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新選組! - Wikipedia

新選組!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新選組!(しんせんぐみ)は、2004年1月11日12月12日に放送された43作目のNHK大河ドラマである。作・脚本:三谷幸喜。主演:香取慎吾SMAP)。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


NHK大河ドラマ
通番 題名 放映期間
第42作 武蔵 MUSASHI 2003年1月5日
~2003年12月7日
第43作 新選組! 2004年1月11日
~2004年12月12日
第44作 義経 2005年1月9日
~2005年12月11日
新選組!
ジャンル ドラマ
放送時間 44分30秒
放送期間 2004年1月11日~12月12日(49回)
放送国 日本
制作局 日本放送協会
製作総指揮 吉川幸司
演出 清水一彦 他
脚本 三谷幸喜
出演者 香取慎吾
藤原竜也
山本耕史
オダギリジョー
中村勘太郎
山本太郎
堺雅人
山口智充
小林隆
優香
中村獅童
吹石一恵
石黒賢
江口洋介
佐藤浩市
沢口靖子
伊東四朗
野際陽子
田中邦衛
石坂浩二 他

目次

[編集] あらすじ

元治元年、京都近藤勇土方歳三率いる新選組は不逞浪士の取締に出動。長州藩桂小五郎は取り逃がすも沖田総司などの活躍により大きな成果を挙げる。

この事件を聞いた坂本龍馬は10年前の江戸での出来事を思い出す…。

[編集] 作品内容と反響

第43作NHK大河ドラマ。近藤勇を主人公に、京都守護職下の警備組織として知られる新選組が題材。幕末を扱うのは1998年の『徳川慶喜』以来。主演の香取慎吾は大河ドラマ初出演。原作脚本舞台民放ドラマを多く手がける三谷幸喜。近藤と坂本龍馬桂小五郎が江戸で知り合っているなど新解釈を盛り込みながら、同じ三谷脚本の『竜馬におまかせ』(日本テレビ系列)でも掲げた「幕末青春グラフティ」(尊皇攘夷の名の元に若者達が繰り広げる青春群像劇)をテーマに、「近藤勇の人生における重要な49日」を取り上げ、基本的にその1日を1話で構成するスタンスをとった作品。

大河ドラマとしては『琉球の風』以来11年ぶりにテーマ曲に歌詞がつけられた(歌詞は三谷の手によるもので、第26回からは歌詞の字幕が表示されるようになった。ちなみにその年の紅白でも歌われた)。それとともに「語りが一切無い大河ドラマ」(ただし、アバンタイトルにおける史実の説明は除く)としても異例である。尚本編の後日談の形で作られた総集編では、みつ役の沢口靖子が語り、という形になっている。

物語中盤の山場となる池田屋事件の舞台となった池田屋のセットは、実際の建物の設計図を元に組まれた。その為映画などでお馴染の大階段は存在せず(もともと大階段は創作。実際の「うなぎの寝床」な当時の京の家屋で、あんな大きな階段がしかも玄関にあるのは不自然である)、史実に近い暗くて狭い池田屋となった。これに代表されるように、これまで描かれてきた新選組の固定化されたイメージの刷新に取り組んでおり、タイトルの「!」マークにはこれぞ新選組だという思いが込められている(三谷自身は照れ隠しのためか画数で験担ぎをしたとも述べている)。それに伴い、これまで年配の役者が演じることが多かった隊士や志士役には、実際の年齢に近い若手俳優や小劇場界で活躍する舞台俳優が積極的に起用されたことも今回ドラマの特徴となっている。

物語の中では、隊士をはじめ一人一人のキャラクターと彼らの人間関係が丁寧に描かれている(延べ出演者数は大河ドラマ最多)。とりわけ山南敬助の切腹した回では放送当日の反響の電話が鳴り止まず、その年末のアンコールでも1位に選ばれた。この影響を受けて、2007年には山南敬助を弔う「山南忌」が京都の旧前川邸界隈で行われた。2005年にインターネットで行なわれた「好きな大河ドラマは?」というアンケートでは2位に入った(1位は『独眼竜政宗』)。熱烈な大河ドラマファンである松村邦洋も、番組の企画で大河ドラマベスト3を選ぶ際に第2位として挙げ、「三谷さんは新しい大河ドラマを作ろうとした」と好意的な発言を寄せた。

一方、近藤を主人公と定めたために最終回は主人公・近藤の死によって締めくくられ、近藤の死後に土方が新選組を率いて転戦した会津箱館が登場しなかったために、同地の関係者からは不満の声が寄せられたという。

こうした事情や続編を望む視聴者の声を背景に2006年1月3日には正月時代劇として、続編にあたる『新選組!! 土方歳三 最期の一日』を放送。大河ドラマでは異例の続編の放送となった。作・脚本は引き続き三谷幸喜。主演は山本耕史。『新選組!』の主要出演者(試衛館の仲間達会津侯)も土方の回想内という形で登場したが、本編の主人公であった香取は『西遊記』(フジテレビ系列)撮影のためオーストラリアへ行っており、スケジュール調整が効かなかったのか、本編の映像を用いてエンディングに一瞬だけ登場するにとどまった。

