岡田茉莉子
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岡田 茉莉子(おかだ まりこ、1933年1月11日 - )は日本の女優。本名:吉田鞠子(旧姓・田中)。父は戦前の二枚目俳優・岡田時彦。母は元宝塚歌劇団の田鶴園子。夫は映画監督の吉田喜重。 新潟市立沼垂高等学校(現新潟市立万代高等学校)卒
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[編集] 来歴
東京市渋谷区代々木生まれ。1938年、母の田鶴がダンス教師の資格をとり、上海で教えることになったため、東京市大森区北千足町に住む母の妹で宝塚スターだった御幸市子のもとで暮らすようになる。1940年に御幸が東宝映画計画部でプロデューサーをしていた山本紫朗と結婚したため、翌年、母のいる上海に渡る。戦争悪化のため1944年、単身帰国し、また御幸の下で暮らすようになる。翌年、新潟に引っ越す。
新潟で女学生の頃に映画館で古い作品が流れており、家に帰ってその映画の話をすると母が泣き出したという。その時、初めてその映画の主演である岡田時彦が自分の父である事を知らされ、慌ててもう一度、今度は自分の父を見る為に映画館へ脚を運んだというエピソードがある。
1951年、東宝の第三期ニューフェイスとして、小泉博らと共に東宝演技研究所入り。入所して二十日後、成瀬巳喜男監督の映画『舞姫』の準主役に抜擢される。以降、父親譲りの美貌と演技力で東宝映画の主演スターとなる。
1957年3月にフリーとなり、同年9月に松竹と専属契約。女性映画を得意とする松竹では数々のメロドラマに主演し大活躍。先に東宝から松竹に移籍していた有馬稲子と共に松竹の二枚看板となる。1962年、自らプロデュースし主演した映画『秋津温泉』が大ヒットし多くの映画賞も獲得。会社の意向で助監督に戻されていた吉田喜重を監督に起用した作品であった。翌年、吉田監督と婚約。
1964年(昭和39年)6月21日、旧西ドイツのバイエルン州アスカウ村で吉田監督と海外挙式。民族衣裳を着た現地の村人たちもアルプスホーンで2人を祝福した。新婚旅行は40日間のヨーロッパ1周だった。
1965年、松竹とは2本の本数契約とし事実上のフリーとなる。1966年、吉田と現代映画社を創立し、映画『女のみづうみ』を発表。同年10月、東宝演芸部と年間4本の専属契約を結んで以後は商業演劇を中心に活躍する。
映画が斜陽になった1970年代以降もコンスタントに映画出演を続けており、現在も日本映画界を代表する大女優である。
父娘とも芸名の名付け親は作家の谷崎潤一郎である。お父さんの芸名を付けたのだから君の名前も私が付けましょうと言って付けてくれたそうである。しかし新聞や雑誌で「茉莉子」の「茉」の文字が、誤印刷で下の横棒が長く印刷される事が多かったという。その度に几帳面な谷崎潤一郎から、岡田茉莉子のもとに「君の名前の文字は上の棒が長いのです」と叱った手紙を頂戴したそうである。後年「私のせいじゃないのにね」と愉快に岡田茉莉子は語っている。
[編集] 受賞歴
- 1958年(昭和33年) - 映画『悪女の季節』
- 第13回毎日映画コンクール 助演女優賞
- 1962年(昭和37年) - 映画『今年の恋』&映画『霧子の運命』
- 第36回キネマ旬報賞 主演女優賞
- 1962年(昭和37年) - 映画『今年の恋』&映画『秋津温泉』
- 第17回毎日映画コンクール 主演女優賞
- 1998年(平成10年) - 第8回日本映画批評家大賞 ゴールデン・グローリー賞
[編集] 主な出演作品
[編集] 映画
- 『舞姫』(原作:川端康成。監督:成瀬巳喜男。1951年)
