ヒロミ
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ヒロミ(本名:小園 浩巳(こぞの ひろみ)、1965年2月13日 - )は、東京都八王子市出身のタレント。プロダクション人力舎、ビーカンパニー、田辺エージェンシーを経て、現在は再びビーカンパニーに所属。妻は歌手でタレントの松本伊代。血液型A型。身長175cm。体重79kg。
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[編集] 経歴
- 1986年、デビット伊東、ミスターちんと共にコントグループB21スペシャルを結成し、1990年にゴールデン・アロー賞芸能新人賞を受賞。師匠は星セント。
- 1991年9月放送のバラエティ番組『1or8』(フジテレビ系)にて、大量のロケット花火を背負って宇宙へ行こうという企画・「ヒロミ宇宙へ」の際、僅かに浮き上がるも火傷を負い入院(この時、付き合っていた頃の松本伊代が面倒を見ていたという報道がされたが、後に松本がTV番組で否定している)。番組も打ち切りになってしまった。その際、「地球は青かった」というコメントを残す。
- 1993年、CBCテレビ『流行笑会』共演で知り合った松本伊代と結婚。引き出物に大工である父親の作ったまな板を用意し、笑いを取るが重いと不評も受ける。
- 1993年から2003年まで放送された『モグモグGOMBO』では林家こぶ平(現:林家正蔵)とのやりとりが、いじめの図式そのものであるとして批判を集めた。
- 2004年7月24日~25日にかけてフジテレビ系で放送された『27時間テレビ』のコーナー「生・笑わず嫌い王決定戦」で、十数年ぶりにB21スペシャルとして復活。コントを披露した。
- 2004年7月27日、星セントの葬儀に参列し、「セントさんにこの世界は厳しいからやめておけ、と言われました。今はその言葉が身に染みて分かります」と発言。
- 芸能界に入る前は日産自動車の子会社で1年程セールスマンを経験しており、しゃべりを駆使して営業成績はトップクラスであったという。そのころに自動車の事故で大怪我(内臓破裂)をした事から「好きなことをしよう」と、以前から思い馳せていた芸能界入りを心に決めたという。生死の境をさ迷っていた病院の集中治療室で、入室するには全身白衣、滅菌帽、手袋、マスク着用が必要であるのに、普段着でいる数人の人影を見て不思議だと思ったらしい。元気になった後で看護婦に事情を聞いたところ、上記の衣装を着ない普通の“人間”は絶対入室出来ないと言われて、自分がソッチの世界に行きかけていたので見えたのだろうと、笑っていいとも増刊号で述べている。
[編集] 人物
- 最終学歴は昭和第一工業高等学校(現・昭和第一学園高等学校)卒業。
- 妻の松本伊代は、現在キューティー★マミーを結成し、活動中。
- 元暴走族(八王子スペクターに所属していた)で、本人も自慢気に話す等それをよくネタにしているが、俳優の宇梶剛士(元ブラックエンペラー7代目総長)を前にしたとき舎弟口調にすぐ変わる。現役時代もムードメーカーとしてのポジションだったようで、武闘派というわけではなかったようだ。
- 先輩芸人にもタメ口や呼び捨て、愛称、ちゃん付け(ex.おじさん、ジジイ)などのデカイ口を叩く芸風が特徴。
- 大物にも容赦ない言動と全方位体勢で強烈なツッコミは、ダウンタウンの浜田雅功に匹敵する程注目を集めた(ちなみに浜田の父とヒロミの父は高校の同級生である)。しかし、浜田が収録外では礼節を通すのに対して、ヒロミは普段もそのキャラクターを変えなかったため、堺正章ら大御所の怒りを買ったと言われる。実際に、2007年11月に出演した「ズバリ言うわよ!」において、収録時間外に堺に対して「マチャアキさぁ」と話しかけたところ、鬼の形相で睨まれたとコメントしている。本人いわく「タモさんにはそれでよかったけど、堺さんにはダメだった」という。
- 芸能界の先輩であるとんねるずの木梨憲武とは公私共に仲が良く「憲ちゃん」と呼ぶ程である。
- 1993年には、『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』でクイズのパネラーではなく、ADをさせられたことがある。
