秀吉 (NHK大河ドラマ)
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秀吉(ひでよし)は、1996年1月7日 - 12月22日に放送されたNHK大河ドラマ。原作:堺屋太一、脚本:竹山洋、主演:竹中直人。
NHK大河ドラマ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第34作 | 八代将軍吉宗 | 1995年1月8日 〜 1995年12月10日 |
第35作 | 秀吉 | 1996年1月7日 〜 1996年12月22日 |
第36作 | 毛利元就 | 1997年1月5日 〜 1997年12月14日 |
目次 |
[編集] 作品内容と反響
[編集] 概要
堺屋太一の原作小説『秀吉』(主人公:豊臣秀吉)、『豊臣秀長』(主人公:豊臣秀長)、『鬼と人と 信長と光秀』(主人公:明智光秀と織田信長)の三作品を物語の基とし、脚本家の竹山洋自身が創作した逸話などを程よく取り入れて、ドラマ化した。
豊臣秀吉を主人公にした大河ドラマは、1965年の『太閤記』、1981年の『おんな太閤記』に続いて3作目。『八代将軍吉宗』の総集編が終わった後の予告で「これがドラマだ!」と強調、蓋を開ければ竹中直人のエネルギッシュな前向きの演技や、厳格ながらも人間味溢れる信長像を演じた渡哲也の名演、おね役の沢口靖子、秀長役の高嶋政伸、なか役の市原悦子、足利義昭役の玉置浩二、千利休役の仲代達矢、光秀役の村上弘明などの脇役たちの存在感もそれぞれ光るものがあり、当初の予想を大きく上回る、平均視聴率30.5%、最高視聴率は37.4%と、過去の大河ドラマの中でも上位に位置する高視聴率を記録した。
また、石田三成役の真田広之が事あるごとに、右手で五文字を強調しながら言う決めゼリフ「心配御無用!」は、その年の流行語となった。第1話で、褌(ふんどし)の横から竹中の陰部が見え隠れしたことも、話題になった(大仁田厚演じる蜂須賀小六が竹中を担ぎ上げる場面。なおこの場面は総集編でもモザイクも入らずにしっかりと放送されている)。
一方で当時高級食品だった豆腐を百姓が食べている、当時日本にいなかったはずの犬種が出てくる、秀吉の母・なかが軍議の席にしゃしゃりでるなど、時代考証を完全に無視した描写が少なからず存在した(この傾向は、同じく竹山洋が脚本を手掛けた『利家とまつ』でより顕著になっている)。
[編集] 信長、光秀、秀長
原作の『秀吉~夢を超えた男~』を中心に、織田信長と明智光秀がそれぞれの心中を語る形で物語が展開される『鬼と人と』、秀吉の弟・小一郎秀長を描いた『豊臣秀長~ある補佐役の生涯~』という三本の堺屋太一作品をもとに脚本が書かれている。そのため本作では、秀吉の生涯を人間味を重視して描くとともに、秀吉の弟である秀長にも光が当てられている。秀長が登場する大河ドラマは『おんな太閤記』以来15年ぶりであり、『太平記』でも足利尊氏の弟直義を演じた高嶋政伸が彼の実務面での奮迅振りを好演した(ちなみに『太平記』からは沢口靖子・真田広之・赤井英和など多くの俳優が再登用されている)。また明智光秀も浪人時代の初回から登場し、秀吉との出会い、信長に仕官後の互いに認め合う良きライバルとしての関係が描かれている。秀吉、信長に次ぐ準主役的な扱いで、その家族・家臣もストーリーの中で大きく取り上げられている。光秀が信長に虐げられて本能寺に至るまでの過程が詳細に描かれており、村上弘明が悲劇的な光秀を好演した。総集編でも登場シーンが多く使用されたが、山崎の戦いのエピソードは省略されたため、その最期も総集編ではあっけない印象を受けるようになってしまった。秀長の死も同様に、本編では1エピソード使って描いたにも関わらず、ナレーションで伝えるのみで省略された。
[編集] 「陰」を隠した物語
