ウェザーニューズ
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種類 | 株式会社 | |||
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市場情報 |
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略称 | WNI | |||
本社所在地 |
本社 261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目3番地 幕張テクノガーデン |
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設立 | 1986年6月11日 (株式会社ウェザーニュースとして設立) |
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業種 | 情報・通信業 | |||
事業内容 | 気象コンテンツサービス事業 | |||
代表者 | 代表取締役会長 石橋博良 代表取締役社長 草開千仁 代表取締役副社長 宮部二朗 |
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資本金 | 17億650万円(2007年5月31日現在) | |||
売上高 | 112億4,430万円(連結、2007年5月期) 87億320万円(単独、2007年5月期) |
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総資産 | 76億8,200万円(連結、2007年5月期) 73億7,700万円(単独、2007年5月期) |
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従業員数 | 392人(2006年5月31日現在) | |||
決算期 | 毎年5月31日 | |||
主要株主 | 石橋博良 24.28% ダブリュ・エヌ・アイ・インスティテュート 15.67% ヤフー 4.15% 三菱東京UFJ銀行 3.32% など (2007年11月30日現在) |
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主要子会社 | ダブリュエックス二十四 ウィズ ステーション WEATHERNEWS AMERICA INC.(アメリカ) WEATHERNEWS U.K. LTD.(イギリス) (いずれも連結子会社) など |
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外部リンク | weathernews.jp/ | |||
特記事項:1986年9月に株式会社ウェザーニューズへ商号変更。 グローバルセンターが実質的な本社となっている。 |
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株式会社ウェザーニューズ(英文名称:WEATHERNEWS INC.)は、日本の会社で、民間企業としては世界最大の気象情報会社。
目次 |
[編集] 概要
- アメリカに本社のあった海洋気象調査会社・オーシャンルーツ[1]の日本法人として設立されたオーシャンルーツ日本社を発祥とする企業で、日本における民間気象情報サービスの草分け的な企業である。「ウェザーニュース」の名称は、同社のインターネット向け気象総合サイト、携帯電話向けサイト、BSデジタル放送・ケーブルテレビ向け放送の名称となっている。
- 企業や自治体に気象情報を提供するだけでなく、子会社のダブリュエックス二十四を通して、BSデジタル放送[2]において天気予報の放送を、ケーブルテレビには地元向けの天気予報を提供している。
- 1992年には地上波のテレビ神奈川でも「花モクはリクエスト天気」(21:30~55)という番組を持っていたこともある。文字通り視聴者からの特定の場所についての天気のリクエストを行っていたが、当時はまだ予報が自由化されておらず詳しいことは言わなかった。この番組では番組の終盤に、気象庁予報に基づいて通常の天気予報もしていた。なおこの番組のため、通常は21:50から10分間の「TVKニュース」の後半で天気予報をしていたのが、「花モク~」放送日の木曜に限って「TVKニュース」での天気予報はなく、21:55からのニュースのみの番組となっていた。
