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西武バス新座営業所 - Wikipedia

西武バス新座営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

西武バス新座営業所(せいぶバスにいざえいぎょうしょ)は、西武バス路線のうち新座市清瀬市東久留米市朝霞市などの西武池袋線東武東上線沿線地域の路線を所管している営業所である。埼玉県新座市本多一丁目に所在する。営業地域が東京都と埼玉県にまたがっており、前のり先払いの路線と後のり整理券発行の路線が混在するため、配置車両はその両方に対応できるようになっている[1]また、沿線の2市からコミュニティバスの運行を委託されている。

目次

[編集] 沿革

新座営業所は、1992年12月24日清瀬駅北口にあった清瀬営業所の移転により開設された営業所である。所管路線の起源は、大正末期から昭和の初期にかけて、志木の薬店である村山快哉堂(むらやまかいさいとう)の店主・村山彌七が経営していた路線にあり、このうち特に関係が深いのが志木 - 清瀬 - 東村山線である。村山のバスは後に武蔵野鉄道西武池袋線の前身)に引き継がれ、新座・清瀬周辺の西武バスの基礎となった。

戦後は清瀬営業所のもとで、戦前の路線をベースにした志木駅 - 清瀬駅 - 武蔵小金井駅線を幹線として、清瀬・東久留米両駅をターミナルに周辺地域における路線拡充が進められた。1962年には両駅から朝霞駅を経由して朝霞市北部の積水化学前までの路線が開業、翌63年には東久留米団地、67年には旭ヶ丘団地へ向けての団地輸送が開始された。

その後、1973年国鉄武蔵野線が旅客営業を開始し、新座駅北朝霞駅が設置されたこと、および翌74年東武東上線朝霞台駅が設置されたことを受け、西武バスは朝霞市内の路線を一部見直すことになった。これは、1976年12月をもって朝霞市内における発着ターミナルを、大泉朝霞線を除き従来の朝霞駅から朝霞台駅にシフトするというもので、清瀬営業所では清瀬駅・東久留米駅 - 朝霞駅 - 神明神社前線が朝霞台駅発着に切り替えられた。また、田無営業所においてもひばりヶ丘駅 - 朝霞駅線が朝霞台駅発着となったほか、上石神井営業所の路線にも影響が及んだ。朝霞市北部の路線に関しては、主に国際興業バス練馬営業所へ移管された。

このような経緯ののち、1992年の清瀬営業所から新座営業所への移転を迎えることとなる。しかし、本来の移転予定時期はもう少し早かった。移転が遅れたのは、新たなバス営業所用の土地取得に際し、地元との調整が長引いたためである。このため、移転にあたり行われることになっていた周辺営業所との所管路線調整は、移転時期に先行して実施されている。具体的には、1989年12月1日に田無・滝山両営業所との間で移管や系統新設・廃止が行われ、ひばりヶ丘駅北口発着系統が全て清瀬営業所担当に、武13:清瀬駅南口 - 前沢宿 - 武蔵小金井駅線は清瀬営業所担当から滝山営業所担当となった。また、清02:清瀬駅南口 - 下里団地・下里循環線は、1992年6月16日に清瀬営業所担当から滝山営業所担当となった。そして、同年12月24日の移転と同時に上石神井営業所より泉30:大泉学園駅 - 片山小学校線の移管および枝路線が新設され、新座営業所の体制がスタートした。
移転に際して、

