福島牝馬ステークス
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福島牝馬ステークス | |
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開催地 | 福島競馬場 |
施行日 | 2008年4月26日 |
格付け | GIII |
1着賞金 | 3900万円 |
距離 | 芝1800m |
出走条件 | サラブレッド系4歳以上牝馬(国際) |
負担重量 | (日本馬)53kg。(外国馬)55kg。収得賞金1200万円毎1kg増。GI優勝5kg増、GII優勝3kg増、GIII優勝1kg増。 |
第1回 施行日 |
2004年4月25日 |
福島牝馬ステークス(ふくしまひんばすてーくす)は、日本中央競馬会(JRA)が福島競馬場の芝1800mで施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。正賞は福島県知事賞。
目次 |
[編集] 概要
本競走は1947年から2003年まで施行されていたカブトヤマ記念を前身とする。カブトヤマ記念は父内国産馬の為の競走だったが、近年における日本国内のでの父内国産馬のレベルの向上によりその必要性が小さくなったため第57回競走を最後に廃止された。それに代わり2004年に古馬牝馬の重賞路線の整備の一環として4歳(旧5歳)以上牝馬限定の混合の別定の重賞 (GIII) 競走として新設された。第1回から現在と同じく福島競馬場の芝1800mで施行されている。
2006年からは指定競走に指定、地方所属の競走馬も出走可能になり、阪神牝馬ステークスと共に古馬牝馬の重賞路線整備の一環で新設されたヴィクトリアマイルの前哨戦の1競走として施行されるようになった。
出走資格は、サラ系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の牝馬の競走馬(外国産馬含む)及びJRAに認定された地方所属の競走馬。
負担重量は別定で、日本馬53キロ、外国調教馬55キロを基本とし、収得賞金1200万円毎に1キロが課される。また、GI勝利馬には5キロ、GII勝利馬には3キロ、GIII勝利馬には1キロが課される。
総額賞金は7,460万円で、1着賞金3,900万円、2着賞金1,600万円、3着賞金980万円、4着賞金590万円、5着賞金390万円と定められている。
現在の優勝レイのデザインは、赤色地に銀色文字となっている。
[編集] 歴史
[編集] 歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 2004年4月25日 | オースミコスモ | 牝5 | 1:46.6 | 蛯名正義 | 中尾正 | 山路秀則 |
第2回 | 2005年4月24日 | メイショウオスカル | 牝4 | 1:49.4 | 後藤浩輝 | 安達昭夫 | 松本好雄 |
第3回 | 2006年4月22日 | ロフティーエイム | 牝4 | 1:48.5 | 吉田隼人 | 二ノ宮敬宇 | (有)サンデーレーシング |
第4回 | 2007年4月21日 | スプリングドリュー | 牝7 | 1:46.6 | 柴山雄一 | 堀宣行 | 加藤春夫 |
第5回 | 2008年4月26日 | マイネカンナ | 牝4 | 1:47.1 | 吉田隼人 | 国枝栄 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
[編集] 関連項目
フェアリーステークスは2009年1月に移設され、2008年は実施されない | ||
GIII 競走 | JpnIII 競走 | J・GIII 競走 |
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中山金杯 | 京都金杯 | ガーネットステークス 平安ステークス | 東京新聞杯 | 根岸ステークス |
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京都ジャンプステークス |