織田信長の死までは秀吉の光り輝くサクセスストーリーが展開されるが、天下人となった後は朝鮮出兵や千利休の切腹など、秀吉の陰の部分にも注目する展開になっている。しかし、話自体は秀吉が栄華を極めていた時期、史実からすると小一郎秀長や、母・なか(大政所)が亡くなった時点で終了し、甥・秀次一家の惨殺や朝鮮出兵の失敗などの晩年の暗い部分はカットされた。また、竹中直人の秀吉のイメージダウンを避けるためか、朝鮮出兵など晩年の秀吉の失策はみな石田三成の陰謀・讒言にされており、三成が全ての悪事の元凶であるかのように描かれていた。
※この理由としては、NHKが中華人民共和国や韓国の国民感情に配慮したドラマ作りをする傾向なったからとも、渡演ずる信長の延命嘆願が殺到しスケジュールが押したからだとも言われるがさだかではない。後者に関しては『太閤記』にも同じこと(信長は高橋幸治)が起こっている。ちなみに、『太閤記』(全52回)での本能寺は第42回(1965年10月17日)、『秀吉』(全49回)での本能寺は第30回(1996年7月28日)である。
本編の最終回は、秀吉がおねのご機嫌を伺う為に大坂城で催した架空の花見と、そこに顔を出した面々(秀吉に殺される秀次、豊臣家に殉じた三成や淀殿、豊臣家から天下を奪う家康ら)を華やかに描きつつ、最後には一人となった秀吉が亡き母に辞世を伝え、城の中に現出した桜に向かい一人とぼとぼと歩いていく、という彼自身と一族の最期を暗示する様なラストシーンが描かれた。ただし、総集編では描き方が変わり、ラストの印象自体が本編と総集編とでは大幅に変わったものになっている。
[編集] 「本能寺」
本能寺の変を題材とした第30回の放送では、裏番組のTBS系列でアトランタオリンピック女子マラソンが放送され、その視聴率戦争が話題になった。この影響もあり、常時30%を超えていた視聴率は26%に下がってしまった(放送日程参照)。
本能寺での信長の最期は、自ら太刀を振るっての殺陣で明智軍を震え上がらせ、燃え盛る炎の中で白装束の信長が「人間五十年」で有名な幸若舞「敦盛」の一節を謡った後、「神か…、神が死ぬか!」と叫び頚動脈を自ら斬り、大量の血を吹き出させながら絶命する という、大河ドラマ史に残る壮絶なシーンとなった。この最期は信長を演じた渡哲也自身の発案であると、後に民放番組に出演したとき渡本人が明かしている。数ある本能寺の映像作品の中で、切腹以外の方法で死ぬ信長の描写は初めてであるという。その後、頚動脈を斬る信長は2006年の『功名が辻』でも描かれた[1]。
本能寺に至る理由として、本作では信長による光秀への冷遇と共に(いわゆるよく語られる国換えの他、光秀の母・美が八上城に人質に取られているにも関わらず、信長が八上城主・波多野秀治・秀尚を殺害してしまう等)、信長によって長男信康と正室築山を失った徳川家康、および信長に茶道を冷遇された千利休の二人が、光秀に謀反をけしかけるという陰謀説を採用している。
また翌週の8月4日の男子マラソンはNHKで放送されるため、休止の予告として放送の最後に、鎧姿の秀吉が「がんばれニッポン、心配御無用!ニカッ!」と語り掛ける特別なスポットが放映された。そのため第31話の予告はカットされた。
[編集] その他エピソード
- 本能寺の変の放送日、ANN系列ではプロ野球「阪神 - 巨人」が放送され、NHKで秀吉が始まる8時の直前に、実況のABCテレビ・武周雄アナウンサーが「間もなく8時、我々の敵はアトランタと本能寺にあり!」と言った。その後、8時を回った直後に「ここから見て頂いている方は本当のプロ野球ファン!」とコメントしている
- オープニングは実際に京都にある秀吉の墓(豊国廟)でロケ撮影が行われたが、何故か秀吉に寄り添う犬は戦国時代・安土桃山時代の日本にいないはずのパグであった。
- このドラマで初めて秀吉の妻の名前が「ねね」ではなく「おね」として呼ばれた。この呼び名は6年後の『利家とまつ』でも引き続いて使用され、2006年の『功名が辻』でも当初は「おね」が使われる予定であった(ただし原作に即して「寧々(ねね)」となった)。
