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西武バス練馬営業所 - Wikipedia

西武バス練馬営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

西武バス練馬営業所(せいぶバスねりまえいぎょうしょ)は、東京都練馬区南田中にあり、練馬区東部の一般路線バス、都内発着の高速バスを主に担当する西武バスの営業所である。一般路線・高速路線のほか、観光バス(一部は西武観光バスが担当)、特定バス(西武総合企画)が配属される。なお、一般路線バスの運行は西武自動車に委託されている。

車庫最寄のバス停名は、都営バス練馬車庫」、国際興業バス練馬北町車庫」との混同を避けるため、「南田中車庫」としている。なお、営業所前には関東バスの停留所もあるが、こちらは道路向かいにかつて存在した学校名をとった「育英高専前」という名称のバス停である。

2007年3月18日より、西武バスでは上石神井高野台新座の各営業所と共に、PASMOSuicaシステム運用が一般路線に導入されたが、深夜急行バス・池袋→小手指線では利用できない。

目次

[編集] 沿革

練馬営業所は、大泉営業所に続く練馬区内第2の西武バス営業所として1951年に開設され、1968年9月に現在地の南田中に移転した。

[編集] 現行一般路線

[編集] 中井線

西武百貨店を発車した中井線
西武百貨店を発車した中井線

宿20系統は、西武百貨店・池袋駅東口と新宿駅西口・新宿西口駅を目白駅・中井駅、東中野駅、中野坂上駅を経由して結ぶ路線である。主に明治通り目白通り山手通り青梅街道を走行する。西武バスの一般路線において池袋駅前、新宿駅前へ入る路線は本路線のみである。また、宿20-1系統は、出入庫路線である。

当路線では、池袋駅東口の停留所名を西武百貨店としているのが特徴である。しかし、LED式の表示機は「池袋駅東口」を大きく表示し、放送も「池袋駅東口」となっている。1970年代過ぎには専ら中型車での運用であったが、1980年代前半〜1990年代前半には、一般尺の大型車が運用に入っていた。しかし、現在では中型スロープ板付き車両の指定運用となっており、ラッピングバスも多い。

2008年2月16日のダイヤ改定により、宿20系統は従来の半数以下の運行回数へ減回された上、事実上の免許維持路線と化していた練45系統:西武百貨店 - 落合南長崎駅 - 練馬駅が廃止された。このため、23区内の西武バスの一般路線で他の路線とは接続しない、孤立した路線になってしまった。

かつては、1997年12月まで中落合 - 新宿駅西口間を併走する都営バス・宿62系統(現・新江62系統)との共通定期券取り扱いも行っていた。宿62の短縮後、同系統との併走区間である山手通りを南北に走行し、池袋と新宿へ顔を出す存在は利用方法によっては便利な路線であったが、都営地下鉄大江戸線と完全な併走区間に加え、山手通りで行なわれていた首都高速道路中央環状新宿線の工事影響による利用客の逸走は否めず、前述の運行本数減回へとつながった。

[編集] 石神井荻窪線(井荻経由)、井荻線

  • 荻11:石神井公園駅南口 - 下石神井一丁目 - 八成橋 - 井荻駅 - 清水三丁目 - 荻窪駅
  • 荻17:練馬高野台駅 - 八成橋 - 井荻駅 - 清水三丁目 - 荻窪駅
  • 荻12:井荻駅 - 清水三丁目 - 荻窪駅
  • 荻12:南田中車庫 - 八成橋 - 井荻駅 - 清水三丁目 - 荻窪駅
  • 石21:石神井公園駅南口 - 下石神井一丁目 - 八成橋 - 南田中車庫

高速バスの増強により練馬営業所の敷地が手狭になったため、石神井公園駅関連の系統は上石神井営業所に移管された。その際、唯一、荻12系統のみ練馬営業所の所管となっていた。その後、荻11系統が練馬営業所に再移管され、出入庫として石21系統が運行されるようになった。なお、荻11、荻12系統は出入庫となる南田中車庫発着を除き、関東バス青梅街道営業所と共同運行となっている。

