SUPER BELL''Z
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SUPER BELL"Z(スーパー ベルズ)は、DJの野月貴弘を中心とする音楽グループ。鉄道の車内放送をテクノポップに乗せたパロディ音楽「車掌DJ曲(モーターマンと呼ぶ)」で知られている。1999年のデビュー以来UP STREAM(東芝EMI)に所属していたが、2005年に独立。2006年にこれまでのメンバー制を廃止し、野月その他によるフリーメンバー制が採用された(後述)。
デビューシングル「MOTER MAN(秋葉原~南浦和)」がヒットし、以来「MOTO(e)R MAN」シリーズを多数手がけている((e):正確にはOの中にeを書く。以下同じ)。その中でも、「MOTOR MAN SOTETSU!!」はTVKテレビ「YOKOHAMAちけってぃ」のオープニングテーマ、「MOT(e)R MANでGO!」はタイトー社製鉄道ゲーム「電車でGO! FINAL」のエンディングテーマとして使用された。他にも、あらゆるネタソング満載の「スーパーベルズファン」(航空機における客室乗務員のアナウンスを基にした「エア・クルウ」などを収録)や、F1実況ネタの「Formula Man」もリリース。また、狩人「あずさ2号」のアンサーソングとして「かいじ101号」なども製作した。
公式ファンクラブは「若獅子会」。最近では、音楽交流サイトJammyにて未発表曲や新曲の発表を行っている。
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[編集] メンバー
2006年1月より行動の幅を広げるため、メンバー合意のもと今までのメンバー制を廃止。 基本的に車掌DJ野月が筆頭で、ライブのスタイル(「MOTER MAN SIDE」または「OUTサイドサイドクダマSIDE」)に合わせてメンバーを選択する。
※楽曲の性格上、メンバー全員が鉄道マニアと誤解されることもあるが、実際に「鉄道」が趣味と公言しているのは野月1人だけである。
フリーメンバーの詳細は下記「Member Project of SUPER BELL"Z」を参照。
[編集] SUPER BELL"Z
- 野月 貴弘(のづき たかひろ)
- 1972年5月22日生、北海道帯広市出身、札幌市育ち。血液型O型。車掌DJ(「MOTOR MAN 京浜急行VVVF」ではDJ運転士担当)、ボーカル、作詞・作曲担当。大卒。当然のごとく鉄道マニアだが、趣味は他にもガンプラや車など広範囲。岸田繁(くるり)との対談は鉄道ファンの間で伝説となっており、後に両者とも京浜急行電鉄2100形のドレミファインバーターを題材とした曲(野月:「MOTOR MAN 京浜急行VVVF」 岸田:「赤い電車」)を発表した。また、ドラマ『特急田中3号』に南田裕介と共に脇役で出演し、「CAFÉ & BAR STATION」に設置してあるカラオケで「MOTOR MAN 京浜急行VVVF」と「オレは西武特急レッドアロー」を熱唱した(本人曰く、「オレは西武特急レッドアロー」はライブでも2007年の年末ライブでしか歌ったことが無い。また、当初は「MOTOR MAN 中華特急みなとみらい」を熱唱する予定だったと言う)。アニメでは鉄子の旅に駅員役で出演し駅のアナウンスをしたほか、番組主題歌、鉄音なども担当した。また、JR西日本683系電車のサウンドプラレールの車掌も担当した。鉄道模型にも造詣が深く、その腕前はかなりの物。NHK BSの情報バラエティ番組『熱中時間』の熱中ドキュメントコーナーでは当時未発売の名鉄2000系を自作していたが、中部国際空港と伊勢湾まで自作・増設(背景を書いたのは少覚)したのでただでさえ鉄道模型だらけの部屋が更に狭くなっていた。
[編集] Member Project of SUPER BELL"Z
- 土屋 基(つちや もとい)
