札幌駅
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札幌駅 | |
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JRタワー(JR札幌駅ビル、南口) |
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さっぽろ - Sapporo | |
◄S02 桑園 (1.6km)
(2.2km) 苗穂 H02►
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駅番号 | ○01 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道 |
所属路線 | ■■函館本線 (■札沼線・■千歳線直通含む) |
キロ程 | 286.3km(函館起点) |
所在地 | 札幌市北区北6条 (駅ビルは中央区北5条) |
電報略号 | サツ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 5面10線(側線1線) |
乗車人員 -統計年度- |
87,310人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1880年(明治13年)11月28日 |
乗換 | さっぽろ駅(南北線・東豊線) |
備考 | 社員配置駅 みどりの窓口 有 |
札幌駅(さっぽろえき/Sapporo Station)は、北海道札幌市北区北6条にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号は01。電報略号はサツ。
南口広場を挟んで札幌市営地下鉄のさっぽろ駅と隣接している。JR駅は漢字、地下鉄駅はひらがなが正式名称となっている。
札幌市の中心駅。北海道内各地への特急列車が発着する列車運行系統の主軸である。近年はJRタワーのオープンや周辺地域の再開発に伴い近郊都市からの利用客が増加し、大通地区やすすきの地区を凌ぐ市の中心街へと発展を遂げつつある。 今世紀初頭の札幌駅大改修以降から若者の間で「サツエキ」という通称が使われ始め、その後マスコミがこの通称を頻繁に使用したことにより、札幌市内のみならず北海道全体で幅広く使用されるようになった。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 利用可能な特急・急行列車
- 昼行列車
- 夜行列車
[編集] 駅構造
1階の東西2箇所にコンコースと改札口、みどりの窓口(営業時間5時30分~24時00分)を備える。1階の駅本体以外の部分と地下1階は付属商業施設「パセオ」となっている。南口には大丸札幌店や札幌ステラプレイスなどを擁する駅ビル「JRタワー」がそびえ立つ。南口地下街「アピア」は地下鉄さっぽろ駅に直結しているほか、周辺のデパートやいくつかのビルとも地下道で結ばれている。なお、ホーム全体を覆う屋根の上はJRタワーに付属する駐車場の一部を兼ねている。
[編集] のりば
路線・方面別に明確には分けられていないので、利用の際は発車標等で確認のこと。原則として、普通・快速列車は以下の通り発着している。
1~4 | 主に■函館本線上り | |
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5~6 | 主に■千歳線 | 新千歳空港行きの快速「エアポート」は終日、 5・6番線からの発車に固定されている |
7~8 | 主に■千歳線・■函館本線下り | |
9~10 | 主に■函館本線下り・■札沼線 |
※寝台特急「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」、および夜行急行「はまなす」は、ホーム有効長の関係で3~6番線のいずれかに発着している。
[編集] 改札内の店舗・施設
- キヨスク(売店・みやげ物販売)
- そば・うどんコーナー(ホーム上)
- JAL/ANA航空券自動チェックイン機
- ロッテリア
- 味の時計台
- リトルマーメイド
- サンレスト(旧:にっしょく北海道)
- ファイターズステーション(北海道日本ハムファイターズのオフィシャルショップ)
- 駅ナカBANK(北洋銀行ATM)
[編集] 駅弁
- 特選たらばがに弁当(1400円)
- ぜいたく寿し(1300円)
- あったかかに三種味くらべ(1300円)冬期限定
- SL弁当(1120円)
- 彩り御膳花だより(1100円)3月~5月限定
- 札幌かにめし(1100円)