環状八号線の練馬区地区までの延伸開通、立体交差による工事が進み、乗降調査でのデータを検討した結果、2007年7月16日、練馬高野台駅と荻窪駅間を笹目通り・環状八号線を介して井荻駅を経由し運行する荻17系統を新設した。旧早稲田通りの狭隘道路を走行して石神井公園駅に発着するバスとは別に、よりダイレクトに西武池袋線JR中央線を結ぶバスを走らせてほしいとのアンケート結果もあった。ただ、現時点では始車・終車共にラッシュ時の需要とはややかけ離れた時間帯での運行となっている。関東バスとの共通定期券は、八成橋 - 井荻駅 - 荻窪駅間で使用可。

尚、荻17系統新設に伴い、荻11系統と当系統の出入庫便である石21系統は大幅に減便され、荻11は概ね1時間あたり1〜2本程度の運行に改定されている。加え、共同運行の関東バスが石神井公園駅まで顔を出すのは、午前から午後2時前後となっており、今後の動静が注目される。

当路線は、旧早稲田通り及び井荻駅前の狭路対策の為、中型車が運用に入る。狭隘区間の見通しの悪い道路地点には、関東バスも併せて車輌誘導員が業務にあたっており、円滑な運行や事故防止に貢献している。荻17系統の運用車輌は、旧早稲田通り走行の関連・荻11・12系統と共通運用の関係から、中型車使用となっている。

[編集] 光が丘団地線

  • 光31:成増駅南口 - 光が丘7丁目 - 光が丘3丁目 - 光が丘駅(往復共に深夜バス運行。光が丘駅発は光が丘IMA経由)
  • 光32:成増駅南口 - 光が丘7丁目 - 光が丘3丁目 - 光が丘駅 - 日大練馬光が丘病院
  • 練高01:成増駅南口 - 光が丘7丁目 - 光が丘入口 - 練馬高野台駅
  • 練高02:成増駅南口 - 光が丘7丁目 - 光が丘入口 - 練馬高野台駅 - 南田中車庫(車庫行きの深夜バスも運行。練馬高野台駅非経由)

※いずれも成増駅発のみ「地下鉄成増駅」バス停に停車

    • 1984年4月28日:豊12・成増駅(発地は営団成増駅)および成増町 - 光が丘七丁目 - 田柄三丁目 - 豊島園、豊13・成増町 - 光が丘団地 - 南田中車庫を開通。
    • 1986年4月28日:豊12-2・成増駅(発地は営団成増駅)および成増町 - 光が丘七丁目 - 光が丘三丁目を運行開始。
    • 1987年4月24日:豊16・成増駅(発地は営団成増駅)および成増町 - 光が丘IMA - 光が丘三丁目、練44・練馬駅前 - 光が丘団地 - 成増町を運行開始。豊12-2の系統番号を豊15に変更。光が丘IMAの開設に伴うもの。
    • 1991年4月:成増駅南口ロータリー拡張工事の完成に伴い、成増側の発着点を成増駅南口ロータリーに統合。
    • 1991年12月10日都営12号線・練馬 - 光が丘間開通に伴い、豊12を廃止。
    • 1992年9月16日:豊16を成増駅前 - 光が丘IMA - 日大練馬光が丘病院に変更。豊17・成増駅 - 光が丘七丁目 - 日大練馬光が丘病院を開通。同病院内バスターミナルの完成による。
    • 1994年12月7日西武池袋線練馬高野台駅の開業に伴い、練44を練馬高野台駅 - 成増駅の練高01に、豊13を練馬高野台駅経由の練高02に変更。練44-1は廃止。
    • 1998年4月1日:豊15を光が丘駅まで延長、光31となる。豊16は廃止。豊17は光が丘駅経由に変更、光32となる。

光が丘団地線は、練馬区の中北部にある光が丘団地と東上線、西武池袋線を連絡する路線である。成増駅前から光が丘西大通りを光が丘7丁目まで走り、そこから光が丘駅・日大練馬光が丘病院方面、笹目通りを経由して練馬高野台駅・南田中車庫方面に分かれる。

米軍グラントハイツ跡地に建設された光が丘団地の入居にあたっては、関係者の協議により西武バスが東武東上線に連絡する路線を、国際興業バス営団地下鉄有楽町線(当時)に連絡する路線を開設することが決定した。本路線は、これを受け1984年4月28日に開通したもので、当初は成増 - 光が丘団地 - 豊島園を結ぶ豊12、出入庫の豊13の2系統であった。その後、開通からちょうど2年を経て、成増側からの光が丘3丁目までの折り返し便として豊12-2系統が新設された。

