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アビスパ福岡 - Wikipedia

アビスパ福岡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アビスパ福岡
原語表記 アビスパ福岡
愛称 アビスパ
クラブカラー ネイビーブルー、シルバー、ブルーベールダンス
創設年 1982年
所属リーグ Jリーグ
所属ディビジョン ディビジョン2
ホームタウン 福岡市
ホームスタジアム レベルファイブスタジアム
収容人数 22,563
代表者 都筑興
監督 ピエール・リトバルスキー
公式サイト 公式サイト

■Templateノート 解説)サッカークラブpj

アビスパ福岡(アビスパふくおか、Avispa Fukuoka)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。

目次

[編集] クラブの概要

1996年Jリーグ加盟。ホームタウン福岡県福岡市

ホームスタジアムは東平尾公園博多の森球技場(福岡市博多区)。練習場は福岡市東区の雁ノ巣レクリエーションセンター球技場である。年に1回程度、東平尾公園博多の森陸上競技場北九州市立本城陸上競技場北九州市八幡西区)で試合を開催することもあったが、博多の森陸上競技場では2003年(第38節 対湘南)、本城では2004年(第36節 対京都)を最後にリーグ戦は開催されていない。2007年には長崎県立総合運動公園陸上競技場長崎県諫早市)で1試合ホームゲーム(対水戸)を開催した。

ジャパンフットボールリーグ(旧JFL)所属時代の1995年には、博多の森球技場杮落し(第13節 対大塚FC)までのホームゲーム数試合を平和台陸上競技場で行い、また同年のユニバーシアード福岡大会開催時には、旧本拠地の静岡県でもホームゲームを数試合開催した。1996年にJリーグ昇格以後、最初3年間はかつて横浜フリューゲルスの準本拠地として使用された熊本市水前寺競技場も準本拠地として年1試合使用した。

1995年静岡県藤枝市藤枝ブルックスが福岡市に移転してきたもので、移転後の運営会社は福岡ブルックス株式会社だったが、2006年4月26日の株主総会でクラブ名と同じアビスパ福岡株式会社に名称変更された。また本社も2006年5月に福岡市東区香椎浜の福岡フットボールセンターに移転した。

チーム名のアビスパは、スペイン語でスズメバチの意味。ハチの持つ集団的行動や俊敏性が「軽快で統制のとれた多様なグループ攻撃」という、チームの目指すスタイルを象徴する。

近年はホームページなどで福岡ソフトバンクホークスとの交流を活発的に行っているものの、直接的な観客増までいっていない。2006年には11月23日のVSガンバ大阪戦にてホークス選手会長の斉藤和巳がアビスパのユニフォームを着て当時の川勝良一監督を訪れるなどしているものの、一部の在福民放がアビスパの試合よりも斉藤が博多の森に来たことを中心にしてしまうなど、メディアのホークス偏重が強いことが大きいことが一つの原因であると考えられている。

福岡県唯一のJリーグチーム(日本フットボールリーグを含む全国リーグという観点で見ればニューウェーブ北九州を含め2チーム)であるが、クラブスポンサーの所在地は福岡市に偏っている。これは久留米市などはサガン鳥栖のホームタウンの佐賀県鳥栖市に近接し(久留米で創業したブリヂストンはサガン鳥栖のスポンサーである)、北九州市にはニューウェーブ北九州JFL)があることなども影響している(ただし北九州市に本社のあるゼンリンは、福岡、北九州両チームのスポンサーである)。

[編集] 歴史

[編集] 前身

前身の中央防犯サッカー部は、サッカー王国である静岡県藤枝市で結成され、1991年日本サッカーリーグ2部に昇格した実業団チームだった。1992年にJFL2部に参加、1993年には1部に昇格。これを機に「中央防犯FC藤枝ブルックス」と改名してJリーグ昇格をめざしたが、ホームスタジアムである藤枝市民グラウンド球技場のJリーグ基準への改修が困難であることや、藤枝市総合運動公園サッカー場の完成が2002年になるためなどといった理由から、Jリーグクラブ誘致に動いていた福岡市の意向を受け、1995年に福岡市にチームを移転、チーム名を「福岡ブルックス」とし、Jリーグ準会員となった。

[編集] 1995年(JFL)