- 2005年よりベイエフエム(bayfm、千葉県)で「WEATHER NEWS」という番組(毎週日曜日20:30)を放送している。主に携帯動画サイトの収録の裏話などを取り上げていたが、終了時期は不明。
[編集] 沿革
- 1970年3月 - オーシャンルーツ社の日本法人、オーシャンルーツ日本社設立(創業年)。
- 1986年6月 - オーシャンルーツ日本社の陸上・航空部門をMBO(マネジメント・バイ・アウト)して、株式会社ウェザーニュースを設立。
- 1986年9月 - 株式会社ウェザーニューズへ商号変更。
- 1988年3月 - アメリカに現地法人を設立。
- 1990年1月 - ダブリュエックス二十四設立。
- 1991年10月 - ダブリュエックス二十四、ケーブルテレビ向けに気象情報番組「お天気チャンネル」の配信を開始。
- 1992年10月 - 「ニュースステーション」(テレビ朝日)に、世界初となる3DCGを利用した天気予報を提供。
- 1993年10月 - オーシャンルーツ社を吸収合併。
- 1996年10月 - パーフェクTV!(現・スカイパーフェクTV!)の気象情報チャンネル「ウェザーシャワー24」(現・e-天気.net)への気象情報提供を開始(〜2000年5月まで)。
- 1997年12月 - ディレクTVで気象情報チャンネル「インテリジェントウェザーニュース」の放送を開始。
- 2000年6月 - 気象デリバティブのサービス開始。
- 2000年10月 - スカイパーフェクTV!で気象情報チャンネル「ウェザーニュース」の放送を開始。
- 2000年12月 - BSデジタル放送(ch910)(独立データ放送)で気象情報チャンネル「ウェザーニュース」の放送を開始。
- 2000年12月 - ナスダック・ジャパン(スタンダード)に上場。
- 2002年5月 - FIFAワールドカップサッカーにおいて、日本国内の気象情報管理・対応策提供を支援。
- 2002年12月 - 東京証券取引所2部に上場。
- 2003年11月 - 東京証券取引所1部に指定替え。
- 2005年11月7日 - JR東日本・山手線のトレインチャンネル向け気象情報をスタ-ート。
- 2006年12月19日 - 任天堂のWiiのお天気チャンネルにて天気情報を配信開始。
- 2006年12月26日 - JR東日本・中央快速線・青梅線・五日市線用車両E233系車内設置のトレインチャンネル向け気象情報をスタート。
- 2007年1月1日 - イギリス・韓国・オーストラリアの3カ国で、インターネット向け気象サイト「ウェザーニュース」を、現地サービスとして一斉にスタート。
- 2007年4月23日 - 埼玉高速鉄道の「SaiNet Vision」[3]で気象情報を提供開始。
- 2007年5月31日 - スカイパーフェクTV!向け気象情報チャンネル「ウェザーニュース」の放送を終了。
- 2007年8月16日 - 気象庁から気象業務法に基づく業務改善命令を受ける。(詳細は、次項を参照)
- 2007年10月1日 - 事業者向け緊急地震速報「The Last 10-Second」の提供を開始。(後述)
- 2007年10月15日 - 個人向け緊急地震速報「The Last 10-Second」の提供開始。(後述)
- 2007年12月22日 - JR東日本・京浜東北線・根岸線用車両E233系1000番台車内設置のトレインチャンネル向けに、動画による気象情報の番組提供をスタート[4]。
[編集] がけ崩れ予測メールへの業務改善命令
ウェザーニューズでは、新潟県中越沖地震の被災地域を対象に、2007年7月19日から、8月31日までの期間限定の試験的なメール配信サービス「がけ崩れ予測メール」を開始した。
しかし、同社が気象業務法に基づく予報業務許可を取っていたのが「気象」及び「水象」の予報だけであったため、同サービスは許可の範囲外の「地象」の予報にあたるとして、7月下旬、気象庁は、同サービスの取り止め(あるいは「地象」の予報の認可を取ること)を勧める行政指導を行った。
この行政指導において、ウェザーニューズが、気象庁から同サービスの科学的根拠と法的位置付けを問われたのに対して「自社の民間気象業務史における役割」や契約自由の原則について独特の見解を披露するなどの不可解な対応をとったこと、また、実際の予測に的中の例がなく空振りが多いという調査結果から、気象庁は、同サービスには充分な科学的根拠がなく、ユーザーに対する有用な情報の提供を保証できないものであると判断、被災地に混乱を引き起こす可能性があるとして、8月16日に、同サービスの停止、「気象」の範囲内へのサービス内容の変更、または「地象」の予報の認可の申請を求める等の業務改善命令(行政処分)を行った[5]。
