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ライジング福岡 - Wikipedia

ライジング福岡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ライジング福岡
原語表記 ライジング福岡
愛称 ---
チームカラー
創設年 2006年
所属リーグ 日本の旗 bjリーグ
本拠地 福岡市福岡県全域
アリーナ
収容人数
代表者 山本華世
ヘッドコーチ カール・ジョン・ニューマン
公式サイト 公式サイト
ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ
1st
2nd
Team colours Team colours Team colours
Team colours
 
1st
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2nd

■Templateノート 解説)プロ・バスケチームpj

ライジング福岡(ライジングふくおか、Rizing Fukuoka)とは、福岡県福岡市を本拠地とするプロバスケットボールのクラブチームである。チームの運営は「福岡プロバスケットボールクラブ株式会社」が行う。2007-08シーズンよりbjリーグに参戦中。

チーム名は公募によって決定された。「ライジング」は、福岡県の大宰府天満宮に祀られ「雷神」と化したと言われる菅原道真公と「上昇」を意味する英語の"rising"をかけた。

ホームアリーナはアクシオン福岡福岡市民体育館など県内のアリーナを使用する。

前身となった福岡レッドファルコンズと、福岡BBボーイズについてもこの項で解説する。

目次

[編集] 概要

[編集] チームカラー

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[編集] ユニフォームスポンサー

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  • 学校法人福原学園(胸)
  • 株式会社ジェイウェイブ(パンツ)

[編集] 過去のユニフォームスポンサー

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[編集] ユニフォームサプライの遍歴

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  • 2006~ OZAKI

[編集] 歴史

[編集] 福岡レッドファルコンズ設立とスーパーリーグ参入

2005年新潟アルビレックスJBLスーパーリーグ脱退に伴い、福岡県からIT企業のインテントが中心となって地域密着型クラブチーム「福岡レッドファルコンズ」を設立した。

「レッドファルコンズ」とは「赤いハヤブサ」と言う意味で、同じ福岡をホームとする福岡ソフトバンクホークスアビスパ福岡からヒントを得て名づけられた。

練習拠点は福岡県宗像市グローバルアリーナ。元日本代表の庄司和広らを移籍獲得。外国人2名と新人を合わせ選手全員とプロ契約を結んだ。ヘッドコーチには地元出身の後藤敏博が就任したが、開幕前に原田茂に交代した。

2005-06のスーパーリーグに新規参入した。

福岡レッドファルコンズに所属した選手

[編集] レッドファルコンズ解散

しかし、母体企業の経営不振に加え地元スポンサーの獲得が難航。選手・スタッフの給与未払いや2000万円の使途不明金も発覚し経営不安が表面化。社長の自殺未遂にまで及ぶ事態となった。そのため、全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)には選手・スタッフの自費で参加。それまでの運営会社を清算し、新会社「福岡にレッドファルコンズを残したい」を設立。

2006年1月19日、スーパーリーグ後半戦の不参加を表明するとともに、バスケットボール日本リーグ機構 (JBL) 脱退の意向を示した。スーパーリーグ全敗、公式戦はオールジャパンでの1勝のみでチームは解散。JBLは特例による選手のJBLチームへの受け入れを表明。また、bjリーグアーリーチャレンジ制度を設けて選手の救済に当たった。

新会社はインボイスに支援を求め、2006-07シーズン以降は木村育生インボイス社長が会長を務めるbjリーグに転籍を表明したが、同じ福岡にbjリーグ参入を予定する別会社があることもわかり、2006年2月10日、bjリーグへの参入願を取り下げた。

[編集] BBボーイズ発足

福岡市では地元スポーツマネジメント会社のスポーツコーディネート ペサスがbjリーグ参戦を表明。福岡レッドファルコンズ以前よりbjリーグ参入を目指していたが、レッドファルコンズの解散を受け、活動を本格化する。ちなみにペサスには元プロ野球選手の今井雄太郎らが所属している。

元レッドファルコンズの川面剛らによって新たなクラブチーム「福岡BBボーイズ」が設立された。

チーム名は「Basket Ball Boys」と「Basket Bad Boys」をかけて付けられた。

2007-08以降のbjリーグ参戦を目指しスポンサーを獲得。元bj選手2名も補強。のじぎく兵庫国体にも2名の選手が参加し福岡県は優勝を果たした。

一方でクラブも大分ヒートデビルズの福岡におけるホームゲームの興行権を獲得し、bjの前座試合に出場している。

[編集] bjリーグ参戦

2006年11月30日、2007-08シーズンのbjリーグ参戦が決定した。1年以上のブランクこそあるが、日本リーグからbjリーグ移籍のチーム3例目となる。

同年12月20日よりチーム名の公募を開始。「BB」を公募の際に使用する条件とし、候補は「福岡アスピアBB」「福岡BBオーシャンズ」「福岡ライジングBB」の三つとなった。

