ユニコーンステークス
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ユニコーンステークス | |
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開催地 | 東京競馬場 |
施行日 | 2008年6月7日 |
格付け | JpnIII |
1着賞金 | 3800万円 |
距離 | ダート1600m |
出走条件 | サラブレッド系3歳混合・指定 |
負担重量 | 牡馬・騸馬56kg、牝馬54kg、GI級競走1着馬2kg増、GII級競走1着馬1kg増(2歳時成績を除く) |
第1回 施行日 |
1996年9月28日 |
ユニコーンステークスは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場のダート1600mで施行する中央競馬の重賞(JpnIII・統一JpnIII)競走である。競走名は架空の動物、ユニコーンから。
目次 |
[編集] 概要
1996年に中央競馬におけるダート重賞路線の整備に伴い、4歳(現3歳)限定の混合・指定の定量の重賞(GIII)競走、ユニコーンステークスとして新設、第1回は中山競馬場のダート1800mで施行され、中央競馬で最初の4歳(旧3歳)限定のダートの重賞競走となった。
1997年は東京競馬場のダート1600mで施行、翌年からは再び中山競馬場のダート1800mに戻されたが、2001年からは地方競馬のジャパンダートダービーの施行時期に合わせ、6月初頭に施行時期を移すと共に、施行場を東京競馬場のダート1600mに変更し、ジャパンダートダービーの前哨戦として位置付けられ、2002年からは負担重量を別定に変更した。
創設時は芝のクラシック三冠競走に倣って、地方競馬のスーパーダートダービー(大井)、ダービーグランプリ(盛岡)と併せて4歳ダート3冠シリーズとして施行したが、1999年にスーパーダートダービーが発展的解消され、その代わりとして同年に新設されたジャパンダートダービーが7月に施行される為、2001年に6月に施行時期を移しジャパンダートダービーの前哨戦に位置付けられている。
開催日が変更された2001年以前の第5回までの優勝馬全てが後にGIを制すほどの出世レースで、6月へ移行してからもユートピア、カネヒキリなどのGI優勝馬を輩出し、出世レースの立場は守っている。
出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)のJRA所属及び地方競馬所属(5頭まで)の競走馬。
負担重量はグレード別定で、牡馬・騸馬が56キロ、牝馬は54キロを基本とし、更にJpnI優勝馬は2キロ、JpnII優勝馬は1キロの負担が課せられる。
総額賞金は7200万円で、1着賞金3800万円、2着賞金1500万円、3着賞金950万円、4着賞金570万円、5着賞金380万円と定められている。
現在の優勝レイの配色は、赤色地に銀色文字となっている。
[編集] 歴史
- 1996年
- 中山競馬場のダート1800mの4歳(現3歳)限定の混合・指定の定量の重賞(GIII・統一GIII)競走、ユニコーンステークスとして創設。
- 1着入線のバトルラインが進路妨害により10着降着処分。
- 1997年 - 東京競馬場のダート1600mで施行。
- 2001年
- 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「4歳」から「3歳」に変更。
- 施行時期を6月に変更。
- 施行場を東京競馬場のダート1600mに変更。
- 2002年
- 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、格付けをJpnIII・統一JpnIIIに変更。
[編集] 歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 1996年9月28日 | シンコウウインディ | 牡3 | JRA | 1:52.8 | 岡部幸雄 | 田中清隆 | 安田修 |
第2回 | 1997年10月4日 | タイキシャトル | 牡3 | JRA | 1:36.8 | 岡部幸雄 | 藤沢和雄 | (有)大樹ファーム |
第3回 | 1998年10月3日 | ウイングアロー | 牡3 | JRA | 1:52.0 | 南井克巳 | 工藤嘉見 | 池田實 |
第4回 | 1999年10月2日 | ゴールドティアラ | 牝3 | JRA | 1:52.6 | 田中勝春 | 松田国英 | 吉田和子 |
第5回 | 2000年9月30日 | アグネスデジタル | 牡3 | JRA | 1:50.7 | 的場均 | 白井寿昭 | 渡辺孝男 |
第6回 | 2001年6月2日 | ナスダックパワー | 牡3 | JRA | 1:36.4 | 江田照男 | 石坂正 | 鋤元節夫 |
第7回 | 2002年6月1日 | ヒミツヘイキ | 牡3 | 船橋 | 1:36.4 | 左海誠二 | 岡林光浩 | 田中春美 |
第8回 | 2003年6月7日 | ユートピア | 牡3 | JRA | 1:35.8 | 安藤勝己 | 橋口弘次郎 | 金子真人 |
第9回 | 2004年6月5日 | トップオブワールド | 牡3 | JRA | 1:36.0 | 四位洋文 | 藤岡健一 | 小川勲 |
第10回 | 2005年6月4日 | カネヒキリ | 牡3 | JRA | 1:36.5 | 武豊 | 角居勝彦 | 金子真人 |
第11回 | 2006年6月3日 | ナイキアースワーク | 牡3 | JRA | 1:37.2 | 横山典弘 | 大久保龍志 | 小野誠治 |
第12回 | 2007年6月2日 | ロングプライド | 牡3 | JRA | 1:36.9 | 武豊 | 小野幸治 | 中井敏雄 |
第13回 | 2008年6月7日 | ユビキタス | 牡3 | JRA | 1:35.1 | 安藤勝己 | 鈴木伸尋 | 池谷誠一 |
[編集] 本競走からのジャパンダートダービー優勝馬
本競走から3頭(内1頭が優勝馬)の出走馬がジャパンダートダービーで優勝をしている。
回数 | 施行日 | 馬名 | 性齢 | 着順 | 備考 |
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第8回 | 2003年6月7日 | ビッグウルフ | 牡3 | 6着 | |
第9回 | 2004年6月5日 | カフェオリンポス | 牡3 | 4着 | |
第10回 | 2005年6月4日 | カネヒキリ | 牡3 | 1着 | 史上初のダート三冠達成 |
[編集] 関連項目
- ジャパンダートダービー
- ダービーグランプリ(2007年限りで廃止)
- 兵庫チャンピオンシップ
- スーパーダートダービー
フェアリーステークスは2009年1月に移設され、2008年は実施されない | ||
GIII 競走 | JpnIII 競走 | J・GIII 競走 |
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中山金杯 | 京都金杯 | ガーネットステークス 平安ステークス | 東京新聞杯 | 根岸ステークス |
シンザン記念 | 京成杯 | 小倉大賞典 | 共同通信杯 ダイヤモンドステークス | きさらぎ賞 | クイーンカップ |
京都ジャンプステークス |
- 国際グレードが得られている競走には右肩に「*」を付している。
GIおよびJpnI 競走 | GIIおよびJpnII 競走 | GIIIおよびJpnIII 競走 |
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川崎記念 フェブラリーステークス* かしわ記念 帝王賞 ジャパンダートダービー マイルチャンピオンシップ南部杯 JBCスプリント JBCクラシック ジャパンカップダート* 全日本2歳優駿 東京大賞典 |
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