これを受けて、ウェザーニューズは、被災地に混乱が起こった例はなく、また同サービスは既存の許可の範囲内であるという認識のもと、当初は予定通り期間終了まで同サービスを継続することを主張したが[6]、気象庁との見解の相違を埋めることは難しいと判断、8月17日12時をもって同サービスの配信を中止(繰上げ終了)した。代わりに、8月末まで「中越沖被災地サポート臨時電話」を設置し、降雨による被災地への影響に関する相談を24時間体制で受け付けた[7]。また、8月23日に気象庁に業務改善命令に対する回答を提出した[8]。
同社は、日本初の気象庁による行政処分を受けた企業となった。
業務改善命令の直後、ウェザーニューズの石橋博良代表取締役会長は、公明党の東順治衆議院議員に接触し、同党所属で気象庁を所管する冬柴鐵三国土交通大臣への働きかけを求めたが、同議員は気象庁長官を呼び出して事情を聴くにとどめている。
[編集] サポーター参加型企画
- ウェザーリポート(常設企画)
- 有料のウェザーニュース会員は、申し込むことでウェザーリポーターになる権利を有する。ウェザーリポーターは、現在の天気や雲の様子、自然現象、気温・湿度・気圧などの“見たまま”をウェザーニューズ社の携帯サイトに投稿できる。写真または動画を添付することも可能。閲覧は携帯サイト・PCサイトともに可能で、現在はWebおよび各地のCATVなどの動画番組に投稿した内容が採用されることがある。投稿回数等に応じ下記の特典が用意されている。2005年の雨プロジェクト終了後から開始。
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- ポイント制度
- 2007年5月31日まで
- 有効なリポートを投稿した日に10ポイント付与、投稿は1日2回まで(台風、大地震などの災害時には投稿回数制限を解除)だが、2回目の投稿にはポイントが付与されない。
- エリア別夕刊記事に採用されるとさらに50ポイント付与。
- 300ポイント獲得で記念品と交換された。
- PC用アカウントと携帯アカウントを紐づけている会員は会費の還元も検討されていた。
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- 2007年6月1日から(コンテンツ刷新に伴う変更)
- 2007年5月31日以前に獲得していたポイントは引き継がれている。
- 有効なリポートを投稿した日に10ポイント付与、投稿は1日2回まで(台風、大地震などの災害時には投稿回数制限を解除)だが、2回目の投稿にはポイントが付与されない(変更なし)。
- エリア別夕刊が廃止された。
- 動画番組に採用されるとさらに10ポイント付与され(1日に何度動画番組に取り上げられても10ポイント)、1日で最大20ポイント獲得できるようになった。
- 2000ポイント獲得で「持ち運び可能な観測機」が、5000ポイント獲得で「GOLD会員(永久会員…月額課金が無償になる)」の権利がそれぞれ贈呈されるようになった。
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- 2007年11月1日から
- 平時のリポート可能回数が1日3回までに引き上げられた。それ以外は変更なし。
- TOKYO温度(東京温度)
- 2006年7月27日からモニター受付がスタート。同時に先着3,000名にデジタル温度計のプレゼント。2006年8月1日に「地球温暖化の実態を自らの目で見る」ことを目標とし、正式スタート。
- さくらプロジェクト
- 2004年より、毎年3月から6月にかけて全国の携帯会員による『自分の桜標準木』の開花・満開などの状況をリポートするもの。
- 雨プロジェクト
- 2005年より、毎年6月上旬から7月にかけて全国の携帯会員に『雨カップ』を配布、又は自作し、1日の雨量を携帯でリポートする。リトマス紙やpH試験紙を使い酸性雨の調査や2007年からは1mmにも満たない雨量を観測できる感雨紙も配布される。
- 東京感測
- 2007年8月1日からスタート。昨年行われた「TOKYO温度」を改良した企画。
- 花粉研究室
