カツミ
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 153-0064 東京都目黒区下目黒三丁目10番5号 |
設立 | 1947年(昭和22年)8月30日 |
業種 | 製造業 |
事業内容 | 鉄道模型・展示模型・電子制御基板 |
代表者 | 酒井悦一 |
資本金 | 1,500万円 |
売上高 | 11億4,800万円(2007年1月期) |
従業員数 | 36人 |
外部リンク | http://www.ktm-models.co.jp/ |
株式会社カツミは、鉄道模型のメーカー・卸業。本社は、東京都目黒区下目黒にある。
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[編集] 概要
元はゴム動力飛行機を扱うカツミ模型店として東京都港区高輪で出発し、1983年にすべての機能を現在地に集約、1996年現在の名に改称した。金属モデルを中心に手がけ、国内だけでなく輸出も多かった。
第二次世界大戦後、進駐軍相手の鉄道模型製作で名を上げ、1959年マックス・グレーが大量の対米輸出を導いた。
最初はOゲージ専門メーカーであったが、1965年よりHOも製作、輸出するようになった。しかし、プラザ合意後、急速に円高が進行し、1990年代になると韓国製品との価格差により、インポーターからの発注が減り、対米輸出はほとんどなくなった。
Oゲージ全盛期には米国向けには実物同様のスケール指向で軸箱可動等、実物を忠実に再現した2線式直流方式のOゲージ機関車を製作したが、同時期、国内向けにはブリキ製のB電関等、実物とは程遠いフリースタイルの製品がメインで交流3線式Oゲージ製品しか発売しなかった。この事は住宅事情等、諸説あるが、日本でのOゲージの衰退の一因となったという見解がある。後にOJゲージの製品を供給した。
1970年代に16番の蒸気機関車では比較的廉価なダイヤモンドシリーズや精密なシュパーブラインシリーズを販売していた。
ナローゲージ製品としては輸出用のSHAYが有り、国内向けには阿里山森林鐵路の18tシェイと運材車が1/80で製品化された。
エンドウとは協力関係にあり、部品・駆動装置(MPギヤー)の共通化をはかっている。
1986年発売のOゲージ製品からハイグレードな製品造りにシフトするようになり、旧来からの製品を含めてのリニューアルを1996年頃までには終えている。
[編集] 特徴
日本のHOゲージ製造会社の中で、最も製品化した車両が多く、またJR発足以降に作られたJR車両や私鉄車両のほとんどがカツミで製品化している。まさしくHOゲージの雄であり、NゲージでのKATO(関水金属)、TOMIX(トミーテック)的存在である。HOゲージでのKATO、TOMIX(あるいはマイクロエース)が、国鉄型車両や電気機関車を中心に製品化しているのとは対照的である。
しかしカツミの製品はHOゲージでは一般的である真鍮製であることから、値段設定はプラスチック模型であるKATOやTOMIXのHOゲージ模型と比べてきわめて高く、完成品は大体安いもので25万円ぐらいから高いので45万円近くする製品があり、キットのセットですら10万円近い値段がするためある程度資金力に余裕がある人でない限り購入は難しい。