日本生命札幌ビル
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施設情報 | |
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所在地 | 札幌市中央区北3条西4丁目 |
建設期間 | オフィス棟 2004年5月 - 2006年9月 低層棟(予定) 2007年1月 - 2009年3月 |
使用目的 | オフィス、商業施設 |
設計 | 久米設計 |
施工 | 大林、竹中、鹿島、清水、岩田、伊藤、丸彦渡辺共同企業体 |
所有者 | 日本生命保険 |
高さ | |
アンテナ / 尖塔(最頂部) | なし |
屋上 | 99.8 m |
最上階 | 23階 |
技術的詳細 | |
階数 | 地上23階、地下2階 |
延べ床面積 | 92,294 m2(オフィス棟) |
エレベーター数 | 16 |
日本生命札幌ビル(にほんせいめいさっぽろビル)は、北海道札幌市中央区の札幌駅前地区に建設中の高層ビル。2006年秋に地上23階建てのオフィス棟が敷地西側に竣工し、次いで札幌駅前通に面する低層棟が2009年春の完成を目指して建設中である。
目次 |
[編集] 概説
北海道庁旧本庁舎の東にあった旧・札幌第1合同庁舎の跡地(5,930平方メートル)を日本生命保険が2000年に45億円で落札し、隣接する旧・日本生命札幌ビル(1962年竣工)の敷地と一体化して開発する計画で、都市再生特別地区の指定により高さ・容積率制限の緩和措置を受けた[1]。オフィス棟は北海道最大規模のオフィスビルとなることからテナントの入居状況が注目されたが、大手企業を中心に入居企業を絞り込みながらも竣工直前の2006年8月時点で約80%の稼働率を確保[2][3]、翌2007年4月までに賃貸部分が満室となりテナントの新規募集を終了した[4]。
低層棟には商業施設が中心に入居し、札幌市営地下鉄のさっぽろ駅と大通駅を直結する「札幌駅前通地下歩行空間[5][6]」(2010年度完成予定)とも接続する予定である。
[編集] 入居施設
[編集] 主要テナント
- 日本生命保険相互会社札幌支社
- ニッセイ同和損害保険北海道統括支店
- 松井証券札幌センター(コールセンター)
- 損害保険ジャパン札幌コールセンター
- 野村證券札幌支店
- 日本政策投資銀行北海道支店
- キヤノンマーケティングジャパン札幌支店
- 荏原製作所北海道支店
- 日本航空札幌支店
- KDDI北海道支社
- WOWOW札幌カスタマーセンター
- 岡村製作所北海道支店
- 出光興産北海道支店
[編集] 医療機関
すべて3階に入居。
- 大道内科・呼吸器科クリニック
- 道庁前眼科
- 産科・婦人科 ひなたクリニック
- さっぽろ駅前クリニック 北海道リワークプラザ(心療内科・精神科)
[編集] ショップ等
- セイコーマートニッセイ札幌ビル店 1F
- をとわ(日本料理) 1F
- シスタービートデュオ(イタリア料理) 1F
- 北海道 ニッセイ札幌ビル店(居酒屋) 2F
- スターバックスコーヒー日本生命札幌ビル店 3F
[編集] 脚注
- ^ 都市再生特別措置法の適用状況 札幌駅・大通駅周辺地域、札幌北四条東六丁目周辺地域 都市再生本部
- ^ 札幌中心部の貸しビル空室率 9.17% (今年6月末現在) YOMIURI ONLINE、読売新聞社 2006年8月4日
- ^ テナント満足度を左右する竣工初期のリーシング 日経不動産マーケット情報、日経BP社 2006年10月16日
- ^ 満室御礼 賃貸スペース、割高でも高い人気 日生札幌ビル、北海道新聞社 2007年4月4日
- ^ 札幌駅前通地下歩行空間について 札幌市市民まちづくり局 総合交通計画部
- ^ 札幌駅前地下歩道(中央区) 札幌市建設局 土木部
[編集] 参考文献
- 日本生命札幌ビル(オフィス棟)竣工のお知らせ 日本生命保険 ニュースリリース 2006年9月26日
- 施工例 日本生命札幌ビル A棟 PCSA vol. 31、プレコンシステム協会 2006年12月
札幌駅前: | JRタワー - D'グラフォート札幌ステーションタワー - 札幌センタービル - 日本生命札幌ビル - 札幌全日空ホテル - 北農ビル - 札幌第1合同庁舎 - 札幌北スカイビル - アスティ45 - 札幌三井ビル(予定) |
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大通: | 札幌プリンスホテルタワー - 札幌ビジネスセンタービル - 札幌市役所本庁舎 |
創成東: | シティタワー札幌大通 - 北4東1タワー |
新さっぽろ: | シェラトンホテル札幌 |
琴似: | ザ・サッポロタワー琴似 - ヴェルビュタワー琴似 |