- 1972年6月3日生、北海道札幌市東区苗穂出身。保線DJ担当(実際に保線作業の経験がある)。デザイン系の専門学校卒。アマチュア時代の初代ギタリストであり、ナカジーとの入れ替わりで脱退したが、マネージャーを経て復帰。鉄道マニアではない(非鉄)が、野月と共に作詞を担当していることが多く、ネタの「枝葉をつけていく才能は抜群」(野月談)である。車掌の声を楽器に置き換えるという「MOTER MAN」のネタも、発案者は野月ではなく土屋だった。近年は野月の影響で鉄道知識が増え始め、2006年夏の名古屋イベントの帰りには乗り鉄デビューを果たしている。神社仏閣マニアとしても有名で、本人曰く霊感があるらしい。
- 鉄音アワーでは非鉄である立場から、鉄に関する質問を野月にしたり、ボケ質問やツッコミを行うことが多い。例えば出身地に近い苗穂工場に所属する国鉄キハ183系気動車に『乗ったことない』と野月相手に発言している。
- 宮田 千春(みやた ちはる)
- 女性ボーカル/おばちゃん担当。一度脱退しているが復帰。大食い。主に「MOTER MAN SIDE」に出演。『鉄音アワー』では「宮田千春の駅弁まだまだだ」という実際の駅弁の器に宮田独自のメニュー・盛り付けを行うコーナーを持つが、必ずカレーとチーチクが入っている。
- Dr. 永井(ドクター・ながい)
- DJ担当。主に「OUTサイドサイドクダマSIDE」に出演。
- 相模原 三瓶(さがみはら さんぺい)
- パフォーマンス担当。本名 ・三瓶 祐志。劇団所属。主に「MOTER MAN SIDE」に出演。
- つかさ
- パフォーマンス担当。本名 ・加治屋 司。劇団所属。主に「MOTER MAN SIDE」に出演。
- 瀬戸サンライズ 牧子(せとサンライズ まきこ)
- パフォーマンス担当。主に「MOTER MAN SIDE」に出演。
- 小谷 佳晃(おたに よしてる)
- VJ担当。通称OTN。どちらのスタイルにも出演。本職は株式会社カツミにてIT経営担当。
- ブルリン
- 野月の飼っているインコ。車掌ボイスを習得している。見習いインコにウルクンがいる。テレビ東京系『ペット大集合!ポチたま』にて、野月と共に紹介された。
- 少覚 一(しょうかく はじめ)
- 1972年12月18日生、北海道滝川市出身。血液型B型。コーラス、キーボード、髪の毛が薄い人担当(アマチュア初期はベース担当)。土屋と同じ専門学校卒。元・正規メンバー。作曲では中華風のフレーズを得意とする。軍艦マニアで、自らの苗字と同音の軍艦「翔鶴」をひいきにしている。また、デザイナーの肩書を持ち、CDジャケット・ポスターや公式ウェブサイトなどのデザインも手掛けていることがある。
- 「さ行」が上手く発音できないため、『鉄音アワー』では「少覚一のこれだけは言わてて」というコーナーを持つが、殆どが放送できない内容のため、たまにしか放送に載らない。
- TJレミア(ティージェイ・レミア)
- 2008年5月4日の丸栄百貨店での鉄道模型展から活動を開始した女性新メンバー。鉄音アワーで東武東上線沿線であると思われる解説がされた。TJの由来は東武東上線のTJライナーから。
[編集] 脱退したメンバー
- 中島 啓貴(なかじま ひろき)
- 1975年6月9日生、埼玉県出身。血液型O型。エレクトリックギター、顔パフォーマンス担当。あだ名は「ナカジー(NAKA-G)」。アマチュア時代に中途加入した元・正規メンバー。料理が得意で、四駆の運転を好む。かつて持病があり、通院を繰り返していた。2006年1月に「さよなら運転(脱退)」。脱退前には『鉄音アワー』で『おれナカジーのNGクッキング』というコーナーを持っていたが、わずか二回だけオンエアーされたあと脱退したため、幻のコーナーとなった。(のちに『宮田千春の駅弁まだまだだ!』が追加された。)
[編集] ベル君
- 二階堂 “ベル君” 裕二(にかいどう べるくん ゆうじ)
- SUPER BELL"Zの象徴かつバンドマスター(バンマス)であり、バンド名の由来でもあるが、メンバーには数えない。野月とは高校時代の同級生。現在はサラリーマンをしており、ファンの前に姿を見せることはまず無い。ユニークなキャラクターの持ち主で、彼を題材に扱った楽曲もある。