1995年JFL優勝主要メンバー。数字は背番号。

福岡市に移転しての初めてのシーズンになった1995年

監督には1978年ワールドカップアルゼンチン代表であったオルギンを招聘。

ライバル鳥栖よりディエゴ・マラドーナの実弟ウーゴ・マラドーナを獲得、引き続き藤枝時代より所属の元アルゼンチン代表ペドロ・トログリオらを擁し「京都パープルサンガ」.「鳥栖フューチャーズ」.「ヴィッセル神戸」らとJリーグ昇格を争い、圧倒的な攻撃力と堅実な守備を誇り24勝6敗という成績でJFL優勝、本拠地移転初年度で見事Jリーグ昇格を果たした。

この結果により、Jリーグでの飛躍へ期待を抱かせた。

翌年、Jリーグ昇格に合わせチーム名を現在の「アビスパ福岡」に改めた。これはブルックスが紳士服メーカー「ブルックス・ブラザーズ社」の商標で商標権侵害の恐れがあるための措置。ただしこのときは運営会社名は福岡ブルックスのまま据え置かれた。従って、「福岡ブルックス」というチームは1年限りで幕を下ろした。

ちなみに前身チームである中央防犯サッカー部東海社会人リーグ1部で活動、下部組織は「ACMブルックス」という名称を使用していたが、2006年シーズンを最後に廃部した。

ただしこの頃から、近年まで続く行き当たりばったりの不可解なチーム編成、結果に関係なく短期間で監督を変える・選手を切ることなどから入れ替わりが激しいチームの問題点が見え隠れしている。

(所属した選手数が非常に多い)

[編集] 1996年~1998年(Jリーグ)

1998年J1 2nd 第4節対清水エスパルス戦(年間総合順位最下位年)スターティングメンバー。数字は背番号。

戦いの場をJリーグに移した1996年には、元日本代表のサイドバック都並敏史(現横浜FC監督)、サンフレッチェ広島からは森秀昭(最終所属:コンサドーレ札幌)などベテラン選手を補強したが、なかなか踏ん張ることが出来ず、15位となってしまった。その後、17位、18位と2年連続シーズン最下位ながら、1998年末のJ1参入決定戦でJ1参入を決めた。特に1998年11月19日川崎フロンターレ戦は劇的な結末で、通称「神を見た夜」と呼ばれている(逆に川崎側からはこの試合は「博多の森の悲劇」と呼ばれる。詳細については博多の森の悲劇を参照)。

しかしこの逆境のなか、FW山下芳輝(現FC琉球)、MF石丸清隆(最終所属:愛媛FC)や藤本主税(現大宮アルディージャ)などが活躍し日本代表に選ばれただけに(ただしアビスパ所属時にA代表に選ばれたのは山下だけであり、山下は2007年4月現在もアビスパ所属時にA代表に選出された唯一の選手である)、崖っぷちのチームに一つの光が見えてきた。

[編集] 1999年~2001年(J1)

[編集] 1999年

1999年シーズンは、ベルマーレ平塚のGK小島伸幸(最終所属:ザスパ草津)や、鹿島アントラーズのDF水筑優文サンフレッチェ広島のDF小島光顕横浜F・マリノスのMF野田知(現ヴィッセル神戸サテライト監督)、ジェフユナイテッド市原のMFマスロバルヴェルディ川崎のMF三浦泰年(現静岡FC総監督)など経験豊富な選手を補強しながらも成績が振るわず、一時はJ2降格順位圏内である15位に沈んでいたが、最後の最後で底力を発揮し、14位に留まった。

2001年J1 2nd 第10節対アルビレックス新潟戦(J2降格前最終勝利)スターティングメンバー。数字は背番号。

[編集] 2000年

前身福岡ブルックスの選手であり・前年アシスタントコーチを勤めていたピッコリが就任。 万年下位に低迷するチーム状態からの脱却を目指すことを念頭に置き、キャンプは朝・昼・晩練習することや戦術面などはそこそこにし砂浜での走り込みなどを中心にまず徹底してフィジカルトレーニングを課して精神・肉体面の基礎力向上(スキルアップ)を選手に求めた。

そのようなこともあり監督の求める「戦う姿勢」がチーム全体に浸透。 第2ステージでは最後まで優勝争いに絡む活躍をみせ、結果として6位とクラブ史上最高の成績を収めた。

