マクドネル・ミラー
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マクドネル・ミラー(McDonell Miller)、通称マスター・ミラー(Master Miller)は、アクションゲーム『メタルギア』シリーズに登場する架空の人物。身長179cm、体重85kg。モデルはMASTERキートンの主人公、平賀・キートン・太一と思われる。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 経歴
日系三世。SAS(英国陸軍特殊部隊)、グリーンベレー、海兵隊のブーツ・キャンプを経て、FOXHOUNDのサバイバル教官(マクドネル)を努め、年に2回MERC SCHOOL(傭兵学校)のコーチをしていた。FOXHOUND時代は鬼教官といわれ、隊員達から敬意を込めて「マスター」の愛称で呼ばれていた。既婚であるが妻とは同居しておらず、一人娘のキャサリーと2人暮らし。アイデアマンでありサバイバル技術や、科学的な知識にも長けている。
ザンジバーランド蜂起では心理的な助言からサバイバルの知識までソリッド・スネークをサポートしていた。また、彼の科学的な知識による助言のおかげで、スネークは硫酸のトラップを回避できたと言える。
シャドー・モセス事件ではソリッド・スネークのサポートをしていたと思われていたが、実はサポートしていた人物の正体は事件の首謀者リキッド・スネークであり、マクドネルは事件の3日前にリキッドらによって殺されている。ゲームを注意深くプレイするとわかるが、マスターに通信を入れると聞けるある台詞が、「マスター=リキッド」の伏線になっている。
[編集] その他
ザンジバーランド蜂起のメタルギア2 ソリッドスネークとシャドー・モセス事件のメタルギアソリッドの説明書や無線に出てくる顔はとても同一人物には見えない。(ただし、携帯やPS2の移植版ではグラフィックが新川洋司のものに挿し換わっているためその限りではない。)