- 『青春会議』(1952年)
- 『おかる勘平』(1952年)
- 『金の卵』(1952年)
- 『思春期』(1952年)
- 『結婚案内』(1952年)
- 『足にさわった女』(監督:市川崑。1952年)
- 『春の囁き』(監督:豊田四郎。1952年)
- 『七色の街』(1952年)
- 『ああ青春に涙あり』(1952年)
- 『吹けよ春風』(脚本:黒澤明。1953年)
- 『夫婦』(監督:成瀬巳喜男。1953年)
- 『江戸っ子判官』(監督:中川信夫。1953年)
- 『夜の終り』(1953年)
- 『白魚』(1953年)
- 『坊っちゃん』(原作:夏目漱石。マドンナ役。1953年)
- 『サラリーマンの歌』(1953年)
- 『花の中の娘たち』(1953年。初のカラー映画出演)
- 『愛人』(監督:市川崑。1953年)
- 『女心はひと筋に』(1953年)
- 『ママの日記』(1954年)
- 『さらばラバウル』(監督:本多猪四郎。1954年。 ※DVD発売)
- 『芸者小夏』(1954年。ヒット)
- 『やくざ囃子』(1954年)
- 『恋愛特急』(1954年)
- 『宮本武蔵』 Samurai I: Musashi Miyamoto (第28回アカデミー賞名誉賞(最優秀外国語映画)受賞作品。1954年。大ヒット。 ※DVD発売)
- 『次郎長三国志 第九部 荒神山』(1954年。 ※ビデオ化)
- 『新・鞍馬天狗 第一話 天狗出現』(1954年)
- 『新・鞍馬天狗 第二話 東寺の決闘』(1954年)
- 『結婚記』(1954年)
- 『男性NO.1』(1955年)
- 『男ありて』(1955年。 ※ビデオ化)
- 『渡り鳥いつ帰る』(1955年。 ※ビデオ化)
- 『恋化粧』(監督:本多猪四郎。1955年)
- 『宮本武蔵 一乗寺決闘』(1955年。大ヒット。 ※DVD発売)
- 『芸者小夏 ひとり寝る夜の小夏』(1955年)
- 『旅路』(1955年)
- 『浮雲』(監督:成瀬巳喜男。キネマ旬報ベストテン第1位。1955年 ※DVD発売)
- 『あすなろ物語』(脚本:黒澤明。1955年 ※ビデオ化)
- 『朝霧』(1955年)
- 『青い果実』(1955年)
- 『宮本武蔵 決闘巌流島』(1956年。大ヒット。 ※DVD発売)
- 『花嫁会議』(1956年)
- 『黒帯三国志』(1956年)
- 『幸福はあの星の下に』(1956年)
- 『逃げてきた花嫁』(1956年)
- 『白井権八』(1956年)
- 『女房族は訴える』(1956年)
- 『ならず者』(1956年)
- 『森繁よ何処へ行く』(1956年)
- 『新婚第一課』(1956年)
- 『囚人船』(1956年)
- 『女囚と共に』(1956年。大ヒット)
- 『流れる』(監督:成瀬巳喜男。キネマ旬報ベストテン第8位。1956年。ヒット。 ※DVD発売)
- 『山鳩』(1957年)
- 『顔』(1957年。 ※DVD発売)
- 『大安吉日』(1957年)
- 『柳生武芸帳』(1957年。 ※ビデオ化。ヒット)
- 『おしゃべり社長』(1957年)
- 『刃傷未遂』(1957年)
- 『土砂降り』(1957年。 ※ビデオ化)
- 『嵐の中の抱擁 おもかげは遙かなり』(1957年)
- 『青い花の流れ』(1957年)
- 『ただいま零匹』(1957年)
- 『集金旅行』(1957年。 ※ビデオ化。ヒット)
- 『娘三羽烏』(1957年。 ※ビデオ化)
- 『花嫁のおのろけ』(監督:野村芳太郎。1958年。ヒット)
- 『柳生武芸帳 双龍秘剣』(1958年。 ※ビデオ化。ヒット)
- 『日日の背信』(1958年)