新加入の高卒ルーキー平島崇が主力として機能したことや、外国人も横浜マリノスで優勝に貢献したMFビスコンティベルマーレ平塚柏レイソルで活躍したバデアそしてエースフォワードのモントージャも活躍するなど明るい話題も多かった。

[編集] 2001年

引き続きピッコリ体制。元韓国代表でサンフレッチェ広島セレッソ大阪でも活躍したMF盧廷潤、アトランタ五輪代表のFW松原良香を補強した。しかし当時未成年の主力選手が児童買春等禁止法違反で逮捕されるなど降格回避まであと1勝というところまできながら以降全敗、年間成績15位となりJ2へ降格。

降格翌年も、ピッコリが指揮を執る方向で進んでおりそれゆえの発言もされていたが結局解任という形になり、続いて年俸が比較的高い三浦泰年らベテランは運営費縮小に伴い軒並みチームを離れていった。

※ちなみにこの時期は毎年J2降格の危機を迎えながらも回避することが多かったため、「落ちない」に通じるということでアビスパグッズをゲン担ぎに買い求める受験生も多く、クラブもグッズを福岡市近郊にある太宰府市太宰府天満宮でお祓いを済ませてから販売していた。

[編集] 2002年~2005年(J2)

[編集] 2002年

初のJ2降格の年、チームの顔でもあった中払大介山下芳輝を放出し、リーグで実績のある呂比須ワグナー内藤就行盧廷潤などベテラン選手を残し、横浜F・マリノスから元ユース代表のMF古賀誠史ジュビロ磐田から元日本代表GKの大神友明など名のある選手を補強し1年でのJ1復帰を目指したが、チーム方針の迷いもあり成績が振るわず8位と低迷。

2003年J2第39節対サンフレッチェ広島戦(成績安定期)スターティングメンバー。数字は背番号。

[編集] 2003年

松田浩が監督に就任、いままでの短絡的な補強をしそれらの選手中心のチーム構成から将来を見据えてユースや若手選手を育成し中心に据えていくチーム構成に踏み切った。

リーグ前半戦は若手選手の経験不足や連携不足・戦術の浸透が進まず苦しい試合展開が続き、勝星も5つしか積み上げることができず下位に低迷してしまうが、後半戦になると攻守が噛み合いだし5連勝を含む16勝3分3敗(後半戦だけの成績ではトップ)と前半戦のうっぷんを晴らすかのように巻き返し4位と好成績を収めた。

[編集] 2004年

前年に続き松田体制。また、前年に行ったサポーターへのアンケートを受けてユニフォームの色を変更した(1stがシルバー、2ndがネイビーだったのを逆にした)。

リーグ戦では前半戦・中盤戦と好不調の波が激しく安定した結果が残せずなかなか上位3チームに食い込めなかったが、シーズンも終盤にさしかかった第37節から最終節まで8連勝を飾る。その中でも最終節、前節までアビスパと勝ち点2の差4位につけるモンテディオ山形との直接対決を制しが3位となり、J1・J2入れ替え戦に進出。その入れ替え戦にて柏レイソルと昇格をかけて対戦するも完敗(ホーム、アウェイ共に0対2で敗戦)、昇格はならなかった。水谷、千代反田、米田、宮崎など若手が年間通して活躍した。

[編集] 2005年

松田体制3年目。チームの育成路線が実を結び高卒2年目の中村・同じく2年目ユース出身の田中が主力として定着。そしてチームの顔となる存在感を示した。他にも個々の選手の実力が開花したことや新加入の元ブラジルユース代表だったグラウシオもチームメイトともうまく融合して(ブラジルトライアングルを結成)大活躍。

11月23日ホームでの第42節徳島ヴォルティス戦を引き分けて2位を確定。見事に5年ぶりのJ1復帰を決めた。

また6月のワールドユース・オランダ大会に中村北斗柳楽智和が日本代表として出場し、世界の強豪相手に活躍した。

[編集] 2006年(J1)

