フィールドルージュ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィールドルージュ | |
---|---|
{{{画}}} | |
{{{画像}}} | |
{{{説}}} | |
{{{画像キャプション}}} | |
現役期間: | {{{時}}} |
現役期間: | {{{現役時期}}} |
原語表記: | {{{原語}}} |
英字表記: | {{{英}}} |
英字表記: | {{{ラテン文字表記}}} |
品種: | サラブレッド |
性別: | 牡 |
毛色: | 鹿毛 |
白斑: | {{{斑}}} |
白斑: | {{{白斑}}} |
生誕: | 2002年4月27日(6歳) |
死没: | (現役競走馬) |
死没: | {{{死亡日}}} |
登録日: | |
登録日: | {{{登録日}}} |
抹消日: | |
抹消日: | {{{抹消日}}} |
父: | クロコルージュ |
母: | メジロレーマー |
母の父: | リンドシェーバー |
生国: | 日本(北海道三石町) |
生産: | 中田英樹 |
生産: | {{{生産者}}} |
馬主: | 地田勝三 |
馬主: | {{{馬主}}} |
調教師: | 西園正都(栗東) |
調教師: | {{{調教師}}} |
厩務員: | |
厩務員: | {{{厩務員}}} |
競走成績 | |
生涯成績: | 24戦9勝 22戦7勝(中央) 2戦2勝(地方) |
獲得賞金: | 3億1801万円 (2008年1月30日現在) |
獲得賞金: | {{{獲得賞金}}} |
WTRR: | {{{WTRR}}} |
{{{レ}}}: | {{{レ値}}} |
{{{レーティングの種類}}}: | {{{レーティング数値}}} |
フィールドルージュ(Field Rouge)は日本の競走馬である。馬名は冠名と父のクロコルージュの馬名の一部「ルージュ」が由来となっている。曾祖母はメジロラモーヌである。
目次 |
[編集] 経歴
2004年(2歳)、デビュー戦は9月12日に札幌競馬場で行われた芝の2歳新馬戦で5番人気で3着となった。なおこのレースの1番人気はシンボリグランで5着となっていた。続く10月10日の未勝利戦は11着で、レース後は休養に入ることになった。
2005年(3歳)、実戦復帰は4月23日のダートの3歳未勝利戦で10番人気で5着となり、次の5月15日の未勝利戦を制し、デビュー4戦目で初勝利を挙げた。続く昇級初戦の3歳上500万下レースも制し、1000万下クラスに昇級した。昇級初戦の竜飛崎特別(1000万下)で4着となり休養に入った。
2006年(4歳)、1月15日に実戦復帰を迎え9番人気で2着となった。次も2着となり、昇級4戦目でビッググラスを相手に勝利し準オープン馬となった。この時騎乗していた松永幹夫にとっては騎手として最後の騎乗で最後の勝利を挙げた(後述)。続く韓国馬事会杯(1600万下)も制し、オープン馬となった。オープン初戦は初の重賞となったアンタレスステークスで7番人気で4着に入った。続く大沼ステークスを制し、オープン競走初勝利を挙げた。その後マリーンステークスでは1番人気に支持されたが2着だったものの武蔵野ステークスで8番人気で3着、GI初挑戦となったジャパンカップダートでも8番人気で3着と安定した走りを見せたが、2006ファイナルステークスでは単勝1.8倍の1番人気に支持されたが4着だった。
2007年(5歳)、この年初戦の平安ステークスでは1番人気に支持されたがまたも人気を裏切り7着、続くフェブラリーステークスは6番人気で5着だった。レース後は放牧に出され、帰厩後は前年と同じローテーションを使うことになり、連覇を目指す大沼ステークスからの始動となった。レースではトップハンデとなる57.5kgを背負わされたが見事連覇を達成した。続く前年2着だったマリーンステークスも制し、武蔵野ステークスは3番人気で4着、第8回ジャパンカップダートでは6番人気ながら2着となった。次走は前年の2007ファイナルステークスと違う名古屋グランプリに出走し、単勝1.6倍の圧倒的1番人気に応え重賞及びダートグレード競走初勝利を挙げた。父にとっても産駒の日本の重賞及びダートグレード競走初勝利となった。
2008年(6歳)、初戦は川崎記念に出走。人気を集めると思われたヴァーミリアンやサンライズバッカスが取り消したこともあったが、4コーナーで先頭を行くフリオーソを捕らえにかかり、直線半ばで先頭に立つとそのまま突き放して初のJpnI競走勝利をあげた。その後、ヴァーミリアンとの父親世代からの因縁の対決となったフェブラリーステークスに出走し、2番人気の支持を集めるもスタート直後につまづき、自身の左後肢で左前脚をぶつけて落鉄。異変を察知した鞍上の横山典弘が3コーナー手前で競走を中止。レース後、左肩跛行と診断された。
[編集] 競走成績
年月日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | 騎手 | 斤 量 |
距離(馬場) | タイム (上り3F) |
着差 | 勝ち馬/(2着馬) | |||
2006 | 4. | 23 | 京都 | アンタレスS | GIII | 16 | 7 | 14 | 15.1 | (7人) | 4着 | 柴田善臣 | 56 | ダ1800m(良) | 1:49.5(35.3) | 0.5 | (フィフティーワナー) |
6. | 24 | 函館 | 大沼S | OP | 7 | 1 | 1 | 3.1 | (2人) | 1着 | 柴山雄一 | 56 | ダ1700m(良) | 1:44.5(36.9) | -0.5 | (メテオバースト) | |