- 1993年に妻・伊代と結婚した
- 林家こぶ平が、九代目林家正蔵を襲名した披露パーティの席で、「こんな偉い人とは、知りませんでした。…殴ったり蹴ったりしてスミマセン」と、『タモリのスーパーボキャブラ天国』や『モグモグGOMBO』でイジメていたことネタにを冗談交じりで謝罪した。
- 『ボキャブラ天国』にて、若手芸人に衣装のアドバイス(アリtoキリギリスの石井にスーツ、TIMのゴルゴに葉巻など)、キャラの弱いツッコミのネプチューン名倉を敢えて弄る、take2の両名を「二世」、妻の田中美佐子の苗字から「田中」と呼ぶ、ノンキースなどを改名させるなどをし、このことから『8時だJ』ではキャラ付けをさせる為に司会者として抜擢される。また、同番組に出演中、妖怪の「子泣き爺(こなきじじい)」を「黄粉爺(きなこじじい)」と記憶違いから言い間違え、それ以降何度かネタにされた。
- 今のしゃべりのみのスタイルから想像が出来ないが、コント時代にはダンスやパントマイムなどを器用にこなしていた。
- 『おっぱい星人』という言葉をタモリとともに『タモリのボキャブラ天国』『笑っていいとも』などで流行らせる。この言葉に限らず下ネタ発言をして、先の「スーパーボキャブラ天国」で山口美江に軽蔑の眼差しを送られていた時期があった。
- 1998年3月、テレビ朝日系討論バラエティ番組『ビートたけしのTVタックル』・レギュラーを降板。政治を扱う傾向を強めた同番組において存在感が薄くなった為と言われる。
- 細木数子のお気に入りのタレントの一人であり「いずれ天下を取る」と占われている。細木がメイン出演する特番にゲストとして出ることがよくある。
- 後述のモータースポーツの他、スカイダイビング、パラグライダー、スキューバダイビングなどアウトドア派で多趣味な事でも知られる。元々はスポーツ好きとまで行かなかったが、火傷のリハビリで始めてからのめり込んだという。
- クルマ好きで有名であるが、今の愛車は意外にもプリウスである。ただ愛用の二輪は彼のやんちゃ時代の走り屋御用達のカワサキ900RSZ1改である。
- 不遜な芸風からやや気難しい性格に見えるが、子役や新人タレントなどには親切である。芸能界にデビューしたてだった水野裕子は初レギュラーだった番組でお世話になったことから、恩人としている。
- ゴルフ場でプレイ中に擦り寄ってきた野犬(犬種はビーグル)があまりに人懐っこいので、その雄犬とペアの雌犬を飼うことになった。初め雄だけでいいと思ったが、あまりに夫婦仲が好く、おまけに雌は身重であったのでお父さんだけを離すワケにはいかないだろうと仕方なく飼ったといいとものテレホンで述べている。次の日のお友達紹介で電話に出た加賀まりこが子犬が生まれたら欲しいと言うので、子犬じゃなくて親犬も2匹いると一家の丸投げを打診したが子犬だけでいいと断られている。
[編集] 俳優活動
初めてレギュラー出演した『クリスマス・イヴ』では、ヒロインの兄を好演。 本編終了後のスペシャル番組では大きな役を任される予定だったが、『1or8』での事故により出演も出来なくなってしまった。
矢沢永吉ファンであった為、矢沢主演のドラマ『アリよさらば』には、スタッフに頼み込んでゲスト出演する事に成功。感激して現場でパニくるほど喜んでいた。
なお、俳優の椎名桔平はデビュー前からの友人である。
[編集] 音楽活動
意外だが、盛んに行っていた。B-21スペシャルとして『お世話になりました』のユーロビートアレンジ(サウンドプロデューサー/アレンジは崎谷健次郎)のカバーでデビュー。
その後は番組『前略ヒロミ様』内で×-GUN(現:丁半コロコロ)の西尾季隆らと結成したバンド、『フライングオイスターズ』でライブを行い、CD『振り向け』(作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童)をリリースする。
『輝け!ソングラ天国』で出会ったザ・茶番とのコラボレーションでのCD『ビンテージ』(作詞も担当)もリリース。
他に『apa 大人の遊び方』内で仲間(小島嵩弘ら)とバンドを結成し、自作曲(主に詩を担当)を披露し、ライブハウスON AIR WEST(現O-WEST)でライブも行っていた。