2006年J1第9節対アルビレックス新潟戦(J1復帰後初勝利)スターティングメンバー。数字は背番号。

5年ぶりのJ1の舞台に上がったアビスパは、「J1復帰の功労者」の松田が引き続き4年目の指揮を執ることとなった。有望若手選手の補強のみならず、薮田光教(前ヴィッセル神戸)、布部陽功久藤清一(共に前セレッソ大阪)など、頼れるベテラン選手を補強。若手とベテランの融合で、J1での奮闘が期待された。だが当初から指摘された得点力不足が響き、リーグ戦序盤で1勝6敗5分の16位という下位に沈み, 第12節終了後リーグ戦中断期間5月22日付けで成績不振のため松田監督を解任。

後任にヴェルディ川崎とヴィッセル神戸での監督経験をもつ川勝良一を招聘した。 W杯ドイツ大会によるリーグ戦中断期間にヴィッセル神戸からバロンを完全移籍、また大宮アルディージャから佐伯直哉東京ヴェルディ1969から飯尾一慶を期限付き移籍で獲得するなどテコ入れを計った。 中断期間明けの序盤は結果が出ずに黒星を重ねたが、MF布部をかつての本職であったFWに再コンバート、チームの中心に起用することによって持ち直すようになった。

とはいえ、降格圏内脱出は非常に厳しい状況になっていることには変わりはなく最終節を前に引き分けを挟み4連敗を喫するなど勝ち点26・17位の降格圏内に 位置していた。その、最終節では引き分けてセレッソ大阪に勝ち点で並び・得失点差で上回ることができ16位に順位を上げることができ、なんとか自動降格を免れ、J2・3位ヴィッセル神戸とのJ1・J2入れ替え戦に回ることになった。

しかし、入れ替え戦においても総得点リーグワーストの32の得点力とFWの決定力不足が最後まで頭を悩ませ・解消されず第1戦アウエーで0−0/第2戦ホームで1−1の内容でヴィッセル神戸(皮肉にも、指揮官は松田前アビスパ監督)に2戦合計1-1、アウェーゴール差で敗れ、1年でJ2へ再降格してしまった。

川勝監督はこの結果を受けて5回戦へ勝ち残っていた天皇杯を待たず12月11日に辞任、天皇杯は沖野等ヘッドコーチが 代行監督を務めた。

[編集] 2007年〜2008年(J2)

2007年J2第33節対愛媛FC戦 スターティングメンバー。数字は背番号。

[編集] 2007年

シドニーFC監督のピエール・リトバルスキー氏が監督に就任。前年までのディフェンス面の中心選手であったGK水谷雄一、DF千代反田充新潟にそれぞれ移籍。さらに前年キャプテンを務めたMFホベルトがキャンプ中に突然の退団。それに伴い布部をDMFに再コンバート、得点力不足を補うためにアレックスを3トップの一角に据えるなどしている。また新たに、ブラジルからFWリンコン、さらにホベルト退団後にはかつてリトバルスキー監督の下でプレイしたDFチェッコリを獲得した。

東京ヴェルディ1969戦では5年ぶりとなる5連敗を喫した。第48節のベガルタ仙台戦に敗れたことで昇格の可能性は消滅、1年でのJ1復帰はならなかった。最終順位は7位で終了。最終節の前日に登録メンバー31人の半数以上にあたる16人(レンタル選手、外国籍選手含む)と来季の契約を結ばないことを発表した。

[編集] 2008年

リトバルスキー監督2年目。先述の通り、前年度所属選手の大量解雇により選手が大幅に入れ替わり、とりわけ外国籍選手については全員解雇し、新たにDFルダン、MFタレイ、FWグリフィスと契約、3人ともオーストラリア出身の選手で固めることとなった。日本人選手では、アビスパから京都に移籍したMF中払大介が復帰、福岡大学出身のFW黒部光昭(前千葉)を獲得したほか、DF中島崇典(前横浜FC)、GK吉田宗弘(前セレッソ大阪)らが加入。さらに横浜F・マリノスからハーフナー・マイクから大久保哲哉の両FWをレンタル移籍で獲得し、鈴木惇大山恭平の両名をユースチームからトップに昇格させた(鈴木は2007年シーズンに2種登録で出場済)。 2008年シーズンは、去年活躍した選手が他チームに移籍したことなどから、勝ち点が伸び悩み、第1クールでは15チーム中14位という不本意の成績である。更に、フロントとサポーターの間で溝が生じていて、第16節のベガルタ仙台戦では、サポーターの応援を放棄する(フロントに対する抗議だと思われる。)という異例の試合となった(結果は2-0でアビスパ福岡の勝利)。

