八王子駅
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八王子駅 | |
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八王子駅北口と駅ビル |
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はちおうじ - Hachiōji | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所在地 | 東京都八王子市旭町 |
電報略号 | ハチ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 3面6線 |
乗車人員 -統計年度- |
82,032人/日(降車客含まず) -2007年- |
開業年月日 | 1889年(明治22年)8月11日 |
乗入路線 3路線 | |
所属路線 | 中央本線 |
キロ程 | 47.4km (東京起点) |
◄豊田(4.3km)
(2.4km)西八王子►
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所属路線 | 横浜線 |
キロ程 | 42.6km (東神奈川起点) |
◄片倉(2.6km)
(-km)-►
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所属路線 | 八高線 |
キロ程 | 0.0km (八王子起点) |
◄-(-km)
(3.1km)北八王子►
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八王子駅(はちおうじえき)は、東京都八王子市旭町1番1号にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
島式ホーム3面6線を有する地上駅。横浜線乗り場のみ南側に離れている。橋上駅舎を持ち、北側の北口駅ビルにつながっているほか、南側にも自由通路の跨線橋が伸び、南口となっている。
直営駅。みどりの窓口、びゅうプラザ、指定席券売機が設置されている。自動改札機は2006年8月3日にSuica読み取り部がオートチャージ対応となる新タイプのものに交換された(オートチャージは10月以降開始)。
駅敷地内にはJR東日本八王子支社が存在するほか、駅構内にはJR貨物八王子総合鉄道部(旧・八王子機関区)があるため、多数の側線、機関車留置線が存在する。八王子総合鉄道部には今では珍しい現役の転車台が存在する。かつて高尾駅以西の中央線山岳地帯に挑むために、平坦線区の機関車と山登りの機関車を頻繁に付け替えていた栄華の名残が伺える。また、駅構内東側、中央本線に沿った場所には保線基地がある。
[編集] のりば
(北側から記述)
1 | ■八高線 | 拝島・高麗川・高崎・川越方面 | |
2 | ■■中央線 | (上り) | 立川・新宿・東京方面 |
3 | ■■中央線 | (上り) | 立川・新宿・東京方面(当駅始発) |
4 | ■■中央線 | (下り) | 高尾・大月・甲府・松本方面(当駅始発を含む) |
5・6 | ■横浜線 | 橋本・町田・新横浜・東神奈川・横浜・大船方面 | |
■相模線 | 橋本・海老名・茅ヶ崎方面(朝・夕・夜のみ) |
- 貨物列車等の待避・機回し・入換に使用するため、1番線の脇と4番線と5番線の間、6番線の脇には、それぞれ側線が存在する。また3番線も始発列車がない時間帯は主に上りの貨物列車の待避・機回し・入換として使われる。
- 4番線と5番線の間の側線などには、東京急行電鉄向けなどの甲種輸送列車が止まっていることがある。
- 横浜線のホームである5・6番線の線路は行き止まりとなっている。横浜線から中央線へと乗り入れるはまかいじは、上り下りとも中央線のホーム(上り3番線・下り4番線)の発着となる。
- 八高線のホームは2番線(中央線上りホーム)の東側前方(高麗川・東京より)である(このため2番線の西側後方のホームには柵が立てられている)。中央線(上り)から八高線に乗り換える時間が短い時は、前方の車輌(1号車~4号車)に乗ってないと八高線に乗り遅れる可能性があるので注意を要す。
[編集] 発車メロディ
