅~轟町循環を開通。
    • 2006年3月1日:千葉経済大学~教育センター間に五丁目1番停留所新設。

西千葉駅を起点に轟町の市営住宅・千葉経済大学周辺を循環する路線である。短区間ということもあり、普通運賃が全区間にて100円(ワンコイン運賃)に設定されている。同駅発時刻を基準に、午前は千葉経済大学先回り、午後は市営住宅(二丁目)先回りで運行する。系統番号は午前廻りが「西千51」、午後廻りが「西千52」である。

シティバス設立後に開設された路線で、従来バスが乗り入れなかった狭隘道路を走行する。当初は専用のマイクロバスで運行されていたが、想定以上に利用者が増加したことから、まもなく一回り大きい中型車両に置き換えられた。

[編集] 星久喜線

  • JR千葉駅~千葉銀行中央支店~広小路~大和橋~郷土館~中央博物館~市立青葉病院~南矢作~稲辺田~星久喜~川戸都苑
    • 1955年7月15日:[京成]初代千葉駅~稲辺田~川戸を開通。
    • 1991年6月12日:[京成]福祉センター~新宿小学校~千葉駅~川戸に延長。
    • 1999年12月16日:[京成]千葉駅~川戸に短縮し、御成台車庫担当となる。千葉中央駅→千葉駅の出庫便を新設(のち、この出庫便は廃止)。
    • 2001年9月16日:シティとなる。千城台車庫担当となる。
    • 2003年10月16日:本数を16往復から24往復に増便。
    • 2004年3月:新宿車庫担当となる。
    • 2006年6月16日:千葉駅~川戸都苑に延長。系統番号が「川戸19」から「千21」に変更。
    • 2006年10月16日:本数を24往復から34往復に増便。

JR千葉駅から郷土館経由で川戸へ向かう路線である。大学線を長くしたような路線だが、開通当初から一貫して広小路経由で運行している。稲辺田までが特殊区間制に基づく運賃となっている。仁戸名、川戸という停留所があるが、実は千葉中央バスが別ルートでこれらの町の中心部を走っており、京成のルートはどちらかというと外れの方である。このため、千葉駅ローカル路線の割にはかなり本数が少ない時代が長く続いた。この線を単独で見る限りは、早々にシティバスに移管されてもよかったように見えるが、2001年9月まで京成が直轄で運行していたのは、この線が大学線の支線と位置づけられた時期があったからだろう。路線の特徴としては、川戸側の道路がやや狭隘であることが挙げられる。このためこの線には中型車が使用されている。

川戸の折返場には休憩設備がないため、休憩は千葉側で行われる。大昔は福祉センター~JR千葉駅を回送し、休憩は新宿車庫で行われていたが、1991年のモノレール改正で福祉センター~川戸を通しで営業運行するようになった。その後、1999年12月に新宿車庫がちばシティバスとなったため、新宿での休憩ができなくなった。そこで、営業運行を千葉駅~川戸に再度短縮し、休憩場所を千葉中央駅西口ターミナルに変更した(ちなみに、同日にフラワーバスの成東線が千葉中央駅から撤退しているので、ターミナルに空きが生じたという背景もある。)。この際、千葉中央駅→千葉駅という出庫便が設けられた(のちにこの便は廃止)。

2001年9月16日のシティバスへの移管の際は、新宿車庫が手狭ということから、千城台に車庫を設けられ、同日に移管されたいずみ台線とともに駐留していた。現在は2線とも新宿車庫の担当となっている。

2006年6月16日、終点が川戸から川戸都苑に1区間延長され、同時に系統番号が「川戸19」から「千21」に変更された。都苑は、支川都川沿いの老人ホームで、折返場は都苑に隣接する敷地に設けられている。これにより、終点と千葉中央バス川戸線の川戸停留所との距離が近くなった。なお、旧終点の川戸の折返場は閉鎖されず、乗降スペースとして活用されている。