[編集] 戦績

ここでは福岡移転後の成績のみ掲載する(1995年のみ福岡ブルックス、96年以降アビスパ福岡)

年度 所属 試合 勝点 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差 順位 監督 総監督
1995年 旧JFL 30 72 24 - 6 83 25 +58 優勝 アルゼンチンの旗ホルヘ・オルギン 菊川凱夫
1996年 J 30 29 9 2(*1) 19 42 64 -22 15位 日本の旗清水秀彦
1997年 J・1st 16 9 3 - 13 11 27 -16 17位 アルゼンチンの旗カルロス・パチャメ
J・2nd 16 10 3 1(*2) 12 18 31 -13 15位
1998年 J・1st 17 7 2 1(*2) 14 22 47 -25 18位 日本の旗森孝慈
J・2nd 17 14 4 1(*3) 12 11 38 -27 15位
1999年 J1・1st 15 16 4 2(*3) 9 23 30 -7 11位 日本の旗菊川凱夫
J1・2nd 15 12 3 2(*4) 10 18 29 -11 15位
2000年 J1・1st 15 15 3 3(*3) 9 19 28 -9 14位 アルゼンチンの旗ネストール・ピッコリ 菊川凱夫
J1・2nd 15 22 6 3(*5) 6 22 20 +2 6位
2001年 J1・1st 15 14 4 1(*3) 10 13 25 -12 12位
J1・2nd 15 13 3 3(*5) 9 22 31 -9 15位
2002年 J2 44 42 10 12 22 58 69 -11 8位 日本の旗今井雅隆(1~21節)
日本の旗望月達也(22~24節・代行)
日本の旗中村重和(25~44節)
2003年 44 71 21 8 15 67 62 +5 4位 日本の旗松田浩
2004年 44 76 23 7 14 56 41 +15 3位
2005年 44 78 21 15 8 72 43 +29 2位
2006年 J1 34 27 5 12 17 32 56 -24 16位 日本の旗松田浩(1~12節)
日本の旗川勝良一(13~34節)
2007年 J2 48 73 22 7 19 77 61 +16 7位 ドイツの旗ピエール・リトバルスキー
2008年                
  • 注:
    • (*1)=PK負(勝点1)
    • (*2)=PK勝(勝点1)
    • (*3)=Vゴール勝(勝点2)
    • (*4)=1Vゴール勝1引分(勝点計3)
    • (*5)=1Vゴール勝2引分(勝点計4)

[編集] リーグ戦通算対戦成績

[編集] 2008年J2クール別成績

クール 試合 勝点 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差 順位
第1クール                
第2クール                
第3クール                
               

[編集] 年度別観客動員記録

年度 所属 合計
動員数
平均
動員数
ホーム
試合数
動員数
順位
1996年 J 146,055 9,737 15 12位
1997年 J 138,451 8,653 16 11位
1998年 J 170,588 10,035 17 12位
1999年 J1 172,007 11,467 15 7位
2000年 J1 204,174 13,612 15 4位
2001年 J1 207,332 13,822 15 11位
2002年 J2 142,808 6,491 22 4位
2003年 J2 163,165 7,417 22 4位
2004年 J2 192,349 8,743 22 4位
2005年 J2 237,299 10,786 22 3位
2006年 J1 234,259 13,780 17 12位
2007年 J2 228,702 9,529 24 3位
2008年 J2 - - - -位
2,237,139 10,077 222

[編集] 獲得タイトル

  • 1992年 JFL2部優勝
  • 1995年 JFL優勝

[編集] ユニフォーム

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st) ネイビー ネイビー ネイビー
FP(2nd) シルバー シルバー シルバー
GK(1st) ブルーベールダンス ブルーベールダンス ブルーベールダンス
GK(2nd) ブラック ブラック ブラック
GK(3rd) レッド レッド レッド
Team colours Team colours Team colours
Team colours
Team colours
 
