ネオユニヴァース
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ネオユニヴァース | |
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現役期間: | {{{時}}} |
現役期間: | {{{現役時期}}} |
原語表記: | {{{原語}}} |
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品種: | サラブレッド |
性別: | 牡 |
毛色: | 鹿毛 |
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生誕: | 2000年5月21日(8歳) |
死没: | (現役種牡馬) |
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父: | サンデーサイレンス |
母: | ポインテッドパス |
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生国: | 日本(北海道千歳市) |
生産: | 社台ファーム |
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馬主: | (有)社台レースホース |
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調教師: | 瀬戸口勉(栗東) |
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競走成績 | |
生涯成績: | 13戦7勝 |
獲得賞金: | 6億1337万6000円 |
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ネオユニヴァース(英語表記:Neo Universe、香港表記:新宇宙)は、日本の元競走馬で、現在は種牡馬となっている馬である。現役時代には2003年の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)を制した2冠馬であり、現在は種牡馬である。馬名は「新しい宇宙」を意味し、兄の名前にあるスター、プラネットから天体を連想するものとなっている。また、馬名の名付け親がL'Arc〜en〜Cielのファンであり、同バンドのヒット曲から取ったともされる。
目次 |
[編集] 戦績
当初は福永祐一が主戦騎手として騎乗していたが、福永の騎乗馬に2歳王者のエイシンチャンプ(同じく瀬戸口厩舎所属)がおり、スプリングステークスからミルコ・デムーロに乗り替わった。
皐月賞を1着でゴール板を駆け抜けた直後、2着に入ったサクラプレジデントの鞍上・田中勝春の頭をデムーロが叩いたことは有名(どうも勝春がゴール後に悔しくて下を向いたので「下なんて向いていないで祝福しておくれ」と言う気持ちで叩いたらしい)。
続く東京優駿(日本ダービー)では、重馬場の中、後に天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念を3連勝するゼンノロブロイを破って2冠を達成し、デムーロは外国人騎手初のダービージョッキーとなった。
その後、従来であれば休養に入るはずではあるが、3歳馬ながら宝塚記念に挑戦。しかし、同馬はすでにこの年5戦を消化しており、消耗の激しいG1レースを2回使っていることから、これに関しては多くの議論を巻き起こした。レースでは2番人気に推されながらヒシミラクルの4着に敗れた。
この時点でデムーロは、外国人騎手の短期免許は1年のうち3か月までという規定により、秋のGIでは騎乗不可能であった。しかしJRAが「同一馬で同年にGIを2勝以上した場合、その年にその馬がGIに参戦する開催日にのみ短期免許期間に関わらず騎乗を認める」と競馬施行規程を一部改正したことにより、秋はGIレースに限り騎乗が認められることになった。
そして秋、上記の外国人短期免許の規定のため、かつての主戦福永へ乗り替わって挑んだ神戸新聞杯では、春のGIで2着に負かしたゼンノロブロイ、サクラプレジデントに先着され3着に敗れる。その後、デムーロ騎乗で三冠の期待がかかった菊花賞に出走するが、直線伸びきれずザッツザプレンティの3着に敗れた。続いてジャパンカップに挑戦するが、またも伸びきれずタップダンスシチーの逃げ切りを許し、4着に敗れた。 その後の有馬記念は出走せず放牧に出された。
翌年、復帰戦の大阪杯では1番人気になり、2冠馬の意地を見せて粘るマグナーテンを捕らえて優勝したが、天皇賞(春)はリンカーン、ザッツザプレンティと牽制し合った為か10着に惨敗。宝塚記念前に右前浅屈腱炎と右前球節部亀裂骨折を同時発症。全治は屈腱炎は9ヶ月以上、亀裂骨折は3ヶ月以上と診断されたことから、引退を発表した。
2004年9月20日に、札幌競馬場(札幌市)で引退式が行われ、多くのファンに惜しまれつつ、ターフを去った。
[編集] 引退後
2005年から、北海道・勇払郡・早来町(現・安平町)にある、社台スタリオンステーションで、種牡馬となり、現在も繋養中。
2007年には251頭の繁殖牝馬に種付けを行い、当年の最多種付け頭数を記録した。12月13日に2008年の種付け料が100万円アップの400万円に設定されたことが発表された。このように、産駒の評判は非常に高く、サンデーサイレンスの有力後継馬としての期待は高い。
[編集] 競走成績
年月日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | 騎手 | 斤量 | 距離(馬場) | タイム (上り3F) |