以上メンバーの他にも、宮崎恵子(デビューシングルでは、正規メンバー「ヴォーカル、コーラス 紅一点担当」としてクレジットされた)・MARCO・中村美律子・山本シュウ・グリニス・マーティン・本間秋彦・NOZOMIX・春菜道子・豊岡真澄・南田裕介・S-Flyer桜井(セクシーフライヤーDJさくらい)・横見浩彦(ライブのみ)・ルミルミ・太華・SharLee・向谷実などがゲストとして楽曲に参加した。
このうち、S-Flyer桜井は北総開発鉄道7000形電車の大ファンである事から、「鉄音アワー」で主に北総鉄道やエアトレイン絡みでよくゲスト出演する。さらに過去に2ヶ月間「乗り鉄」目的で失踪したこともある。
[編集] 略歴
- 1992年 - 上京した野月・少覚・A君(・ベル君)で結成。初オリジナル曲は「ケツピチロック」(当初は「SUPER BELL'S」)。後に土屋が加入。
- 1994年 - A君が「グループ内交際禁止」のルールを破って結婚、脱退した(後にこの事件を題材にした「フルスクラッチ」という曲がつくられる)。同じ頃、アマチュアバンド仲間のナカジーと知り合い、共に活動することが多くなる。
- 1998年 - その後も何回かメンバーが入れ替わり、女性ボーカルとして宮田が加入。
- 1999年 - 土屋が脱退し、ナカジーが加入したことを機に、「SUPER BELL"Z」として本格的にオーディションを受け始める。そのような中で宮田も脱退し、野月・少覚・ナカジーの体制になった。
- 1999年8月 - 「MOTER MAN」がNACK5のMUSIC CHALLENGERにて月間グランプリを獲得。
- 1999年12月8日 - 東芝EMIより「MOTER MAN(秋葉原~南浦和)」でメジャーデビュー。
- 2000年9月1日 - 公式ファンクラブ「若獅子会」発足。
- 2000年11月 - 「MOTER MAN(秋葉原~南浦和)」で第33回全日本有線放送大賞 新人賞を受賞。
- 2001年6月29日 - 『SUPER BELL"Z First Live 2001"MOTOR MAN"』を実施。
- 2002年6月28日 - 『SUPER BELL"Z LIVE 2002 "弱冷房車"』を実施。
- 2003年6月29日 - 『SUPER BELL"Z LIVE 2003 "MOTER MAN 休日ダイヤ"』を実施。
- 2003年7月4日 - 『SUPER BELL"Z LIVE 2003 "MOTER MAN 平日ダイヤ"』を実施。
- 2004年7月17日- 『SUPER BELL"Z LIVE 2004 "第一場内警戒"』を実施。
- 2004年7月18日- 『SUPER BELL"Z LIVE 2004 "第二場内注意"』を実施(2夜連続)。
- 2005年3月 - UP STREAM(東芝EMI)から独立。
- 2005年10月7日 - 『SUPER BELL"Z LIVE 2005 "回復運転"』を実施。
- 2006年1月 - 固定メンバーからフリーメンバー制に移行。ボーカルの野月貴弘を中心として構成されるバンドとなった。
- 2007年8月11日- 『大鉄道博覧会 SUPER BELL"Z LIVE with 豊岡真澄』を2回公演で実施
- 2007年11月16日 - 『スーパーベルズの鉄道ナイト!!~見切り発車!出発警戒!ムーンライトでライブしながら鉄音アワー!』を実施。
- 2007年12月28日 - 『年忘れ!?SUPER BELL"Z LIVE 2007』を実施。
- 2008年3月30日 - 『スーパーベルズの鉄道ナイト2!!ライブ×エアトレイン×鉄音アワー フル編成で出発進行!』を実施。
- 2008年5月2日、3日、5日 - 東急百貨店にて「東急東横線80周年記念鉄道フェスティバル」イベント・ライブに出演。
- 2008年5月4日 - 丸栄百貨鉄道模型展のイベントより新メンバーとしてTJレミアが加入。
- 2008年5月8日 - カシオペアの向谷実とのコラボレーションアルバムを発売。
[編集] モーターマン
モーターマンは、SUPER BELL"Zが製作している、鉄道の車内放送を曲に合わせて電子音楽にした「車掌DJ曲」に総じて付される題名で、元来の意味は「電気機関車運転手」(en:motorman)。特にJR東日本(JR EAST)の路線をテーマにした曲は「MOTER MAN」、それ以外の路線をテーマにした曲は「MOTOR MAN」と表記するが、出版物やWEB上では誤植がまま散見される。