  1. 車輌登録ナンバープレートの変更(多摩ナンバー所沢ナンバー
  2. 方向幕(前・側面・後)一新を機に、西武バス初の前・側面経由地表示幕にローマ字・英字で行き先等が加筆(当初の「回送」は「DEADHEAD」、「駅」は「Sta.」例:「朝霞台駅」なら「ASAKADAI Sta.」と表示)
  3. 大泉地区での「後のり」サボを反転させ、グリーン地・無記載とする(前乗りに対処する為)
    等の対応措置がなされた。
    その後も、随時新座独特の改良が施されている。
  4. 音声合成装置を他営業所に先駆けて導入
  5. 前乗り前払い対応に、車外スピーカーを車内運賃箱に改造設置(新車導入車は、当初より車外スピーカーを2ヶ前・後ドア間に設置)
  6. 「後のり」サボは後年、サボを反転させ、白地にオレンジ色文字で「前乗り」表示が出来る、前・後扉脇の「入口」「出口」表示をサボとして導入を続け、路線により使い分けるようにされた(ただし、「後乗り」表示自体をしない新車が登場している)
    など。

[編集] 現行路線

[編集] 清瀬 - 志木線

  • 清61:清瀬駅北口 - グリーンタウン清戸 - 中清戸東 - 菅沢 - 菅沢中央 - 新座駅南口 - 北野入口 - 志木駅南口
  • 清61-1:清瀬駅北口 - グリーンタウン清戸 - 中清戸東 - 菅沢 - 菅沢中央 - 新座営業所
  • 清61-2:清瀬駅北口 - グリーンタウン清戸 - 中清戸東
  • 志33:新座営業所 - 菅沢中央 - 新座駅南口 - 北野入口 - 志木駅南口

清瀬志木線は、元来清瀬駅を出て清瀬郵便局からひたすら志木街道を東進する路線であった。沿線住民の永年の要望が実り、1995年10月1日から現在の運行ルートとなる。

清瀬駅から公団による分譲住宅地であるグリーンタウン清戸を経由し、その後志木街道に入ってほぼまっすぐ志木駅まで走る路線である。清瀬 - 志木間の路線は、この路線と清瀬市役所経由の清62系統の2ルートがあるが、清61系統のほうが運行本数が多い。

この路線は営業所の中では最も古い路線で、既述の村山自動車部による志木 - 清瀬 - 東村山線がベースとなっている。戦後は、1951年に志木 - 清瀬 - 武蔵小金井という運行を開始。1966年に清瀬で分割され、清瀬駅前の再開発が完了した1995年10月に従来の清瀬郵便局・水天宮前経由からグリーンタウン清戸経由へと、大きくルートが変更された。

グリーンタウン経由となってから、通過する沿線道路が狭隘の為専ら中型車での運用が多かったが、利用客が予想を上回り特に雨天時の通勤・通学ラッシュ混雑には対処しきれなくなってしまった。このため、大型車の運用や中型長尺車(後に小平営業所へ転属済み)の運用を大幅に増やしたり、清61-2系統を新設するなどの経緯がある。沿線では、都立清瀬東高校2006年度末をもって閉校し、2007年4月1日都立久留米高校全日制普通科と統合され、新たな校地が都立東久留米総合高校へ移転となった事、現在工事中の新小金井街道延長線が池袋線下をアンダーパスし、志木街道へ抜ける「バイパス道路」が当系統を通過する道路近く・若しくは整備統合される工事が進められている。

清61-2では、方向幕のLED改造を受けず西武観光バス秩父営業所へ転属された、一般方向幕式車が運用に入る確率が高かった。1994年に入籍された、大型標準尺の用途外車であった。

[編集] 清瀬 - 志木2線

  • 清62:清瀬駅北口 - けやき通り - 清瀬市役所 - 団地交番前 - 旭が丘五丁目 - 菅沢中央 - 新座駅南口 - 北野入口 - 志木駅南口

清63の清瀬駅 - 旭が丘線とダイヤパターンが共用された運行をされている。その為か、清63・63-1とほぼ同時期にノンステップバスが導入された路線である。
元来は、清瀬駅北口 - 水天宮 - 清瀬市役所 - 旭が丘五丁目 - 菅沢中央 - 北野入口 - 志木駅南口間の運行で、改正前の清61とあまり大差ない印象を持つ運行経路であった。1995年10月1日から、清瀬駅北口 - 中里 - 旭が丘五丁目 - 菅沢中央 - 北野入口 - 志木駅南口間の運行へ改正されていた。しかし、利用実態の見直しにより2006年3月16日に現行のルートに再改正された。 後述する清63系統と共に、全便スロープ板付きバスの運行となっている。