2006年10月16日、大幅に本数が増やされ、利用客には〝大増回〟と案内している。始発が早まり、最終は20時台から22時台に繰り下げられた。これに伴い千葉駅の乗り場は7番から6番に変更された。バスの車体には、『このバスで「郷土館(千葉県文化会館)」・「中央博物館(大学病院)」・「市立青葉病院」に行くことができます。』という案内板が掲げられ、利便性をアピールしている。

[編集] 千葉中央線

  • 千23:千葉中央駅~中央二丁目~千葉駅~公園球場~作草部駅~千草台団地~草野車庫

千葉中央駅(西口)から千草台団地を経由して草野車庫までの路線であり、系統番号は「千23」(本社移転前までは「中央18」)である。もともとは、京成により八千代台線(八千代台駅-広尾-長沼-千葉中央駅、および八千代台駅-畑小学校-穴川十字路-千葉中央駅)や横戸線(勝田台駅-横戸-長沼-千葉中央駅)として運行されていた。しかし、1991年に千葉モノレール(動物公園-千葉間)が開通したことにより、これらの路線は分割または短縮されることとなり、千葉中央駅側は、スポーツセンター駅-千葉中央駅を運行することとなった。その後、草野車庫まで延長され現在に至っている。多くの区間がモノレールと並行しているものの、千草台団地付近やスポーツセンター駅以北等、独自区間も若干存在し、本数もあまり多くないながらも運行が続いている。 2008年4月20日の本社移転によるダイヤ改正で系統番号の本格導入と運行本数の減便、土休日の終車繰り下げが行われた。

[編集] ちば県民保健予防財団線・新港循環

  • 千35:千葉駅北口~千葉みなと駅~ちば県民保健予防財団
  • 千36:千葉駅北口~千葉みなと駅~ちば県民保健予防財団~新港車庫前~千葉駅北口
  • 千38:千葉駅北口~千葉みなと駅~ちば県民保健予防財団~新港車庫前
    • 2005年1月4日:千葉駅北口~ちば県民保健予防財団を開通。
    • 2008年4月20日:本社移転により循環運行に変更。

美浜区の新港にある保健予防財団(診療所)へのアクセス路線である。おおむね20分おきの運行で、休日は運休となる。同財団はかつて中央区の京成バス沿線にあり(旧・千葉県対がん協会)、財団の移転にあたっては、ちばシティバスの新線利用を促す掲示が千葉駅の京成バス停留所に出された。2008年の本社移転により循環運行に改められた。入出庫便として新港車庫前行が設定されているほか、朝の便は今までどおり千葉駅北口~ちば県民保健予防財団の運行となる。

[編集] 廃止路線

[編集] いずみ台線

2007年に廃止された千葉駅発着便
2007年に廃止された千葉駅発着便
  • 千城台駅~公園前~大草台~ゴルフ乗馬前~北谷津~いずみ台ローズタウン
    • 1962年7月30日:[京成]京葉ゴルフ場線(前・京成千葉駅~京葉ゴルフ場)が開通。大草より南下するルート。
    • 1973年5月頃:[京成]北谷津経由の前・京成千葉駅~いずみ台ローズタウンとなり、いずみ台線(当初はいずみ団地線と呼称)となる。その後、千城台車庫担当となる(時期不明)。
    • 昭和:[京成]国鉄千葉駅~いずみ台ローズタウンに変更。
    • 1991年6月12日:[京成]千城台駅~いずみ台ローズタウンを開通。
    • 1998年4月1日:[京成]全便が御成台車庫担当となる。
    • 2001年9月16日:シティとなる。千城台車庫担当。
    • 2004年3月:新宿車庫担当となる。
    • 2007年4月1日:千葉駅~いずみ台ローズタウン便が廃止。
    • 2008年3月1日:千城台駅~いずみ台ローズタウン便が廃止。