- 番組終了後、渡哲也が大阪の舞台で大阪新歌舞伎座公演・渡哲也特別記念公演『信長』で信長役を2回演じ、一時期信長役を当たり役としていた。その後、2002年には松竹梅のCMにおいて、渡が織田信長のような役を演じてもいる。
- また大泥棒石川五右衛門は秀吉の幼馴染のがんまくの後の姿という設定で、終盤での釜茹で処刑のエピソードに一週丸々費やした事も話題になった。この回は全シーンが処刑場のセット内で撮影されている。しかし、光秀と秀長の死と同様、このエピソードも総集編では割愛されている。
- 本編の最終回では竹中直人演じる秀吉が花吹雪の舞う道を少し寂しげに歩く後ろ姿で終わるが、総集編の最終回では秀吉が同じ道を「さよなら!あぁ~~~!(花吹雪で飛ばされる)来年の大河ドラマ・毛利元就もよろしく!心配ご無用!」と爽やかなアドリブを入れたバージョンで完結した。奇しくも、その毛利元就役だった中村橋之助が2006年のテレ朝系太閤記の秀吉役を務めている。また、この時の信長役は本作で光秀を演じた村上弘明だった(橋之助は同じ年の大河ドラマ『功名が辻』では石田三成を演じている)。
- 消費者金融のモビットのCMで竹中直人と桃井かおりが出ていたが、竹中が本作に出ていたこともあってか、二人の格好は本作を意識した戦国時代の侍夫婦といういでたちであり、二人の姿が途中でアニメで描かれたものに変わるというものであった。
- 秀吉の母、なかは最初から最後まで尾張弁で演じ通した。
- 基本的に語り役は宮本隆治アナウンサーだが、所々になかを演じる市原悦子のナレーションも入り、なかの死後はおね役の沢口靖子も(かなり少ないが)語りを行った。このように語り役が三人もいるという珍しいドラマでもある。ただし宮本アナは状況説明、市原・沢口は心情説明と役割分担がされており、違和感・不自然さは感じさせない語りになっている。
- DVD化は未だに実現していない。(信長役の渡の所属事務所の圧力と言われている)
- ストーリーブックに収録されていたあらすじでは、明智光秀が小栗栖で死なずに天海と名を変え徳川家康に仕えたことを示唆する展開がなされていたが、実際に放映された作品では史実どおりに光秀は小栗栖で死んでいる。なお、作中で石川五右衛門が光秀の首を坂本城に届け、届けられた光秀の首を抱えてひろ子が琵琶湖へ入水自殺するという顛末となってる。
[編集] テーマ音楽、タイトル映像
出だしからアップテンポでエネルギッシュな旋律からはじまる楽曲は、主人公・秀吉がまさしく出世街道を躍進する姿を象徴するかのようであった。中盤から後半にかけては、一転して重厚でスローなテンポとなり、黄金の茶室や聚楽第などに例えられる栄華を誇った豊臣政権の様子を音で表すようなメロディで一気に完結した。軽快な要素と昔話に似合いそうな純邦楽、そしてクラシック音楽が結びついた独特な音楽は物語と時代感にマッチしていた。更に、映像では終始、百姓姿の少年が田園風景を疾走し、長い階段でひと休みしながらも再び駆け上がるなど、まるで秀吉の幼き日の姿をモデルにしたかのような人物が登場。水溜りの飛沫が金色に映えるなど、細かい工夫もある。ラストは荘厳な城の一室から一気に冒頭の農村の風景にCG処理され、少年の後姿が遠ざかってゆく様は、秀吉の辞世にもある、「夢のまた夢」を彷彿とさせるようで興味深く、歴代の作品の中でも、よりテーマ性の濃い演出であった。
[編集] あらすじ
尾張国中村の百姓の子として生まれた日吉(後の秀吉)は諸国流浪中の明智光秀に出会い、光秀に触発されて武士になる夢を抱く。
やがて織田信長の下に足軽として仕官した秀吉は、弟・秀長との絶妙なコンビネーションで一夜城の建設や竹中半兵衛の調略等に成功し、織田家中の中でめきめきと頭角を現す。
一方、一浪人にすぎない光秀の才能を嗅ぎ分けた信長は光秀を破格の厚遇をもって家臣として迎える。秀吉はそんな光秀にライバル心を燃やし、二人の出世競争が始まった。
