田柄
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田柄(たがら)は、東京都練馬区の町名。現行の住居表示では田柄一丁目から五丁目まで存在する。
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[編集] 地理
練馬区の北部に位置する地域。北部を光が丘・板橋区赤塚、南部を同区春日町、東部を同区北町、西部を光が丘と接する。
[編集] 歴史
旧・武蔵国豊島郡上練馬村小名上田柄。田柄という地名は古くから存在した。上練馬村と下練馬村をまたがり、区別のため上練馬側は上田柄といい現在の光が丘のあたりまで、下練馬川端も田柄といい現在の北町の自衛隊練馬駐屯地あたりまでを指す広大な範囲であった。
上田柄は東田柄・中田柄・西田柄・前田柄・北田柄・田柄谷(たがらや)・田柄久保(たがらくぼ)といった字に分かれていた。1932年(昭和7年)年の板橋区成立時に練馬田柄町となり、1949年(昭和24年)1月1日に冠を外して田柄町となった。1967年(昭和42年)10月1日に住居表示を実施して現行の田柄一丁目から五丁目となった。
地名の由来は不明。
[編集] 産業
[編集] 農業
- 販売農家数:26戸
- 農業就業人口:62人
- 経営耕地面積:1632a
- 田:5a
- 畑:1,052a
- 樹園地:575a
- 主要農作物作付面積
- キャベツ:541a
- ばれいしょ:89a
- ダイコン:173a
- ほうれんそう:255a
(2000年(平成12年)2月1日現在、「練馬区統計書平成17年版 農業センサス」より。なお、ここに掲載したのは農業集落名が「田柄町」となっている農家である。)ほうれんそうの作付面積は区内で最も多い。経営耕地面積が1632aとなっているように区内では比較的広い農地を抱えている(32集落中第5位、区内全体の約6%)ものの、宅地化の影響で農業は縮小しつつある。
[編集] 工業
- 工場数:51(2003年(平成15年)12月現在「練馬区統計書平成17年版 工業統計調査」より)
- 従業者数:231人
- 常用労働者:191人
- 事業主・家族従業者:40人
- 製造品出荷額等:170,985(万円)
- 付加価値額:109,427(万円)