FP 1st
Team colours Team colours Team colours
Team colours
Team colours
 
FP 2nd
Team colours Team colours Team colours
Team colours
Team colours
 
GK 1st
Team colours Team colours Team colours
Team colours
Team colours
 
GK 2nd
Team colours Team colours Team colours
Team colours
Team colours
 
GK 3rd

[編集] チームカラー

  • ネイビー
  • シルバー
  • ブルーベールダンス

[編集] ユニフォームスポンサー

[編集] 過去のユニフォームスポンサー

※J:COMのスポンサードは、
J:COM福岡福岡ケーブルネットワークケーブルビジョン21)、

J:COM北九州J:COM下関の4社共同によるスポンサー契約。

[編集] ユニフォームサプライの遍歴

  • 1995年 リーグ戦・カップ戦共にアドミラル
  • 1996年 - 1997年 リーグ戦・ミズノ、カップ戦・アドミラル
  • 1998年 -  リーグ戦・カップ戦共にミズノ

[編集] 歴代ユニフォームスポンサー年表

年度 背番号 パンツ サプライヤー
1995年 GEORGIA 三洋信販 RICOH Admiral
1996年 GEORGIA 三洋信販 RICOH Admiral/Mizuno
1997年 GEORGIA 三洋信販 RICOH Admiral/Mizuno
1998年 GEORGIA 三洋信販 RICOH Mizuno
1999年 GEORGIA RICOH 三洋信販 Mizuno
2000年 GEORGIA RICOH 三洋信販 Mizuno
2001年 GEORGIA RICOH 三洋信販 Mizuno
2002年 GEORGIA RICOH ポケットバンク Mizuno
2003年 GEORGIA ポケットバンク Mizuno
2004年 GEORGIA 九州電力 ポケットバンク Mizuno
2005年 GEORGIA 九州電力 ポケットバンク J.COM Mizuno
2006年 GEORGIA 九州電力 ポケットバンク ゼンリン Mizuno
2007年 GEORGIA 九州電力 ポケットバンク ゼンリン Mizuno
2008年 未定 .Rドッとあ~る アクセス・ジャパングループ 九州電力 Mizuno

[編集] アラカルト

[編集] スタジアムDJ

  • 信川竜太
    • 信川が日曜にテレビ・ラジオで生番組を担当している関係で、その際はEIJIが代役としてスタジアムDJを担当する。

[編集] チームマスコット

  • アビー
  • ビビー

[編集] エピソード

[編集] 京都サンガF.C.との縁

京都サンガF.C.(2006年シーズンまで京都パープルサンガ)とは4度同時に昇格、降格を経験している。

  • 1992年 JFL2部 → 旧JFL1部
  • 1995年 JFL → Jリーグ
  • 2005年 J2 → J1
  • 2006年 J1 → J2

[編集] セレッソ大阪との縁

福岡はなぜか関西のチームと縁が強く、セレッソ大阪とも関係がある。セレッソ大阪が降格した年は福岡も必ず降格する。いずれもセレッソよりも後に降格している。

  • 2001年:セレッソ(3試合残し)

        福岡(最終節)

  • 2006年:セレッソ(最終節)

        福岡(J1J2入れ替え戦)

[編集] ハットトリック

アビスパではいままで3名が記録している(いずれもJ2)。

その中で、江口倫司は自身が決めたハットトリックでリード後チームは5点取られ逆転負けを喫している。

  • 江口倫司 2002年 J2 第20節 対セレッソ大阪戦(3-5●)博多の森球技場
  • 宮崎光平 2003年 J2 第15節 対サガン鳥栖戦(5-2○)博多の森球技場
  • アレックス 2007年 J2 第30節 対ザスパ草津戦(1-5○)敷島公園陸上競技場

[編集] 李官雨入団問題

1999年11月末、アビスパ福岡は韓国漢陽大学に所属していた李官雨(当時五輪韓国代表)の獲得を発表。しかし、この時点で本人は既に韓国国内Kリーグのドラフト(2002年廃止、2006年復活)への参加を表明しており、アビスパ福岡の獲得発表はKリーグ側からすれば重大な規約違反であった。Kリーグは12月3日のドラフトにより大田シチズンの指名権を認めて当然アビスパ福岡との契約は認めなかった。この時Kリーグ側から裁判に持ち込むという話もあったが、アビスパ福岡は裁判で争ってまでの獲得を断念。結局、李官雨は大田シチズンへ入団。

なお、アビスパ福岡とは入団契約を交わしていた為、問題が発生後は一度もユニフォームに袖を通さないままを契約解除し退団する事となった。因みにKリーグとアビスパ福岡の両者合意の上での契約解除なので、違約金などは発生していない。