以下のように、JR東日本とそれ以外の路線を直通運転する場合は"MOTER MAN"となる。
- 「MOTER MAN 終電上野発23:54分」(JR東日本→JR西日本)
- 「MOTER MAN 埼京線 WATERFRONT」(JR東日本→東京臨海高速鉄道りんかい線)
- 「MOTOR MAN 飯田線9294」(JR東日本・中央東線【岡谷~辰野】→JR東海・飯田線)
また、以下の曲については、JR東日本の区間を全く通らないが、なぜか"MOTER MAN"というタイトルが付されている。
なお、MOTER MANとMOTOR MANをあわせて「MOTO(e)R MAN」((e):正確にはOの中にeを書く)と表記することがある。
[編集] 登場路線・列車
楽曲によっては、現在の路線もしくは列車の実態と合わなくなった部分が存在したり(例:急行能登、阪急京都線特急)、作詞時のミスで本来登場するはずの駅や路線が省略される形になったりしているなどの例がある。なお、▲は未収録曲、太字は鉄子の旅のもの。
- 山手線
- 京浜東北線(快速、普通・赤羽-南浦和および東京-品川)
- 高崎線(快速アーバン・上野-赤羽)※作詞当時、高崎問屋町は存在しない。ただし、セクシーシンセサイザー版では追加されている。
- 埼京線(通勤快速および普通・全線(大宮-大崎)および恵比寿-新宿)
- 名鉄名古屋本線(ミュースカイ、普通・神宮前-枇杷島分岐点、新名古屋-枇杷島分岐点、名鉄名古屋-神宮前)
- 名鉄犬山線(ミュースカイ、急行、普通・全線(新名古屋-岩倉-新鵜沼および新鵜沼-名鉄名古屋))
- 大阪環状線(外回り全線(天王寺-西九条-大阪-天王寺)および大阪-京橋-天王寺)
- JRゆめ咲線(西九条-ユニバーサルシティ)
- 神戸高速鉄道東西線・阪急神戸線(特急・新開地-阪急梅田)※作詞当時は夙川は通過の為出てこない。
- 阪急京都線(特急・全線(阪急梅田-河原町))※現在の停車駅とは異なる。
- 西武秩父線・秩父鉄道線(普通・横瀬-長瀞)※本来横瀬はよこぜと読むが間違ってよこせと読んでいる。
- 仙石線(快速うみかぜ2号、特別快速うみかぜ号・全線(石巻-あおば通))
- 仙山線(快速仙山号・全線(仙台-山形))
- 利府支線(普通・全線(岩切-利府))※エアトレインを除いて一番短い曲
- 京急本線・久里浜線(快特・三崎口-品川)※京急蒲田-品川間の通過駅のうち、北品川駅がすっぽ抜けた形になっている(ライブでは修正している事がある)。
- 中央・総武緩行線(普通・秋葉原-新宿)※飯田橋の乗り換えアナウンスが大江戸線ではなく半蔵門線になっている。
- 中央快速線(青梅特快、普通・新宿-八王子)
- 東海道新幹線(ひかり・全線(新大阪-東京))
- 武蔵野線(普通・新小平-府中本町)
- 南武支線(ワンマン・全線(尻手-浜川崎))
- りんかい線(快速・全線(大崎-新木場))
- 相鉄本線(急行・全線(横浜-海老名))※横浜-二俣川間の通過駅のうち、鶴ヶ峰駅がすっぽ抜けた形になっている。
- 東北新幹線(はやて・全線(東京-八戸))
- 秋田新幹線(こまち・全線(秋田-盛岡-仙台))
- 山形新幹線(つばさ・全線(福島-新庄))
- 津軽海峡線・北海道新幹線(海峡線・青函トンネル区間)
- 札幌市営地下鉄東西線(全線(宮の沢-新さっぽろ))
- 札幌市営地下鉄南北線(全線(麻生-真駒内))
- 江ノ島電鉄線(全線(藤沢-鎌倉))
- 陸羽東線(快速湯けむり号・全線(新庄-小牛田))
- 京葉線・内房線(※ただし、楽曲に登場するのは京葉線の区間のみ、通勤快速・東京-蘇我で、作曲当時は新木場は通過の為出てこない。また、八丁堀の乗り換えアナウンスが日比谷線ではなく有楽町線になっている。)
- 東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい21線(特急・全線(渋谷-横浜-元町・中華街))