- 2005年からスタート。毎年花粉シーズンになる2月上旬から5月上旬にかけて、全国100家庭に「ポールンロボ」と呼ばれる、独自に開発した花粉観測機械を自宅に設置。観測されたデータはインターネットを介して1時間毎に自動送信され(※設置者はブロードバンド環境が必要。)、サイト上で各地の観測結果を見ることができる。
- Yureプロジェクト
- 2008年7月より提供を予定している。モニター1000名に「Yure Station」とよばれる地震計を設置し、より体感的に地震を感じてもらう企画。
[編集] 拠点
[編集] グローバルセンター
千葉県千葉市美浜区の幕張新都心にあるグローバルセンターは、実質的な本社機能を有し、気象予報士と同社が自力開発したクラスタ型スーパーコンピューターによる全地球予報システム、数千本ものクライアントとの通信回線、放送局機能、ロジスティクス、研究開発部門、営業総本部を擁する。経営方針の決定機関も同センターの機能であり、全社員出席の会議の元、社の舵取りを行っている。
[編集] 各地の拠点
[編集] 事業内容
- モバイルコンテンツサービス
- 携帯電話をメインに据えた全世界サービス網を持ち、課金システムはローカライズされている[9]が、主な機能は日本に集約している。システム規模は世界最大で、日本でも携帯電話の有料お天気サイトでは会員数トップの約160万人の有料会員がいる。2004年4月にau・EZチャンネルへ携帯電話向け初の天気動画チャンネル[10]として始まった携帯サイト連動型動画番組「ウェザーニュース」(現在の「おは天」)は、その後、EZweb、NTTドコモ・FOMA、ボーダフォン(現在のソフトバンクモバイル)・ボーダフォンライブ!(現在のYahoo!ケータイ)に対応[11]し、更に2005年2月から韓国のKTフリーテル(現在のKTF)で、同年9月から台湾のFarEasToneでも同様の番組が提供され、韓国進出時に実施されたお天気キャスターの一般公募はその後進出した台湾、更に日本でも実施されている。
- 航空気象コンテンツサービス
- 航空管制からフライトプラン作成用資料の提供など大型旅客機・航空貨物パイロット向けのサービスと、山岳地における低高度気象情報の提供など地域航空向けのサービスを行っている。
- 海運気象コンテンツサービス
- 航路上の気象状況を気象衛星および同社所有の海上ブイからのテレメトリ情報をもとに、航路最適化・寄港地における気象状況といったサービスを提供している。
- 海上気象コンテンツサービス
- 石油掘削基地をはじめ、海上で固定的に運用する設備向けの気象情報サービスである。
- 流通気象コンテンツサービス
- コンビニエンスストア等における、気象状況に応じた発注情報の最適化サービスを提供する。
- 放送気象コンテンツサービス
- 国内唯一のBSデジタルデータ放送における気象専門チャンネルを保有する他、各地のケーブルテレビ局における気象番組の提供(これらは、子会社のダブリュエックス二十四を通じて提供)、また気象予報士や放送技術とノウハウを国内地上波デジタル各局およびキー局に提供(地上波民放各局へも、主にテレビ朝日系を中心に配信。さらに基本的にキー局TBSから加盟各局全てに予報画面等の配信を行っているJNNでも、山口・長崎・宮崎の3地域ではウエザーニューズから配信を受けており、TBSからの配信は行われていない)し、またMSN Japan・BIGLOBEストリームや海外に対して気象番組の配信を行っている。伝送媒体に通信衛星から海底ケーブルまで幅広いラインナップを持ち、国内テレビ局における同社のシェアは70%を超えている。同社の営業社員の大半は気象予報士である。
- 道路気象コンテンツサービス
- 気象情報による一般道路・高速道路の速度制限やトラフィックマネジメントといった基本的なサービスのほか、コンサルタントによる運用アドバイスなど幅広いノウハウと技術提供を行っている。
- 防災気象コンテンツサービス
- 河川防災など基本的サービスの他、地域ケーブル局と連携し住民に避難情報の勧告、リアルタイムなデータの提供などを行っている。また同社はBSデジタル放送局であるため、地域放送局が壊滅的ダメージを蒙っても情報を供給することができる。
- 鉄道気象コンテンツサービス
- 運行指令業務サービスを基本に、災害情報、また同社得意の限定地域における短期間予測によるサービスによって設備改修作業における情報の提供を行っている。また、近年の突風・竜巻などの災害による安全運行規制を支援するサービスも行っている。[13]
- トラベル気象コンテンツサービス