ショーパブ時代にはM.S.T.の田代隆廣(The JG'sやTRFを通してDJ KOOと親交が深いリミキサー)の家に居候するなど、音楽界との人脈はあるよう。
[編集] レーシングドライバーとして
ヒロミはレーシングドライバーの経験もある。2001年はアルテッツァシリーズ、番組内では全日本GT選手権で活躍しているマクラーレンF1GT-Rをテスト走行。
2002年には脇阪寿一と脇阪薫一と共にスーパー耐久に参戦している。2003年にはGC-21にも参戦している。そして2004年には、保阪尚希、岩城滉一らとレーシングチーム(フィールズレーシングチーム)を結成。
全日本GT選手権(JGTC、現SUPER GT)には、2004年はチーム外国屋から参戦したが、予選の基準タイムを通過出来ない時もあり、本戦でのリタイアも多く、ポイントを獲得できなかった。2年後の2006年にもジムゲイナーレーシングから再び参戦したが、フル参戦しているチームとしては唯一、ノーポイント(入賞なし)でシーズンを終える。
また、2005D1GPお台場エキシビジョンマッチにゲストとして審査員になり会場を沸かせた。本人もD1に興味を持って密かに練習し、レース関係者を集めたORCオールスタードリフトドリームマッチに毎年参戦している。(ちなみにD1は運営を担当するD1コーポレーションが発行するライセンス選考会に出場して獲得しなければいかない。なお、GT選手権などで実績のあるレーシングドライバーには、選考会なしでライセンスが発送される)
[編集] スポーツ活動
2006年初頭頃よりトライアスリート活動を開始しており、日々身体トレーニングを続けている。 2006年中盤以降、各地のトライアスロン大会で選手として参加しており、 月刊「ランナー」や「トライアスロン」等のトライアスリート系媒体に活動の範囲を広げつつある。
[編集] 事業活動
溶岩浴と加圧トレーニングジムを経営している。(2007年11月6日放送のズバリ言うわよ!より) 年収は3億円とも言われ、タレント全盛期時代より稼いでいるとの噂もある。
[編集] 出演していた番組など
[編集] メイン司会
- モグモグGOMBO(日本テレビ系)
- TVおじゃマンモス(日本テレビ系)
- だんトツ!!平成キング(日本テレビ系)
- 出てこい!!ムーチャス(よみうりテレビ製作・日本テレビ系)
- 小園総研(中京テレビ制作・日本テレビ系)
- 神様!!BOMB!(中京テレビ制作・日本テレビ系)
- ろみひー(1998-2003年 中京テレビ制作・日本テレビ系)
- U・S(日本テレビ系)
- ビリビリさせて(1997-1998年 中京テレビ)
- 川柳役者(TBS)
- 陣内&ヒロミの M's な夜(TBS)
- 最大公約ショー(TBS)
- チャレンジ大魔王(TBS)
- 発掘!あるある大事典(関西テレビ制作・フジテレビ系)
- 前略ヒロミ様(フジテレビ系)
- apa 大人の遊び方(フジテレビ系)
- ふぞろいの天使たち(フジテレビ系)
- 東京天使(フジテレビ系)
- オールナイトフジR(フジテレビ系)
- 上岡・ヒロミの花も嵐も(フジテレビ系)
- 8時だJ(テレビ朝日系)
- 深夜水族館 ラスチャン(テレビ朝日系)
- サタッぱち 古舘の買物ブギ!!(テレビ朝日系)
- 輝け!ソングラ天国(テレビ東京系)
- ザ・BINGOスター(1996-1997年 テレビ東京系)
- 集まれ!ナンデモ笑学校(テレビ東京)
- 喝!リベンジナイト(テレビ東京系)
[編集] ドラマ
- お前の諭吉が泣いている(2001年、テレビ朝日系)
- 新・桃太郎侍(2006年、テレビ朝日系)
- クリスマス・イブ(TBS)
- プロデューサーになりたい(1997年、TBS)
[編集] レギュラー番組
- ビートたけしのつくり方(フジテレビ)
- ドラキュラがねらってる(毎日放送)
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(1992-1998年 フジテレビ系)
- クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!(日本テレビ系)
- 新装開店!SHOW by ショーバイ!!