香取が出演するテレビ朝日系の番組『SmaSTATION-4』では、香取やSMAPのメンバーが出演したドラマ・映画のプロモーションを兼ねて共演者がスタジオに登場することがあり、『新選組!』の主要キャストも例に漏れず最終回放映前日に番組出演したが、NHKの作品を他局の番組で本編映像も織りまぜながらプロモーションするというのは異例中の異例であった。またフジテレビ系の番組『SMAP×SMAP』では三谷自身が書いた「局長!」というコントまで作られ、『笑っていいとも!』では香取がドラマの衣装で登場したこともあった。

2007年7月29日には、フジテレビ系「FNS27時間テレビ みんな“なまか”だっ!ウッキー!ハッピー!西遊記!」内で放送された「クイズ!ヘキサゴン 今夜はクイズパレード」において、新選組代表として香取慎吾、山本耕史、山本太郎、山口智充、小林隆、矢部太郎がドラマの衣装で出演している。

[編集] スタッフ

  • 作:三谷幸喜
  • 音楽:服部隆之 
  • テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
  • テーマ音楽指揮:広上淳一
  • テノール独唱:ジョン・健・ヌッツォ
  • 演奏:フェイス・ミュージック
  • 時代考証:大石学、山村竜也
  • 建築考証:平井聖
  • 衣装考証:小泉清子
  • 音楽考証:奥中康人
  • 殺陣武術指導:林邦史朗
  • 所作指導:西川箕乃助
  • 邦楽指導:本條秀太郎
  • 資料提供:三野行徳、開陽丸ハウステンボス、総本山長谷寺、南観音山保存会、徳川記念財団
  • 題字:荻野丹雪
  • 版画:木田安彦
  • 京ことば指導:井上裕季子
  • 土佐ことば指導:岡林桂子
  • 薩摩ことば指導:西田聖志郎(本編にも出演)
  • 御所ことば指導:堀井令以知
  • 茶道指導:鈴木宗卓
  • 医術指導:中村毅志夫
  • 天然理心流指導:宮川清蔵、平井泰輔
  • 壬生狂言指導:八木喜久男
  • 都々逸指導:西川扇十郎
  • 料理指導:氏家節男
  • 撮影協力:京都府京都市茨城県茨城県伊奈町、千葉県フィルムコミッション、千葉県立房総のむら、会津若松市フィルムコミッション、大本山金戒光明寺、茨城県八郷町、姫路フィルムコミッション、亀山御坊本徳寺、茨城県つくば市、粟生総本山光明寺、大本山妙心寺、高台寺、伏見稲荷大社、大覚寺、ハウステンボス、茨城県水海道市、神奈川県小田原市、西さがみフィルムコミッション、茨城県那珂町、福島県下郷町、高幡不動尊金剛寺
  • 語り:小寺康雄アナウンサー(アバンタイトルのみ)、沢口靖子(総集編のみ)
  • 制作統括:吉川幸司
  • 制作:青木信也
  • 美術:山下恒彦、岡島太郎、山内浩幹
  • 技術:大沼雄次、佐々木喜昭
  • 音響効果:米本満、小野寺茂樹、石川恭男
  • 記録:野田茂子
  • 編集:岩崎幹子
  • 撮影:小笠原洋一、永野勇、平野拓也、杉山吉克
  • 照明:大西純夫、中村正則、関康明
  • 音声:山賀勉、冨沢裕、野原恒典、上村悦也、金子泰三、鈴木清人、寺島重雄
  • 映像技術:竹内利夫、寺島朗、谷本将広、加藤貴成、大西康仁、釣木沢淳、田淵英明、横田幹次
  • 美術進行:松谷尚文、田中裕、峯岸伸行、西本幸司、佐藤綾子
  • 演出:清水一彦、伊勢田雅也、吉田浩樹、山本敏彦、小林大児、土井祥平、吉川邦夫(担当の回については放送日程に記載)

新選組を行く

[編集] 出演 

[編集] 新選組

[編集] 試衛館の仲間達(主要人物の9人)