2005年12月25日から全ホームが八王子市内出身の中村雨紅作詞の『夕焼小焼』の発車メロディとなった。全てのホームで音色を変えてある。コンコースにはこの歌をイメージした壁画と歌碑が屋根の段差部分に取り付けられている。
[編集] 駅構内設備
- エレベーター及びエスカレータは全ホームに設置。
- トイレ(車椅子対応)は改札口付近に設置
- コインロッカーは南北自由通路の途中に設置
- 駅レンタカーは南口入口付近
- KIOSK(売店、全ホーム、2階コンコース)
- 小竹林(立ち食いそば・うどん店。2階コンコース)
- 宝くじ売り場(2階コンコース)
- あじさい(駅そば店。3・4、5・6番線ホーム)
- らーめん直久(ラーメン店。1・2番線ホーム)
- Juicer Bar(生ジュース売り場。1・2番線ホーム)
- あ文字屋(駅弁販売店。2階コンコース改札口近く)
- Becker's(ハンバーガー&ベーカリーカフェ、2階コンコース)
- BECK'S COFFEE SHOP PLUS(コーヒーショップ、2階コンコース)
[編集] 貨物取扱
JR貨物の駅は、コンテナ貨物(12ftコンテナのみ)と車扱貨物の取扱駅となっている。車扱貨物を輸送するための貨物列車は設定されているが、コンテナ輸送はすでにトラック代行化されている。駅の業務は、神奈川臨海鉄道が受託している。
[編集] 貨物側線
駅構内東側で、八高線から分岐し中央本線に沿って東進、途中で保線基地線を分岐させ、浅川西岸にある日本オイルターミナル八王子営業所(油槽所)へ至る側線がある。この線路は油槽所への石油搬入に使用されており、末端に石油荷役線2線と留置線1線がある。
この油槽所へ石油を輸送するため、根岸駅や千葉貨物駅から石油輸送用専用貨物列車が運行されている。
[編集] 八王子オフレールステーション
八王子オフレールステーション(略称:八王子ORS)は、JR貨物の施設の通称。旅客駅の中央本線に沿った東側、八王子市北野町600にある。現在はコンテナ集配基地として機能しており貨物列車の発着はない。列車代替のトラック便が、1日3往復梶ヶ谷貨物ターミナル駅との間で運行されている。
かつては貨物列車の発着があり、コンテナは列車で輸送されていたが、1998年10月よりトラック代行になり、自動車代行駅となった。また、2006年3月の貨物駅の名称整理の際に、オフレールステーションの通称の使用を開始している。
現在はコンテナヤードが置かれているのみだが、列車の発着があったころは、1面2線のコンテナホームを有していた。すでに荷役線は撤去され、水路を渡る橋のみ残っている。
[編集] 利用状況
- JR東日本
- 2007年度の1日平均乗車人員は82,032人である。JR東日本で第48位。
- JR貨物
- 2006年度のコンテナ貨物の取扱量は、発送が42,648トン、到着が78,100トンであった。
- 2006年度の車扱貨物の取扱量は、発送が45,778トン、到着が467,313トンであった。
[編集] 駅弁
以前は八王子駅(高尾駅)に玉川亭という業者が駅弁を販売していたが、既に撤退している。その後は、日本レストランエンタプライズ(NRE)の駅弁が売られている。
- 八王子で売られていた駅弁一覧
- 戦前
- 御寿司
- 戦後
- 特製御弁当・特製お好み弁当・サンドウィッチ・ちらし寿し・うなぎ弁当・高尾の里・松姫御膳・牛ずし・特製幕の内夕やけ弁当・陣場の栗めし
- 戦前
[編集] 駅周辺
駅の北口側は繁華街になっている。駅自体も1983年に駅ビル化されており、百貨店そごうが店舗を開いている。北口側にはマルベリーブリッジ(マルベリーは桑の意)という名のペデストリアンデッキがあり、駅ビル・駅舎内の自由通路により南口側とも連絡している。南口には住宅街がひろがる。
かつては八王子駅北口周辺から甲州街道沿道にかけて丸井・西武百貨店・大丸・伊勢丹・岡島百貨店といったデパートや忠実屋本店があり、江戸時代の宿場町を基礎とする甲州街道沿い商店街とデパート等を中心とした商業地域であった。しかし1983年に八王子駅の駅ビルとしてそごうが開店したことや、周辺商店街との兼ね合いで店舗規模が小さかったことなどから競争に偏りができ、丸井以外の4店のデパートが撤退。大丸跡地には忠実屋がファッションビルFAMを開店したものの、忠実屋がダイエーに吸収合併されたことにより忠実屋本店とともに姿を消した。その後京王八王子駅駅ビル(旧称・KEIO21=ツーワン)・北口再開発ビル(八王子東急スクエア)が建ち、やや盛り返した。しかし新興のライバル店や、急速に発展した立川に太刀打ちできなかったのか、2004年に丸井が撤退。現在はそごう・京王八王子ショッピングセンター・八王子東急スクエア・長崎屋・ダイエー等が存在している。商業地域および近隣住宅地域では近年マンションの建築が盛んであり人口も右肩上がりで甲州街道沿いの歩行者数も増えてきている。南口再開発事業もスタートしたことからさらなる発展が期待できる。