[編集] 旭が丘団地線

  • 清63:清瀬駅北口 - けやき通り - 清瀬市役所 - 下清戸二丁目 - 旭が丘団地
  • 清63-1:清瀬駅北口 - けやき通り - 清瀬市役所 - 下清戸二丁目 - 旭が丘団地 - 菅沢中央 - 新座営業所
  • 深夜バス:清瀬駅北口→中里→台田団地→旭が丘団地
  • 深夜バス:清瀬駅北口→中里→台田団地→旭が丘団地→菅沢中央→新座営業所

清63は従来、清瀬駅北口 - 中里 - 旭が丘団地というルートで運行されていたが1995年10月1日より、通称:けやき通りの整備開通に伴い、新たにけやき通り経由とした。それまでの清62:清瀬駅 - 水天宮 - 清瀬市役所 - 旭が丘 - 志木駅ルートは、清瀬駅から中里廻りへバーターとなる。旧ルート時の1989年5月16日より、深夜バスの運行を開始している。清63-1及び深夜バス新座営業所行きは、新座営業所発足時に設定された系統である。
清63・63-1系統は、新座営業所管内でノンステップバスを最初に投入された路線でもある。現在は、清63・清63-1と共に全便スロープ板付きのノンステップバスワンステップバスによる運行となっている。

[編集] 久留米 - 朝霞台線

  • 久留22:東久留米駅東口 - 東久留米団地 - 新座営業所 - 平林寺 - 新座市役所 - 野火止大門 - 下の原入口 - 水道道路入口 - 朝霞台駅
  • 系統番号なし:新座営業所 - 平林寺 - 新座市役所 - 野火止大門 - 下の原入口 - 水道道路入口 - 朝霞台駅
  • 久留23:東久留米駅東口 - 東久留米団地 - 新座営業所 - 平林寺 - 新座市役所 - 野火止大門 - 新座駅南口
  • 新座01:新座営業所 - 平林寺 - 新座市役所 - 野火止大門 - 新座駅南口

東久留米駅から東久留米団地を経由し、新座市中央部を縦断して朝霞台駅や新座駅に至る路線である。沿線は武蔵野の面影を色濃く残す地域で、野火止用水や国の天然記念物に指定されている平林寺の雑木林に沿って走る。

この路線は1962年の開通であるが、1976年12月の路線調整で朝霞台駅発着となるまでは、東久留米駅 - 小山入口 - 平林寺 - 新座市役所 - 朝霞駅を経由して同駅北側の積水化学前や神明神社前を発着していた。かつて、この路線の出入庫線とも言える清69:清瀬駅北口 - 八軒 - 小山入口 - 平林寺 - 新座市役所 - 朝霞駅方面発着線(後年、朝霞台駅発着)があったが、清69は新座営業所開設と同時に廃止されている。

なお、現在運行の久留23:東久留米駅 - 新座駅線は、清瀬営業所時代に運行されていた久留23:清瀬駅北口 - 八軒 - 小山入口 - 東久留米団地 - 東久留米駅線とは全く無関係である。

ほぼ全便がスロープ板付きバスによる運行となっている。

[編集] 久留米団地線

  • 久留21:東久留米駅東口 - 東久留米団地
  • 久留21-1:東久留米駅東口 - 東久留米団地 - 新座営業所
  • 久留24:東久留米駅東口 - 東久留米団地 - 西堀南 - 小山入口
  • 深夜バス:東久留米駅東口→東久留米団地
  • 深夜バス:東久留米駅東口→東久留米団地→新座営業所