- 名鉄常滑線・空港線(ミュースカイ・全線(神宮前-常滑-中部国際空港))
- 名古屋市営地下鉄名城線(右回り全線(大曽根-名古屋大学-(当時工事中)-新瑞橋-大曽根))
- ▲富士急行(フジサン特急・全線)
- ▲上信電鉄
- ▲ゆりかもめ
- ▲箱根登山鉄道
- 急行能登(上野-富山)
- 久留里線(木更津-上総亀山)
- わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線
- 土讃線
- 肥薩線
- 長野電鉄屋代線(全線)・長野線(須坂-湯田中)
- 飯田線
- 室蘭本線,千歳線(寝台特急北斗星 (列車))、函館本線,石北線(特急オホーツク (列車)),ふるさと銀河線
- 阿武隈急行線
- 上越線(土合-湯檜曽)
- 信越本線(青海川-鯨波)
- 北陸本線(筒石駅)
- 大都市近郊区間(東京近郊区間・大阪近郊区間)内の各路線(大回り乗車)
[編集] 鉄道戦隊 レオ☆レンジャー
「鉄道戦隊 レオ☆レンジャー」(てつどうせんたい レオレンジャー)は、2003年にSUPER BELL"Zが「西武電車フェスタ」に初めて参加することに合わせて誕生した、西武鉄道の車両を戦隊ヒーローに例えた彼らのオリジナルキャラクター。その影響か、西武鉄道かわら版2004年2月号にインタビューが載せられている。
「西武電車フェスタ」のほか、ライブイベントでもレオ☆レンジャーの劇が行われる。
[編集] 主な登場キャラクター
モチーフとなる鉄道車両が存在するキャラクターについては、名前のあとのカッコ内にそれを記載した。
[編集] レオ☆レンジャーとその仲間
- レッドアロー(西武10000系)
- レオ☆レンジャーのリーダー。演ずるはメンバーの野月。
- 2007年の年末ライブで数年ぶりに登場した(このときは野月ではなく他のメンバーが演じた)。
- フツウイエロー(西武3000系)
- レオ☆レンジャーのメンバー。演ずるは元メンバーの中島(ナカジー)。
- 3000系である思われていたが、秩父鉄道に再就職したと言う設定で2007年の年末ライブには登場しなかった。
- アルミブルー(西武20000系)
- レオ☆レンジャーのメンバー。演ずるはMember Projectの少覚。女性キャラクターであるため、NOZOMIXという女性が声優を務め、少覚はそのセリフに合わせてポーズをとるなどといった形になる。
- 通勤ラッシュが忙しいと言う設定で2007年の年末ライブには登場していない。
- 軌道刑事ツクバン(つくばエクスプレスTX-2000系)
- 展望超人パノラママン(名鉄7000系)
- 2006年の名古屋・広小路夏まつり2006で初登場した、名古屋鉄道のヒーロー。必殺技はミュージックホーン。基本的にツッコミ役となっている。なお、名古屋・広小路夏まつり2006では実際ではありえないミュースカイとの併結を行っている。併結時の必殺技はミュージックホーン・アンサンブルモードで、上パートを担当する。ちなみに、パノラママンのセリフによると、名古屋には「超人連盟」なるものがあるらしい。
- 2007年の年末ライブでは廃車を恐れ、テツスキスキーに寝返ってしまったが、スケバンデハの説教で目を覚ます。
- 2008年の丸栄百貨でのイベントではパノラマガールに更新改造され、配役も新メンバーのTJレミアが担当した。
- 空港超人ミュースカイン(名鉄2000系)
- スケバンデハ(東急5200系)
- キカンシャピンク(西武E851形)
- 2004年7月のライブ『第一場内警戒』で登場したレオ☆レンジャーの新メンバー。後述のテツスキーの能力で碓氷峠に飛ばされ、坂が登れず苦戦するレオ☆レンジャーに連結し押し上げて窮地を救った。
- 初代レッド(西武5000系)
- 2004年7月のライブ『第二場内注意』で登場したレオ☆レンジャーの先輩。戦いの犠牲になったが、劇中のナレーションによるとその後改造され、実車同様富山地方鉄道で活躍することになったらしい。
- レオ☆レンジャーロボ
- 2005年10月に開催されたライブで初登場。西武鉄道の車両基地から発進する電車が合体する。営業運転の兼ね合いもあり、戦闘終了後は早々と車両基地に戻らなければならない。