- 旅行産業市場事業者や屋外施設運営を行なう事業者に、気象情報を提供し、旅行日程調整や施設運用可否判断といったサービスパッケージを用意している。
- スポーツ気象コンテンツサービス
- 各種スポーツ設備運営業者をはじめ、開催日程や設備運用可否判断といったサービスを提供している。同社はFIFAとも提携している。
- 動気候コンテンツサービス
- 農作物収穫スケジュール作成に必要な情報を提供し、また同社が世界規模で気象庁を買収もしくは提携している事により、エルニーニョ現象などによる異常気象発生の予測など広域気象情報サービスを行っている。
- 電力気象コンテンツサービス
- 電力・ガスなど動力施設に対して、気象による需要変化の予測サービスを提供し、電力潮流制御や燃料調達計画を支援している。
- 工場気象コンテンツサービス
- 気象に基づく生産管理支援、落雷など動力への支障発生を予測するサービスを提供している。同社は多くの電力会社、ガス会社と提携しており、それらの提携先から入手した情報をフィードバックし、サービスを提供している。
- 健康気象コンテンツサービス
- 花粉発生予測、紫外線情報、熱線情報を総合的に扱っており、健康管理における目安となるサービスを提供している。このサービスはBSデジタルデータ放送、ケーブルテレビ放送から入手できる他、提携している病院からも情報を得ることができる。
- 童理気象データサービス
- 本サービスは特定の物を扱っているものではない。同社は24時間365日、基本となる気象情報から、日本・アジア・米国・欧州それぞれに最適化し基本情報のほか応用情報を用意、各種教育機関、研究機関に情報提供している。同社におけるサービスの基幹でもあり、他のサービスにおけるデータソースでもある。
[編集] 携帯用動画番組「おは天」
各携帯キャリアのウェザーニュース公式サイト、auのEZチャンネル及びEZチャンネルプラス、ウェザーニューズ公式サイトの「おは天ch」では、ウェザーニュース携帯サイトと連動した携帯用動画番組「おは天」を配信している。各エリア(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州沖縄の7エリア)ごとに募集を行い、書類選考、オーディションを経て各エリア7名が選ばれ、その中から携帯サイトの有料会員によるネット投票で各エリア上位2名、計14名のキャスター[14]が配属され、毎朝天気と元気を伝えるというコンセプトで、約50秒の動画が配信されている。
番組の収録は、配信の関係で前日午後に行っている。番組の内容は、各エリア毎で若干内容は異なるものの、配信日の天気や季節の話題と配信日当日の当該エリアの天気概況、番組で取り上げられた話題に関連したウェザーニュース携帯サイトのコンテンツ紹介などとなっている。
2007年7月からはウェザーニューズの番組にも「おは天」キャスターが数多く出演する様になり[15]、これに伴い、2007年9月から担当の第7期生募集からはオーディション名称も「ケータイお天気キャスター・オーディション」から「ウェザーニュース・オーディション」に改められた。
「おは天」キャスターの中には、任期終了後にBSデジタル放送や各地のCATVで放送されている「ウェザーニュース」のお天気キャスターや、各地の放送局のアナウンサー・契約キャスターになるほか、各種の媒体で活動を続ける方も出てきている。
[編集] 現在出演中のキャスター
現在は第9期生(任期は2008年5月1日~8月31日)が出演中である。
- 北海道エリア
- 上遠野紗織(投票時のキャッチフレーズは「笑顔の続きは…」)
- 田中聡美(投票時のキャッチフレーズは「地上波へのリベンジ」)
- 東北エリア
- 大久保育世(投票時のキャッチフレーズは「革命少女」)
- 鈴木菜々(投票時のキャッチフレーズは「ある時は?」)
- 関東エリア
- 井上すみれ(投票時のキャッチフレーズは「ミス東京女子」。2006年度ミス東京女子大学)
- 青木麻美(投票時のキャッチフレーズは「ストライク美人」)
- 中部エリア
- 須見愛(投票時のキャッチフレーズは「綺麗キレイ」)
- 加藤亜衣(投票時のキャッチフレーズは「亜衣の愛コトバ」。現役イベントコンパニオン)
- 近畿エリア
- 中国・四国エリア
- 九州・沖縄エリア
- 大竹真由(投票時のキャッチフレーズは「未来予報紙芝居」)
- 香山智里(投票時のキャッチフレーズは「笑顔のペイフォワード」)
[編集] 元「おは天」キャスター出身者