  • 宮川勝五郎→島崎勝太→島崎勇→近藤勇⇔大久保剛⇔大久保大和(局長):香取慎吾SMAP
    多摩の農家、宮川家の出身。天然理心流宗家、近藤周助の門下に入り、後に養子となる。農家の出身であることから人一倍武士らしくありたいと思っている。浪士組が募集されると、門弟と共に上洛する。京都守護職、松平容保のもと、新選組の局長となる。京の治安を守るため活躍するが、政治状況の変化などで次第に幕府は衰退の道を辿ることになる。新選組も伊東甲子太郎の御陵衛士派に分裂。近藤は伊東甲子太郎を油小路で失った御陵衛士の隊士に銃撃される。江戸に引き揚げた後は甲陽鎮撫隊を率いて甲府城を目指すも、東山道を降ってきた新政府軍に敗れる。その後下総流山で再起を期するも、新政府軍に捕らわれ処刑される。
  • 沖田惣次郎→沖田総司(副長助勤→一番組長):田辺季正藤原竜也
    試衛館の中でも最も剣の才能に恵まれ、若くして塾頭になる。近藤らとともに上京し、池田屋事件などで活躍。しかし肺結核に苦しむ。
  • 土方歳三⇔内藤隼人(副長):山本耕史
    多摩の出身。近藤とは幼なじみ。家伝の石田散薬の行商をしていたりしたが、剣の道を志し天然理心流に入門する。新選組では副長となり、近藤の代わりに嫌われ役に徹し組織統制に辣腕をふるったことから「鬼の副長」といわれる。流山で近藤と訣別した後も新政府軍と戦い続ける。
  • 山口一→斎藤一(副長助勤→三番組長):オダギリジョー
    江戸で借金取りをしている時に、人を斬って追っ手に追われている時、近藤の祝言が行われている近藤家で近藤に匿われる。近藤は芹沢鴨に頼み込み、斎藤を逃がした。後に京の地で再会し、新選組に入隊する。芹沢に恩を感じていた斎藤は芹沢暗殺の際に襲撃に向かう土方、沖田、山南、原田を阻止しようとするが、近藤の仲裁により道を空ける。無口な性格で「承知」が口癖。甲陽鎮撫隊の敗戦後、隊を離れた永倉たちを「間違っている」といい「この旗がある限り新選組は終わらない」と内に秘めた熱い心中を吐露した。
  • 藤堂平助(副長助勤→八番組長):中村勘太郎
    北辰一刀流を学び、伊東道場で学んでいたが、試衛館に入門する。剣の腕はあるが、沖田には引け目を感じていた。池田屋事件では、汗を脱ごうとした時斬られ、重傷を負う。後に伊東一派が入隊すると、試衛館の仲間達との間で葛藤する。伊東一派が御陵衛士を結成すると藤堂も加わる。油小路の変では奮戦し、永倉達は藤堂を助けようとするが、事情を知らない新選組隊士に斬られる。
  • 原田左之助(副長助勤→十番組長):山本太郎[1]
    近藤とは滝本繁蔵の家の護衛を頼まれた時に出会う。槍の名人で数多くの修羅場で活躍する。甲陽鎮撫隊の敗戦後、永倉と共に隊を離れる。
  • 山南敬助(副長→総長):堺雅人[2]
    試衛館の門人となる。勇を浪士組の創設者清河八郎、浪士組取締役・山岡鉄太郎と引き合わせ、浪士組への参加へのきっかけを作る。新選組では副長をつとめるが、土方により総長に棚上げされる。その後新選組を脱走したが、追いかけてきた沖田に草津で自ら声をかけて京に戻り切腹する。
  • 永倉新八(副長助勤→二番組長):山口智充
    近藤とは滝本繁蔵の家の護衛を頼まれた時に出会う。その後ヒュースケン襲撃事件に加わるが、近藤の説得で寝返る。試衛館の食客になり、新選組結成にも参加する。しかし、「近藤勇の家来ではない」という意識が強く、松平容保に建白書を提出するなどしばしば近藤、土方の路線とは対立することもあった。甲陽鎮撫隊の敗戦後、会津に行くことを近藤に提案したが、受け入れられずに隊を離れる。
  • 井上源三郎(副長助勤→六番組長):小林隆
    多摩出身で試衛館の門人となる。新選組に参加する。鳥羽伏見の戦いで谷周平を庇い戦死する。

[編集] 水戸派(精忠浪士組)

  • 芹沢鴨(筆頭局長):佐藤浩市[3]
    浪士組に参加。先番宿割の役を与えられた勇が本庄宿で宿を割り当てるのを忘れたため、焚き火をしながら野宿をすると宣言した。しかし、勇が焚き火の前で「火を消すまでここを動かない」と宣言したため、焚き火を消すように命じた。浪士組が江戸に戻った後も京へ残留。近藤達と壬生浪士組(精忠浪士組)を結成。局長となる。しかし、粗暴な振る舞いが多く、大坂相撲の力士達と「どっこい事件」を、商家の大和屋を襲うなど行為はエスカレート。ついに勇は芹沢排除を決意する。「八月十八日の政変」の褒美を貰った祝宴の席で泥酔し、八木家に戻った芹沢を土方、山南、原田、沖田が襲撃する。酒器につまずいたところを沖田に斬られ、土方にとどめを刺される。芹沢を排除するのに悩んでいる近藤に「鬼になれよ、近藤。鬼になって俺を食っちまいな」と語るなど近藤にとって乗り越えなければならない壁であるという表現がなされた。
  • 新見錦(局長→副長):相島一之
    芹沢と行動を共にしていたが、実は心服しておらず、芹沢が又三郎を斬殺した顛末を「士道に背いた」として、土方、山南に報告した。しかしそれは土方の策略で、仲間を売った罪で「士道に背いた」として詰め腹を切らされた。
  • 平間重助(副長助勤):剛州
    芹沢と行動を共にしていたが、芹沢暗殺の際には逃亡。
  • 平山五郎(副長助勤):坂田聡
    芹沢を行動を共にしていた。芹沢暗殺の際には共に犠牲になる。
  • 野口健司(副長助勤):岡本幸作
  • 又三郎→佐伯又三郎(八木家奉公人→副長助勤):松谷賢示水玉れっぷう隊
    八木家の奉公人であったが、芹沢の腰巾着になる。しかし些細なことで芹沢に斬られる。

