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皐月賞 - Wikipedia

皐月賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

皐月賞
開催地 中山競馬場
施行日 2008年4月20日
格付け JpnI
1着賞金 9700万円
距離 芝2000m
出走条件 サラブレッド系3歳牡・牝(指定)
負担重量 牡馬57kg、牝馬55kg
第1回
施行日
1939年4月29日
特記 上位4着までに東京優駿(日本ダービー)への優先出走権

皐月賞(さつきしょう)とは日本中央競馬会(JRA)中山競馬場2000mで施行する中央競馬重賞JpnI競走である。正賞は内閣総理大臣賞と日本馬主連合会会長賞、中山馬主協会賞。競走名は陰暦5月である皐月から。

「皐」の字が常用漢字外であるため一般紙、競馬中継以外のTV番組などではさつき賞と表記されることもある。

目次

[編集] 概要

第68回皐月賞(2008年4月20日 キャプテントゥーレ優勝)
第68回皐月賞(2008年4月20日 キャプテントゥーレ優勝)

1939年イギリスクラシック競走である2000ギニーを範として、4歳(現3歳)牡馬牝馬限定の定量の重賞競走横濱農林省賞典4歳呼馬として創設、第1回は現在とは違い横濱競馬場の芝1850mで施行され、東京優駿競走阪神優駿牝馬京都農林省賞典4歳呼馬中山4歳牝馬特別と並び国営競馬の五大競走(五大クラシック競走)の1競走とされ、東京優駿競走と京都農林省賞典4歳呼馬と共に日本の牡馬クラシック三冠競走を確立した。

1943年からは横濱競馬場の閉鎖に伴い東京競馬場の芝1800mで施行、1944年のみ太平洋戦争(戦時中)の影響で能力検定競走として農商省賞典4歳の名称で施行、1945年1946年は太平洋戦争及び終戦におけるアメリカ進駐軍の競馬場の占領により開催中止、1947年からは施行距離を現在の芝2000mに変更、名称を農林省賞典に変更した。

1949年から施行場を現在の中山競馬場の芝1950mに変更、名称を現在の「皐月賞」に変更、1950年からは再び施行距離を芝2000mに戻し、牡馬クラシック競走の第1戦として現在に至っている。

1963年ストライキの影響で5月12日に東京競馬場の芝2000mで順延開催、1964年は中山競馬場の改修工事により前年同様に東京競馬場の芝2000mで施行、1974年1976年は再度ストライキの影響により東京競馬場の芝2000mで施行、1984年からはグレード制施行によりGIに格付けされた。

1988年は中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝2000mで施行、1995年からは指定交流競走となり、皐月賞トライアルで優先出走権を得た地方所属の競走馬も出走できるようになった。さらに2002年からは外国産馬の活躍による出走資格の見直しの一環により、総収得賞金額上位2頭の外国産馬が出走可能となり、2005年には上位4頭に、2006年からは更に上位5頭までに拡大された。

中央競馬が誇る八大競走の1競走で東京優駿(日本ダービー)・菊花賞とで中央競馬の牡馬三冠競走を構成し、牡馬のクラシック三冠競走として東京優駿は「最も運のある馬が勝つ」、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」と称されるのに対し、皐月賞は2000mという三冠競走の中で最も短い距離であることから「最も速い馬が勝つ」と言われる。

NHKマイルカップ・東京優駿(日本ダービー)と共に変則三冠競走と呼ばれる場合もある。

出走資格はサラ系3歳(旧4歳)のJRA所属の牡馬・牝馬の競走馬(総収得金額上位5頭又はスプリングステークスで優先出走権を得た外国産馬)および、優先出走権を得た地方所属の牡馬・牝馬の競走馬(5頭まで)、最大出走頭数は18頭。ただし皐月賞優先出走権取得馬(最大8頭)が優先で出走でき、残りの枠(最小10枠)は総収得金額上位馬が出走できるが、複数の同収得金額馬が残りの枠数より多い場合は抽選で出走馬を決定する。