- 長嶺加奈子(1期生[16](関東エリア担当))
- 2006年1月~2006年10月までウェザーニュースお天気キャスターを担当。
- 石田紗英子(1期生(関東エリア担当))
- 2006年1月~2007年1月までウェザーニュースお天気キャスターを担当。
- 2008年1月より共同テレビに所属。
- 現在はJCNよこはまにて「デイリー横浜」木曜日担当。
- 石上智恵(1期生(近畿エリア担当)、おは天担当中は「石上智恵子」名義で出演)
- 現在は女優。
- 渡辺りえこ(1期生(近畿エリア担当))
- 現在はサインシンガーソングライター(作詞作曲したものを手話で表現する)。
- 有川雅子(2期生[17](西日本エリア[18]担当))
- 2006年6月~2007年8月までウェザーニュースお天気キャスターを担当。
- 馬場あやか(2期生(西日本エリア担当))
- 現在は 長崎放送 「ダントツ潮流」サブキャスター
- 中村萌子(2期生(関東エリア担当)、おは天担当中は「中村もえこ」名義で出演)
- 2007年1月~2007年4月まで第2日本テレビ第4期専属女子アナウンサーを担当。
- 2007年1月~2008年3月まで日テレNEWS24「Oha!4 NEWS LIVE」Oha!4 JD。
- 大学卒業後の現在でも研究生として大学に残っている。[要出典]
- 菊池真以(2期生(関東エリア担当))
- 「おは天」キャスター卒業後に気象予報士試験に合格。
- 2007年1月~2008年1月までウェザーニュースお天気キャスター。
- 2007年6月~2008年1月までテレ玉「ごごたま」、長崎国際テレビ「NEWSリアルタイムNAGASAKI」にテレビ電話を通じて幕張の予報センターから出演。
- 2008年4月~ NHK水戸放送局契約リポーター
- 今野美里(2期生(北日本エリア[19]担当))
- 現在は大学生でありながら、札幌テレビ「What's New?+Cute」 に出演
- 樋田かおり(2期生(中部エリア担当))
- 現在は青森放送アナウンサー(2008年4月入社)。
- 福島彩乃(2期生(中部エリア担当))
- 現在は北陸放送アナウンサー(2008年4月入社)。
- 伊藤舞(3期生[20](関東エリア担当))
- 2006年10月~2007年3月までウェザーニュースお天気キャスターを担当(当時は大学生)。
- 現在は福岡放送アナウンサー(2007年4月入社)。
- 井上晴香(3期生(関東エリア担当))
- 現在は「ドライビングウェザー」ナビゲーター(土日担当、2008年6月~)、大学生、ファッションモデル。
- 石橋佳奈(3期生(北日本エリア担当))
- 現在は生島企画室所属。
- 永見佳織(3期生(中部エリア担当))
- 現在は高知放送アナウンサー(2007年4月入社)。
- 山田泰葉(3期生(近畿エリア担当))
- 2008年5月からウェザーニュースお天気キャスター。
- 森崎友紀(3期生(近畿エリア担当))
- 現在は料理研究家・モデル・女優。
- 屋宜加奈子(3期生(西日本エリア担当))
- 現在はライター・実業家。
- 山本いつみ(3期生(西日本エリア担当))
- 現在はタレント。
- 宮島咲良(4期生[21](関東エリア担当))
- 現在は九州朝日放送アナウンサー(2007年4月入社)。
- 内海愛子(4期生(九州・沖縄エリア担当))
- 現在はNHK宮崎放送局契約キャスター(2007年4月~)。
- 林裕子(5期生[22](中部エリア担当))
- 現在はウェザーニュースお天気キャスター(2007年3月~)。
- 木島由利香(5期生(近畿エリア担当))
- 2007年6月からウェザーニュースお天気キャスター。
- 現在はテレビ神奈川「tvk NEWSハーバー」・「ニュース930」お天気コーナー担当(2008年4月~)。
- 松本あゆ美(6期生[23](関東エリア担当))
- 2007年8月~2007年12月まで「ドライビングウェザー」[24]ナビゲーター(土日担当)
- 現在はセント・フォース在籍
- 田中みのり(6期生(関東エリア担当))
- 現在はウェザーニュースお天気キャスター(2007年9月~)。
- 伊藤りえ(6期生(東北エリア担当))
- 現在は「ドライビングウェザー」ナビゲーター(土日担当、2008年1月~)。
- 佐藤千晶(6期生(東北エリア担当))
- 現在は東日本放送アナウンサー(2008年4月入社)。
- 西川里美(7期生[25](関東エリア担当))
- 現在はウェザーニュースお天気キャスター(2008年6月~)。
