寒川駅
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寒川駅(さむかわえき)は、神奈川県高座郡寒川町岡田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)相模線の駅である。
かつては、当駅から西寒川駅を経て四之宮駅までを結ぶ西寒川支線が延びていた。
目次 |
[編集] 駅構造
寒川町の中心駅である。島式ホーム1面2線の地上駅で、橋上駅舎を有している。
直営駅で、みどりの窓口(営業時間 7:00~20:00)、自動改札機、自動券売機、自動精算機を備える。
飲料販売機、公衆電話、公衆トイレあり。エスカレータ、エレベーター、多機能トイレ設置。
かつてはKIOSKが構内で営業を行っていたが、現在は既に閉店している。南口を下りたすぐ向かい側にはスリーエフがある。
かつては構内に多くの側線があり、当駅~茅ヶ崎・西寒川間の区間列車の留置に使用されていたが、現在は使用されていない。
のりば
1 | ■相模線 | 茅ヶ崎方面 |
2 | ■相模線 | 厚木・海老名・橋本・八王子方面 |
[編集] 利用状況
2006年度の1日平均乗車人員は6,773人である。
[編集] 駅周辺
- 寒川町役場
- さむかわ中央公園
- 寒川町立図書館
- 一之宮公園
- 寒川総合体育館
[編集] 路線バス
寒川駅(北口)
寒川駅入口(北口側・徒歩4分)
寒川駅南口
- 神奈川中央交通
- <茅26> 文教大学
- <茅25・茅26> 茅ヶ崎駅(矢畑経由)
- <茅53> 茅ヶ崎駅(下河原経由)
- <茅54> 茅ヶ崎駅(山伏塚経由)
[編集] 歴史
- 1921年(大正10年)9月28日 - 茅ヶ崎~川寒川間の開通時に、相模鉄道の駅として開業。
- 1922年(大正11年)5月10日 - 四之宮駅への貨物支線(後の西寒川支線)が開業。
- 1931年(昭和6年)11月7日 - 川寒川駅への貨物支線が廃止(公示日)。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 国有化、国鉄相模線の駅となる。
- 1971年(昭和46年)9月25日 - 貨物取扱が廃止。
- 1984年(昭和59年)4月1日 - 西寒川支線廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。この頃橋上駅舎完成。
- 2006年(平成18年) - 階段を増設、エスカレーターとエレベーターを設置。
[編集] その他
- JRには、当駅の他に後2つ「寒川」という駅名の駅がある。この2駅は愛媛県四国中央市寒川町にあるJR四国予讃線伊予寒川駅と新潟県村上市寒川にあるJR東日本羽越本線越後寒川駅である。しかし、3駅共みな「寒川」の読みが違っており、当駅が「さむかわ」なのに対し、前者は「さんがわ」、後者は「かんがわ」である。
- 荒井由実(現・松任谷由実)の『天気雨』に「相模線にゆられて来た」と歌われているのは当駅の事である。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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