FOXHOUND (架空の組織)

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FOXHOUND（フォックスハウンド）は、メタルギアシリーズに登場する、架空のハイテク特殊部隊。任務は基本的には単独潜入。1971年にビッグ・ボスの指令で米国政府によって設立される。

目次 1 変革 1.1 FOX(1964-1970) 1.2 サンヒエロニモ半島事件(1970) 1.3 FOXHOUND 1.4 FOXHOUND(2009) 1.5 RATパトロール 2 構成員 2.1 FOX(1964～) 2.2 FOX(～1970) 2.3 FOXHOUND(1971～199X) 2.4 FOXHOUND(2005) 2.5 FOXHOUND(2009) 2.6 RATパトロールチーム01(2014) 2.7 FOXHOUND（不明） 3 関連項目

[編集] 変革

[編集] FOX(1964-1970)

FOX部隊(フォックスぶたい)は、イギリス人の諜報員「ゼロ少佐」の考案で設立された、FOXHOUNDの前身となるCIAの直属部隊。ゼロ少佐がCIAに提案後、1964年に部隊の有効性を実証する機会が与えられる。それが「ヴァーチャスミッション（貞淑なる任務）」と呼ばれる、ソ連領内への潜入・人質救出作戦を成功させることであった。彼はこの任務の成功と部隊の結成を祈り、「ネイキッド・スネーク」を送り込む。だがスネークはこの任務に失敗し彼らは反逆罪で起訴されてしまう。この疑いを晴らすために彼らは政府から与えられた、「スネーク・イーター作戦」を遂行する。スネークはゼロと数名のサポート要員の指示の元、任務を成功させる。そして功労者であるスネークはジョンソン大統領により、BIG BOSSの称号を与えられる。

[編集] サンヒエロニモ半島事件(1970)

「スネークイーター作戦」から6年後の1970年、コロンビア中部沿岸サンヒエロニモ半島にてビッグボス除隊後のFOXが武装蜂起。 ビッグ・ボス除隊後、部隊の中心人物となっていたジーンは、CIAから核兵器を盗み出し、大陸間弾道メタルギアを使用してソ連を核攻撃すると脅迫する（彼らには、もはや戦略的価値の無くなった半島を放棄され、祖国に見捨てられた形となった現地のソ連兵達も大勢協力していた）。

ビッグボスと現地に派遣されたグリーンベレーの生き残りロイ・キャンベルらによって、ジーンに従う優秀なFOX隊員や戦士達が倒され、上記メタルギアの試験機「RAXA」も破壊されるなど数々の妨害を受けつつも、核を搭載した大陸間弾道メタルギアの打ち上げに成功する。しかしついにジーンもビッグボスとの決闘に敗れ、寸でのところでメタルギアは爆破された。ジーンは死の間際、ビッグ・ボスに兵士達の楽園「アーミーズヘブン」を作るための遺産を受け渡し、これが後のビッグボスによる「アウターヘブン」設立のための資金とみられ、さらにはジーンが語った数々の言葉が「アウターヘブン」設立の動機に繋がった可能性がある。

この事件によって、FOXは事実上のリーダーが戦死、カニンガム以下重役とみられる人物と切り札的存在であった「ヌル」も戦死ないしは行方不明、ほか隊員達もそのほとんどが戦死ないしは降伏（ゲーム中で行うところの「説得」）した（クーデターに協力した現地ソ連兵も大勢が「RAXA」起動時の「同士討ち」で死亡し、残りも降伏したと考えられる。ゲーム中に事後の描写あり）。これ以後のFOXについては推測の域を出ないが、上記のような損害を被った以上、「壊滅」扱いを受けたはずである。もっとも、このようなクーデターを行った部隊に対し、国が特別な処分を下さないなどということはないであろう。少なくとも解散した可能性が非常に高い。

[編集] FOXHOUND

サンヒエロニモ半島事件の後、ビッグボスが設立。初代総司令官はビッグボス、副司令官はロイ・キャンベルである。

設立についての詳細な経緯、及び直接的動機に関しての公式設定は未だ無い。しかし、上記事件が多大に影響している事は確実であろう。

単独潜入諜報活動を主任務とする部隊で、グレイ・フォックス、ソリッド・スネークなどが所属していた。 アウターヘブン騒乱の後に消息不明となったビッグボスに代わり、キャンベルが総司令官となると、人工衛星などを利用したハイテク特殊部隊に転向した。 スネーク、キャンベルが除隊した後にはリキッド・スネークが実戦部隊のリーダーとなった。

2005年のシャドー・モセス島事件でほぼ壊滅したものとみられるが、後に「新生」した可能性がある。

事件の以前には、メディカルスタッフとしてナオミ・ハンターが所属していた。

[編集] FOXHOUND(2009)

大佐、雷電、およびローズマリーが所属している組織。ビッグシェル事件の際に事件の解決に当たった。

しかしその実態はG・WがFOXHOUNDをもとに作り出した架空の組織であった。 司令官である大佐は上記のロイ・キャンベルと容貌が酷似しているが、その実態は愛国者たちの作り出したAIである。

[編集] RATパトロール

2014年にはPMC（民間軍事請負企業）が不審な行動をしていないかを調べるパトロール機関になっている。CID所属。キャンベルの推薦によりメリル・シルバーバーグがチーム01のリーダーとなっている。

[編集] 構成員

[編集] FOX(1964～)

• ゼロ(総司令官)
• ネイキッド・スネーク - スネークイーター作戦後に除隊
• パラメディック
• シギント

[編集] FOX(～1970)

• ジーン - サンヒエロニモ半島事件で死亡
• カニンガム - サンヒエロニモ半島事件で死亡、もしくは行方不明
• ヌル
• パイソン - サンヒエロニモ半島事件で死亡、もしくは行方不明
• ウルスラ(エルザ) - サンヒエロニモ半島事件で死亡

サンヒエロニモ半島事件後、FOX解体。

[編集] FOXHOUND(1971～199X)

• BIG BOSS(総司令官) - アウターヘブン騒乱後に行方不明
• ロイ・キャンベル(副司令官) - アウターヘブン騒乱後に総司令官就任
• ソリッド・スネーク - アウターヘブン騒乱後に除隊
• グレイ・フォックス - アウターヘブン騒乱後に行方不明
• マクドネル・ミラー

[編集] FOXHOUND(2005)

• リキッド・スネーク(実戦部隊リーダー) - シャドーモセス事件で死亡
• リボルバー・オセロット
• サイコ・マンティス - シャドーモセス事件で死亡
• スナイパー・ウルフ - シャドーモセス事件で死亡
• バルカン・レイブン - シャドーモセス事件で死亡
• デコイ・オクトパス - シャドーモセス事件で死亡

[編集] FOXHOUND(2009)

• 大佐
• 雷電
• ローズマリー

[編集] RATパトロールチーム01(2014)

• メリル・シルバーバーグ
• エド
• ジョナサン
• ジョニー（アキバ）

[編集] FOXHOUND（不明）

• ベンソン・カニンガム - スナッチャーに登場するキャラクター、元FOXHOUND戦略教官。

上述のカニンガムとの関係は不明。

[編集] 関連項目

• METAL GEAR - 1987年
• METAL GEAR 2 SOLID SNAKE - 1990年
• METAL GEAR SOLID - 1998年
• METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY - 2001年
• METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER - 2004年
• METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS - 2006年
• METAL GEAR SOLID 4 - 2008年

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