久留21系統は(旧)立川営業所担当の立39:立川駅北口 - 東大和市駅 - 南街、(旧)狭山営業所担当の狭山30:狭山市駅東口→狭山台ハイツ→狭山台団地の両線に続き、1989年4月17日(4月16日の深夜)より深夜バスの運行が開始された路線である。現在、全便がスロープ板付きバスによる運行である。
通常運賃のバスが東久留米駅を出るのが23時50分前(月曜 - 金曜ダイヤ)という運行形態は1970年代から続くものである。

[編集] 足立 - 新座線

  • ひばり73:ひばりヶ丘駅北口 - 片山小学校 - 福祉センター入口 - 平林寺 - 新座市役所 - 東一丁目 - 志木駅南口
  • ひばり75:ひばりヶ丘駅北口 - 片山小学校 - 福祉センター入口 - 平林寺 - 新座市役所 - 新座駅南口 - 大和田 - 志木駅南口
  • ひばり77:ひばりヶ丘駅北口 - 片山小学校 - 福祉センター入口 - 新座営業所
  • 系統番号なし:ひばりヶ丘駅北口←片山小学校←福祉センター入口←平林寺←新座市役所
  • 志34:新座営業所 - 平林寺 - 新座市役所 - 東一丁目 - 志木駅南口
  • 志35:福祉センター入口 - 平林寺 - 新座市役所 - 新座駅南口 - 大和田 - 志木駅南口
  • 深夜バス:ひばりヶ丘駅北口→片山小学校→福祉センター入口→新座営業所

足立新座線は、ひばりヶ丘駅と志木駅を結ぶ路線である。ひばり73系統は、ひばりが丘駅北口発着路線の中でも昔から清瀬営業所が一貫して担当していた(ひばり71・ひばり72:片山小学校・ひばり74:東福寺の各系統は、田無営業所の担当であった)。おそらく、清瀬営業所との出入庫が新座市役所・志木駅を通じて、行いやすかったからだと考えられる。
現在、志木駅側において市道:新座中央通りを経由する現:ひばり73系統と、大和田へ迂回する現:ひばり75系統の2ルートがある。

もともと1964年に片山小学校 - 市場坂上(志木駅東北側・かつての国際興業バス川越営業所志木分車庫附近)間として開通した路線で、線名は当時の起終点の町名であった北足立郡足立町・新座町から取ったものである。1970年にひばりが丘駅北口 - 志木駅南口を結ぶ路線に変更された。なお、ひばりヶ丘駅北口発着所は駅からしばらく歩いて都県境・市境を越えた新座市栗原五丁目にあり、志木駅の所在地の大部分も新座市東北一丁目である。そのため、現在の路線は西東京市(旧:保谷市)ひばりヶ丘北地区 - 新座市 - 志木市を結んでいるのではなく、全線新座市内のみを走るものである(新座町は1970年に市制施行し新座市に、足立町は1971年に市制施行し志木市となった)。

大和田経由の現:ひばり75系統は、旧:ひばり73系統として運行していたものである(旧:ひばり73系統運行時は、新座駅南口へは乗り入れせず)。新座中央通りの整備開通に伴い、市立第二中学校経由を現:ひばり73とし、大和田経由便は志35系統として新設。旧:ひばり73系統は一旦廃止された。しかし、沿線住民の利便性が求められ、後年大和田経由のひばりヶ丘駅 - 志木駅線が復活されるにあたり、現:ひばり75系統となった。

この「ひばり75」と言う系統も、かつて田無営業所が担当していた新座栗原郵便局バス停位置は、東京都道・埼玉県道36号保谷志木線と、新座市道:通称「ひばり通り」交差点附近にあるバス停を起終点とし、朝霞台駅への路線に付されていた系統番号であり、注意が必要である。

また、志34系統も1992年12月24日新設時、新座営業所 - 平林寺 - 新座市役所 - 北野入口 - 志木駅南口というルートで運行されていたが、本線とも言うべき(旧)ひばり73系統が新座中央通り経由となるのに合わせて、現在の運行ルートに変更されている。