翌1987年には、団地の中心部に大型商業施設・光が丘IMAが完成し、成増駅または成増町 - 光が丘IMA - 光が丘3丁目を結ぶ系統が豊16として開設された。同時に、谷原2丁目を経て練馬駅に至る練44が開設されているが、この便はのちの練高01系統の原型である。なお、この時点では成増駅南口のロータリーが整備されておらず、朝と夜は「成増駅」着・「営団成増駅」発で、日中は川越街道上の「成増町」が終点であった。現在は全便が成増駅南口発着に統一されているが、こうなったのはロータリーの整備が完了した1991年4月のことである。

その後、1991年から92年にかけて、暫定開業した都営地下鉄12号線との並行区間のある豊12系統の廃止、日大練馬光が丘病院の開院による豊16系統の同病院乗り入れおよび団地の南側を経て病院に至る豊17系統の新設が実施された。

1997年12月に都営地下鉄大江戸線新宿まで延伸開業すると、1998年4月に豊15系統を光が丘駅へ乗入れ光31系統に、豊17系統を光が丘駅へ立ち寄るように変更し光32系統とした。これは、同地下鉄への接続強化と、長らく光が丘団地線の拠点だった光が丘3丁目折返場が後述の理由から廃止されたことによるものである。

ところで、ここまでに開設された系統は、練馬駅前を発着するものを除き、すべて系統番号に「豊」の文字を冠していた。これは、開通当初の本線である豊12の起点、豊島園を示すもので、この記号を支線に相当する系統にも使用していたためである。当線における「豊」系統は以下のものがあった。

  • 豊12:成増駅 - 光が丘団地 - 豊島園
  • 豊13:成増駅 - 光が丘団地 - 南田中車庫
  • 豊14:南田中車庫 - 光が丘3丁目 - 豊島園
  • 豊15:成増駅 - 光が丘7丁目 - 光が丘3丁目
  • 豊16:成増駅 - 光が丘IMA - 日大練馬光が丘病院(1992年9月15日までは光が丘3丁目発着)
  • 豊17:成増駅 - 光が丘7丁目 - 日大練馬光が丘病院

しかし、豊12の廃止以降は、改正を機にこれを他の駅を示す記号で置き換えるようになり、1994年の練馬高野台駅開業による改正、1998年の光が丘駅乗り入れ改正を経て、現在は「豊」の記号は使われなくなっている。

光が丘団地への路線はこれ以外にも、吉60系統が一時期吉祥寺駅 - 上石神井駅 - 石神井公園駅 - 営団成増駅前 - 光が丘IMA - 光が丘3丁目の路線が運行していた(上石神井営業所参照)が、光が丘3丁目折返場の廃止、および成増を通し利用する乗客の減少により、1998年4月に成増町までに短縮された。

光が丘3丁目折返場は1984年4月28日に光が丘団地線が開設された時に、都営地下鉄12号線が開通するまでの条件で練馬区から西武バスに土地が貸し出され、開設されたものである。都営12号線は、1991年12月に光が丘 - 練馬間が暫定開業したが、この時は地下鉄への乗客の転移は少なく、バスの運行に大きな影響はないと判断され、貸し出しは継続した。その後、1997年12月の新宿延伸開業によって利便性が向上したので、年度末にあたる1998年3月31日をもって光が丘3丁目折返場は練馬区へ返還され廃止となった。跡地は現在、夏の雲公園の一部になっている。

[編集] 谷原線

  • 練42:練馬駅(北口) - 高松2丁目 - 谷原2丁目 - 光が丘南入口 - 土支田交番 - 成増町
  • 練41:練馬駅(北口) - 高松2丁目 - 谷原2丁目 - 八成橋 - 南田中車庫
  • 練40:南田中車庫 - 八成橋 - 谷原3丁目 - 光が丘南入口 - 土支田交番 - 成増町
  • 練43:練馬駅(北口) - 中村橋駅 - 富士見台駅 - 南田中車庫

谷原線は、練馬駅前から目白通りを西進し、高松2丁目付近では旧道を走り、その後笹目通りを経て成増町に至る路線である。本線は練42系統であり、他は出入庫の路線である。ただし、練43系統については前述の練45系統とつながる運用のものもある。かつては、谷原2丁目まで目白通りを進む貫井町経由の便があり、練41系統(初代)として運行されていたが、1970年代に廃止された。

