中央アフリカ
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- 中央アフリカ共和国
- République centrafricaine(フランス語)
Ködörösêse tî Bêafrîka(サンゴ語) -
(国旗) (国章) - 国の標語 : Unité, Dignité, Travail
(フランス語: 統一、尊厳、労働) - 国歌 : 再生
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公用語 フランス語
国語はサンゴ語首都 バンギ 最大の都市 バンギ 独立
- 日付フランスより
1960年8月13日通貨 CFAフラン(XAF) 時間帯 UTC +1(DST: なし) ccTLD CF 国際電話番号 236
中央アフリカ共和国(ちゅうおうアフリカきょうわこく、République centrafricaine)、通称中央アフリカは、アフリカ中央部にある国である。スーダン、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国、カメルーン、チャドと国境を接する。首都はバンギ。
目次 |
[編集] 国名
正式名称はフランス語で、République centrafricaine(レピュブリック・サントラフリケーヌ)。 通称、Centrafrique(サントラフリック)。
日本語の表記は、中央アフリカ共和国。通称、中央アフリカ。植民地時代の名称はウバンギ・シャリ(Oubangui-Cha-ri)。
[編集] 歴史
1887年フランスはベルギーとの協定でコンゴ植民地を建設、1910年よりフランス領赤道アフリカと改称しウバンギ・シャリは軍政下のチャドをその一部としたが、1916年にチャドを分離した。1958年のフランス第五共和国憲法国民投票に賛成、フランス共同体内の自治共和国となり、国名を中央アフリカ共和国と改称、1960年8月、フランスより独立 、ダヴィド・ダッコ (David Dacko) が初代大統領に就任する。
1965年12月にダッコの従兄弟で当時国軍の参謀総長だったジャン=ベデル・ボカサ中佐による軍事クーデターが起こり、ダッコ政権が転覆。1966年1月、ボカサ中佐が大統領に就任、独裁政治をはじめる。1970年10月、ジャン=ベデル・ボカサ大学開校。1972年、ボカサ大統領が終身大統領を宣言する。1976年12月、ボカサ大統領により中央アフリカ共和国に帝政を敷くことが決定される(中央アフリカ帝国)。1977年12月4日、ボカサ大統領は約65億円(2000万ドル)[1]という国家予算の1/4に相当する国費をつぎ込むなど、贅を尽くしたフランス風の戴冠式を行い、中央アフリカ帝国初代皇帝ボカサ一世を称する。(「黒いナポレオン」)。
1979年9月 ボカサ皇帝の外遊中にクーデター発生。フランスが介入し共和制復活。ダッコ元大統領が再就任する。
[編集] 政治
中央アフリカは共和制、大統領制をとる立憲国家である。現行憲法は2004年12月5日に制定され、同月27日より施行されたもの。
国家元首である大統領は、国民の直接選挙により選出され、任期は5年。3選は禁止されている。首相は総選挙の結果に基づき、国民議会が選出する。内閣に相当するものとして閣僚評議会が設置されている。
議会は一院制で、正式名称は国民議会。定数109議席。国民議会議員は直接選挙で選出され、任期は5年である。
主要政党としては、現大統領フランソワ・ボジゼ政権の事実上の与党である国民集合クワ・ナ・クワ(KNK, ボジゼ自身は党員ではなく無所属)、アンジュ・フェリクス・パタセ前大統領の所属する中央アフリカ人民解放運動 (MLPC)、アンドレ・コリンバ元大統領が率いる中央アフリカ民主会議 (RDC) の3党が挙げられる。他には社会民主党 (PSD)、進歩愛国戦線 (FPP)、民主進歩同盟 (ADP) といった小政党がある。
最高司法機関は最高裁判所(Cour suprême)である。憲法裁判所も存在。
[編集] 地方行政区分
中央アフリカは、14の行政州と2つの経済州(日本語ではどちらも単に州と呼んでいる)、そして州に属さない首都バンギがある。また州はさらに71の地区(支庁)に分けられる。
中央アフリカの14の行政州は以下の通り。
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また、2つの経済州は、ナナ・グリビジ州(Nana-Grébizi)とサンガ・ムバエレ州(Sangha-Mbaéré)である。
[編集] 地理
大部分が標高600m以上の台地で北部にはボンゴ山地が聳え立つ。中部から北部にはサバンナが広がり、南部には熱帯雨林が広がる。北部と南部には川(ウバンギ川、シャリ川)が流れており、植民地時代の名称の由来となっている。赤道直下にあるため熱帯気候を示す。
氾濫原やサバンナを含むマノヴォ=グンダ・サン・フローリス国立公園はユネスコの世界遺産に登録されている。
[編集] 経済
農業など第一次産業が主。資源はダイヤモンドやウラン、金などを産出し主要輸出品となっている。しかし、資源が多いにもかかわらず人口の9割は一日2ドル以下で生活している状況である。内陸国であるため、輸送のコスト高という経済的不利に加え、度重なる政情不安の影響で、同国経済は大きな打撃を蒙り、経済の低迷が続いている。
[編集] 国民
住民は、バンツー系が中心である。主な民族は、バヤ族、バンダ族、サラ族、バカ族などである。
言語は、公用語がフランス語である。日常生活では、サンゴ語というバントゥー系の言語が事実上の共通語となっている。
宗教は、伝統的宗教が24%、プロテスタントが25%、ローマ・カトリックが25%、イスラム教が15%、その他が11%である。
[編集] 文化
日付 | 日本語表記 | 現地語表記 | 備考 |
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[編集] 註
- ^ 『アフリカを知る事典』、平凡社、ISBN 4582126235 p.376
[編集] 関連項目
- 中央アフリカ関係記事の一覧
[編集] 外部リンク
- 日本外務省 中央アフリカの情報
- baka pygmies (英語)
- 2000年度に日本が行った無償援助の評価報告書(中央アフリカ西部地下水開発計画)
- 2000年度に日本が行った無償援助の評価報告書(中央アフリカ道路建設機械増強計画)
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