この路線も全便スロープ板付きバスで運行。

[編集] 跡見女子大線

  • 志32:志木駅南口 - 富士見ヶ丘団地 - 大和田 - 跡見女子大

跡見登校日と休校日でダイヤが大幅に異なる路線である。志33等によって出入庫ダイヤが形成されている。大和田 - 跡見間は、埼玉地区運賃となる。

[編集] 凸版印刷線

  • 志09:志木駅南口 - (無停車) - 凸版印刷
  • 志09-2:志木駅南口 - 東一丁目 - 凸版印刷

国際興業バス西浦和営業所と共同運行)

平日の朝夕のみ運行の路線である。かつては志木駅から志木街道へ出て凸版印刷まで運行されていたが、市道:新座中央通りの部分開通に伴いルート変更された。現在、志木駅発の夕方便・凸版発の朝便は各停留所に停車するダイヤである。

[編集] 片山線

  • ひばり71:ひばりヶ丘駅北口 - 片山小学校 - 下片山 - 下の原入口 - 水道道路入口 - 朝霞台駅
  • 朝23:新座営業所 - 片山小学校 - 下片山 - 下の原入口 - 水道道路入口 - 朝霞台駅
  • 深夜バス:ひばりヶ丘駅北口 - 片山小学校 - 下片山 - 下の原入口 - 水道道路入口 - 朝霞台駅
  • 深夜バス:新座営業所←片山小学校←下片山←下の原入口←水道道路入口←朝霞台駅

ひばりヶ丘駅と朝霞台駅の間を黒目川に沿って走る路線である。鉄道駅から離れた地域を効率よく結んでおり、中間部から両方向へ向けての需要があることから、1日を通して頻繁に運行されている。元々、ひばり71系統は、田無営業所担当路線であった。

この路線は、1950年代前半に朝霞駅 - 膝折宿 - 片山という路線として開通し、1960年代の最盛期には朝霞駅 - ひばりヶ丘駅 - 田無駅 - 武蔵境駅を結ぶ長距離路線として運行されていた。しかし、定時性の低下やひばりヶ丘駅付近の道路状況の悪さから、1960年代後半にはひばりが丘駅で分割され、さらに1976年12月に朝霞台駅発着に切り替わって現在の形となった。なお、平成20年3月31日から、ひばり71系統の全区間において公共車両優先システム「PTPS」を導入している。

ひばり77系統と共に、深夜バスが運行されている。また、スロープ板付きバスは約4台に1台の割合での運行。

[編集] 大泉朝霞線

  • 泉32:大泉学園駅 - 住宅前 - 都民農園セコニック - 税務大学校 - 緑ヶ丘 - 朝霞駅
  • 系統番号なし:新座営業所 - 新座栄 - 税務大学校 - 緑ヶ丘 - 朝霞駅

田無営業所廃止に伴う上石神井営業所の担当系統増加等の措置として、1994年6月16日に泉36・37・38系統と共に当営業所に移管された。移管当初は、上石神井から転入の中扉4枚折戸ツーステップ車(当時の西武バス練馬上石神井営業所で採用されていた、スタンダードな車輌)が集中投入されていた。泉30〜30-2系統と共に、前乗り運賃先払い式を採用している。泉36:新座栄 - 朝霞中央公園 - 朝霞駅線は平日(月曜〜金曜)の朝と午後のみの運行、泉37:大泉学園駅 - 膝折 - 朝霞駅線は1日に5〜6本運行の路線であった。
なお、2006年1月に廃止された泉36は「二代目」にあたり、「初代」は上石神井営業所担当の泉36:大泉学園駅 - 片山小学校 - 下片山 - 水道道路入口 - 朝霞台駅間を「前乗り先払い式」で運行されていたものである。初代・二代共に、路線の直接的な関わりは全くない。
新座営業所 - 朝霞駅間の出入庫線は、埼玉特別運賃地区 - 都区内均一運賃地区 - 埼玉特別運賃地区を跨いでの運行である。