1991年4月の団地線・成増線の成増駅南口ロータリー乗入までは練42のうち朝の6便が成増駅前行で運行されていた。また87年4月 - 94年12月の間、日中に限り練42と練44が交互運行されたが、現在は練44が廃止(練馬高野台駅前発着に変更)になり、もとの運行になっている。都営地下鉄12号線工事の際、成増発の練42、練44の一部は「練馬駅前通り」停止まりとなっていたが、現在は全便練馬駅前まで運行される。

2008年春頃より、後述の練47と共に、LEDによる行き先表示が従来の「練馬駅」から「練馬駅北口」へと変わっている。

[編集] 成増線

成増線は、練馬駅前から田柄地区、下赤塚駅を通り成増駅前まで南北に結ぶ路線である。現存する当営業所管内の路線の中では最も古く、1950年10月10日に開通した。このほかに池袋駅東口の西武百貨店前から目白通り・練馬駅前を経て成増まで直通する便があり、これを成池線と呼んだ。その後、渋滞の悪化に伴う長距離バス需要の低下により、1960年代に成池線の運行がなくなり、さらに1970年代に入ると、西武池袋線の踏切渋滞を避ける形で豊島園以南が廃止された。これにより、以後の成増線は、豊11-2として朝夕に練馬駅前を発着する便を若干走らせていた時期を除き、長らく豊島園 - 成増間の運行に徹することとなった。

しかし2003年に入り、西武池袋線の高架化により踏切が解消されたことに加え、練馬駅前北口交通広場が完成し、同駅周辺の交通状況が大幅に改善された。同時に、これまで発着に使用していた豊島園駅ロータリーも廃止されることとなったため、これにあわせて同年4月1日より再び練馬駅前への乗り入れを行うこととなり、練馬駅前 - 豊島園間が延伸され、系統番号が練46:練馬 - 豊島園 - 光が丘 - 車庫、練47:練馬 - 豊島園 - 成増間の運行へ変更された。この改正時に練46・47と共に、幕式方向幕では、オレンジ地に白ヌキの文字で行き先などが記載されるようになり、異なる経路で運行される練42との区別をし、利用客に分かり易いサービス提供を行なった。なお、この改正直前の系統は下の通りであり、これらは豊島園を起終点とする最後の系統であった。

  • 豊11:豊島園 - 練馬春日町駅 - 下赤塚駅 - 成増駅
  • 豊14:豊島園 - 光が丘3丁目 - 南田中車庫
  • 豊09:豊島園 - 富士見台駅 - 南田中車庫

このうち、豊14と豊09は1984年の光が丘団地線開業と同時に設定された出入庫系統である。改正により豊14は延伸されて練46に、豊09は練43に統合される形で廃止された。現在、当線の入出庫は練43が基本で、練高02(練47系統の平日成増駅南口発の始発のみ)もある。

[編集] 土支田循環線

  • 光20-2:光が丘駅→日大練馬光が丘病院→土支田1丁目→光が丘駅
  • 練高03:光が丘駅→光が丘七丁目→練馬高野台駅→南田中車庫

土支田循環線は、2002年3月16日に光が丘と土支田地区の連絡強化を目的に開通した短距離の循環路線である。狭隘区間を通過する為、日野・リエッセが新車投入。因みに、この路線で運行のリエッセは、西武では初の一般路線に投入された、西武に一般路線と同色の車両である。開通の2ヵ月後に国際興業が本数を上乗せする形で参入し、両社の共同運行となったが、本数は西武のほうが多い。

西武は、2003年12月16日に練高03の運行を開始したが、これは光20-2の入庫便を営業運転するように改めたもので、南田中車庫行きの一方向運行である。

[編集] 深夜急行路線

運賃・到着予定時刻などは、各自で確認されたい。乗車は池袋駅のみ。運賃支払いは乗車時に行き先を告げた上で、現金で支払い。回数券バス共通カードICカードおサイフケータイでの支払いは不可。乗り越しに注意。逆方向への輸送は行なっていない。

主な停車停留所のみ掲載。

平日・月曜〜金曜の終電終了後に、西武池袋線沿線に向けた深夜急行バスを運行している。

[編集] 高速路線

高速バス車両(新潟線)
高速バス車両(新潟線)