- 北の鮭寿し(1000円)
- ジンギスカンあったか弁当(1000円)
- あったかかきめし(1000円)12月~3月に販売
- かに三種味くらべ(1000円)
- 桜ます押し寿司(1000円)
- 北の黒牛弁当(1000円)
- 北海道日本ハムファイターズホームラン弁当(1000円)4月~9月に販売
- 石狩鮭めし(1000円)
- すし処えぞ賞味(920円)
- 幕の内いしかり(800円)
- 鳥めし(710円)
- やまべ鮭寿し(680円)
[編集] 駅周辺
周辺は札幌の中心市街地の北端であり、オフィス街と繁華街が混在した地区となっている。
[編集] 南口
- 札幌駅前通(道道札幌停車場線)
- 北5条手稲通(札幌市道北5条線)
- 札幌市営地下鉄南北線さっぽろ駅
- なお、地下鉄大通駅までの地下通路が建設中である。
- JRタワー
- 大丸札幌店・札幌シネマフロンティア・JRタワーホテル日航札幌など
- 札幌エスタ
- 札幌駅前バスターミナル・ビックカメラ札幌店・札幌ら~めん共和国など。
- 東急百貨店札幌店
- 札幌西武
- 札幌ロフト
- 時計台
- 大通公園
- 北海道庁赤レンガ庁舎
- 北海道放送本社
- 日本生命札幌ビル
- 札幌三井ビルディング
- 日本郵政グループ札幌ビル(旧日本郵政公社北海道支社、旧北海道郵政局)
- 郵便局株式会社北海道支社
- 郵便事業株式会社北海道支社
- 北海道庁赤れんが前郵便局(ゆうちょ銀行札幌支店併設)
- 日本郵政株式会社北海道ファシリティセンター
[編集] 西口
[編集] 北口
- 地下駐車場
- 北8条通
- 札幌エルプラザ
- D'グラフォート札幌ステーションタワー
- 札幌第1合同庁舎(北海道開発局など国の出先機関が入居)
- 北海道大学
[編集] 東口
- 豊水通
- 札幌市営地下鉄東豊線さっぽろ駅
- 札幌中央郵便局(日本郵便札幌支店併設)
[編集] かつて周辺にあった施設
- 旧田中家(石川啄木の下宿)
- 現・札幌クレストビル付近。
- 西五丁目陸橋
- 1932年開通。高架化により撤去。
- 石狩陸橋(創成川通)
- 1961年開通。高架化により撤去。
- JRシアター
- 高架化後、地上ホーム跡地に設けられた仮設の劇場。駅前再開発により撤去。
[編集] バス路線
詳細は札幌駅前バスターミナルを参照
札幌エスタ1階にバスターミナルが設置されており、市内路線の一部と都市間バス、定期観光バスが乗り入れる。一部の長距離路線は降車のみで乗車は札幌ターミナルや大通バスセンターで取り扱う。詳細は各項目を参照。
[編集] 利用状況
北海道旅客鉄道によると、2006年度の1日平均乗車人員は87,310人だった。JR北海道で最も利用者の多い駅である。
[編集] 歴史
1880年(明治13年)、手宮(小樽市)・札幌間に開通した幌内鉄道の終点に、札幌停車場として開業した。当初の建物は仮のもので、1881年(明治14年)12月に木造平屋建て211.3坪の新しい駅舎が完成し、翌1882年(明治15年)1月から使用された。同年6月には札幌から江別まで、12月には幌内(三笠市)まで、冬季を除く運行が始まった。当初は駅ではなく停車場、その長を場長と称した。
民営化によって、札幌駅は1888年(明治21年)の北有社を経て、1889年(明治22年)に北海道炭礦鉄道の手に渡った。冬季の営業中止は廃され、札幌の発展とともに駅舎が増築された。周囲に関連施設も建ち、札幌駅の規模はしだいに大きくなった。1907年(明治40年)10月に駅舎が火災を被ったため、1908年(明治41年)に建てかえ工事をはじめ、同年12月に完成させた。木造2階建て838坪で、洋風の建築だった。この三代目駅舎は現在野幌森林公園内にある北海道開拓の村に復元され、同施設の正門を兼ねている。
1910年には札幌石材馬車鉄道が北5条通経由で駅前まで延伸され、やがて駅前通にも軌道が敷かれた。1918年には改軌・電化され、札幌電気軌道停公線(のちの札幌市電西4丁目線)が、1927年には同北5条線が開業した。
四代目の駅舎は、駅以外の店舗と複合する民衆駅として計画され、三代目駅舎の南側に1951年(昭和26年)から工事をはじめ、翌年に利用に供された。この駅舎は地下一階・地上四階の鉄筋コンクリート建築で、地下に店舗、一階と二階の一部が駅、二階から四階が業務用に使われた。また、このときから貨物取り扱いをやめ旅客・荷物専用駅となった。1965年(昭和40年)に五階に増築された。1971年(昭和46年)には、札幌市営地下鉄が開通、南北線のさっぽろ駅と改札を隔てて連絡するようになり、同時に駅前を通る市電は廃止された。1972年には地下商店街(現在の「アピア」)が、1978年には駅東口に接してエスタという駅ビルが開業した。