- シャショーライダーデンシャオウ
- 2007年8月に開催された豊岡真澄とのコラボライブにて初登場。スケバンデハとツクバンがジョーバン、グモラーに止めをさそうとした時に「俺、車掌!」のフレーズと共に突然現れ、彼の攻撃でグモラー、ジョーバンを撃退した(同時にツクバン、スケバンデハもダメージを食らった)。「俺、車掌!」は、「仮面ライダー電王」の変身時の決め台詞、「俺、参上!」のパロディ。
[編集] 敵キャラクター
- グモラー
- レオ☆レンジャーが活躍する西武鉄道を“悪の運行障害”で運休にさせようと企む、悪の組織「湘南電車」の親分。しかし雨(大雨を降らし運休にしようとしたらしい)、猛暑(暑さで客に不快な思いをさせる)、ラッシュアワー(乗り切れない程の客を乗せる)など攻撃方法が幼稚で、奥の手がお年寄りで「お願いします」と攻撃を依頼している。更にレオ☆レンジャーの移動手段(?)であるレッドアローを利用して帰宅している。胸に蜘蛛の絵がある。「グモ」とは、2ちゃんねる用語で鉄道・バスの人身事故の意味(鉄道用語では「まぐろ」と呼ばれる)。レッドベアーやジョーバンと手を組んでレオ☆レンジャーやツクバンを倒さんとしたこともある。
- 2007年8月のライブではグリーンアテンダントならぬ「グモーンアテンダント」として登場し、ツクバンを「グモーン空間」へ誘い込み、割高な平日車内発券のグリーン料金を支払わないと「乗車率200%のフツー空間」へ落とすと脅迫した。
- テツスキー
- スリラー
- 列車内でのスリの常習犯となっている泥棒怪人。モデルはマイケル・ジャクソンと思われる。
- レッド・ベア(JR貨物DF200形)
- ジョーバン(JR東日本E531系)
- トウカイン
- カロリー
- ベル将軍
- グモラー率いる悪の組織の真の支配者。2004年7月のライブ『第二場内注意』で登場し、ベル君自らが演じた(ただし声は野月があてていた)。
- シャハーン
- テツスキスキー
[編集] エアトレイン
ネットラジオ「鉄音アワー」(外部リンク参照)から生まれた言葉。これは口で電車の音を忠実にものまねをしていくコーナーで、鉄音アワー放送開始1周年記念として始まった企画。採用されると景品としてパスケースや携帯ストラップが贈られる。2007年6月20日にCDを発売。
ちなみに野月の得意なエアトレインは「真空吸引式トイレを流した時の音」で、鉄音アワー68回目で披露し、土屋と桜井の大爆笑を誘った。
これに似たものとして、野月と土屋の間で少覚の喋りのマネをする「エア少覚」もある。
[編集] 音楽
[編集] シングル・マキシシングル
- MOTER MAN(秋葉原~南浦和)(1999年12月8日) - 初シングル。
- 老・ラッパー(2000年9月13日)
- MOTO(e)R MAN Vol.3 仙台編&京浜急行(2001年2月21日) - 本盤収録の「MOTOR MAN 京浜急行VVVF」はくるりの「赤い電車」と共に事実上同社のイメージソングとなっており、発売後しばらくの間PVが同社の品川・横浜・上大岡駅構内のモニター「メディアルトラン」にて放送されたほか、同社関係のイベントで流されることも多い(ただし実際の快特品川行の車内で放送されたことはない)。
- Formula Man(2001年8月29日)
- MOTO(e)R MAN 中央線/新幹線ひかり(2002年1月30日)
- MOTO(e)R MAN 江ノ電&陸羽東線(2003年6月25日 CCCD)
- 鉄道戦隊 レオ☆レンジャー(2003年12月17日 CCCD)
- かいじ101号(2004年9月29日 CCCD) - アルバム「MOTO(e)R MANでGO!」からのリカットシングル。「あずさ2号」のアンサーソングと銘打たれ、c/wには「あずさ2号」のカバーも収録。
- 軌道刑事ツクバン(2006年3月22日) - 当初、iTunes Music Store配信限定の予定だったが、ベストアルバム「The Very Best of MOTO(e)R MAN Vol.2」でCD化。