負担重量は定量で、牡馬は57kg、牝馬は55kgである。

総額賞金は1億8470万円で、1着賞金9700万円、2着賞金3900万円、3着賞金2400万円、4着賞金1500万円、5着賞金970万円となっている。

上位4着までに入賞した競走馬には東京優駿(日本ダービー)の優先出走権、2着までに入賞した地方所属馬にはNHKマイルカップの優先出走権が与えられる。

現在の優勝レイの配色は赤色地に金色文字となっている。

[編集] トライアル競走

以下は皐月賞の優先出走権の得られる競走。

競走名 格付 施行競馬場 施行距離 競走条件
弥生賞 JpnII 中山競馬場 芝2000m 混合競走・指定競走
若葉ステークス OP 阪神競馬場 芝2000m 指定競走
スプリングステークス JpnII 中山競馬場 芝1800m 牡馬牝馬限定・混合競走・指定競走

弥生賞、スプリングステークスは上位3着まで(内国産馬・外国産馬問わず)、若葉ステークスは上位2着までの競走馬(外国産馬は若葉ステークスに出走できない)に優先出走権が与えられる。

地方馬は上記の3競走で優先出走権を得た場合の他、阪神ジュベナイルフィリーズ朝日杯フューチュリティステークスの1着馬に限り出走できる。

[編集] トライアル以外から

上記のトライアル以外では、毎日杯(JpnIII 阪神競馬場芝1800m)から向かう馬がいる。

まれに、2月に開催される共同通信杯(JpnIII 東京競馬場芝1800m)およびきさらぎ賞(JpnIII 京都競馬場芝1800m)から上記のトライアルを使わずに直行する馬がいる。

[編集] 歴史

  • 1939年 - 横濱競馬場の芝1850mの4歳(現3歳)牡馬・牝馬の定量の重賞競走「横濱農林省賞典4歳呼馬」として創設。
  • 1942年 - 田中和一郎が調教師として史上初の連覇。
  • 1943年 - 施行場を東京競馬場の芝1800mに変更。
  • 1944年 - 名称を「農商省賞典4歳」に変更。
  • 1945年 - 太平洋戦争の影響で中止。
  • 1946年 - アメリカ進駐軍の競馬場占領により中止。
  • 1947年
    • 名称を「農林省賞典」に変更。
    • 施行距離を芝2000mに変更。
    • トキツカゼが牝馬として史上初の制覇。
  • 1948年 - ヒデヒカリが牝馬として史上2頭目の制覇。
  • 1949年
    • 施行場を中山競馬場の芝1950mに変更。
    • 名称を「皐月賞」に変更。
  • 1950年 - 施行距離を芝2000mに戻す。
  • 1956年 - 中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝2000mで施行。
  • 1959年 - 星川泉士が調教師として史上2人目の連覇。
  • 1960年
    • 渡辺正人騎手として史上初の3連覇。
    • 前年の9月1日から日本競馬の時計が変更になったのに伴い、時計表示が1/5秒表示から1/10秒表示に変更。
  • 1963年 - ストライキにより東京競馬場の芝2000mで施行。
  • 1964年
    • 中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝2000mで施行。
    • 出走予定馬のサッポロホマレが騎手を振り落として逸走、競馬場外に逃げ出し競走除外となるアクシデントが発生。この時、馬は甲州街道の車返付近まで逃げた。
  • 1967年 - ストライキにより順延開催。桜花賞NHK杯と同日開催となる。
  • 1968年
  • 1972年 - 流行性の馬インフルエンザの影響で順延開催。
  • 1974年 - ストライキにより東京競馬場の芝2000mで施行。NHK杯と同日開催となる。
  • 1976年 - ストライキにより東京競馬場の芝2000mで施行。
  • 1984年 - グレード制施行によりGIに格付け。
  • 1988年
    • 中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝2000mで施行。
    • 7位入線のメイブレーブと15位入線のマイネルフリッセが両頭とも進路妨害により失格(降着制度施行前のGIで、2頭が失格となったレースはこのレースのみ)。
  • 1993年 - 3位入線のガレオンが進路妨害により8着降着。
  • 1994年 - 大久保正陽が調教師として史上3人目の連覇。
  • 1995年 - 指定交流競走となる。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳牡馬・牝馬」から「3歳牡馬・ 牝馬」に変更。
  • 2002年
  • 2003年 - ミルコ・デムーロが外国人騎手として史上2人目の制覇。
  • 2005年 - 外国産馬の出走枠を最大4頭に拡大。
  • 2006年 - 外国産馬の出走枠を最大5頭に拡大。
  • 2007年

