ウイングアロー
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ウイングアロー | |
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2000年11月25日 東京競馬場名 | |
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英字表記: | {{{英}}} |
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品種: | サラブレッド |
性別: | 牡 |
毛色: | 鹿毛 |
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生誕: | 1995年3月25日(13歳) |
死没: | - |
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登録日: | {{{登}}} |
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父: | アサティス |
母: | サンヨウアロー |
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生国: | 日本(北海道静内町) |
生産: | フジワラファーム |
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馬主: | 池田 實 |
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調教師: | 工藤嘉見→南井克巳(栗東) |
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競走成績 | |
生涯成績: | 30戦11勝(地方13戦6勝) |
獲得賞金: | 7億5857万円 |
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ウイングアローは、日本生まれの元競走馬(サラブレッド)で、現在は種牡馬。ダートでは、掲示板を外したのはわずか2走のみと抜群の安定感を見せた。1998年及び2000年のJRA賞最優秀ダートホース。
目次 |
[編集] 戦績
1998年1月10日、京都競馬場で行われた新馬戦(ダート1200m)でデビュー(騎手は菊沢隆仁)。16頭立ての3着に入る。初勝利は同年2月18日に名古屋競馬場で行われた中央交流競走・マンゴー賞(ダート1400m)で後続に7馬身差を付ける圧勝だった(3戦目)。その後4月11日の阪神競馬500万下の条件戦で2勝目を挙げる。3勝目は6月14日、東京競馬場で行われた菖蒲ステークス。その後統一重賞の名古屋優駿(名古屋、ダート1900m)で初めての重賞を獲得する。以後、統一GIIIのグランシャリオカップ(旭川、ダート1600m)を勝ち、秋に入り4歳ダート三冠レース(当時、年齢は旧表記)のユニコーンステークス(中山、ダート1800m)、スーパーダートダービー(大井、ダート2000m)と連勝し、ダートレースで5連勝、重賞4連勝を挙げた。史上初の4歳ダート三冠を目指し11月23日に盛岡競馬場で行なわれるダービーグランプリに出走を表明するも当日の降雪でレースは延期。仕切り直しに12月14日に水沢競馬場で行なわれたが、ナリタホマレの2着に終わり、三冠はならなかった。その後、スーパーダートダービーの廃止により、4歳ダート三冠は無くなったため、この路線での三冠馬は存在しない。
4歳時(1999年)は球節ならびに膝の不安で満足ゆく調整が出来ず5戦して未勝利、5歳(2000年)は1月23日の平安ステークス5着を経てフェブラリーステークス(2月20日)に出走。オリビエ・ペリエ騎乗で直線一気の末脚でゴールドティアラ、ファストフレンド以下を破る。ペリエ自身初の日本のGIレース制覇と共に2月一杯で調教師を定年退職する工藤嘉見調教師の引退の花道を飾った。3月には騎手時代工藤厩舎に所属していた南井克巳が工藤厩舎の後を継いだ。2000年11月25日に行なわれた第1回ジャパンカップダートで1着となり初代王者に輝く。
2002年2月17日に行なわれたフェブラリーステークスをもって引退。30戦11勝。
[編集] 引退後
静内町の静内スタリオンステーションで種牡馬生活を開始し、後にアロースタッドで繋養されていた。産駒は2005年にデビューした。しかし中央競馬で際立った活躍を出す産駒が現れず、2007年種付けシーズン後にシンジケートが解散され、青森県の東北牧場に移動することが決まった。
[編集] 主な勝ち鞍
- フェブラリーステークス(GI 2000年)
- ジャパンカップダート(GI 2000年)
- ブリーダーズゴールドカップ(統一GII 2000年・2001年)
- ユニコーンステークス(GIII 1998年)
- スーパーダートダービー(統一GII 1998年)
- 名古屋優駿(統一GIII 1998年)
- グランシャリオカップ(統一GIII 1998年)
[編集] 主な産駒
- 岩手県競馬組合所属の牝馬。同期のテンショウボスなどと共に岩手競馬の中心として活躍。岩手のオークスにあたるひまわり賞など重賞5勝を挙げ、3歳時の統一GIダービーグランプリでは牝馬ながら地方馬最先着となる3着に入着している。2006、2007年度岩手競馬最優秀牝馬。
- 主な勝ち鞍:ひまわり賞、ビューチフル・ドリーマーカップ2回、青藍賞、留守杯日高賞
[編集] 血統表
ウイングアローの血統 ノーザンダンサー系/Nasrullah5×5=6.25% | |||
父
*アサティス Assatis 1985 鹿毛 |
Topsider 1974 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic |
Natalma | |||
Drumtop | Round Table | ||
Zonah | |||
Secret Asset 1977 鹿毛 |
Graustark | Rbot | |
Flower Bowl | |||
Numbered Account | Buckpasser | ||
Intriguing | |||
母
サンヨウアロー 1988 鹿毛 |
ミスターシービー 1980 黒鹿毛 |
トウショウボーイ | *テスコボーイ |
*ソシアルバターフライ | |||
シービークイン | *トピオ | ||
メイドウ | |||
タニイチパワー 1981 黒鹿毛 |
*ネヴァービート Never Beat |
Never Say Die | |
Bride Elect | |||
ロングパワー | *ヒンドスタン | ||
*マーシュメドウ F-No.11-f |
父アサティスは本馬以外にもダート重賞5勝を挙げたスマートボーイ、帝王賞、かしわ記念の優勝馬ボンネビルレコードなどダートの名馬を数々輩出している。母系は4代母マーシュメドウから連なる名牝系で、同系統の活躍馬に朝日杯3歳ステークス優勝馬ミノル、叔父に長距離重賞3勝を挙げたユーセイトップラン、甥にユニコーンステークスの優勝馬ロングプライドがいる。
その他、同じ牝系としては、マーシュメドウのいとこリツトルミツジの仔にダービー馬キーストンがいる。
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