[編集] スタッフ
- 脚本:竹山洋
- 原作:堺屋太一(「秀吉~夢を超えた男~」「鬼と人と」「豊臣秀長」より)
- 音楽:小六禮次郎
- テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
- 指揮:大友直人
- 演奏:ダッド・ミュージック
- トランペット演奏:津堅直弘
- 題字:森繁久弥
- 語り:宮本隆治アナウンサー/市原悦子、沢口靖子
- 時代考証:小和田哲男(大河初参加作)、下山治久
- 風俗考証:二木謙一
- 建築考証:平井聖
- 衣装考証:小泉清子
- 所作指導:猿若清三郎
- 茶道指導:鈴木宗卓、秋山宗和
- 芸能考証:野村万之丞
- 殺陣武術指導:林邦史朗
- 馬術指導:日馬伸
- 華道指導:杉本康子
- 撮影協力:岩手県江刺市(現・奥州市)、西本願寺
- 方言指導:芦沢孝子、山崎海童(本作にも出演)、井上裕季子
- 蹴鞠指導:小谷博義
- 鷹匠指導:富田俊夫
- 書道指導:小池欣仁、望月暁云
- 剃髪指導:中川勝利
- 制作統括:西村与志木
- 美術:深井保夫、山下恒彦、小林喬
- 技術:林田茂夫、八木悟、高橋邦彦
- 音響効果:林幸夫、岩崎進、野下泰之、野村知成
- 記録編集:阿部格、石川真紀子
- 撮影:熊木良次、佐藤彰
- 照明:小野寺政義、中山鎮雄
- 音声:加村武、長谷川忠昭
- 映像技術:太田司、吉田賢治
- 美術進行:諏訪公夫、吉沢隆、大野輝雄、柿崎恒明
- 演出:佐藤幹夫、黛りんたろう、柴田岳志
[編集] キャスト
[編集] 豊臣家
- 日吉→秀吉:竹中直人
- おね:沢口靖子
- 小竹→小一郎→秀長:高嶋政伸
- なか:市原悦子
- 淀:小井紗陽→松たか子
- 筑阿弥:財津一郎
- とも:深浦加奈子
- さと:細川直美
- 長助:ビートキヨシ
- 仲蔵:岡本健一
- 秀次:三国一夫
- おかつ:川上麻衣子
- お福:高瀬春奈
- お豪:松尾恵理香→坂田麻衣子
- 鶴松:深川雄太
- 秀頼:若林晋太郎
- 石松丸:高野成政
- 於次丸:青木海
[編集] 豊臣家臣
- 佐吉→石田三成:小栗旬→真田広之
- 蜂須賀小六:大仁田厚
- 竹中半兵衛:古谷一行
- 小寺官兵衛→黒田官兵衛→黒田如水:伊武雅刀
- 松寿丸→小寺長政:内田悠太→田中丈資
- 小西行長:小西博之
- 前野将右衛門:長江英和
- 稲田大炊助:梶原善
- 浅野又右衛門:宗近晴見
- あさひ(おねの実母):白川由美
- 浅野長政:原田優一→天現寺竜
- 茂助→堀尾茂助:高村祐毅(オープニングにも出演)→大地泰仁
- 加藤清正:高杉亘
- 福島正則:松田敏幸
- 藤堂高虎:徳秀樹
- 加治田隼人:中山正幻
- 日比野六大夫:佐藤信一
[編集] 織田家
- 織田信長:渡哲也
- 吉乃:斉藤慶子
- お市:頼近美津子
- 奇妙丸→織田信忠:飯塚恭平→西川忠志
- 北畠信雄:西川弘志
- 神戸信孝:佐伯太輔
- 三法師:飯田綾真
- 織田信行:大石悟郎
- 土田御前:三條美紀
- お鍋:櫻井公美
- お初:登坂瞳→湯原麻利絵
- 小督:徳島更紗→濱松恵
※信長の正妻の濃姫は本作に登場せず。
[編集] 織田家臣
- 前田犬千代→前田利家:渡辺徹
- おまつ:中村あずさ
- 前田利長:中倉健太郎
- 柴田勝家:中尾彬
- 丹羽長秀:篠田三郎
- 滝川一益:段田安則
- 細川藤孝:浜畑賢吉
- 細川忠興:小林滋央
- 林佐渡守:高松英郎
- 佐久間信盛:織本順吉
- 佐久間盛政:遠藤憲一
- 森蘭丸:松岡昌宏
- 池田恒興:五代高之
- 佐々成政:秋山武史
- 毛利新助:深江卓次
- 服部小平太:畑山東一郎
- 梁田正綱:五森大輔
- 村井貞勝:桝田徳寿
- 堀久太郎:戸井勝美
- 荒木村重:大杉漣
- 高山右近:森本謙太郎
- 拝郷家嘉:須賀友之
- 拾阿弥:岡田正典
- 弥助:サムエル・ポップ
[編集] 明智家
[編集] 諸大名・武将
- 徳川家康:西村雅彦