[編集] 御陵衛士となった隊士(伊東道場一派)

  • 伊東大蔵→伊東甲子太郎(参謀):谷原章介
    新選組に入隊すると、近藤に信頼され参謀となった。しかし、伊東の真意は新選組を尊王攘夷の先駆けとすることであった。その後分離して御陵衛士を結成する。しかし、討幕派からは新選組にいた過去から信頼を得られず、心中を近藤の別宅で吐露する。しかしその帰路、待ちかまえていた新選組隊士大石鍬次郎の槍に倒れる。
  • 加納鷲雄小原雅人
    油小路の変の後、復讐のために伏見街道で篠原らとともに近藤を狙撃する。流山で近藤と再会する。
  • 篠原泰之進:小梶直人
    油小路の変の後、復讐のために伏見街道で近藤を狙撃する。
  • 服部武雄:梶浦昭生
  • 三木三郎(九番組長):平泉陽太
  • 中西昇:猪狩賢二

[編集] その他の新選組隊士

[編集] 壬生浪士組

[編集] 浪士組

  • 清河八郎(出羽郷士、浪士組創設者):白井晃
    将軍警護の為という名目で浪士組を創設するが、真の目的は尊皇攘夷の先鋒とするためであった。京に到着後、朝廷に建白書を提出し大騒ぎとなる。後に佐々木只三郎に斬られる。
  • 山岡鉄太郎→山岡鉄舟(浪士組取締→精鋭隊歩兵頭格):羽場裕一
  • 松平主税助→松平上総介講武所教授方→浪士組取扱):藤木孝
    講武所教授方見習に近藤勇を推薦するが、勇が百姓の出身であることから取りやめ、冷たくあしらう。その後、浪士組取扱になるが、用意した支度金が足りなくなると仮病を装い責任逃れをする。
  • 鵜殿鳩翁(浪士組取扱):梅野泰靖
    松平上総介辞任後の浪士取扱となる。
  • 速見又四郎(浪士組取締並):七海智哉
  • 池田徳太郎(浪士組隊士):野仲功
  • 祐天仙之助浪士組隊士):渡部雄作
    博徒の出身で、浪士組に参加。
  • 大村達尾(浪士組隊士):江畑浩規
    祐天仙之助に父を殺され、仇を討つために浪士組に入隊。
  • 村上俊五郎(浪士組隊士):立川政市

[編集] 多摩・試衛館の人々

  • 近藤周助→近藤周斎田中邦衛
    近藤勇の養父。天然理心流3代目。勇を養子に迎えて隠居し、周斎と名乗る。
  • 近藤ふで野際陽子
    近藤周助の妻で近藤勇の養母。周助が勇を養子に迎えてからは勇が農家の出身であるのが不満でつらくあたる。しかし、勇が上洛前に自らも置屋の芸者から周助に身請けされた過去を告白し、わだかまりを解く。その後は勇を応援し、板橋で山周される時は「近藤勇、よく頑張りました」と声を掛けた。
  • 沖田みつ沢口靖子[6]
    沖田総司の姉。弟の総司が試衛館の門人であることからよく試衛館に出入りしていた。
  • 滝本捨助中村獅童[7]
    近藤勇の幼馴染で、多摩の資産家の滝本家に生まれる。滝本捨助は実在の人物・松本捨助をモデルにした、主要人物では唯一の架空の人物。
  • 佐藤彦五郎小日向文世
    日野宿の名主。土方歳三の姉のぶを妻としているため土方歳三の義兄にあたる。近藤勇とは義兄弟の契りを結んでいる。新選組を支援する。
  • 佐藤のぶ浅田美代子[8]
    土方歳三の姉で佐藤彦五郎の妻。
  • 小島鹿之助小野武彦
    多摩の名主。近藤勇の義兄弟。
  • 宮川音五郎阿南健治[9]
    近藤勇の実の兄。勇が武士になったことを喜び、応援している。
  • 土方為次郎栗塚旭[10]
    土方歳三の兄。盲目のため家督を継いでいない。まだ将来が見えていなかった近藤勇と土方歳三に「二人で時代と斬り結びなさい」と諭す。
  • 松井つね→近藤つね田畑智子
    近藤勇の妻。松井八十五郎の娘であったが、勇と結婚したまを産む。
  • 滝本繁蔵沼田曜一
    滝本捨助の父。多摩の資産家。屋敷を賊に襲われ、蔵の者を移送する役を近藤勇に頼む。
  • 宮川勇五郎:木挽礼
    宮川音五郎の子
  • なつ岩崎加根子
    近藤ふでの古い友人
  • 沖田林太郎日野陽仁
    沖田総司の義兄。沖田みつを妻とし婿養子になり沖田家の当主となる。
  • 松井八十五郎浅沼晋平
    近藤つねの父。
  • 松井きぬ芦沢孝子
    近藤つねの母。
  • 萩原糺榎木兵衛
    紅白試合紅組総大将。
  • 寺尾安次郎:小林ひでのり
    試衛館門人。
  • 徳次郎:飯田まさと
    試衛館門人。
  • ひも爺江幡高志
    土方歳三の行商仲間。歳三が道場破りを行い、怪我をした門人達に薬を売りつけていたが、その手口がばれて歳三共々手ひどい報復を受ける。「悔しくないのか」と聞く歳三に「悔しくない。頭の中は女のことでいっぱいだった。彼らに勝つにはこれしかない。」と語る。
  • 近藤たま:山城毬花→鎗田千裕→松元環季
    近藤勇の娘。
  • 井上源三郎の姪日高里菜小池彩夢