- THEおいしい番組!(毎日放送制作・TBS系)
- 小さな恋見つけた。(毎日放送制作・TBS系)
- タモリのボキャブラ天国→タモリのSUPERボキャブラ天国→タモリの超ボキャブラ天国→新ボキャブラ天国→黄金ボキャブラ天国→家族そろってボキャブラ天国→続ボキャブラ天国→歌う!ボキャブラ天国→祝!タモリのボキャブラ天国新春復活スペシャル(フジテレビ系):「新」以降は司会。復活スペシャルはパネラー。
- ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日系)
- 遊ワク☆遊ビバ!(日本テレビ系)
- 品庄内閣(TBSテレビ系)
[編集] B-21スペシャル
- 1or8(フジテレビ系)
- B☆QTV(フジテレビ系)
- オールナイトフジ(フジテレビ系)
- パラダイスGoGo!!(フジテレビ系)
[編集] スペシャル番組
- FNSの日→27時間テレビ(CX系)
- ものまねバトル(日本テレビ系)
- 現役教師1000人大告白SPこれが今どきの学校だ!!カスペ(フジテレビ系)
- 現役教師1000人大告白!先生だって人間なんだ
- 新春欲望クイズ 女は度胸男はIQ(フジテレビ系)
- 芸能界大ボケだらけの天才クイズ王決定戦(フジテレビ系)
- 年末ジャンボ生特番!憲武・ヒロミとゆかいな仲間がテレビでやりたかったこと50(テレビ朝日系)
- 所・憲武・ヒロミのこんな番組ダメですか?(テレビ朝日系)
- オールスターキャノンボール大会(TBS系)
- クイズ!どこまで知ってる?!北海道 決定!女子大生クィーン(テレビ北海道)(北海道ローカル。2007年2月13日(火曜日)19:56-20:54。一回限りの特別番組)
[編集] ラジオ
- ヒロミのオールナイトニッポン(1997年6月20日(金曜日)25:00-27:00。一回限りの特別番組)
- JOMO ナイト独占!ヒロミ倶楽部(TBSラジオ)
- ヒロミの E じゃん YOH(TBSラジオ)
- ヒロミの ざけんじゃナイト(TBSラジオ)
[編集] CM
[編集] 映画/Vシネマ
- ふざけろ!:B21で主演映画
- 平成恋愛大図鑑 日本一パンツを脱がない男:主演
- 実録・名古屋やくざ戦争 統一への道
- 30 -thirty-
- シャーロットのおくりもの:声優(妻の松本伊代と共演)
- 調布空港
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- ビーカンパニー - 所属事務所。現在は妻の松本伊代なども所属。
- ヒロミオフィシャルブログ『時遊人』
- kaatustudio51.5 - 自らが経営する加圧トレーニングジムの公式サイト