[編集] 北口
近年、駅前の再開発計画によって整備がされており、1999年(平成11年)のロータリー部への一般車進入禁止、バスターミナル・タクシー乗り場の整備、北口2階部分の歩行者専用通路(ペデストリアンデッキ)の建設、地下駐車場の建設などの北口駅前ロータリーの整備によって、駅前の道路混雑が緩和された。また、この工事により1997年には、1960年(昭和35年)以来駅前に設置してあり、「織物タワー」の愛称があった「織物の八王子」モニュメントは姿を消し、代わりに絹の布をイメージした虹色の板がかかるモニュメントがマルベリーブリッジの間から顔を出すようになった。 「織物タワー」とは、八王子駅北口の出口の目の前にあり、1960年(昭和35年)八王子の「買継商組合」によって作られ、1962(同37年)に同組合から八王子市に寄贈された。タワーの上部には、八王子市の市章があり、その下に「織物の八王子」と大きな字で書かれていた。なお「織物タワー」とは正式な名称でなく、市民からの愛称である。
- 京王電鉄 京王八王子駅(駅北口より北東約400m・徒歩5分)
- そごう八王子店
- 八王子ナウ
- 八王子東急スクエア
- 八王子市学園都市センター
- 京王八王子ショッピングセンター
- 京王プラザホテル八王子
- ヨドバシカメラ八王子店
- ダイエー八王子店
- 長崎屋八王子店
- 八王子ツインタワー(丸井跡)
- グランド東京ビル(八王子西武跡)
- 八王子温泉やすらぎの湯
- 八王子市生涯学習センター(クリエイトホール)
- 八王子市役所駅前事務所
- 八王子市生涯学習センター図書館
- 八王子市夢美術館
- 八王子市芸術文化会館 いちょうホール
- 東京地方裁判所八王子支部
- 東京家庭裁判所八王子支部
- 東京地方検察庁八王子支部
- 八王子市保健所
- 東京都八王子合同庁舎
- 八王子労働基準監督署
- 八王子社会保険事務所
- 東京都立産業技術研究センター
- 都立南多摩高校
- 駿台予備校八王子校
- 四谷学院八王子駅前教室
[編集] 南口
現在、市は「八王子駅南口地区市街地再開発事業」を展開している。 2008年1月から、41階建ての再開発ビルの建設および駅前広場の整備がスタートした。完成は2010年11月の予定。
再開発ビルには、市民会館(4~10階・上野町のものを移転)、市役所中央地域総合事務所(4階・仮称)などの公共施設以外にも、商業施設(1~3階)、業務施設(5~7階)、住宅(9~41階・390戸)、地下駐車場が入る予定。「駅前広場」の整備では、ペデストリアンデッキ、バスロータリーが新設される予定である(このバスロータリーには、現在北口、八王子みなみ野駅から発着している近隣大学の通学バス専用発着場も整備予定)。
また、駅自由通路西側には、JR貨物による商業施設と立体駐車場の建設、東側にはJR東日本による商業施設の建設が予定されており、これらも2010年秋頃に完成する予定。
[編集] バス
- JR八王子駅北口(神奈川中央交通は「八王子駅」)
2008年3月31日まで、北口発の西東京バス・多摩バス運行路線では、一部のバスを除き、方向幕などが方向別(走行路線別)に色分けされていた(下記の色名は本節のために近い色名を記載した物であり、公式な資料を参考にした物ではない)。
- ■橙:東京環状走行路線
- ■青:秋川街道走行路線
- ■緑:陣馬街道走行路線
- ■藍:宇津木台方面路線
- ■紫:ひよどり山トンネル走行路線
- ■他:その他の路線
以下では、それにあわせて両社のバスの系統番号部分の前の■に色を付している。
- 各路線の詳細は、各営業所記事などを参考のこと
- 1番乗り場
- ■宇01系統:バイパス大谷経由宇津木台行
- ■宇02系統:石川町会館前経由宇津木台行
- ■宇03系統:東海大学八王子病院経由宇津木台行
- ■宇04系統:東海大学八王子病院行
- ■宇05系統:石川行
- ■八51系統:大和田団地行
- 2番乗り場
- 日50系統:日野駅行