[編集] 大泉片山線

  • 泉30:大泉学園駅 - 住宅前 - 久保新田 - 片山小学校
  • 泉30-1:大泉学園駅 - 住宅前 - 久保新田 - 片山小学校 - 平林寺 - 新座市役所 - 野火止大門 - 新座駅南口
  • 泉30-2:大泉学園駅 - 住宅前 - 久保新田 - 片山小学校 - 新座営業所

新座営業所開設時に上石神井営業所から移管された。同時に枝線・出入庫線として、泉30-1:大泉学園駅 - 新座市役所間と泉30-2:大泉学園駅 - 新座営業所間が新設された。その後、泉30-1系統は新座駅南口整備事業の竣工に伴い、運行区間が延長されている。また、泉30-1系統は埼玉特別運賃地区(初乗り170円)と都区内武蔵野均一運賃地区(西武バスの場合、210円均一)を跨って運行する路線としては、比較的長距離を運行する「前乗り運賃先払い式」であろう。

[編集] 泉水線

  • 朝24:朝霞台駅 - 泉水三丁目 - 下の原入口 - 野火止大門 - 東一丁目 - 志木駅南口
  • 朝24-1:朝霞台駅 - 泉水三丁目 - 下の原入口 - 野火止大門 - 新座市役所 - 平林寺 - 新座営業所

朝霞台駅を出て直ぐに泉水地区へ進路をとる。狭隘区間があるため、中型車が運用に入っている。朝霞台駅及び志木駅への従来系統の救済と言う性格も備えており、実際に利用率も良好である。路線開設初期は、朝霞台駅 - 水道道路入口 - 下の原入口 - 野火止大門 - 東一丁目 - 志木駅南口の経路であり、大型車でも運行されていた。2004年11月16日から、現行ルートに変更され、現在にいたる。

[編集] コミュニティバス

朝霞市内循環バス「わくわく号」(朝霞市より運行受託。東武バスウエスト新座営業所国際興業バス西浦和営業所と共管)

当初、従来の一般路線バスが走らない地域への足として1994年8月1日より3社共同で「朝霞市内循環バス」の運行を開始したが、利用率が良いため、新車への切り替え後直ぐに大幅なダイヤ改正を行い、運賃の大幅値下げも行われた。前乗り前払い式、年末年始を除き、毎日運行される。バス共通カード使用可。当路線に専用で充当される車輌が車検などで出場出来ない場合、西武では日産ディーゼル製中型短尺車か、日野・リエッセが代走する(両者とも、一般路線バスと同じ塗装の車輌で運行される)。

朝霞市内循環バスも参照。

清瀬市コミュニティバス「きよバス」

使用車輌は日野・ポンチョロング・MT車。清瀬市からの委託により2007年1月20日から運行開始した。主に梅園、野塩といったこれまで一般路線バスのなかった地域へ運行する。志木街道経由は、緑陰通りをショートカットしたような感じで、それ以外の区間は共通である。秋津駅にはロータリーがないので、駅前に転回場(その場所は東村山市になる)が設置されている。運賃は大人150円、小児100円。大人運賃に対し、小児運賃が半額でないのが特徴。現金もしくは専用回数券での利用(バス共通カードは使用不可)。運行間隔は、2系統ともそれぞれ2時間毎(共に5.5往復ずつ)で、両方の系統が重複する区間では約1時間毎になる。

清瀬市コミュニティバスも参照。

[編集] バス共通カードシステム、PASMOシステム

西武でのバス共通カードリーダー搭載は、練馬営業所に始まり、順次上石神井、新座、田無、滝山と設置されていった。練馬・上石神井の場合は前乗り前払い式のため、カードリーダーは前扉の料金箱に1台後付けするだけでよいが、新座の場合も、前扉の料金箱に後付けされた。これは、大泉地区での前乗り前払い路線である泉30系統関連と、上石神井管内の路線との歩調合せの為であったと考えられる。

