土合駅
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土合駅 | |
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駅舎(2005年5月撮影) |
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どあい - Doai | |
◄湯檜曽 (6.6km)
(10.8km) 土樽►
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所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■上越線 |
キロ程 | 69.3km(高崎起点) |
所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽 字仙ノ沢 |
電報略号 | トイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 計2面2線(上下別) |
乗車人員 -統計年度- |
17人/日(降車客含まず) -2000年- |
開業年月日 | 1936年(昭和11年)12月19日* |
備考 | 無人駅 |
土合駅(どあいえき)は、群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽字仙ノ沢にある東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線の駅である。群馬県内の普通鉄道の駅としては最北端である。当駅までが高崎支社管轄である。ただし、定期の普通列車は全列車新潟支社の車両が乗り入れる。
下りホームが新清水トンネル内にあり、駅舎(地上)からは10分ほど階段を下りないと到達できない、「日本一のモグラ駅」として親しまれている。「関東の駅百選」認定駅の1つ。
目次 |
[編集] 駅構造
山間部にある地上駅。無人駅となっている。ただし後述する臨時列車の運転時には駅員が派遣されて臨時窓口が設けられる。
駅舎内には待合室、自動販売機、トイレなどがある。
ホームは上り・下りで異なる位置にあり、特徴的といえる。下りホームも上りホームも嵩上げ工事は行われていないため、電車とホームの段差が大きい。
- 上りホームは単式1面1線。駅舎に面する地上部にある。かつては島式だったものを駅舎側の線路を剥がして1面1線にしている。また土砂崩れによって破壊された部分でホームは寸断されており駅舎に近いホームしか使われていない。
- 下りホームは副本線に設けられた単式1面1線。そのほかに通過線1線がある。この下りホームは新清水トンネル内、地下70mのところに位置している(ホームの海抜は583m)。ホームから改札口へは338m、462段の階段(途中に休憩用のベンチがある。)を上り、143mの連絡通路、更に24段の階段を上ってようやくたどり着ける。駅舎から下りホームまでは徒歩約10分を要する。実際、駅員が配置されていた時代には、下り列車については改札が発車10分前に打切りとなっており、時刻表にもその旨が書かれていた。
- 下りホームは上記の通り地下深いトンネル内にあるため、暑い夏場でも涼しくひんやりしている。下りホーム上には、待合室の他、トイレが設置されている。照明はあるが、トンネル内という事もあって非常に薄暗い。通過線側の側壁には作業員退避用の空間が設置されている。なお、照明は夜中でも点灯したままになっており、深夜帯に通過する夜行列車の車内から駅通過の模様を確認できる。
- のりば
1 | ■上越線 | 地下ホーム | 越後湯沢・長岡方面 |
2 | ■上越線 | 地上ホーム | 水上・沼田・渋川・高崎方面 |
[編集] 駅構内写真
[編集] 利用状況
2000年度の1日平均乗車人員は17人である。夏季は谷川岳などへの登山客を中心として一定の利用客がある。
駅の構造上、上野・水上方面からの下り列車乗客は、外に出るためには長い登り階段を利用しなければならないことや、この区間の定期普通列車の本数が少ないこと、この付近で最も主要な観光ポイントである谷川岳ロープウェイの駅まで距離があることなどから、現在は水上駅や上毛高原駅から谷川岳ロープウェイまでのバスを利用する人が多く、あえて当駅を利用する人は少なくなっている。
ただし、7月~9月の観光シーズンには上野駅始発の快速「一村一山」号や本来は水上駅折り返しの上野駅発の特急「水上1・4」号が延長運転されて当駅に停車する。なお、「一村一山」号は土合駅始発終着で、「水上1・4」号は越後湯沢駅までの運転である。また北関東地区から日本海岸への海水浴客輸送の臨時快速「マリンブルーくじらなみ」号も停車する。尚、この臨時列車運転期間中のみ、管理駅からの駅員派遣により、当駅は有人駅となる(前述の通り、通常は無人駅で駅員は配置されない)。
かつて、2001年頃までは、5月の大型連休の時期に新宿始発で土合行きの臨時夜行快速が運転されていた事もあったが、現在は充当されていた車両の廃車等により運転されていない。
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
- 水上駅 - ゆびそ温泉 - 土合駅前 - 谷川岳ロープウェイ駅
[編集] 歴史
- 1931年(昭和6年)9月1日 - 上越線の水上~越後湯沢間開通と共に信号場として開設。
- 1936年(昭和11年)12月19日 - 駅に昇格。
- 1967年(昭和42年)9月28日 - 新清水トンネル開通により、湯檜曽~土樽間が複線化。同トンネル内の下りホームを運用開始。
- 1985年(昭和60年)3月14日- 無人化(ただし管理駅からの駅員派遣により、1990年代中頃までは駅員による集札が実施されていた)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道が継承。
- 1998年(平成10年)8月29日 - 集中豪雨による土砂崩れで、上り線構内が被災。復旧作業のため約1か月にわたり、水上~土樽間で下り線を使用した単線運行を実施。
- 2000年(平成12年) - 関東の駅百選に認定される。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
- 秘境駅
- 関東の駅百選
- 日本の鉄道駅一覧
- 土合村 - (埼玉県に存在した村。「土合」の読みが異なる)
- クライマーズ・ハイ - (ドラマ前編冒頭に当駅の下り線ホームが登場する)
- 美佐島駅、筒石駅、湯檜曽駅(共にトンネル内にホームがある通年営業の旅客駅)
[編集] その他
[編集] 外部リンク
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