2007年1月30日から2月22日まで投票を行い、2月28日に新チーム名が「福岡ライジングBB」に決定。

5月に新会社「福岡プロバスケットボールクラブ株式会社」を設立。親しみやすさや使用するロゴなどを考慮した結果、「ライジング福岡」を正式なチーム名にした。ゼネラルマネージャーには山村恭生、球団代表にはローカルタレントの山本華世が就任した(山本は後に代表取締役社長を兼務)。

BBボーイズの川面とプロテクトによりプロ契約を交わし、エクスパンション・ドラフトで2選手、ドラフト中川和之(指名直後は契約に至らず、08年2月に契約)ら2選手を指名。ドラフト外では福岡県出身の選手を中心に獲得した。ヘッドコーチは当初、ハウイ・ランダが就任したが、家庭の事情から開幕前にカール・ジョン・ニューマンに交代した。

BBボーイズはアマチュアのクラブチームとして引き続き活動し、bjリーグトライアウトも受験しプロを目指す。

[編集] 幻のJBL-bjLeague交流戦

2007年9月11日・12日にアクシオン福岡にて、日本バスケットボールリーグ (JBL) に加盟するOSGフェニックスとのJBL-bj league初の交流戦(フレンドシップゲーム)が行われる予定であったが、「OSGフェニックス側の諸事情」との理由で中止となり、2007年8月31日、公式サイトで発表された。bjリーグ及びライジング福岡の公式サイトでは開催概要などが掲載されていたが、JBLの公式サイトではこれらの記事に一切触れられておらず、中止に至ったのもJBLがJBA傘下外のチームとの対戦に難色を示したためといわれている[1]

なお、bj league所属チームとJBA傘下チームの交流戦としては、2006年シーズン前に上市まつり前夜祭として、bjリーグ参戦直前の富山グラウジーズ日本リーグ(当時、現在はJBL2に移行)加盟の石川ブルースパークスと対戦した実績がある。

[編集] 1シーズン目でプレイオフ進出

参入1シーズン目はレギュラーシーズン3位ながらワイルドカードゲームで高松ファイブアローズを下しプレイオフに進出した。しかし、プレーオフでは1勝もできず、4位に終わった。

[編集] bjリーグ史上初の大学キャンパス内での公式戦

2008-2009年シーズンにおいて、ライジング福岡は公式戦のうち、6試合がライジング福岡の冠スポンサーである福原学園グループである九州共立大学の体育館で開催されることが明らかになった。アメリカのプロスポーツや、黎明期の日本プロ野球でも、学校の敷地内で公式戦が行われた経験があるが、bjリーグとしては初めてとなる。

[編集] コーチ・選手

各選手・コーチの詳細な経歴については公式サイト参照のこと。

[編集] コーチ

ヘッドコーチ
カール・ジョン・ニューマン (CARL JOHN NEUMANN) - 元レバノン代表監督、前浙江ライオンズヘッドコーチ
アシスタントコーチ
金澤篤志 - 前筑波大学男子バスケットボール部アシスタントコーチ
アシスタントディレクターコーチ
ジェフ・アンダーソン (Jeff Anderson) - 元福岡BBボーイズ

[編集] 選手

背番号 名前 生年 身長、体重 出身 前所属
#0 竹野明倫 1985 173cm、63kg 福岡県 大東文化大学
#01 仲西淳 1982 180cm、72kg 東京都 東京アパッチ
#3 マイケル・パーカー 1981 202cm、95kg 米国 ポートランド・シノックス(IBL)
#8 平井崇士 1977 190cm、84kg 福岡県 福岡BB BOYS
#10 中川和之 1982 181cm、80kg 山口県 ブルックリン・キングス(USBL)
#11 川面剛 1975 175cm、72kg 福岡県 福岡BB BOYS
#12 マイケル・ガーデナー 1981 187cm、78kg 米国 カンタベリー・ラムズ(ニュージーランド)
#14 中園隆一郎 1978 190cm、82kg 福岡県 福太郎クラブ
#21 加納督大 1984 183cm、74kg 福岡県 九州産業大学
#22 千々岩利幸 1984 185cm、80kg 佐賀県 九州産業大学
#23 陰承民 1979 196cm、86kg 韓国 富山グラウジーズ
#30 ジョッシュ・ペッパーズ 1985 200cm、92kg 米国 テネシー・セントラルフロリダ大学
#40 トレボーン・ブライアント 1984 207cm、102kg 米国 東京アパッチ
#45 ジェフリー・プライス 1985 204cm、110kg 米国 ミシシッピ・バレー州立大学
#67 原口真英 1982 186cm、80kg 神奈川県 新潟アルビレックスBB

[編集] 過去の所属選手

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク


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