練馬営業所が担当する高速バスは以下の各線である。≪≫内は、共同運行会社名。

※夏期等は軽井沢発着となる

[編集] 空港連絡路線

  • (名称なし):大泉学園駅 - 成田空港線:大泉学園駅(北口) - 長久保 - 和光市駅南口 - 成田空港 ≪京成電鉄


[編集] 所属車両

[編集] 一般路線車

一部を除き、日産ディーゼル製エンジンに富士重工製、近年は西日本車体工業製車体の車輌が配属されている。中型車は、スロープ付ワンステップ車ノンステップ車が中井線の全便を担当するほか、予備車が谷原線、井荻線に運用される。ツーステップ車は谷原線、井荻線を中心に運用される。 2008年2月に中型ノンステップ車3台導入により96年式が全廃した。

大型車は、ワンステップ車・ノンステップ車が光が丘団地線、谷原線、成増線で運行されている。CNGノンステップ車 (A5-41) は谷原線専用となっており、また練馬営業所最後のツーステップ車 (A8-568) も谷原線、成増線で運行している。2007年2月、練馬営業所で大型ワンステップ車としては最初に投入されたA1-743が高野台営業所へ転属したが、車両の補充はされていない。

2008年3月、実に30年ぶりとなる日野の大型車(ブルーリボンシティハイブリッド・BJG-HU8JLFP)が導入された。

土支田循環・練高03は、日野・リエッセで運用される。

[編集] 高速車

在籍車の殆どが日産ディーゼル・スペースウィングで、製造年次により富士重工車体と西日本車体工業車体の車両が在籍している。2006年度からはいすゞ2代目ガーラもが導入されている。大阪・金沢・富山線は3列シート車、その他の路線は4列シート車が使用される。


[編集] 廃止・撤退路線

[編集] 一般路線

[編集] 新橋線

江戸川乗合自動車商会とダット自動車合資会社を引き継いだ、都営バスとの共同運行だった。

[編集] 東京線

こちらも関東バス・都営バスとの共同運行だった。
1968年に東京駅丸の内北口 - 落合間は地下鉄東西線開通による利用者激減、また小滝橋 - 石神井公園駅間は関東バスの並行路線があったため全線廃止。

[編集] 池袋一丁目線

このうち丸山一丁目 - 正保町(井草)間は現在、コミュニティバスなかのんしか通らない。
また南田中と鷺宮を結ぶバス路線は、関東バス阿03にとどまる。

[編集] 大久保線

大久保線は、関東バス・都営バスとの共同運行による都心直通路線の1つで、東京駅と新井薬師駅(末期は江古田二丁目まで)を結んでいた路線である。1971年に関東バスとともに廃止された。

[編集] 北町線

  • 豊10:豊島園 - 中の宮 - 田柄 - 練馬北町
営団地下鉄有楽町線開通による平和台駅の開業後、乗客が減少し1984年に路線廃止された。この路線は、23区内で最後までツーマン運転を行っていた路線と言われている。ワンマン化は、1974年11月とされているが、ワンマン化後も暫くは一部の運用で車掌が乗ったツーマン運行がされており、完全にワンマン化されるまで数年の時間を要した。なお、中の宮停留所は現在の練馬春日町駅前停留所である。

[編集] 高松循環線

光20-2土支田循環と同時に誕生した。乗客の定着した土支田循環に対し、高松循環は利用が伸び悩み、減便→廃止の道を辿っている。

[編集] 成増線

  • 練46:南田中車庫 - 長光寺橋 - 谷原三丁目 - 光が丘入口 - 光が丘三丁目 - 練馬高校 - 練馬春日町駅 - 豊島園 - 練馬駅
従来の豊14を豊11と共に練馬駅までの運行とした際、系統番号変更が行なわれた。当初から早朝の出庫便と夜間入庫便が1往復程度運行されていたが、運行最終期のダイヤは土・休日の早朝に車庫発が1本運行されるだけとなっていた。2008年6月14日に廃止された。