- 本多正信:宍戸錠
- 石川数正:誠直也
- 酒井忠次:真夏竜
- 穴山梅雪:サンダー杉山
- 松平信康→徳川信康:佐藤真一郎
- 築山殿:石川真希
- 斎藤道三:金田龍之介
- 斎藤龍興:三井智宏
- 安藤伊賀守:塚本信夫
- 稲葉一鉄:真実一路
- 氏家卜全:竹本和正
- 足利義昭:玉置浩二
- 今川義元:米倉斉加年
- 浅井長政:宅麻伸
- 浅井久政:梅野泰靖
- 浅井万福丸:穴井隆文
- 宇喜多直家:秋山道男
- 宇喜多秀家:浅利陽介→西手武
- 安国寺恵瓊:中条きよし
- 毛利輝元:風間正広
- 吉川元長:田中充貴
- 小早川隆景:山崎海童
- 清水宗治:真田五郎
- 松永久秀:秋間登
- 別所長治:伊藤高
- 尼子勝久:高場隆義
- 山中鹿介:梅垣義明
- 上杉景勝:神谷秀澄
[編集] その他
- 千利休:仲代達矢
- お京(利休の妻):香山美子
- お吟(利休の娘):仲代奈緒
- がんまく→石川五右衛門:赤井英和
- おたき(五右衛門の妻):涼風真世
- 石川りゅう(五右衛門の子):蓮池貴人→杉山丈二
- 山科言継:朱源実
- 神谷宗湛:木下秀雄
- 山上宗二:加藤久詞
- 里村紹巴:阪脩
- 曲直瀬道三:大川義幸
- 能登屋:川辺久造
- べに屋:西村淳二
- ルイス・フロイス:テリー・オブライエン
- おせん:八代亜紀
- たか:清水ひとみ
- はま:福島珠美
- 能役者:観世喜正、森常好
- 足軽頭:桜金造
- 薬師:山崎満、小市慢太郎
- 頭領:谷津勲
- 会合衆:楠見尚己
- 子供:入野自由、須藤祐実
- その他:森康子
[編集] 放送日程
放送回 | 放送日 | 視聴率 | 題 | 演出 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 1996年1月7日 | 26.6% | 太陽の子 | |
第2回 | 1996年1月14日 | 29.2% | 桶狭間の奇跡 | |
第3回 | 1996年1月21日 | 33.5% | 運命の花嫁 | |
第4回 | 1996年1月28日 | 33.2% | 黄金兄弟 | |
第5回 | 1996年2月04日 | 34.6% | 男の値段 | |
第6回 | 1996年2月11日 | 35.0% | 一夜城 | |
第7回 | 1996年2月18日 | 33.7% | 妻の秘密 | |
第8回 | 1996年2月25日 | 33.2% | 知らぬ顔の半兵衛 | |
第9回 | 1996年3月03日 | 32.0% | 猿のかく乱 | |
第10回 | 1996年3月10日 | 37.4% | 浮気いたし候 | |
第11回 | 1996年3月17日 | 34.7% | 絶体絶命 | |
第12回 | 1996年3月24日 | 31.2% | 比叡山焼き打ち | |
第13回 | 1996年3月31日 | 30.7% | 極秘情報 | |
第14回 | 1996年4月07日 | 28.4% | 小谷落城 | |
第15回 | 1996年4月14日 | 32.7% | どくろの盃 | |
第16回 | 1996年4月21日 | 33.5% | 隠し子発覚! | |
第17回 | 1996年4月28日 | 28.0% | かあちゃんと母御前 | |
第18回 | 1996年5月05日 | 29.4% | 切腹命令 | |
第19回 | 1996年5月12日 | 31.7% | 父の家出 | |
第20回 | 1996年5月19日 | 32.4% | 軍師の条件 | 真銅健嗣 |
第21回 | 1996年5月26日 | 31.2% | 命の重さ | |
第22回 | 1996年6月02日 | 30.6% | 母御前、はりつけ | |
第23回 | 1996年6月09日 | 36.6% | 半兵衛の死 | |
第24回 | 1996年6月16日 | 32.8% | 左遷寸前 | |