[編集] 歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1939年4月29日 ロツクパーク 牡3 1:58 4/5 稲葉幸夫 稲葉秀雄 伊藤慶藏
第2回 1940年5月5日 ウアルドマイン 牡3 2:03 0/5 野平省三 野平省三 杉崎昇
第3回 1941年3月30日 セントライト 牡3 1:59 1/5 小西喜蔵 田中和一郎 加藤雄策
第4回 1942年4月5日 アルバイト 牡3 1:58 0/5 小西喜蔵 田中和一郎 坂本清五郎
第5回 1943年4月11日 ダイヱレク 牡3 1:54 1/5 中村広 中村一雄 大橋達雄
第6回 1944年5月21日 クリヤマト 牡3 2:05 0/5 境勝太郎 清水茂次 栗林友二
第7回 1947年5月11日 トキツカゼ 牝3 2:11 1/5 佐藤嘉秋 大久保房松 川口鷲太郎
第8回 1948年5月16日 ヒデヒカリ 牝3 2:09 1/5 蛯名武五郎 藤本冨良 木村福太郎
第9回 1949年5月3日 トサミドリ 牡3 2:05 0/5 浅野武志 望月与一郎 斎藤健二郎
第10回 1950年5月5日 クモノハナ 牡3 2:11 1/5 橋本輝雄 鈴木勝太郎 北竹清剛
第11回 1951年5月13日 トキノミノル 牡3 2:03 0/5 岩下密政 田中和一郎 永田雅一
第12回 1952年4月27日 クリノハナ 牡3 2:06 2/5 八木沢勝美 尾形藤吉 栗林友二
第13回 1953年4月26日 ボストニアン 牡3 2:04 4/5 蛯名武五郎 増本勇 岡本治一
第14回 1954年4月18日 ダイナナホウシユウ 牡3 2:11 2/5 上田三千夫 上田武司 上田清次郎
第15回 1955年4月24日 ケゴン 牡3 2:04 0/5 野平好男 田中和一郎 吉川英治
第16回 1956年4月22日 ヘキラク 牡3 2:05 2/5 蛯名武五郎 藤本冨良 浅井礼三
第17回 1957年4月21日 カズヨシ 牡3 2:08 0/5 山本勲 柴田寛 里和カツエ
第18回 1958年4月20日 タイセイホープ 牡3 2:04 0/5 渡辺正人 星川泉士 浅野国次郎
第19回 1959年4月19日 ウイルデイール 牡3 2:03 3/5 渡辺正人 星川泉士 浅野国次郎
第20回 1960年4月17日 コダマ 牡3 2:05.9 渡辺正人 武田文吾 伊藤由五郎
第21回 1961年4月16日 シンツバメ 牡3 2:10.1 野平好男 松田由太郎 伊藤由五郎
第22回 1962年4月22日 ヤマノオー 牡3 2:04.8 古山良司 内藤潔 山口米吉
第23回 1963年5月12日 メイズイ 牡3 2:02.6 森安重勝 尾形藤吉 千明康
第24回 1964年4月19日 シンザン 牡3 2:04.1 栗田勝 武田文吾 橋元幸吉
第25回 1965年4月18日 チトセオー 牡3 2:05.1 湯浅三郎 加藤清一 野間美治
第26回 1966年4月17日 ニホンピローエース 牡3 2:07.6 田所稔 小川佐助 小林保
第27回 1967年4月30日 リユウズキ 牡3 2:06.6 郷原洋行 矢倉玉男 福井章哉
第28回 1968年5月19日 マーチス 牡3 2:06.3 保田隆芳 伊藤修司 大久保常吉
第29回 1969年4月20日 ワイルドモア 牡3 2:05.2 森安重勝 尾形藤吉 吉原貞敏
第30回 1970年4月12日 タニノムーティエ 牡3 2:07.9 安田伊佐夫 島崎宏 谷水信夫
第31回 1971年5月2日 ヒカルイマイ 牡3 2:03.7 田島良保 谷八郎 岡達雄
第32回 1972年5月28日 ランドプリンス 牡3 2:03.5 川端義雄 高橋直 木村善一
第33回 1973年4月15日 ハイセイコー 牡3 2:06.7 増沢末夫 鈴木勝太郎 (株)ホースマンクラブ
第34回 1974年5月3日 キタノカチドキ 牡3 2:01.7 武邦彦 服部正利 初田豊