[編集] 京の人々

  • お幸⇔深雪太夫枚田菜々子優香
    京の街を歩いていた武士にぶつかったと因縁をつけられて、まさの甘味屋に逃げ込んだ時に近藤、永倉、沖田、井上、斎藤達に救われる。後に大坂で近藤と再会し、愛人となるが病死する。
  • お孝:金子莉菜→優香(二役)
    深雪太夫の妹。深雪大夫とは生き別れになっていた。最後は沖田総司を看病し、植木屋平五郎宅で療養中の沖田を襲撃した武士から沖田を庇い、斬殺される。
  • おりょう麻生久美子
    寺田屋の養女であったが坂本龍馬と恋仲になり妻となる。
  • 幾松菊川怜
    芸妓であったが、桂小五郎の恋人となり小五郎を支える。
  • お登勢戸田恵子
    寺田屋女将。
  • 八木源之丞伊東四朗
    壬生郷士八木家当主。浪士組が京の宿舎となり、芹沢鴨など水戸派や近藤勇など試衛館一派などを預かった。清河八郎の朝廷への建白書建議の後浪士組は江戸に戻ることになったが、近藤や芹沢達はそのまま八木家に残り、源之丞を困惑させる。その後八木家は西本願寺に移転するまで新選組の屯所となった。
  • 八木秀二郎→八木ひで吹石一恵
    八木源之丞の娘。架空の人物。八木家には子女がいたらしいが、この娘は亡くなっている。その時の葬儀において、近藤と芹沢が帳場をしきった、という記録があるので、この子女と、エピソードを元に「ひで」と「久」が誕生したと思われる。また、「ひで」が男装した時に名乗った「八木秀二郎」は、八木源之丞の長男の名で、実在の人物。
  • 八木雅松金よね子
    八木源之丞の妻。
  • お梅鈴木京香 [11]
    菱屋の妾であったが、本妻に睨まれ壬生の前川家に住んでいた。格子越しに色目を使うお梅を村の規律を乱したと壬生村から追い出されそうになっていたところ、芹沢鴨が愛人とする。芹沢暗殺の際には沖田に逃げるように言われるが、沖田の刀で自らを突き刺し芹沢の後を追う。
  • まさはしのえみ
    甘味屋を切り盛りする看板娘。原田左之助の妻となる。後に息子を出産。徳川第14代将軍家茂の一字をとって「茂」と名付ける。
  • 小常→おその小西美帆
    永倉新八の愛人。
  • 孝庵笹野高史
    沖田総司を診察している医師。
  • おすず→明里鈴木砂羽
    山南敬助の愛人。山南脱走の際には山南と共に江戸を目指した。山南の切腹の直前に山南と会い、死の直前であることを察しながら別れを惜しみ、山崎に送られて丹波の実家へ戻った。
  • 正司歌江
    八木雅の母。
  • 八木為三郎:巻嶋一将
    八木源之丞の息子。
  • 房吉星ルイス
    八木家奉公人。
  • 前川荘司:谷本一
    壬生郷士。
  • 庄屋久保晶
    壬生郷士。
  • 初菊平岩紙
    花魁。
  • 菱屋太兵衛藤田宗久
    四条堀川の呉服屋。お梅を妾としていた。
  • 池田屋惣兵衛:岡田正
    池田屋事件の舞台、池田屋の主人。
  • 京屋忠兵衛横山あきお
    京屋主人。
  • 西村兼文:本間憲一
    西本願寺侍臣。
  • お初清水美那
    仙波甲太郎の妻。
  • 鹿野峯吉(書物商):篠原勇
  • オウム:山口智充(DonDokoDon)(声)
    (オウムは本来オウム自身に喋らせることになっていたが、声の調教が間に合わず、急遽山口がオウムの声を演じることになった。)

[編集] 幕末の志士たち

[編集] 土佐藩

[編集] 長州藩

  • 桂小五郎→木戸貫治→木戸孝允石黒賢[13]
    近藤、土方とは江戸で出会う。試衛館の近くの練兵館の道場にいる関係で、試衛館に道場破りが現れた時に良く手助けをしていた。佐久間象山、坂本竜馬、近藤、土方と共に黒船を見に行く。後に新選組とは京都で再会する。
  • 久坂玄瑞池内博之
    長州藩の秀才。徳川家茂が上洛した時に「いよ!征夷大将軍」と声をかけた高杉晋作(本作では登場せず、会話に出てくる)に怒った壬生浪士組と一触即発になるが、桂小五郎の取りなしにより回避される。蛤御門の変で戦死。
  • 吉田稔麿:佐藤一平
  • 寺島忠三郎加藤大治郎
  • 入江九一渡辺航
  • 仙波甲太郎宅間孝行
  • 三吉慎蔵:荘司優希