後乗り後払い系統用としては、後ろ(中)扉の整理券発行機脇に後付けされたリーダーは、その後しばらく経ってから、多摩地区の西武バス営業所と歩調を合わせるようなタイミングで稼動を開始した。

2007年から導入開始されたPASMOシステムは、当初は練馬、高野台、上石神井、新座から運用が開始された。前乗り地区を走る路線を担当する営業所にまず導入するという事かと察する。因みに新座の車輌には、後乗り対応用に、後ろ(中)扉にもPASMOリーダーが設置済みで、後乗り系統にも対応している。

なお、朝霞市内循環バスにはPASMOシステムが搭載されたが、清瀬市のコミュニティバスへはまだ搭載されていない。

[編集] 廃止路線

◎印は清瀬営業所時代に移管・休廃止された路線。
△印は清瀬営業所から新座営業所移転時に休廃止された路線。
※印は新座営業所となってから移管・休廃止された路線

  • 系統番号不明 清瀬駅北口 - 小山入口 - 無線前 - 菅沢 - 北野入口 - 志木駅南口◎
  • 清68 清瀬駅北口 - 水天宮 - 菅沢 - 無線前 - 西屋敷 - 平林寺 - 新座市役所 - 平林寺大門 - 朝霞駅 - 神明神社◎
  • 久11 清瀬駅南口 - 上宮 - 全生園 - 久米川駅
  • 清01 清瀬駅南口 - 上宮 - 全生園◎
  • 清02 清瀬駅南口 - 下里団地◎
  • 系統番号なし 清瀬駅南口→三角山→下里団地→全生園角→上宮→清瀬駅南口・下里循環◎
  • 武13 清瀬駅南口 - 前沢宿 - 花小金井駅入口 - 郷土資料館(現・小金井公園西口) - 武蔵小金井駅
  • 系統番号なし 清瀬駅北口 - 前沢宿 - 小平合同庁舎 - 花小金井駅(久留米高校休校日は運休)◎
  • 清66 清瀬駅北口 - 中里 - 安松 - 所沢駅東口(早朝の一部便を担当していた)◎
  • ひばり72 ひばりヶ丘駅北口 - 片山小学校△
  • 久留23 清瀬駅北口 - 八軒 - 小山入口 - 東久留米団地 - 門前 - 東久留米駅△
    • かつての東久留米駅改札は1か所・現在の北口のみであった。乗り場は清瀬・新座営業所担当路線発着の駅前バス停と滝山営業所担当の東久留米駅ターミナルバス停と2つに存在していた。
  • 清69 清瀬駅北口 - 八軒 - 小山入口 - 西屋敷 - 平林寺 - 新座市役所 - 平林寺大門 - 下の原入口 - 水道道路入口 - 朝霞台駅△
  • 系統番号なし 清瀬駅北口 - 八軒 - 小山入口 - 西屋敷 - 平林寺 - 新座市役所◎
  • 系統番号なし 清瀬駅北口→水天宮→台田団地→台田→水天宮→清瀬駅北口・台田循環△
  • 系統番号なし 志木駅南口→北野入口→新座市役所→台→菅沢中央→新座駅入口→北野入口→志木駅南口・新座循環△
  • 系統番号なし 清瀬駅北口→水天宮→菅沢→新座駅入口→大和田→富士見ヶ丘団地→志木駅南口△
  • 系統番号なし 清瀬駅北口 - 水天宮 - 菅沢 - 新座駅入口 - 北野入口 - 凸版印刷◎
  • 志31 新座団地 - 富士見ヶ丘団地 - 志木駅南口※(東武バスと共同運行)
  • (初代)清64 清瀬駅北口 - 清瀬郵便局 - 水天宮 - 清瀬市役所 - 台田団地※
  • (二代目)清64 清瀬駅北口 - 水天宮 - 清瀬市役所 - 台田団地※
  • (初代)清64-1 清瀬駅北口 - 清瀬郵便局 - 水天宮 - 清瀬市役所 - 台田団地 - 旭が丘五丁目 - 菅沢中央 - 新座営業所※
