山武郡
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山武郡(さんぶぐん)は、千葉県の郡。人口101,546人、面積192.16km²、人口密度528人/km²。(2008年5月1日、推計人口)
以下の4町を含む。
[編集] 沿革
- 1897年4月1日 - 山辺郡・武射郡が合併し発足。(4町28村)
- 1897年5月10日 - 横芝村が町制施行し横芝町となる。(5町27村)
- 1898年8月31日 - 松尾村が町制施行し松尾町となる。(6町26村)
- 1926年4月10日 - 片貝村が町制施行し片貝町となる。(7町25村)
- 1935年8月10日 - 白里村が町制施行し白里町となる。(8町24村)
- 1939年4月1日 - 土気本郷町が土気町に改称。
- 1940年2月11日 - 豊海村が町制施行し豊海町となる。(9町23村)
- 1951年4月1日 - 大網町・瑞穂村・山辺村が合併し、大網町が発足。(9町21村)
- 1953年4月1日 - 東金町・丘山村・正気村・豊成村、公平村・大和村の一部が合併し、東金町が発足。公平村の残部は成東町に編入、大和村の残部は大網町に編入。(9町16村)
- 1954年4月1日 - 東金町が源村・福岡村の一部を編入・市制施行し、東金市となり郡より離脱。源村の残部は日向村に編入、福岡村の残部は白里町に編入。(8町14村)
- 1954年10月1日 - 成東町・大富村・南郷村が合併し、成東町が発足。(8町12村)
- 1954年12月1日 - 大網町・白里町・増穂村が合併し、大網白里町が発足。(7町11村)
- 1955年1月1日 - 日向村・睦岡村が合併し、山武町が発足。(8町9村)
- 1955年2月1日(8町5村)
- 松尾町・大平村・豊岡村が合併し、松尾町が発足。
- 横芝町・上堺村・大総村が合併し、横芝町が発足。
- 1955年3月31日 - 豊海町・片貝町、鳴浜村の一部が合併し、九十九里町が発足。鳴浜村の残部は成東町に編入。(7町4村)
- 1955年7月1日(8町1村)
- 成東町・緑海村が合併し、成東町が発足。
- 二川村・千代田村が合併し、芝山町が発足。
- 1969年7月15日 - 土気町が千葉市に編入。(7町1村)
- 2006年3月27日(4町)
[編集] 呼称について
山武郡は山辺郡(やまべぐん)と武射郡(むしゃぐん)が合併して発足したので「さんむぐん」が正式な読みであった。しかし1970年代後半にかけて「さんぶぐん」という読みが広まり、いつのまにか「さんぶぐん」が事実上の正式な読みに置き換わってしまった。最近の出来事であるにも関わらず事の経緯は不明である。ただ山武町の読みが(さんぶまち)であり、同じ字である山武郡の読みが混同されていくうちにすり変わってしまったというのが有力な説である。
山武市発足の際、読みを「さんむし」としたのは上記の理由により重い歴史を持った「さんむ」の方が新しい市に相応しい為であるとのことである。
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