世界コスプレサミット
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世界コスプレサミット(せかい- World Cosplay Summit、WCS)は、テレビ愛知が開催しているコスプレのサミットである。
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[編集] 概要
日本や世界各国のコスプレイヤーとの交流、海外での日本漫画の人気を認識することを目的としたイベントである。
開催を重ねるごとに参加国も増え、世界各国からの取材もあり、関心の高さが伺える。また外務省や国土交通省が後援となっている。
2007年、同イベントはビジット・ジャパン・キャンペーンの一環として認められた。
[編集] 歴史
- 2003年10月、第1回世界コスプレサミットを開催。会場は名古屋市中区大須・ローズコートホテル。各国からゲストレイヤーを誘致。各国代表によるパネルディスカッション、撮影会、交流会が実施された。
- 2004年7月、世界コスプレサミット2004を開催。会場は大須。テレビ愛知局内・スタジオ会にて、代表国参加者によるコスプレ事情の紹介とディスカッション。撮影会、交流会が実施。この時、大須商店街アーケード内にて、コスプレパレード(テレビ愛知にて着替え、大須観音発着)が、初めて実施された。
- 2005年8月、世界コスプレサミット2005を開催。初のコスプレチャンピオンシップ(パフォーマンスによるコンテスト方式)を開催。会場は愛知郡長久手町の愛地球博(愛知万博)・EXPOドームで行われた。
このときの審査員
松本零士(漫画家)
影山ヒロノブ(アニメソング歌手-ラストでドラゴンボールZ「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」を歌唱)
一本木蛮(コプレイヤー-当日はうる星やつらのラムちゃんのコスプレ・漫画家)、
高柳明史(テレビ愛知-仰天人間バトシラー、サイボーグクロちゃん、東京ミュウミュウプロデューサー、2005年当時よりテレビ愛知岐阜支社長)
永井氏(名古屋モード学園)
また司会進行補佐として古谷徹(声優)が、ガンダムのアムロ・レイのコスプレで登場、以降司会進行補佐として、チャンピオンシップに登場
このときの審査員
永井豪(漫画家)
きただにひろし(アニメソング歌手-審査集計中にゲスト歌唱、ラストはワンピース「ウィーアー」)
牛島えっさい(コスプレ評論家)
時田氏(外務省)
参考 きただにひろし歌唱曲
魔弾戦記リュウケンドー(同名作品:テレビ愛知製作)
太陽のtransform!!(トランスフォーマースーパーリンク)
Justice of darkness~妖怪人間ベムのテーマ(妖怪人間ベム[リメイク版])
果てしなき希望(仮面ライダー龍騎)
このときの審査員
モンキーパンチ(漫画家)
水木一郎(アニメソング歌手-審査集計中にゲスト歌唱ここで中川翔子とデュエット、ラストはマジンガーZ)
牛島えっさい(コスプレ評論家)
時田氏(外務省)
永田氏(国土交通省中部地方運輸局)
参考 水木一郎歌唱曲
スーパーロボットメドレー~マジンガーZ・コンバトラーVのテーマ・鋼鉄ジーグの歌
バビル2世
夜の銀キツネとタヌキ(かりあげくん・中川翔子とデュエット)
キャプテンハーロック
ルパン三世 愛のテーマ
[編集] 参加国
これまでの参加国は以下の通り
- 2003年:イタリア、フランス、ドイツ、日本。
- 2004年:イタリア、フランス、ドイツ、アメリカ、日本。
- 2005年:イタリア、フランス、ドイツ、アメリカ、スペイン、中国、日本。
- 2006年:イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、中国、タイ、シンガポール、ブラジル、日本。
- 2007年:イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、中国、タイ、シンガポール、ブラジル、メキシコ、デンマーク、韓国、日本。
- 2008年:イタリア、フランス、ドイツ、アメリカ、スペイン、中国、タイ、シンガポール、ブラジル、メキシコ、デンマーク、韓国、日本。
[編集] 世界コスプレチャンピオンシップ
- 世界コスプレチャンピオンシップは、2005年から開催されたもので、各国の代表者が舞台でパフォーマンスをし、そして、グランドチャンピオンを決めるコンテスト。これは、衣装の完成度だけで無く、演技・演出なども含めて採点される。これまでのグランドチャンピオンの受賞国は以下の通り。
- 2005年: イタリア
- 2006年: ブラジル
- 2007年: フランス