タイム 差 |
勝ち馬/(2着馬) | ||
2002 | 11. | 9 | 京都 | 2歳新馬 | 18 | 8 | 18 | 2.5(1人) | 1着 | 福永祐一 | 54 | 芝1400m(良) | 1.22.7(35.1) | -0.2 | マヤオキャンティ | |
12. | 14 | 中京 | 中京2歳S | OP | 9 | 8 | 9 | 2.4(1人) | 3着 | 池添謙一 | 55 | 芝1800m(良) | 1.49.2(35.2) | 0.0 | ホシコマンダー | |
2003 | 1. | 18 | 京都 | 白梅賞 | 16 | 2 | 3 | 2.5(1人) | 1着 | 福永祐一 | 56 | 芝1600m(良) | 1.35.1(36.3) | -0.1 | ハッピートゥモロー | |
2. | 16 | 京都 | きさらぎ賞 | GIII | 14 | 5 | 8 | 8.0(3人) | 1着 | 福永祐一 | 56 | 芝1800m(重) | 1.49.6(35.2) | -0.1 | サイレントディール | |
3. | 23 | 阪神 | スプリングS | GII | 16 | 8 | 15 | 2.8(2人) | 1着 | M.デムーロ | 56 | 芝1800m(良) | 1.48.2(34.7) | -0.2 | サクラプレジデント | |
4. | 20 | 中山 | 皐月賞 | GI | 18 | 2 | 3 | 3.6(1人) | 1着 | M.デムーロ | 57 | 芝2000m(良) | 2.01.2(34.3) | 0.0 | サクラプレジデント | |
6. | 1 | 東京 | 東京優駿 | GI | 18 | 7 | 13 | 2.6(1人) | 1着 | M.デムーロ | 57 | 芝2400m(重) | 2.28.5(35.3) | -0.1 | ゼンノロブロイ | |
6. | 29 | 阪神 | 宝塚記念 | GI | 17 | 3 | 6 | 4.4(2人) | 4着 | M.デムーロ | 53 | 芝2200m(良) | 2.12.3(36.1) | 0.3 | ヒシミラクル | |
9. | 28 | 阪神 | 神戸新聞杯 | GII | 13 | 7 | 11 | 2.9(2人) | 3着 | 福永祐一 | 56 | 芝2000m(良) | 2.00.2(35.3) | 0.7 | ゼンノロブロイ | |
10. | 26 | 京都 | 菊花賞 | GI | 18 | 8 | 17 | 2.3(1人) | 3着 | M.デムーロ | 57 | 芝3000m(良) | 3.05.0(35.6) | 0.2 | ザッツザプレンティ | |
11. | 30 | 東京 | ジャパンカップ | GI | 18 | 4 | 8 | 7.0(2人) | 4着 | M.デムーロ | 55 | 芝2400m(重) | 2.30.3(37.0) | 1.6 | タップダンスシチー | |
2004 | 4. | 4 | 阪神 | 産経大阪杯 | GII | 11 | 5 | 5 | 1.8(1人) | 1着 | M.デムーロ | 59 | 芝2000m(稍) | 1.59.6(35.2) | 0.0 | マグナーテン |
5. | 2 | 京都 | 天皇賞(春) | GI | 18 | 6 | 11 | 4.1(2人) | 10着 | M.デムーロ | 58 | 芝3200m(良) | 3.20.3(35.3) | 1.9 | イングランディーレ |
[編集] 血統表
ネオユニヴァースの血統 サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/アウトブリード | |||
父
*サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿毛 アメリカ |
Halo 1969 黒鹿毛 アメリカ |
Hail to Reason 1958 | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Cosmah 1953 | Cosmic Bomb | ||
Almahmoud | |||
Wishing Well 1975 鹿毛 アメリカ |
Understanding 1963 | Promised Land | |
Pretty Ways | |||
Mountain Flower 1964 | Montparnasse | ||
Edel Weiss | |||
母
*ポインテッドパス Pointed Pass 1984 栗毛 アイルランド |
Kris 1976 栗毛 アメリカ |
Sharpen Up 1969 | * エタン |
Rocchetta | |||
Doubly Sure 1971 | Reliance | ||
Soft Angels | |||
Silken Way 1973 栗毛 イギリス |
Shantung 1956 | Sicambre | |
Barley Corn | |||
Boulevard 1968 | Pall Mall | ||
Costa Sola F-No.1-l |
[編集] 血統背景
- 1999年京成杯2着のチョウカイリョウガのほかに、1998年青葉賞1番人気(10着)のスターパス、アグネスプラネットを兄にもつ。最後の弟となるワールドプレミア(2006年産、父アグネスタキオン)が早ければ2008年中のデビューを予定している。
[編集] 外部リンク
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