  • (二代目)清64-1 清瀬駅北口 - 水天宮 - 清瀬市役所 - 台田団地 - 旭が丘五丁目 - 菅沢中央 - 新座営業所※
  • 清64-2 清瀬駅北口 - 中里 - 台田団地※
  • 清65 清瀬駅北口→水天宮→清瀬市役所→中里→清瀬駅北口・清瀬市役所循環※
  • 久留21 東久留米駅 - 門前 - 東久留米団地※
  • 久留22 東久留米駅 - 門前 - 東久留米団地 - 新座営業所 - 平林寺 - 新座市役所 - 野火止大門 - 下の原入口 - 朝霞台駅※
  • 久留22-1 東久留米駅 - 門前 - 東久留米団地 - 新座営業所 - 平林寺 - 新座市役所※
  • 久留24 東久留米駅 - 門前 - 東久留米団地 - 西堀 - 小山入口※
  • 系統番号なし 清瀬駅北口 - 八軒 - 小山入口 - 新座営業所※
  • (初代)泉38 大泉学園駅→北園→大泉北高校→住宅前→北園→大泉学園駅・大泉北高校循環※
  • (初代)泉38-2 大泉学園駅→北園→大泉北高校→坂下→久保新田→片山小学校→新座営業所※
  • (初代)泉38-2 新座営業所→片山小学校→久保新田→住宅前→北園→大泉北高校→住宅前→北園→大泉学園駅※
  • ひばり76 ひばりヶ丘駅北口 - 片山小学校 - 福祉センター入口※
元々、(二代目)朝22系統の「福祉センター入口」バス折り返し場であったものを、田無営業所から移管されたひばり71系統などの休憩用地に転用。清瀬営業所 - 志木街道 - 産業道路と回送し、「福祉センター入口」バス停からひばり76系統として営業に就いていた(無論、営業後の回送で清瀬へ、というダイヤもあった)。時間帯によっては、休憩用バスと運転士が多数存在する規模であった。新座営業所が開設された後も系統としては残されたが、現在では運行されていない。
  • (初代)ひばり73 志木駅南口 - 富士見ヶ丘団地 - 大和田 - 新座駅北入口 - 野火止大門 - 新座市役所 - 平林寺 - 福祉センター入口 - 片山小学校 - ひばりヶ丘駅北口※
  • (初代)朝22 朝霞台駅 - 水道道路入口 - 下の原入口 - 野火止大門 - 新座市役所 - 平林寺◎
  • (二代目)朝22 朝霞台駅 - 水道道路入口 - 下の原入口 - 野火止大門 - 新座市役所 - 平林寺 - 福祉センター入口※
  • 泉37 大泉学園駅 - 住宅前 - 都民農園セコニック - 税務大学校 - 膝折 - 朝霞駅※
  • 泉36 (二代目)新座栄 - 朝霞中央公園 - 朝霞駅※

新座市シャトルバスの項を参照。

[編集] 脚注

  1. ^ 出口/入口の表示板がサボ式で差し替えられる車両と、差し替えられない車両にも「出」、「入」というマグネット式のサボを装備するほか、車外スピーカーは2台設置。前面の「後のり」サボは「前のり」サボに差し替え可能である。

[編集] 参考文献

  • 鉄道省 『全国乗合自動車総覧』 鉄道公論社出版部、1934年。
  • 『バス路線表』 友交社、1969年。
  • 『市民プレス』第29号 特定非営利活動法人市民フォーラム。 (web版pdfへのリンク[1]
  • 伊東浩司『西武バス系統一覧 1992年12月24日現在』 1993年(※完売)。
  • 多摩の交通と都市形成史研究会 『多摩 鉄道とまちづくりのあゆみ』 東京市町村自治調査会、1995年。


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