- 南部縦貫鉄道線イメージソング(非売品) - 「MOTO(e)R MAN 鉄子の旅」animate.tv通信販売限定特典CD。
[編集] アルバム
- MOTO(e)R MAN(2000年2月23日) - 「MOTER MAN(秋葉原~南浦和)」の他、名鉄編を収録。
- MOTO(e)R MAN Vol.2 大阪編&上野発最終便(2000年7月19日)
- スーパーベルズファン(2000年10月25日) - 非鉄道系だが、CDジャケットは『鉄道ファン』のパロディ。「エア・クルウ」・「フルスクラッチ」・「チャルメラおじさんの奇妙な冒険」(明星食品チャルメラCM「チャルメランナー」篇イメージソング)他を収録。
- MOTER MAN 山手線 "Loop Complete!"(2002年3月27日) - 山手線へのE231系投入に先駆けて発売。
- MOTO(e)R MAN はやて&埼京線WATER FRONT(2002年11月30日) - 東北新幹線の八戸延伸開業に先駆けて発売。「MOTOR MAN SOTETSU!!」(TVKテレビ「YOKOHAMAちけってぃ」オープニングテーマ)収録。
- MOTO(e)R MANでGO!(2004年6月23日 CCCD) - タイトー社と鉄道専門誌『鉄道ファン』との共同企画によるアルバム。「MOTO(e)R MANでGO!」(タイトー「電車でGO!FINAL」エンディングテーマ)収録。
- The Very Best Of MOTO(e)R MAN(2005年6月15日 CCCD) - 新曲3曲を含むベストアルバム。
- (Dancemania Bass #7(2000年7月19日) - SUPER BELL"Zが出したCDではないが、「MOTER MAN(秋葉原~南浦和)」のリミックスが収録されているため、ディスコグラフィには掲載されている。このバージョンは本盤でのみ聴ける。)
- The Very Best Of MOTO(e)R MAN Vol.2(2007年5月9日)このCDで「軌道刑事ツクバン」がCD化を果たす。
- MOTO(e)R MAN 鉄子の旅(2007年10月24日) - 『なんかアリかもね』、『大いなる旅路』、『鉄路にさよならを』を含む15曲がCD化する。2007年8月のライブにて発売が発表された。また、鉄音アワーにて、『MOTER MAN(秋葉原~南浦和)』とほぼ同時期に製作された『鉄路にさよならを』が初CD化する事が告知された。『鉄路にさよならを』は最も評価が高く、人気の曲となった。
- 東横特急(2008年5月8日) - カシオペアの向谷実とのコラボレーションアルバム。SUPER BELL"Zの初期の曲である「Bass Man」が編曲された上で初CD化した。
[編集] その他
[編集] カヴァー・アレンジした曲
[編集] 主題歌などに用いられた曲
- なんかアリかもね - アニメ『鉄子の旅』オープニング
- 大いなる旅路 - アニメ『鉄子の旅』エンディング
- チャルメラおじさんの奇妙な冒険 - 明星食品『チャルメラ』CMソング
- MOTER MAN SOTETSU!! - TVKテレビ『YOKOHAMAちけってぃ』オープニング
- MOT(e)R MANでGO! - ゲーム『電車でGO! FINAL』エンディング
- MOTOR MAN 京浜急行VVVF - ドラマ『特急田中3号』挿入歌
- オレは西武特急レッドアロー - ドラマ『特急田中3号』挿入歌
- 以下の曲は全てアニメ『鉄子の旅』にて挿入曲・挿入歌・効果音として使われたもの。
- MOTER MAN 久留里線
- MOTO(e)R MAN 一都六県大回り
- MOTO(e)R MAN 土合・湯檜曽・・・クライム・ティーチャー
- MOTO(e)R MAN 南東北スペシャル
- MOTER MAN 山・岩・釜 ~岩手県の自然を味わう旅~
- わたらせ渓谷鐵道~の思い出
- MOTOR MAN 青函トンネル2015
- MOTOR MAN 飯田線9294
- 鉄路にさよならを ~くりはら田園鉄道~
- MOTOR MAN 土讃線・・・四国・スクールガール
- MOTOR MAN HEY!YO!NAGADEN!