- 『どろんこ天国』(1958年。 ※ビデオ化)
- 『花のうず潮』(1958年)
- 『現代無宿』(1958年)
- 『モダン道中 その恋待ったなし』(監督:野村芳太郎。1958年)
- 『悪女の季節』(1958年)
- 『春を待つ人々』(1958年)
- 『愛の濃淡』(1958年)
- 『橋』(1959年)
- 『三羽烏三代記』(出演:津川雅彦、十朱幸代。1959年。大ヒット。 ※ビデオ化)
- 『ある落日』(1959年。 ※ビデオ化)
- 『海の地図』(1959年)
- 『素晴らしき十九才』(1959年)
- 『海流』(1959年)
- 『霧ある情事』(1959年)
- 『春の夢』(監督:木下惠介。1960年。 ※DVD発売)
- 『恋人』(1960年)
- 『四万人の目撃者』(1960年)
- 『バナナ』(1960年)
- 『暴れん坊三羽烏』(1960年)
- 『女の坂』(監督:吉村公三郎。1960年)
- 『離愁・「青衣の人」より』(1960年)
- 『秋日和』 Late Autumn (監督:小津安二郎。キネマ旬報ベストテン第5位。1960年。ヒット。 ※DVD発売)
- 『猟銃』(1961年。ヒット。 ※ビデオ化)
- 『渦』(1961年)
- 『斑女』(共演:ささきいさお。1961年。ヒット)
- 『水溜り』(1961年。 ※ビデオ化)
- 『女舞』(1961年)
- 『禁猟区』(1961年)
- 『河口』(1961年)
- 『熱愛者』(岡田は企画も担当した。1961年)
- 『愛情の系譜』(1961年)
- 『千客万来』(1962年)
- 『今年の恋』(共演:田村正和。監督:木下惠介。1962年。 ※DVD発売)
- 『愛染かつら』(1962年。ヒット)
- 『霧子の運命』(1962年)
- 『秋津温泉』(監督:吉田喜重。キネマ旬報ベストテン第10位。岡田は企画と衣裳も担当した。1962年。 ※DVD発売)
- 『愛と悲しみと』(1962年)
- 『義士始末記』(1962年)
- 『続・愛染かつら』(1962年)
- 『秋刀魚の味』 An Autumn Afternoon (監督:小津安二郎。キネマ旬報ベストテン第8位。1962年。 ※DVD発売)
- 『歌え若人達』(監督:木下惠介。1963年。 ※DVD発売)
- 『無宿人別帳』(1963年。 ※DVD発売)
- 『二人だけの砦』(1963年)
- 『花の咲く家』(1963年。インドネシアロケが行われた。1993年の東海テレビの同名ドラマとは別作品。)
- 『結婚式・結婚式』(1963年)
- 『真赤な恋の物語』(1963年)
- 『残菊物語』(1963年。 ※ビデオ化)
- 『香華 前後篇』(監督:木下惠介。キネマ旬報ベストテン第3位。1964年。大ヒット。 ※DVD発売)
- 『大根と人参』(1965年。 ※ビデオ化)
- 『四谷怪談』(監督:豊田四郎。1965年)
- 『花のお江戸の法界坊』(1965年)
- 『喜劇 各駅停車』(1965年)
- 『水で書かれた物語』(監督:吉田喜重。キネマ旬報ベストテン第10位。1965年。 ※DVD発売)
- 『女のみづうみ』(原作:川端康成。監督:吉田喜重。1966年。 ※DVD発売)
- 『雌が雄を喰い殺す かまきり』(1967年)
- 『妻二人』(監督:増村保造。1967年。 ※ビデオ化)
- 『情炎』(監督:吉田喜重。1967年。 ※DVD発売)
- 『女たちの庭』(監督:野村芳太郎。1967年)
- 『毒薬の匂う女』(1967年)
- 『雌が雄を喰い殺す 三匹のかまきり』(1967年)
- 『炎と女』(監督:吉田喜重。1967年。 ※DVD発売)