[編集] 薩摩藩

  • 大島吉之助→西郷吉之助宇梶剛士
    大政奉還で薩摩が主導権を握れなくなることを恐れ、佐々木只三郎を利用して坂本龍馬を暗殺させた。
  • 有馬藤太古田新太
    流山で近藤勇と出会う。敵味方であるが近藤を一軍の将として遇する。
  • 伊牟田尚平:中村まこと
  • 神田橋直助:小林健一
  • 高崎左太郎:政岡泰志
  • 大久保一蔵:保村大和
    大政奉還で薩摩が主導権を握れなくなることを恐れ、佐々木只三郎を利用して坂本龍馬を暗殺させた。
  • 黒田了介:峯尾進

[編集] その他

[編集] 会津藩


[編集] 幕府

[編集] 諸藩

[編集] 朝廷

[編集] その他市井

  • 植木屋平五郎(沖田総司の療養先):島田順司[22]
  • お琴(土方歳三の許婚):田丸麻紀
  • 小野川秀五郎(大坂小野川部屋親方):瑳川哲朗[23]
  • 熊川熊五郎(小野川部屋力士):舞の海
  • 黒神(小野川部屋大坂横綱):大至
  • おしず(土方歳三の元恋人):乙葉
  • そば屋の主人木村祐一
  • お富(ヒュースケンの恋人):木村多江
  • 月廼屋仲助(お琴の父):福永幸男
  • 月廼屋清蔵(お琴の兄):農崎裕二
  • 小六(博徒):亀山忍
  • 行司木村庄之助
  • 山田藤吉(坂本龍馬の用心棒):松村明
  • 板倉槐堂(絵師):舟田走
  • (五兵衛新田の通りすがり):安めぐみ
  • とみ(近藤勇板橋宿幽閉先の少女):太田あやか

[編集] 外国人

[編集] 放送

[編集] 放送日程

放送回 放送日 演出 新選組を行く 視聴率
第1回 2004年1月11日 黒船が来た 清水一彦 浦賀とペリー来航 26.3%
第2回 2004年1月18日 多摩の誇りとは 近藤勇の故郷・調布市 23.9%
第3回 2004年1月25日 母は家出する 土方歳三の故郷・日野市 20.3%
第4回 2004年2月1日 天地ひっくり返る 桜田門と江戸城 20.6%
第5回 2004年2月8日 婚礼の日に 近藤勇の故郷・調布市 20.4%
第6回 2004年2月15日 ヒュースケン逃げろ 伊勢田雅也 試衛館と天然理心流 19.9%
第7回 2004年2月22日 祝四代目襲名 勇の稽古着・小島資料館 19.7%
第8回 2004年2月29日 どうなる日本 江戸の三大道場 18.5%
第9回 2004年3月7日 すべてはこの手紙 象山の故郷 松代 19.8%
第10回 2004年3月14日 いよいよ浪士組 土方歳三の故郷 日野 15.6%
第11回 2004年3月21日 母上行って来ます 清水一彦 清河八郎と伝通院 17.5%
第12回 2004年3月28日 西へ! 隊士になりたかった男 松本捨助 14.0%
第13回 2004年4月4日 芹沢鴨、爆発 伊勢田雅也 芹沢鴨と水戸、玉造 15.6%
第14回 2004年4月11日 京へ到着 新選組屯所 八木邸 14.4%
第15回 2004年4月18日 行くか、残るか 清水一彦 新徳寺 17.6%
第16回 2004年4月25日 一筆啓上、つね様 壬生寺と壬生狂言 16.6%
第17回 2004年5月2日 はじまりの死 伊勢田雅也 旧前川邸 15.6%
第18回 2004年5月9日 初出動! 壬生浪士 会津本陣 金戒光明寺 15.4%
第19回 2004年5月16日 通夜の日に 吉田浩樹 忠義の藩主 松平容保 15.5%
第20回 2004年5月23日 鴨を酔わすな 六番組長 井上源三郎 15.3%
第21回 2004年5月30日 どっこい事件 清水一彦 大阪と隊士たち 14.2%
第22回 2004年6月6日 屋根の上の鴨 伊勢田雅也 桂小五郎の妻 幾松 17.9%
第23回 2004年6月13日 政変、八月十八日 京都御所 蛤御門 16.8%
第24回 2004年6月20日 避けては通れぬ道 清水一彦 新選組の語り部 永倉新八 17.8%
第25回 2004年6月27日 新選組誕生 芹沢襲撃 八木邸 19.3%
第26回 2004年7月4日 局長 近藤勇 伊勢田雅也 吉田松陰と長州、萩 17.4%
第27回 2004年7月11日 直前、池田屋事件 京都 霊山歴史館 13.4%
第28回 2004年7月18日 そして池田屋へ 清水一彦 京都 池田屋へ 16.6%
第29回 2004年7月25日 長州を討て 山本敏彦 久坂玄瑞と長州、萩 14.4%
第30回 2004年8月1日 永倉新八、反乱 京都 霊山墓地 17.6%
第31回 2004年8月8日 江戸へ帰る 伊勢田雅也 京都 明保野亭事件 16.5%
第32回 2004年8月15日 山南脱走 浪士組外伝 14.8%
第33回 2004年8月22日 友の死 総長 山南敬助と光縁寺 16.1%
第34回 2004年8月29日 寺田屋大騒動 山本敏彦 第二の屯所 西本願寺 18.1%
第35回 2004年9月5日 さらば壬生村 南部藩脱藩 吉村貫一郎 18.7%
第36回 2004年9月12日 対決見廻組! 伊勢田雅也 西郷隆盛と勝海舟 16.0%
第37回 2004年9月19日 薩長同盟締結! 清水一彦 薩摩藩邸跡と薩長同盟 15.9%
第38回 2004年9月26日 ある隊士の切腹 山本敏彦 寺田屋とお龍 16.2%
第39回 2004年10月3日 将軍、死す 伊勢田雅也 谷三兄弟 14.5%
第40回 2004年10月10日 平助の旅立ち 清水一彦 龍馬の故郷 土佐 14.2%
第41回 2004年10月17日 観柳斎、転落 小林大児 龍馬 脱藩への道 16.0%
第42回 2004年10月24日 龍馬暗殺 清水一彦 龍馬 暗殺 16.5%
第43回 2004年10月31日 決戦、油小路 伊勢田雅也 伊東甲子太郎と藤堂平助 19.6%
第44回 2004年11月7日 局長襲撃 土井祥平 近藤勇 狙撃 17.9%
第45回 2004年11月14日 源さん、死す 清水一彦 鳥羽伏見の戦い 16.0%
第46回 2004年11月21日 東へ 病の天才剣士 沖田総司 18.5%
第47回 2004年11月28日 再会 甲陽鎮撫隊敗れる 17.3%
第48回 2004年12月5日 流山 吉川邦夫 近藤、土方離別の地 流山 16.2%
最終回 2004年12月12日 愛しき友よ 清水一彦 新選組それぞれの道 21.8%
平均視聴率17.4%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
  • 第1回と最終回は1時間拡大版である。第27回は参議院選挙特番のため地上波19:15~20:00の放送だった。第39回の再放送は台風関連ニュースのため10月11日(月・体育の日)に振替放送となった。 
  • 三谷によれば、各話のタイトルもリンクが意識されており、『5.婚礼の日に』⇔『19.通夜の日に』、『39.将軍、死す』⇔『45.源さん、死す』、『12.西へ!』⇔『46.東へ』などがそれに当たるものと思われる。