第35回 1975年4月13日 カブラヤオー 牡3 2:02.5 菅原泰夫 茂木為二郎 加藤よし子
第36回 1976年4月25日 トウショウボーイ 牡3 2:01.6 池上昌弘 保田隆芳 トウショウ産業(株)
第37回 1977年4月17日 ハードバージ 牡3 2:05.1 福永洋一 伊藤雄二 吉嶺一徳
第38回 1978年4月16日 ファンタスト 牡3 2:04.3 柴田政人 高松三太 伊達秀和
第39回 1979年4月15日 ビンゴガルー 牡3 2:02.3 小島太 久保田彦之 (有)芦屋
第40回 1980年4月13日 ハワイアンイメージ 牡3 2:10.2 増沢末夫 鈴木勝太郎 (株)大関
第41回 1981年4月12日 カツトップエース 牡3 2:04.9 大崎昭一 菊池一雄 勝本正男
第42回 1982年4月18日 アズマハンター 牡3 2:02.5 中島啓之 仲住芳雄 (株)東牧場
第43回 1983年4月17日 ミスターシービー 牡3 2:08.3 吉永正人 松山康久 (株)丸沼温泉ホテル
第44回 1984年4月15日 シンボリルドルフ 牡3 2:01.1 岡部幸雄 野平祐二 和田農林(有)
第45回 1985年4月14日 ミホシンザン 牡3 2:02.1 柴田政人 田中朋次郎 堤勘時
第46回 1986年4月13日 ダイナコスモス 牡3 2:02.1 岡部幸雄 澤峰次 (有)社台レースホース
第47回 1987年4月19日 サクラスターオー 牡3 2:01.9 東信二 平井雄二 (株)さくらコマース
第48回 1988年4月17日 ヤエノムテキ 牡3 2:01.3 西浦勝一 荻野光男 (有)富士
第49回 1989年4月16日 ドクタースパート 牡3 2:05.2 的場均 柄崎孝 松岡悟
第50回 1990年4月15日 ハクタイセイ 牡3 2:02.2 南井克巳 布施正 渡辺重夫
第51回 1991年4月14日 トウカイテイオー 牡3 2:01.8 安田隆行 松元省一 内村正則
第52回 1992年4月19日 ミホノブルボン 牡3 2:01.4 小島貞博 戸山為夫 (有)ミホノインターナショナル
第53回 1993年4月18日 ナリタタイシン 牡3 2:00.2 武豊 大久保正陽 山路秀則
第54回 1994年4月17日 ナリタブライアン 牡3 1:59.0 南井克巳 大久保正陽 山路秀則
第55回 1995年4月16日 ジェニュイン 牡3 2:02.5 岡部幸雄 松山康久 (有)社台レースホース
第56回 1996年4月14日 イシノサンデー 牡3 2:00.7 四位洋文 山内研二 (株)イシジマ
第57回 1997年4月13日 サニーブライアン 牡3 2:02.0 大西直宏 中尾銑治 宮崎守保
第58回 1998年4月19日 セイウンスカイ 牡3 2:01.3 横山典弘 保田一隆 西山牧場
第59回 1999年4月18日 テイエムオペラオー 牡3 2:00.7 和田竜二 岩元市三 竹園正繼
第60回 2000年4月16日 エアシャカール 牡3 2:01.8 武豊 森秀行 (株)ラッキーフィールド
第61回 2001年4月15日 アグネスタキオン 牡3 2:00.3 河内洋 長浜博之 渡辺孝男
第62回 2002年4月14日 ノーリーズン 牡3 1:58.5 B.ドイル 池江泰郎 前田晋二
第63回 2003年4月20日 ネオユニヴァース 牡3 2:01.2 M.デムーロ 瀬戸口勉 (有)社台レースホース
第64回 2004年4月18日 ダイワメジャー 牡3 1:58.6 M.デムーロ 上原博之 大城敬三
第65回 2005年4月17日 ディープインパクト 牡3 1:59.2 武豊 池江泰郎 金子真人
第66回 2006年4月16日 メイショウサムソン 牡3 1:59.9 石橋守 瀬戸口勉 松本好雄
第67回 2007年4月15日 ヴィクトリー 牡3 1:59.9 田中勝春 音無秀孝 近藤英子
第68回 2008年4月20日 キャプテントゥーレ 牡3 2:01.7 川田将雅 森秀行 (有)社台レースホース