- MOTOR MAN Let's Go! 必殺肥薩線作戦
- MOTOR MAN なまら北海道だべさ!
[編集] ビデオ・DVD
- アイアンテクノ(仮)(2002年6月26日) - (仮)と付いているが、正式タイトルである。ライブ映像やトークが中心だが、「MOTOR MAN 京浜急行VVVF」PVも部分収録。このタイトルに関してはビデオ版も発売。
- 実写版! 鉄道戦隊レオ☆レンジャー(2004年3月31日) - 「俺は西武特急レッドアロー」PVを収録。DVDのみ発売。
[編集] ライブ
ワンマンライブ・オムニバスライブの他、鉄道関係のイベントなどでミニライブが実施される。
各曲におけるステージのパフォーマンスは非常に濃い。 アマチュア時代の楽曲を始め、社会を騒がせた“時の人”を風刺する様々な楽曲、宇多田ヒカルの父から抗議が来たという「ヒカル東芝」(東芝のCMソング「光る東芝」の替え歌)のように、諸事情でCD化が出来ない曲もライブで披露されることがある。また、ライブならではのオリジナルアレンジやアドリブが施されることも多く、例えば2005年10月のライブでは、「東北新幹線はやて最速Mix」と「青函トンネル zone 539」を繋ぎ合わせた「東北新幹線はやて新函館行Mix」、「あずさ2号」と「かいじ101号」を繋ぎ合わせたMix(あずさに乗り遅れたために仕方なくかいじに乗るという設定)が披露された。
[編集] ラジオ
- 「テクノポッポ」(NACK5、2000年~2001年3月:毎週木曜21:40頃~)(放送終了)
- 「鉄音アワー」(ネットラジオ) (@nifty、ポッドキャスティング・ジュース 2005年10月~:週一回・水曜日配信)
- 「ネプチューンのallnightnippon SUPER!」(ニッポン放送系)
番組で「MOTER MAN(秋葉原~南浦和)」が取り上げられる。 他にもネプチューンの3人の声が入ったジングルが作られたり、 当時のニッポン放送の夜の番組の番宣スポットも多数作られた。
- 「ビュッフェ131」(NHKラジオ第一放送系)※不定期出演
- 「ブロードバンド!ニッポン」ゲスト(ニッポン放送のインターネットラジオ)
- 「佐藤利奈のあの空で逢いましょう♪F」ゲスト(アニメイトTV)
[編集] 書籍
- 野月貴弘 『MOTO(e)R MAN』 勁文社、2000年、221頁。ISBN 4766934504
[編集] 公式グッズ
野月貴弘が作り上げたSUPER BELL"Zの公式グッズ。ブランド名は「しびれ」で、土屋が鉄音アワーにて命名した。
- 商品はVVVFTシャツ、パーカーやつり革形のピアス、模型のカプラーを用いたネックレスなどがある。これらはライブでのみ発売される。特にVVVFTシャツは人気が高く、GTOタイプはほぼ入手困難となっている。(IGBTタイプも徐々に品薄状態になっている。)
[編集] 関連項目
- Water Crown - 実際にJR東日本で使用されている発車メロディーで、曲中に出てくる発車メロディーのひとつである。この発車メロディーに限り、野月が歌詞をつけて、実際に歌っている。
- 鉄子の旅 - 2007年6月にCSファミリー劇場でのアニメ化の際、テーマ曲等を手がける。野月貴弘は鉄道アドバイザーも勤める。また車掌として声だけ本編に出演しただけでなく、DVDに鉄道コレクションの付録を付けたのも野月の発案である。
- ミュージシャン一覧 (グループ)
- スーパー戦隊シリーズのパロディ一覧