[編集] 新選組!スペシャル

2004年12月26日29日2006年1月3日に放送。総集編であるが未公開映像も追加された。「明治5年東京におけるみつ懐古」という形で、沢口靖子が出演・本編には無かった語りを担当している。そのためか、坂本龍馬が伝え聞いた事件という設定の、第1話冒頭の隊士出動の場面は入っていない。各部の最後にはメインの隊士達が私服で登場する座談会が組まれた。2006年の再放送は続編である新選組!! 土方歳三 最期の一日の放送直前に行われた。

各部 放送日・放送時間 サブタイトル 演出 視聴率
第1部 2004年12月26日 16:45 - 18:00
2004年12月29日 12:10 - 13:25
2006年1月3日 15:20 - 16:35
武士になる! 清水一彦・伊勢田雅也 5.6%
第2部 2004年12月26日 19:30 - 20:45
2004年12月29日 13:25 - 14:40
2006年1月3日 16:45 - 18:00
新選組誕生 清水一彦・伊勢田雅也・吉田浩樹 7.8%
第3部 2004年12月26日 21:00 - 22:15
2004年12月29日 14:40 - 15:55
2006年1月3日 19:30 - 20:45
愛しき友よ 清水一彦・伊勢田雅也・山本敏彦・吉川邦夫 6.8%

※視聴率は2004年に放送した視聴率

[編集] あなたのアンコール2004

2004年12月30日に山南敬助が切腹した第33回のみ放送。堺雅人のメッセージがあった。

  • どんとこい新選組! 隊士座談会
  • 新選組! 第33回「友の死」(アヴァンタイトル部分が本放送とは異なる)

※この放送があったため、この第33回は地上波本放送・BS本放送・地上波再放送・地上波総集編・デジタル衛星ハイビジョン総集編・地上波特別再放送と一年間に6回(地上波のみでも4回)放送された。これはNHKのドラマ放送史上唯一の事であったため当時話題になった。

[編集] ソフトウェア

[編集] NHK大河ドラマ・ストーリー

[編集] その他の書籍

[編集] CD

[編集] DVD

[編集] 関連項目

2004年、参議院議員(山口県選挙区、民主党)であった当時、同院予算委員会で、新撰組を「テロリスト集団」と呼び、「少なくとも新撰組を英雄扱いにする、あるいは正当化するということは、やっぱり史実に反する部分が私はあると思うんですね。」などして、番組を非難した。なお、麻生太郎総務大臣(当時)は、「これは何となく、どちら側に立つかによって歴史はなかなか難しいところだと思いますんで。」などと答弁した。[24]

