名古屋グランプリ
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名古屋グランプリ(なごやぐらんぷり)とは愛知県競馬組合が名古屋競馬場のダート2500mで施行する地方競馬の重賞(JpnII)競走である。2001年に地方地区競走として変更された東海菊花賞の後身競走として新設された。
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[編集] 概要
2001年にダートグレード競走の公営東海の冬のグランプリ競走として創設された。また同じ時期に大井競馬場で東京大賞典(GI・ダート2000m)が施行される事からダートの長距離を得意とする有力馬が参戦する。現在ダートグレード競走として行われている中では最長距離を誇る。
[編集] 歴史
- 2001年 名古屋競馬場のダート2500mの競走「名古屋グランプリ」として創設。競走グレードはGII。
- 2005年 寒波による大雪のため開催中止となった。
- 2007年 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告にともない、重賞格付けをJpnIIに変更。
[編集] 歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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第1回 | 2001年12月24日 | ミツアキサイレンス | 牡4 | 笠松 | 2:43.7 | 川原正一 | 粟津豊彦 |
第2回 | 2002年12月23日 | アッパレアッパレ | 牡3 | JRA | 2:42.1 | 武豊 | 田中章博 |
第3回 | 2003年12月23日 | リージェントブラフ | 牡7 | JRA | 2:41.3 | 吉田豊 | 大久保洋吉 |
第4回 | 2004年12月23日 | ワイルドソルジャー | 牡3 | JRA | 2:44.5 | 岡部幸雄 | 作田誠二 |
第5回 | 2005年12月23日 | 降雪のため中止 | |||||
第6回 | 2006年12月20日 | ヴァーミリアン | 牡4 | JRA | 2:44.3 | C.ルメール | 石坂正 |
第7回 | 2007年12月24日 | フィールドルージュ | 牡5 | JRA | 2:41.0 | 横山典弘 | 西園正都 |
[編集] 関連項目
- 東海菊花賞 - 本競走の前身の競走
- 国際グレードが得られている競走には右肩に「*」を付している。
GIおよびJpnI 競走 | GIIおよびJpnII 競走 | GIIIおよびJpnIII 競走 |
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川崎記念 フェブラリーステークス* かしわ記念 帝王賞 ジャパンダートダービー マイルチャンピオンシップ南部杯 JBCスプリント JBCクラシック ジャパンカップダート* 全日本2歳優駿 東京大賞典 |
エンプレス杯 ダイオライト記念 兵庫チャンピオンシップ 東海ステークス* 関東オークス ブリーダーズゴールドカップ 日本テレビ盃 東京盃 浦和記念 兵庫ジュニアグランプリ 名古屋グランプリ |
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