- 『樹氷のよろめき』(監督:吉田喜重。1968年。 ※DVD発売)
- 『不信のとき』(監督:今井正。1968年)
- 『さらば夏の光』(監督:吉田喜重。1968年。 ※DVD発売)
- 『戦いすんで日が暮れて』(1970年)
- 『エロス+虐殺』(監督:吉田喜重。キネマ旬報ベストテン第4位。1970年。 ※DVD発売)
- 『喜劇 度胸一番』(1970年)
- 『煉獄エロイカ』(監督:吉田喜重。1970年。 ※DVD発売)
- 『波止場女のブルース』(1970年)
- 『喜劇 命のお値段』(1971年。 ※ビデオ化)
- 『告白的女優論』(監督:吉田喜重。1971年。 ※DVD発売)
- 『黒の奔流』(共演:松坂慶子。1972年。※DVD発売)
- 『吾輩は猫である』(原作:夏目漱石。監督:豊田四郎。1975年。 ※ビデオ化)
- 『凍河』(共演:石原裕次郎。1976年)
- 『日本の仁義』(1977年。 ※ビデオ化)
- 『人間の証明』(共演は松田優作、そして、映画『オール・ザ・キングスメン』でアカデミー主演男優賞を受賞した名優ブロデリック・クロフォード(Broderick Crawford)も出演している。1977年。大ヒット。 ※DVD発売)
- 『赤穂城断絶』(監督:深作欣二。1978年。 ※DVD発売)
- 『金田一耕助の冒険』(監督:大林宣彦。1979年。 ※DVD発売)
- 『制覇』(1982年。 ※ビデオ化)
- 『生きてはみたけれど 小津安二郎伝』(1983年。 ※ビデオ化)
- 『序の舞』(原作:宮尾登美子。1984年。 ※DVD発売)
- 『タンポポ』(監督:伊丹十三。1985年。 ※DVD発売)
- 『マルサの女』(監督:伊丹十三。キネマ旬報ベストテン第1位。1987年。大ヒット。 ※DVD発売)
- 『激動の1750日』(1990年。 ※DVD発売)
- 『おもちゃ』(監督:深作欣二。1999年。 ※ビデオ化)
- 『鏡の女たち』(監督:吉田喜重。キネマ旬報ベストテン第6位。2003年。 ※DVD発売)
- 『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(共演:浅野忠信、宮崎あおい。監督:青山真治。2006年。 ※DVD発売)
[編集] テレビドラマ
- 『浮舟(源氏物語)』(1957年、TBS)
- 『細雪』(1966年、フジテレビ)
- 『三姉妹』(1967年、NHK大河ドラマ、大河ドラマ史上初の女性主役)
- 『徳川おんな絵巻』(1970年 - 1971年、フジテレビ系)
- 『楡家の人びと』(1972年、NHK銀河テレビ小説)
- 『元禄太平記』(1975年、NHK大河ドラマ)
- 『女系家族』(1975年、毎日放送)
- 『横溝正史シリーズII・女王蜂』(1978年、毎日放送)
- 『土曜ワイド劇場・西村京太郎トラベルミステリー』(1983年、テレビ朝日)
- 『真田太平記』(1985年 - 1986年、NHK新大型時代劇)
- 『土曜ワイド劇場・家政婦は見た!』(1987年、テレビ朝日)
- 『火曜サスペンス劇場・花園の迷宮』(1988年3月、日本テレビ・東映)秋元多恵役
- 『函館のおんな』(1990年1月9日、テレビ朝日)
- 『犬神家の一族』(1990年、テレビ朝日)
- 『土曜ワイド劇場・家政婦は見た!』(同シリーズ2度目の出演。1992年、テレビ朝日)
- 『珠玉の女』(1992年10月~1993年3月、よみうりテレビ・VSO)
- 『憲法はまだか』(1996年、NHK)
- 『火曜サスペンス劇場 取調室9』(1998年、日本テレビ・宝映企画)
- 『なごや千客万来』(2000年、NHK)
