HAMASHO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
HAMASHO(はましょー)は、ダウンタウンの濱田雅功と笑福亭笑瓶が色々なロケの企画を繰り広げる深夜バラエティ番組である。よみうりテレビ制作・日本テレビ系で放送された。
1997年10月3日に深夜枠「ZZZ」の中の番組としてスタート。1999年9月24日までが第一期として一旦終了し、年末年始に単発の特番を放送。
1999年10月~2002年3月は後番組「フジリコ」が放送された後、2002年4月5日~9月27日にHAMASHO第二期が放送された。
第二期からはナレーションは岩崎ひろみが担当した。
その後始まった浜田雅功の番組「浜ちゃんと!」に笑福亭笑瓶がゲスト出演し、名物企画「風俗刑事」を復活させたことがある。
[編集] 主な企画
- 風俗刑事
笑瓶と浜田が刑事に扮し、膨大な貢物を巻き上げる女(大半がキャバクラ嬢等の風俗産業で働く女性)を笑瓶と浜田が捜査する企画。
風俗刑事はⅠとⅡがあり、Ⅰはトシさん(笑瓶)とハンサム(浜田)の役名で、Ⅱはクロさん(笑瓶)とスマイル(浜田)の役名で出演していた。随所で「青春のテーマ」等、『太陽にほえろ!』の比較的初期のBGMが使われる。部屋に入るとスマイルがキャバクラ嬢等に対し、抱きつき、正常位、乳揉みなどセクハラで暴走し、クロさんが止めに入り「スゥマァイル~!!」とシャウトするのがお約束だった。「容疑者の家宅捜索(=女性の自宅でのロケ)」で、高額な貢物の送り主となった著名人の名を暴露させる(当然、放送では伏せられる)のが最大の見せ場である。最近ではクロさんとスマイルの他にもう一人刑事役として、タレントがゲスト出演する事が多い。
- 恋の爆弾処理班
笑瓶と浜田が米軍兵(『コンバット』『スモール・ソルジャーズ』等へのオマージュ)に扮し、男に振られた女の思い出の品を爆破する企画。
- 芸能人生活向上株式会社
笑瓶と浜田が林社長(浜田)と部下の駿河学(笑瓶)に扮し、芸能人に色々と理不尽な物を売りつける企画。ちなみに林社長とは当時吉本興業社長の林裕章のことで駿河学とは笑瓶の師匠・笑福亭鶴瓶の本名である。
- HAMASHOクイズ
笑瓶と浜田がガチンコでクイズ対決を行う企画。問題に不正解、もしくは相手に正解されると、様々な物(白い粉・高級納豆・トマトジュース・高級豆腐・なまこ・ハリセン・トマトケチャップ入りの風船など)を受けなければならない。基本的には、どちらか片方だけが受けるのだが、問題に答えられなかった場合は、両者共 罰を受ける。最終問題はパイ投げ、最終問題前のセットは泥を受けるのが決まりとなっている。
過去に番組でグアムに来た時もこれを行ったことがあり、休憩の最中に笑瓶は「ここまで来たのになぁ…」と呟いていた(ちなみに、この時は観光客もパイ投げに参加していた)。なお、基本的に勝負は一対一だが、加藤茶を交えて三人で勝負した事もある。2008年1月2日放送の正月スペシャル版では、ゲスト(小阪由佳・相澤仁美・福永ちな・安藤成子・下柳剛・桜庭和志など)を交え、初のチーム戦を行った。当然の事ながら、ゲスト全員も物を浴びせられた。
など
[編集] スタッフ
- 構成
- 演出
- 西田二郎(第1期・初期)
- 林敏博(ビーダッシュ)(第2期)
- ディレクター
- 於久賢仁(第1期)
- プロデューサー
- チーフプロデューサー
- 白岩久弥(第1期、読売テレビ→ワイズビジョン)
- 池田典正(第1期、読売テレビ・ワイズビジョン設立後加入)
- 富田求(読売テレビ、第2期)
- 技術協力
- ループ、TDKコア(第1期)
- スウィッシュ・ジャパン、プログレッソ(第2期)
- 美術協力
- フジアール(第2期)
- スタッフ協力
- 制作協力