[編集] 皐月賞の記録

  • レースレコード - 1:58.5(第62回優勝馬ノーリーズン)
  • 2着との最大着差 - 8馬身(第14回優勝馬ダイナナホウシユウ)
  • 最多優勝騎手 - 3勝 渡辺正人(第18回~第20回)岡部幸雄(第44回、第46回、第55回)武豊(第53回、第60回、第65回)
  • 最多連続優勝騎手 - 渡辺正人 3連覇(第18回~第20回)

[編集] 父仔制覇

過去に5組の父仔制覇の例がある。

父馬名 優勝回 仔馬名 優勝回
1組目 シンザン 第24回 ミホシンザン 第45回
2組目 ハイセイコー 第33回 ハクタイセイ 第50回
3組目 トウショウボーイ 第36回 ミスターシービー 第43回
4組目 シンボリルドルフ 第44回 トウカイテイオー 第51回
5組目 アグネスタキオン 第61回 キャプテントゥーレ 第68回

[編集] 兄弟制覇

過去に3組の兄弟制覇の例があり、フリツパンシーの子、セントライト・アルバイト(のちにクリヒカリと改名)、トサミドリは3兄弟制覇を成し遂げている。以下は母馬から見た兄弟に限る。

兄馬名 優勝回 弟馬名 優勝回 母馬名
1組目 セントライト 第3回 アルバイト 第4回 フリツパンシー
2組目 トサミドリ 第9回
3組目 コダマ 第20回 シンツバメ 第21回 シラオキ

[編集] 本競走からの東京優駿(日本ダービー)の制覇

日本の牡馬二冠馬を参照。

[編集] 地方競馬の「皐月賞」

地方競馬でも皐月賞を範した競走がある。地区内での中央競馬の皐月賞と同等の機能を持った競走に設定されている。以下は2006年現在施行されている競走のみ。

また皐月賞の名前は冠していないが、南関東地方競馬では大井競馬場羽田盃が中央競馬の皐月賞に相当する競走として位置づけられている。

[編集] エピソード

ゲート内で尻もち競走中止
2000年の第60回では佐藤哲三騎乗のラガーレグルスがゲートが開いたと同時に尻もちをつき、ゲートから出られなくなるというハプニングがあった。ルール上「ゲートから出なかった(これを「膠着」と表現する)馬は競走中止として扱う」ため競走は成立し、同馬は競走中止となり馬券の返還もなかった。しかも同馬は3番人気(単勝オッズ7.0倍)だったため単勝売上だけで約10%がスタートと同時に紙屑となってしまった。

[編集] 関連項目

他の言語


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