- 長崎真友子(7期生(九州・沖縄エリア担当))
- 現在は九州朝日放送アナウンサー(2008年4月入社)。
- 神谷美寿々(8期生(九州・沖縄エリア担当))
- 現在はモデル事務所「カラーズ」に在籍し、琉球放送で放送されているゴルフ番組や旅行番組に出演。
[編集] The Last 10-Second
ウェザーニューズは、「The Last 10-Second」のサービス名で緊急地震速報の配信を行っている(事業者向けThe Last 10-Second 2006年11月〜、一般向けThe Last 10-Second 2007年10月15日〜)。緊急地震速報サービスの多くは、受信に専用回線(CATVなど)と専用受信端末を必要とするが、同サービスでは一般的なインターネット回線とパソコンで受信可能(同社によれば配信に必要な伝送遅延は平均1〜2秒程度。)である。また、料金も事業者向けは月額1250円、個人向けは月額315円と低廉である。パソコンの場合、専用のソフトウェアをダウンロードし(現在地、通知基準となる震度等を設定可能)、インターネットに常時接続していれば受信可能。Windows Vistaにも対応している。一般向けのバージョンは現在、2.1.2.4が最新。最新バージョンには10秒前から音声によるカウントダウン機能が付加され、茨城県の位置情報も修正されている。バージョンアップに伴い、不具合なども改善されてきた。同社によると一般向けは2007年11月15日までにダウンロード回数が2万回を超えたとのこと。
[編集] 株主優待
同社の「WITHist Club」年会費無償。(モバイル及びウェブコンテンツサービスの利用、会員専用スペース「シーポート」(千葉市美浜区の社内)の利用。)
[編集] 脚注・出典
- ^ その後、ウェザーニューズがオーシャンルーツを吸収合併
- ^ 独立データ放送・910ch、無料で24時間放送
- ^ 埼玉県最大のインターネットプロバイダである彩ネット(本社:埼玉県川口市)の子会社、彩ネットアドが運営する車内映像メディア(埼玉高速鉄道2000系)及び駅構内モニター
- ^ 電車の車内メディア向け動画気象番組の提供は日本初で、同社初の16:9ワイド映像での番組製作でもある(これまで提供を行った線区の車内映像メディア向け気象情報は、画面サイズ4:3の静止画映像による提供だった)。
- ^ 2007年8月16日付気象庁記者会見及びプレスリリース
- ^ ウェザーニューズ・プレスリリース2007.8.16 「「がけ崩れ予測メール」に関する見解」
- ^ ウェザーニューズ・プレスリリース2007.8.17 「中越沖地震被災地域を対象にした「がけ崩れ予測メール」試験期間終了繰上げについて」
- ^ ウェザーニューズ・プレスリリース2007.8.23 「業務改善命令に対する回答について」
- ^ 日本の場合、月額105円の天気Plus会員と月額315円のウェザーニュース会員がある
- ^ 2006年9月21日からはEZチャンネルプラスでも提供をスタート
- ^ EZチャンネル・EZチャンネルプラス以外はストリーミング再生で対応
- ^ 第22期中間報告書 2008年2月同社発行
- ^ 第22期中間報告書 2008年2月同社発行
- ^ 4ヵ月毎(3期生までは約3ヶ月毎)に交代。第7期生は東北エリアで選ばれた1名が都合で辞退したため合計13名。また、関東エリア担当はJR東日本のトレインチャンネル向けと埼玉高速鉄道の「SaiNet Vision」向け気象情報も担当
- ^ これ以前も「おは天」キャスターが番組に出演する事があったが(主に土日の番組担当)、今回の場合は平日の番組も出演する様になった。
- ^ 任期は2005年11月1日~2006年2月13日まで
- ^ 任期は2006年2月14日~2006年5月31日まで
- ^ 現在の中国・四国エリアと九州・沖縄エリアの2エリア分に相当
- ^ 現在の北海道エリアと東北エリアの2エリア分に相当
- ^ 任期は2006年6月1日~2006年9月3日まで
- ^ 任期は2006年9月4日~2006年12月31日まで
- ^ 任期は2007年1月1日~2007年4月30日まで
- ^ 任期は2007年5月1日~2007年8月31日まで
- ^ ウェザーニューズ製作でNEXCO東日本・東北支社管内のSA・PAやウェブサイトの「ドライビングウェザーch」で視聴可能な番組
- ^ 任期は2007年9月1日~2007年12月31日まで