第25回 | 1996年6月23日 | 33.9% | 温泉に行きたく候 | |
第26回 | 1996年6月30日 | 33.2% | 史上最大のお歳暮 | |
第27回 | 1996年7月07日 | 31.3% | 三成登場 | |
第28回 | 1996年7月14日 | 33.5% | 高松城水攻め | |
第29回 | 1996年7月21日 | 31.3% | 敵は本能寺 | |
第30回 | 1996年7月28日 | 26.4% | 信長、死す | |
第31回 | 1996年8月11日 | 26.8% | 天下への道 | |
第32回 | 1996年8月18日 | 29.7% | 夢を継ぐ者 | |
第33回 | 1996年8月25日 | 29.9% | 光秀の首 | |
第34回 | 1996年9月01日 | 31.8% | 女の天下獲り | |
第35回 | 1996年9月08日 | 33.1% | 美しき刺客 | |
第36回 | 1996年9月15日 | 29.5% | 家康VS秀吉 | |
第37回 | 1996年9月22日 | 31.8% | 天子様の御落胤!? | |
第38回 | 1996年9月29日 | 23.9% | 黄金の茶室 | |
第39回 | 1996年10月06日 | 22.2% | かあちゃん、人質 | |
第40回 | 1996年10月13日 | 27.9% | 誘惑 | |
第41回 | 1996年10月27日 | 29.1% | 決別の朝顔 | 黛りんたろう |
第42回 | 1996年11月03日 | 25.0% | 淀の子、誕生 | |
第43回 | 1996年11月10日 | 27.2% | 花戦さでござる | |
第44回 | 1996年11月17日 | 29.1% | 秀長、逝く | |
第45回 | 1996年11月24日 | 30.0% | 利休切腹 | |
第46回 | 1996年12月01日 | 30.5% | 母の悲しみ | |
第47回 | 1996年12月08日 | 25.9% | かあちゃんの死! | |
第48回 | 1996年12月15日 | 27.3% | 五右衛門、釜ゆで | |
最終回 | 1996年12月22日 | 27.1% | 夢のまた夢 | 黛りんたろう |
平均視聴率30.5% (視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
[編集] 総集編
- 「太陽の子」
- 「天下布武」
- 「本能寺の変」
- 「夢のまた夢」
※総集編はNHKアーカイブスで視聴可能。
[編集] 脚注
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1960年代 | 花の生涯 - 赤穂浪士 - 太閤記 - 源義経 - 三姉妹 - 竜馬がゆく - 天と地と |
1970年代 | 樅ノ木は残った - 春の坂道 - 新・平家物語 - 国盗り物語 - 勝海舟 - 元禄太平記 - 風と雲と虹と - 花神 - 黄金の日日 - 草燃える |
1980年代 | 獅子の時代 - おんな太閤記 - 峠の群像 - 徳川家康 - 山河燃ゆ - 春の波涛 - いのち - 独眼竜政宗 - 武田信玄 - 春日局 |
80年代・NHK新大型時代劇 | 宮本武蔵 - 真田太平記 - 武蔵坊弁慶 |
1990年代 | 翔ぶが如く - 太平記 - 信長 KING OF ZIPANGU - 琉球の風 - 炎立つ - 花の乱 - 八代将軍吉宗 - 秀吉 - 毛利元就 - 徳川慶喜 - 元禄繚乱 |
2000年代 | 葵徳川三代 - 北条時宗 - 利家とまつ〜加賀百万石物語〜 - 武蔵 MUSASHI - 新選組! - 義経 - 功名が辻 - 風林火山 - 篤姫 - 天地人 |
21世紀スペシャル大河ドラマ | 坂の上の雲 |
2010年代 | 龍馬伝 |