- 八59系統:八王子工業団地行
- 3番乗り場
- 4番乗り場
- 5番乗り場
- 6番乗り場
- 7番乗り場
- ■八20系統:川口事務所経由武蔵五日市駅行
- ■八21系統:神社前経由楢原町行
- ■八22系統:川口小学校行
- ■八23系統:上川霊園行
- ■八24系統:今熊行
- 8番乗り場
- ■八28系統:松枝住宅行
- 9番乗り場
- 10番乗り場
- 八01系統:富士森高校経由城山手行
- 八02系統:富士森高校経由長房団地行
- 八03系統:並木町経由長房団地行
- 八04系統:医療センター経由館ヶ丘団地行
- 八05系統:並木町経由城山手行
- 八06系統:北館ヶ丘経由館ヶ丘団地行
- 11番乗り場
- 12番乗り場
- ■八42系統:創価大学栄光門行★
- ■ひ02系統:創価大学正門・東京富士美術館行
- ■八43系統:創価大学正門・東京富士美術館行★
- ■八46系統:杏林大学行★
- ■直通系統:創価大学栄光門★
- ■直通系統:創価大学正門・東京富士美術館★
- ■急行系統:純心女子学園
- ■急行系統:純心女子学園経由杏林大学行★
- ★印の路線は、平日・土曜の通学時間帯は14番乗り場から発車
- 13番乗り場
- JR八王子駅南口
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- 八70系統:(急行)多摩美術大学行
[編集] 歴史
- 1889年(明治22年)8月11日 - 甲武鉄道立川~八王子間開通と同時に開業。一般駅。
- 当時は現在の場所より北東、八王子合同庁舎付近の位置にあった。
- 1901年(明治34年)8月1日 - 国有鉄道が上野原駅まで開通。それに伴い、現在の場所より西へおよそ150m先の地点へ移動。
- 1906年(明治39年)10月1日 - 甲武鉄道が国有化。
- 1908年(明治41年)9月23日 - 横浜鉄道線が東神奈川駅から開通。
- 1917年(大正6年)10月1日 - 横浜鉄道線が国有化、国鉄横浜線となる。
- 1931年(昭和6年)12月10日 - 八高線開業。
- 1937年(昭和12年) - 複線化に伴い現在地に移設。旧駅跡地は現在東京都立産業技術研究所八王子庁舎として利用されている。
- 1971年(昭和46年)12月23日 - 日本オイルターミナル八王子営業所開所。
- 1983年(昭和58年)11月 - 5代目の駅舎、駅ビル「八王子ナウ」竣工。
- 1985年(昭和60年)ごろ - 横浜線ホーム島式化。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1998年(平成10年)10月3日 - コンテナ輸送自動車代行化。
- 1999年(平成11年)11月21日 - 中央線上りホームを3番線から2番線へ変更。
- 従来は朝夕ラッシュ時に2番線を使用。これは中央線上下線が同一ホームで発着するための混雑緩和であったが、これにより終日分離となった。当初は3番線が本線のまま運用されていたが、下記改良工事により現在は2番線が本線となっている。
- 現在3番線は八王子起終点の電車、また貨物列車の留置に使用されている。
- この頃 中央線上り本線を2番線へ変更する分岐器等の改良工事実施。
- この頃 旧乗換専用通路と出口を結ぶ通路が新設され、新たな乗換専用通路も新設。
- 2001年(平成13年)5月 - みどりの窓口・びゅうプラザ・併設店舗をリニューアル。
- 2006年(平成18年)3月18日 - オフレールステーションの名称使用開始。
- 2007年(平成19年)3月 - 再びみどりの窓口・びゅうプラザ・併設店舗をリニューアル。
[編集] その他
駅周辺は、八王子市および八王子警察署の「違法駐車取り締まり重点地域」ならびに「自動二輪・原動機付バイク取り締まり重点地域」に指定されている。
都心に向かう場合、八王子駅からJRを利用する方法の他に、京王八王子駅から京王線を利用する選択肢がある。例えば新宿駅までの、乗車券の運賃の比較では、JRが460円に対し京王は350円と、京王線のほうが安い。しかし、通勤6ヶ月定期券で比較するとJRのほうが逆に安くなる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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