[編集] 主力温存

2000年4月12日開催のナビスコ杯予選・湘南ベルマーレとの試合で、アビスパは主力を温存して、サテライト級の若手・中堅選手が中心となって出場し、「最強メンバーで試合を戦うこと」というリーグ規定に反するのではないかということで問題になった(詳細はネストール・オマール・ピッコリの項を参照)。

[編集] 九州ダービー

サガン鳥栖との試合を九州ダービーと呼ぶ。

  • 特に鳥栖は距離としても近く(鳥栖は福岡都市圏のベッドタウン化が進んでおり、経済活動エリアもほぼ同じである)、「九州クラシコ」と称する者もいるほど盛り上がるカードである。対戦成績は福岡に分があるが、2007年5月19日には鳥栖にホーム博多の森で初めて負けた。
  • 福岡と鳥栖の両者共に静岡県から誘致した球団(鳥栖が浜松市から、その1年後に福岡が藤枝市から誘致)で、福岡に誘致した際に鳥栖の主力級の選手を複数補強した上、先にJFLからJリーグに昇格(誘致から1年)したのは鳥栖から見れば後発の福岡であった。その様な経緯も鳥栖と福岡のライバル意識を強めている一因である。
  • 2008年からロアッソ熊本との対戦も加わり、鳥栖も含めた3チーム共同で「2008九州ダービー」と銘打ち、「〜熱いサッカーは九州から始まる!〜」というキャッチフレーズの下、共通ロゴを用いてダービー9試合を盛り上げて行くこととなった[1]

[編集] サポーターのトラブル

  • 2002年4月10日博多の森球技場で行われたJ2第39節対モンテディオ山形戦で盧廷潤選手に向かってバックスタンドのサポーターの一人が自分の着ていた韓国代表のユニフォームを投げ入れる。また、ピッチへ乱入して選手に掴み掛るなどの場面もあった。
  • 2005年11月6日三ツ沢公園球技場で行われたJ2第39節対横浜FC戦に於いて、試合終了後に選手がサポーターへ挨拶しに行った際、選手達に向かって潰された空き缶が投げ込まれ、岡山選手とサポーターが揉めた。しかし投げ入れた本人は特定されていない。一方、岡山選手は別の1人も同様に缶を投げ込もうとしたため制止しようとしたが、この行為がサポーターへの挑発と勘違いされたと後日コメントしている。
  • 2007年9月2日鳥栖スタジアムで行われたJ2第38節対サガン鳥栖戦では試合終盤から、レフェリングに疑問を持ったサポーター達がペットボトルをピッチに投げ入れだし、試合後も収まらず最終的には多数のペットボトル(内、雨傘が1本)が投げ入れられた。試合終了後には一部のサポーターがピッチに乱入して審判団へ威嚇したり、ピッチに乱入する際に少年一人に怪我を負わす等、アビスパ福岡の名に汚点を残す程の荒れた試合になった。後日、クラブはピッチへの侵入者ら数名に無期限の入場禁止などの処分を課した。また問題のレフェリングは「オフサイドであった」との回答がサッカー協会からチームを通じて発表された。

[編集] アルゼンチン選手

JFL福岡ブルックス時代も含めアルゼンチン籍の選手がJリーグチームの中で最も多く合計で15名在籍していた。

2003年以降は獲得していない。

年度 No. Pos. 名前 No. Pos. 名前 No. Pos. 名前 No. Pos. 名前 No. Pos. 名前
1995年 6 DF マジョール 8 MF トログリオ 9 FW ピッコリ 10 MF マラドーナ 11 FW ホルヘ
1996年 6 DF マジョール 8 MF トログリオ 10 MF マラドーナ
1997年 3 DF バスケス 10 MF リエップ 22 FW ロッシ 35 MF カラセード
2000年 9 FW モントージャ 26 DF サンドナ 43 MF ビスコンティ
2001年 9 FW ヴィラジョンガ 11 MF ビスコンティ 36 MF アレホ 9 FW ビアージョ
2002年 11 MF ビスコンティ

※1996年は固定番号ではないため主に付けていた番号。 なお内訳は、FW/6名.MF/6名.DF/3名

[編集] アビスパ福岡に所属するサッカー漫画の登場人物

いずれも九州出身。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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