7. | 16 | 函館 | マリーンS | OP | 13 | 7 | 10 | 2.3 | (1人) | 2着 | 柴山雄一 | 56 | ダ1700m(良) | 1:45.5(38.1) | 0.5 | トーセンブライト | |
10. | 28 | 東京 | 武蔵野S | GIII | 16 | 5 | 9 | 14.9 | (8人) | 3着 | 吉田豊 | 56 | ダ1600m(良) | 1:35.6(35.4) | 0.3 | シーキングザベスト | |
11. | 25 | 東京 | ジャパンCダート | GI | 15 | 8 | 15 | 15.4 | (8人) | 3着 | 吉田豊 | 57 | ダ2100m(良) | 2:08.9(36.0) | 0.4 | アロンダイト | |
12. | 24 | 阪神 | ファイナルS | OP | 16 | 1 | 2 | 1.8 | (1人) | 4着 | C.ルメール | 56 | ダ1800m(良) | 1:51.8(36.6) | 0.1 | エンシェントヒル | |
2007 | 1. | 21 | 京都 | 平安S | GIII | 16 | 3 | 6 | 3.2 | (1人) | 6着 | C.ルメール | 56 | ダ1800m(良) | 1:51.3(35.6) | 0.3 | メイショウトウコン |
2. | 18 | 東京 | フェブラリーS | GI | 16 | 4 | 8 | 13.3 | (6人) | 5着 | C.ルメール | 57 | ダ1600m(不) | 1:35.6(35.4) | 0.8 | サンライズバッカス | |
6. | 23 | 函館 | 大沼S | OP | 11 | 8 | 10 | 3.5 | (1人) | 1着 | 横山典弘 | 57.5 | ダ1700m(良) | 1:45.3(37.3) | -0.2 | (タガノサイクロン) | |
7. | 15 | 函館 | マリーンS | OP | 9 | 8 | 9 | 2.0 | (1人) | 1着 | 横山典弘 | 57 | ダ1700m(良) | 1:44.9(36.5) | -0.1 | (タガノゲルニカ) | |
10. | 27 | 東京 | 武蔵野S | GIII | 14 | 4 | 5 | 8.3 | (3人) | 4着 | 横山典弘 | 56 | ダ1600m(不) | 1:35.8(34.8) | 0.3 | エイシンロンバード | |
11. | 24 | 東京 | ジャパンCダート | GI | 16 | 6 | 11 | 16.4 | (6人) | 2着 | 横山典弘 | 57 | ダ2100m(良) | 2:06.9(36.5) | 0.2 | ヴァーミリアン | |
12. | 24 | 名古屋 | 名古屋GP | JpnII | 12 | 7 | 10 | 1.6 | (1人) | 1着 | 横山典弘 | 56 | ダ2500m(良) | 2:41.0(36.8) | -0.3 | (ロングプライド) | |
2008 | 1. | 30 | 川崎 | 川崎記念 | JpnI | 10 | 1 | 1 | 1.8 | (1人) | 1着 | 横山典弘 | 57 | ダ2100m(稍) | 2:13.1(36.4) | -0.5 | (フリオーソ) |
2. | 24 | 東京 | フェブラリーS | GI | 16 | 2 | 4 | 5.0 | (2人) | 中止 | 横山典弘 | 57 | ダ1600m(良) | -(-) | - | ヴァーミリアン |
[編集] 血統表
フィールドルージュの血統 (ナスルーラ系/Raise a Native5×4=9.38%、Nasrullah5×5=6.25%) | |||
父
*クロコルージュ Croco Rouge 1995 鹿毛 アイルランド |
Rainbow Quest 1981 鹿毛 アメリカ合衆国 |
Blushing Groom | Red God |
Runaway Bride | |||
I Will Follow | Herbager | ||
Where You Lead | |||
Alligatrix 1980 鹿毛 アメリカ合衆国 |
Alleged | Hoist the Flag | |
Princess Pout | |||
Shore | Round Table | ||
Delta | |||
母
メジロレーマー 1995 黒鹿毛 北海道伊達市 |
*リンドシェーバー Lindo Shaver 1988 鹿毛 アメリカ合衆国 |
Alydar | Raise a Native |
Sweet Tooth | |||
*ベーシイド Bersid |
Cool Moon | ||
Polondra | |||
メジロリベーラ 1990 黒鹿毛 北海道伊達市 |
シンボリルドルフ | *パーソロン | |
スイートルナ | |||
メジロラモーヌ | *モガミ | ||
メジロヒリュウ F-No.9-f |
[編集] エピソ-ド
- 3勝目を挙げた2006年2月25日の阪神競馬場での第12レース4歳上1000万下のレースでは鞍上の松永幹夫の騎手引退レースで、さらに同騎手が第11レースの阪急杯をブルーショットガンに騎乗して制したことにより中央通算1400勝にリーチが懸かっていた。その為前走2着の実力を評価する票や記録達成に期待する票などが重なり単勝1.5倍の圧倒的な1番人気となった。そしてレースを制し、劇的な記録達成に貢献したことにより当時条件馬ながら注目を浴びた。