[編集] その他

  • 井荻11:南田中車庫 - 八成橋 - 井荻駅
荻11・12系統の荻窪方出入庫線。井荻駅附近の道路改良工事に伴い、従来の荻12:井荻駅 - 荻窪駅線を現行の運行区間へと延長・スルー運行とされ、井荻11は廃止となった。
  • 石12:石神井公園駅 - 下石神井一丁目 - 八成橋 - 南田中車庫
荻11の石神井方の出入庫線。荻11が上石神井営業所へ移管された為に廃止されたが、荻11が再び練馬営業所担当となった為、現在は石21として運行中である。
  • 荻14:石神井公園駅 - 石神井農協 - 上井草駅入口 - 上井草駅 - 荻窪警察 - 荻窪駅
  • 石13:石神井公園駅 - 石神井農協 - 上井草駅入口
#石神井荻窪線(井荻経由)、井荻線の項でも述べられている通り、かつて練馬営業所担当の石神井公園路線は上石神井営業所へ移管された。練馬担当時代に運行されていた石13は、南田中車庫 - 上井草駅入口間は千川通り経由で回送し、駅入口から営業運転する出入庫線であった。荻14は、現在高野台営業所が担当。石13は現在運行されていない。
  • 石01:石神井公園駅→石神井庁舎→石神井町八丁目→撮影所前→比丘尼橋→三軒寺→北田中→石神井公園駅(比丘尼循環)
  • 石02:石神井公園駅→石神井庁舎→石神井町八丁目→撮影所前→比丘尼橋→土支田八幡→成増駅
  • 石02:成増駅→土支田八幡→比丘尼橋→三軒寺→北田中→石神井公園駅
国際興業バスと共通乗車券取り扱い
上石神井営業所へ移管後、現在は西武が高野台営業所担当となっている。上石神井営業所へ移管後暫くしてから、西武では中型車での運用が増え始め、現在では国際興業バスも含め中型車での運用が基本となっている。西武バス:石神井循環線、石神井成増線国際興業バス:石神井公園駅-成増駅線も参照されたい。


※以下は、本文中記事も参照されたい。

  • 豊09:豊島園 - 富士見台駅 - 南田中車庫
  • 豊11:豊島園 - 練馬春日町駅 - 下赤塚駅 - 成増駅
  • 豊12:成増駅 - 光が丘団地 - 豊島園
  • 豊13:成増駅 - 光が丘団地 - 南田中車庫
  • 豊14:南田中車庫 - 光が丘3丁目 - 豊島園
  • 豊15:成増駅 - 光が丘7丁目 - 光が丘3丁目
  • 豊16:成増駅 - 光が丘IMA - 光が丘3丁目(初代)
  • 豊16:成増駅 - 光が丘IMA - 日大練馬光が丘病院(2代)
  • 豊17:成増駅 - 光が丘7丁目 - 日大練馬光が丘病院
  • 練41:練馬駅 - 貫井 - 谷原2丁目 - 土支田 - 成増町(初代)
  • 練42-1:練馬駅前通り←谷原2丁目←土支田←成増町
  • 練44:練馬駅 - 谷原2丁目 - 光が丘団地 - 成増町
  • 練44-1:練馬駅前通り←谷原2丁目←光が丘団地←成増町
  • 練45:西武百貨店(池袋駅東口) - 千登世橋 - 目白駅 - 目白五丁目 - 落合南長崎駅 - 新江古田駅 - 保健所 - 練馬駅(北口)


[編集] 高速バスほか

高速バス愛称名は、西武バス練馬営業所が管轄していた時代には、命名されていなかった路線が多い。現在名付けられている愛称名は、管轄が変わったり、他社参入の際に命名された例が多い。以下に列記する各路線は、西武バス練馬営業所管轄時代の愛称名や運行区間、共同運行会社名などであるので、留意されたい。

[編集] 高速バス(浜大津線)

詳細は西日本JRバスびわこドリーム号を参照。

[編集] 高速バス(伊勢・志摩線)

大宮・東京 - 鳥羽・南紀線を参照。

[編集] 高速バス(南紀線)

大宮・東京 - 鳥羽・南紀線を参照。

[編集] 高速バス(大阪梅田線)

2008年4月18日をもって、西武は撤退。阪急バス単独運行となり、同社が羽田京急バスと共同運行していた品川⇔大阪線(シャトー号)と統合し、大阪・京都⇔横浜・品川・池袋線になった。

[編集] 高速バス(前橋線)

現在は日本中央バスが前橋⇔新宿方面間を単独運行

[編集] 空港連絡バス

  • 光が丘駅⇔成増駅⇔高島平駅⇔羽田空港線≪国際興業バス≫・≪京浜急行バス≫
現在は運行されていない


[編集] 参考文献

  • 伊東浩司「西武バス系統一覧・1992年12月24日現在」1993年(※完売)


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