[編集] 脚注

  1. ^ 2007年9月9・10日にTBS系で放送されたドラマ「輪違屋糸里~女たちの新撰組~」でそれぞれ平山五郎を演じている。ちなみに新選組!で山本が演じた原田は芹沢暗殺の際に平山を斬っている
  2. ^ 映画『壬生義士伝』(2003年)で佐藤浩市は斎藤一を、山南敬助役の堺雅人は沖田総司を演じていた。堺雅人の本作山南役のオファーはこの映画の撮影中になされた。
  3. ^ 佐藤浩市の父・三國連太郎も、映画『新選組』(1969年)で芹沢鴨を演じていた。また、佐藤本人は、1990年の『翔ぶが如く』において坂本竜馬を演じ、映画『壬生義士伝』(2003年)では斎藤一を演じている。
  4. ^ 劇団東京ヴォードヴィルショーによる三谷幸喜原作・脚本の映画『竜馬の妻とその夫と愛人』(2002年)作品の舞台版(2000年2005年2006年)では、おりょうの妹の夫である菅野覚兵衛を演じている。
  5. ^ テレビドラマ『新選組』(1973年フジテレビ)で永倉新八を、映画『炎のごとく』(1981年)で土方歳三を演じていた。
  6. ^ テレビドラマ『竜馬がゆく』(1997年TBS)では、おりょうを演じている。
  7. ^ 2007年9月9・10日にTBS系で放送されたドラマ「輪違屋糸里~女たちの新撰組~」で芹沢鴨を演じた。
  8. ^ 2007年9月9・10日にTBS系で放送されたドラマ「輪違屋糸里~女たちの新撰組~」で前川家お勝役で出演している。
  9. ^ 三谷幸喜脚本の舞台『彦馬がゆく』(1990年1993年)や、テレビドラマ『竜馬におまかせ!』(1996年日本テレビ)で近藤勇を演じる。三谷作品における「近藤勇」といえば、阿南健治を指すほどだった。
  10. ^ NETのテレビドラマ『新選組血風録』(1965年)で土方歳三を演じている。また『新選組血風録』の出演者では斎藤一を演じた左右田一平の出演も予定されていたが、本人の体調不良によって実現しなかった(体調回復後、NHK大河ドラマ『義経』(2005年)第一回に出演)。
  11. ^ 三谷幸喜原作・脚本の映画『竜馬の妻とその夫と愛人』(2002年)では、おりょうを演じていた。
  12. ^ 三谷幸喜原作・脚本の映画『竜馬の妻とその夫と愛人』(2002年)で竜馬にあこがれ、竜馬にそっくりの愛人・虎蔵を演じており、「新選組!」で龍馬役に抜擢された際、「やっと本人になれた」と言っている。
  13. ^ テレビドラマ『竜馬がゆく』(1997年TBS)でも桂小五郎を演じていた。
  14. ^ 市川崑監督の映画『新選組』(2000年)で伊東甲子太郎(声の出演)を演じている。
  15. ^ 劇団東京ヴォードヴィルショーによる三谷幸喜原作・脚本の映画『竜馬の妻とその夫と愛人』(2002年)作品の舞台版(2000年2005年2006年)では、虎蔵役を演じている。
  16. ^ 映画『壬生義士伝』(2003年)では篠原泰之進を演じている。
  17. ^ 今井朋彦は徳川慶喜役で出演後、エステーの製品「消臭プラグ」のCMにて慶喜役とほとんど変わらない殿様役として2年以上出演しているがこれは、CM関係者が気難しい殿様を演ずるにふさわしい役者を探していた時に、たまたま今井朋彦が演じる徳川慶喜を観てイメージどおりだったためオファーをしたものである。
  18. ^ テレビドラマ『壬生義士伝』(2002年テレビ東京)で土方歳三を演じていた。
  19. ^ ささきいさおが演じる内山彦次郎は、オダギリジョー演じる斎藤一によって討たれるが、ささきいさおはアニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(1978年)にて声優として「斎藤始」というキャラクター(造形やキャラ設定は全くの別物)を演じており、奇しくも、新旧の「さいとう・はじめ」の出会いであった。なお、『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』には、新選組が由来と思わせる名前の登場人物が非常に多い。
  20. ^ 劇団東京ヴォードヴィルショーによる三谷幸喜原作・脚本の映画『竜馬の妻とその夫と愛人』(2002年)作品の舞台版(2000年2005年2006年)では、おりょうの妹の夫である菅野覚兵衛を演じている。
  21. ^ 続編の『新選組!! 土方歳三 最期の一日』では、榎本武揚役は、草彅剛ではなく、片岡愛之助が演じている。
  22. ^ NETのテレビドラマ『燃えよ剣』(1970年)で沖田総司を演じていた。現在に通じる沖田人気はこの島田順司によるところが大きい。余談だが、彼の名「じゅんし」に引っ掛けて、本来は誤読である『おきた“そうし”』という呼び方がある程度定着してしまっている。
  23. ^ NHK大河ドラマ『三姉妹』(1967年)で近藤勇を演じていた。
  24. ^ 第159回国会 総務委員会 第8号

[編集] 外部リンク


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