五代目となる現駅は旧駅の北側に建設された。1・2番線は旧8・9番線と重なっていたため、建設が遅れた。旧ホーム跡地には当初北海道新幹線のホームを作る構想があったため、再開発が始まるまでイベント会場や仮設の劇場として活用され、現駅と旧駅舎の間は地上・地下それぞれ東西2本の通路で結ばれていた。地上通路は屋根付で、動く歩道が設置されていた。
札幌駅は現在に至るまで北海道の交通の中心であり、1970年代まで本州方面からの長距離旅客者も多くこの駅に降り立った。1972年、1973年(昭和47年、昭和48年)頃までは、駅の出口に幟をもった旅館の客引きが待ち構え、降りてきた旅人に声をかけたという。しかし1970年代には航空機に押されはじめ、1977年(昭和52年)からは東京・札幌間の旅客利用者数で航空機が鉄道を上回るようになった。
[編集] 年表
- 1880年(明治13年)11月28日 - 官営幌内鉄道とともに札幌停車場開業。
- 1881年(明治14年)4月 - 幌内鉄道の東への延長工事開始。
- 1881年(明治14年)12月 - 2代目の駅舎が完成。
- 1882年(明治15年)1月 - 2代目の駅舎で営業開始。
- 1882年(明治15年)6月25日 - 札幌~江別間の運転開始。
- 1888年(明治21年) - 北有社に幌内鉄道の運輸業務を譲渡。
- 1889年(明治22年)12月11日 - 北海道炭礦鉄道が北有社から事業を買収。
- 1898年(明治31年)10月 - 跨線橋設置。
- 1906年(明治39年)10月1日 - 北海道炭礦鉄道が国有化。
- 1907年(明治40年)12月5日 - 3代目の駅舎で営業開始。
- 1951年(昭和26年)9月8日 - 4代目の駅舎の工事開始。
- 1952年(昭和27年)10月14日 - 4代目駅舎の開業式。
- 1952年(昭和27年)10月26日 - ステーションデパート開業。
- 1957年(昭和32年)8月12日 - 定山渓鉄道が気動車による札幌駅への乗り入れを開始。
- 1958年(昭和33年)6月1日 - 貨物取扱廃止。
- 1963年(昭和38年) - 北口を開設。
- 1965年(昭和40年)10月10日 - 駅ビルを五階に増築した。
- 1969年(昭和44年)10月31日 - 定山渓鉄道廃止により同社の札幌駅乗り入れ廃止。
- 1972年(昭和47年)3月25日 - 札幌駅名店街が地下に開業。
- 1978年(昭和53年)9月1日 - エスタ開業。
- 1978年(昭和53年)11月27日 - 高架工事開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。
- 1988年(昭和63年)11月3日 - 高架化1次開業(3番線~11番線供用開始)。パセオ開業。
- 1990年(平成2年)9月1日 - 高架化完成(1番線~2番線供用開始、11番線廃止)。
- 2003年(平成15年)3月6日 - JRタワーオープン。
[編集] 将来構想
北海道新幹線は当駅までが整備計画区間となっている。開通した際には現在の1、2番線ホームを新幹線用ホームに転用する予定である。現在は側線となっている11番線もかつて1・2番線ホーム高架化工事中は仮設ホームが設けられており、新幹線開業時にはホームが造られる可能性がある。
また、札幌市電を再び駅前まで延伸する構想がある。実現した場合、南口広場か後述のバスターミナル跡を改装して停留場を設けることが提案されている。
その他、エスタ1階のバスターミナルを、東側の、現在は駐車場となっている場所に移転する計画がある。
[編集] 隣の駅
※特急列車の停車駅は各列車記事を参照のこと。
- 北海道旅客鉄道
- □■■函館本線(■札沼線・■千歳線直通含む)
[編集] 参考文献
- 札幌市教育委員会編『札幌の駅』(さっぽろ文庫11)、北海道新聞社、1979年 。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 2008年夏をめどに廃止される予定(道内夜行特急列車の運転終了について JR北海道プレスリリース 2008年4月18日付)
[編集] 外部リンク
函館本線(小樽~旭川) |
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千歳線 |
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札沼線(学園都市線) |
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