- 『月曜ミステリー劇場 金田一耕助シリーズ・白蝋の死美人』(2004年4月、TBS・東阪企画) 伊澤加寿子役
- 「土曜ワイド劇場 温泉若おかみの殺人推理」シリーズ(テレビ朝日。最新作は2007年4月14日)
- 『芋たこなんきん』(2007年、NHK朝の連続テレビ小説)
- 『浅草ふくまる旅館』(第1話ゲスト。2007年、TBS。劇中に出てきた白黒写真(アップの方)は本物の昔の岡田のブロマイド。)
- 『病院のチカラ~星空ホスピタル~』(第3回・第4回ゲスト。2007年、NHK)
[編集] 舞台
[編集] その他のテレビ番組
- 『スター爆笑Q&A』(日本テレビ)
- 『SEIKOグルメワールド 世界食べちゃうぞ!!』(日本テレビ) - オーストリア・ザルツブルク
- 『徹子の部屋』(テレビ朝日)
- 『いちばんきれいなとき』(NHK衛星第2テレビジョン) - 岡田を含む5人の女優たちのインタビュー番組。語り:佐藤藍子
- 『スタジオL』(NHK総合)
- 『すてきな出逢い いい朝8時』(TBS系)
- 『山城新伍のおんな専科』(テレビ東京)
- 『日曜ビッグスペシャル』(テレビ東京)
- 『新伍のわがまま大好き』(テレビ朝日系)
- 『おはようワイド・土曜の朝に』(テレビ朝日系)
- 『あの日 昭和20年の記憶』(NHK衛星第2テレビジョン)
- 『スタジオパークからこんにちは』(NHK総合)
- 『ノックは無用!』(関西テレビ)
- 『サンテレビボックス席』(サンテレビジョン、関西ローカル) - ゲスト。巨神戦、甲子園球場。解説:鎌田実
- 『女優は語る 岡田茉莉子』(衛星劇場)
[編集] エピソード
- ズケズケものを言うはっきりとした性格で知られ、近年のインタビューでも、「最近、テレビに出ている若い女優さんについてどう思われますか?」という質問に、「あの方たちは女優じゃありません。タレントさんです。」と発言。
- この発言は岡田の気質の表れとともに、十分な演技の勉強を経ないで映画・テレビドラマへ進出する芸能人が多い風潮を憂慮した演技者の発言としても多方面から話題を呼んだ。
- 仕事で和服を着る機会が多い反動からか、近年プライベートいずれのシーンの服をすべて山本耀司の製品で統一している。
- 大の阪神タイガースファンとしても有名。
- 無声映画のフィルムしか残っていない父・岡田時彦の声を、近年、NHK放送技術研究所でレコードで聞いた。
- 1981年10月1日、人名用漢字に新たに54字が追加された際、その内に岡田の名前である茉と莉の2字が入っていたため、取材を受けたことがある。ちなみに同じ「茉」の字が使われているタイムボカンシリーズでおなじみの声優の岡本茉利や西鉄ライオンズなどで監督を務めた三原脩、元読売ジャイアンツ外野手の南村侑広らもこの時岡田同様に取材を受けている。
[編集] 関連書籍
- 『水野晴郎と銀幕の花々』(近代文芸社。水野による岡田を含む女優達のインタビュー集)
- 『君美わしく 戦後日本映画女優讃』(川本三郎著。文藝春秋社。川本による岡田を含む女優達のインタビュー集)
- 『麗しの銀幕スタア』(秋山庄太郎著。小学館)
- 『成瀬巳喜男 演出術』(村川英編。ワイズ出版)
- 『小津安二郎新発見 松竹編』(講談社) ISBN 4-06-206681-5
- 『いま、小津安二郎』(小学館。岡田のインタビュー掲載)
- 『成瀬巳喜男と映画の中の女優たち』(ぴあ)
- 『「20世紀を輝いた美女たち」スター青春グラフィティ 池谷朗[昔]写真館』 ISBN 4-87709-374-5
- 『「銀幕の名花」 20世紀のビッグスタア3 平凡特別編集』(マガジンハウス) ISBN 4-8387-1210-3