国道126号線北谷津の近くにあるいずみ台ローズタウンと最寄り駅のモノレール千城台駅を結んでいた路線である。もともと前・京成千葉駅から京葉ゴルフ場への足を確保するために誕生した路線だが、同ゴルフ場のすぐそばに団地が完成し、北谷津側から入る新道も開通したため、こちら側にルートが切り替えられた。その後、1991年のモノレール千葉開業時に千城台駅発着便が追加され、千葉駅発着便との2本立てで運行していたが、2007年4月1日を以って後者は廃止され、残った千城台駅発着便も1年弱の運行を経て2008年3月1日に廃止された。

JR千葉駅発着便は、ちばフラワーバスの千葉線(京成時代の線名は東金線)の支線的な側面もあり、国道126号線を走り、末端部のわずかの区間だけ別の道路を走っていた。前・京成千葉駅発着から国鉄(JR)千葉駅発着に切り替えられた時期は不明である。(1980年時点では国鉄駅発着になっているが、それ以前が不明。)この便は1973年の開通から2000年1月16日改正まで平土休同一ダイヤであった(ダイヤ改正はあった)ことが特筆すべきことの一つとしてあげられる。2001年にシティバスになったが、その後、千葉駅便は若干の増便が行われた反面、千城台駅便は減便された。

千葉駅発着便の廃止に伴い、代わりにちばフラワーバスが千葉線の一部便をいずみ台ローズタウン経由に変更して運行することとなった。これにより、北谷津以西の国道126号上を走るバスの本数が減少した。また、千城台駅発着便の廃止に際しては、代替路線として千葉市がコミュニティバス路線「いずみバス」を新設した。

[編集] ポートアリーナ線

  • 千葉駅~中央二丁目~千葉中央駅~ポートアリーナ~問屋町~福祉センター
    • 2000年7月16日:千葉四街道線を分割し、ちばシティとして開通。
    • 2001年9月16日:土休日運休となる。
    • 2008年4月18日:運行終了、廃止。

千葉四街道線は臼井線時代も含めて従来から千葉中央駅を発着していたが、ほとんどの利用客が千葉駅で乗下車してしまい、中央に至ることがなかったため、京成はこの区間を廃止し、短縮することとした。その代わりに、短縮区間をシティが引き継ぐこととなった。そういう経緯で開通した路線ゆえ運行本数も非常に少ない。なお、千葉駅~ポートアリーナは海浜バスと小湊バスがそこそこの本数を走らせており、この線独自の停留所は問屋町だけである。2008年4月20日の本社移転に伴い、廃止となった。

[編集] 車両

レトロ調塗装車両(元ちばフラワーバス)
レトロ調塗装車両(元ちばフラワーバス)

ちばシティバスでは、いすゞ自動車日野自動車三菱ふそうの3メーカの車両を使用している。京成電鉄(現・京成バス)の分離子会社であるため、車両の多くは同社または京成バスグループの会社から譲渡されたものである。一般路線車は、大型車から小型車まで様々な車種が配置されている。道路幅の狭い星久喜線と轟町循環線は中型車限定運用となっているが、その他の路線では両者の運用が明確に区別されているわけではない。小型車については、2001年の幕張本郷循環線・轟町循環線開業時にマイクロバス(三菱ふそうローザ)が導入されたが、幕張本郷循環線は利用者減少により2003年に路線廃止、轟町循環線は利用者が増加し中型車に変更されたため同車は役目を終え、2005年にグループ会社の千葉内陸バスに移籍した。その後、京成バスより小型車(日野リエッセ)が譲渡され、いずみ台線などの閑散路線で使用されている。

当社の特徴として、会社設立以来さまざまなカラーリングの車両を使用していることが挙げられる。設立間もないころにはピンク色を基調としたデザインであったが、2003年度の新車からは薄い青色に変更となった。また、2005年後期にちばフラワーバスから移籍した車両は、フラワーバスのデザインを活かしたまま一部を濃紺色に塗り替え、これに金色のアクセントを加えたレトロ調の色彩となっている。ただし、京成バスから移籍した車両については塗り替えを行わず、社名表記の変更のみで対応することとしており、独自の塗装が施されるのは、新規に導入した車両や、他のグループ会社から譲渡された車両に限られている。

[編集] 関連項目


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