田中賢介

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田中 賢介 北海道日本ハムファイターズ No.3
基本情報
国籍	日本
出身地	福岡県筑紫野市
生年月日	1981年5月20日（27歳）
身長 体重	176cm 76kg
選手情報
投球・打席	右投左打
守備位置	二塁手
プロ入り	1999年 2位
初出場	2000年9月12日
年俸	7,500万円（2008年）
経歴
東福岡高等学校 日本ハムファイターズ（2000 - ）
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田中 賢介（たなか けんすけ、1981年5月20日 - ）は、北海道日本ハムファイターズに所属するプロ野球選手（内野手）。

2008年現在は日本ハムのレギュラー二塁手であるが、高校時代～入団時は遊撃手で、二塁手としてレギュラー定着前は遊撃手・三塁手・左翼手もこなしていた。

目次 1 来歴・人物 1.1 プロ入り前 1.2 プロ入り後 2 タイトル・表彰・記録 2.1 タイトル 2.2 記録 2.3 初記録 3 年度別打撃成績 4 背番号 5 登場曲 6 関連項目

[編集] 来歴・人物

[編集] プロ入り前

小学校2年で野球を始め、中学から硬式野球を始める。東福岡高等学校に進学、村田修一（横浜ベイスターズ）や大野隆治（元福岡ソフトバンクホークス）とチームメイトとなる。2年時の1998年に第70回選抜高等学校野球大会に出場し、3回戦・横浜高校戦で松坂大輔（ボストン・レッドソックス）に2安打完封され敗退するが、田中は試合の先頭打者として1安打を放った。翌1999年、プロ野球ドラフト会議で日本ハムに2位指名（中日ドラゴンズ・西武ライオンズとの競合）され入団。かつて白井一幸や落合博満の付けていた背番号3を貰う。

[編集] プロ入り後

1年目（2000年）から二軍で打率.313を記録。9月に一軍に昇格しプロ初安打を記録。2001年は開幕一軍に入り、開幕戦で9回にプロ初本塁打。三塁手のレギュラー片岡篤史が故障したため、翌日の開幕2戦目にプロ初先発起用され、3月31日～4月6日は6試合連続で3番も任されたが、打率を残せず、そのまま一軍定着は出来なかった。2002年、2003年は一軍と二軍を行き来する状況が続く。

2004年に一軍で一時3割台の高打率をキープするも、6月に死球による右すね骨折でリタイア。21試合の出場に終わる。2005年は一軍で22試合出場に留まるが、二軍で.307、16本塁打の成績を残す。9月28日の一軍最終戦（千葉ロッテマリーンズ戦）で延長11回に初のサヨナラ本塁打を放った。秋季キャンプ後にはトレイ・ヒルマン監督（当時）に「来季、最も飛躍を期待」として唯一名前を挙げられた。

2006年は開幕一軍に入り、主に代走・守備固めで起用される。この年の日本ハムは当初、新外国人のホセ・マシーアスを二塁手として予定していたが結果を残せなかったため、マシーアスや木元邦之、川島慶三らとのポジション争いを演じたのち田中が5月上旬から二塁手に、同月下旬から二番に定着する。結局この年の田中は自身初の規定打席到達を果たし、打率3割、リーグ最多犠打（34個）、21盗塁を達成、日本シリーズでも最多記録に並ぶ6犠打（5試合制では史上最多）を記録して日本一に貢献した。二塁手としてゴールデングラブ賞、ベストナインを受賞したが失策は11を数え、パ・リーグ二塁手部門ではワーストであった。

2007年は開幕から打撃不振に苦しみ、最終的に打率.255と前年の.301から大きく率を落とすが、全144試合に出場、シーズン歴代3位タイとなる58犠打、盗塁も自己最多の27個を記録し、2年連続でゴールデングラブ、ベストナインを受賞した。

• イースタン・リーグ時の記録を含め、通算4本のサヨナラ本塁打を記録している。一軍では2005年9月28日のシーズン最終戦（上記、投手：薮田安彦）と2006年6月30日（東北楽天ゴールデンイーグルス戦、投手：小倉恒）の2本。

[編集] タイトル・表彰・記録

[編集] タイトル

• ベストナイン：2回（2006年、2007年、二塁手部門）
• ゴールデングラブ賞：2回（2006年、2007年、二塁手部門）

[編集] 記録

• 最多犠打：2回（2006年、2007年） - 2007年のシーズン58犠打はパシフィック・リーグ最多、プロ野球歴代では1990年の川相昌弘と並び3位。
• 日本シリーズでの通算最多犠打：6犠打（2006年） - 5試合制ではシリーズ最多。5試合制以外も含めると最多タイ（3人目）。

[編集] 初記録

• 初出場：2000年9月12日、対西武ライオンズ22回戦（東京ドーム） ― 遊撃手として途中出場
• 初安打：2000年9月20日、対大阪近鉄バファローズ26回戦（東京ドーム） ― 投手：門倉健
• 初本塁打・初打点：2001年3月24日、対大阪近鉄バファローズ1回戦（東京ドーム） ― 投手：大塚晶文
• 初先発出場：2001年3月25日、対大阪近鉄バファローズ2回戦（東京ドーム） ― 二番・三塁手
• 初盗塁：2002年5月4日、対福岡ダイエーホークス7回戦（東京ドーム） ― 投手：ブレイディー・ラジオ、捕手：城島健司

[編集] 年度別打撃成績

年 度	チ ｜ ム	背 番 号	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 刺	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	失 策	打 率	出 塁 率	長 打 率
2000年	日本ハム	3	5	5	5	0	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	2	0	0	.200	.200	.200
2001年			56	116	99	12	14	1	1	3	26	9	0	2	3	1	13	0	28	0	5	.141	.239	.263
2002年			60	177	158	18	40	7	4	0	55	10	3	2	9	0	9	1	36	2	8	.253	.298	.348
2003年			52	114	102	10	22	4	1	1	31	16	1	1	2	2	6	2	30	0	4	.216	.268	.304
2004年			21	45	40	4	13	3	2	1	23	7	1	0	2	0	2	1	7	1	1	.325	.372	.575
2005年			22	28	24	2	5	0	0	1	8	2	1	1	0	0	4	0	10	0	0	.208	.321	.333
2006年			125	450	376	68	113	10	6	7	156	42	21	7	34	4	30	6	60	3	11	.301	.358	.415
2007年			144	638	526	66	134	24	7	3	181	31	27	14	58	2	43	9	107	2	10	.255	.321	.344
通算成績（8年）			485	1573	1330	180	342	49	21	16	481	117	54	27	108	9	107	19	280	8	39	.257	.319	.362

[編集] 背番号

• 3（2000年 - ）

[編集] 登場曲

• 安室奈美恵 / FUNKY TOWN
• Nelly feat. Kelly Rowland / Dilemma

[編集] 関連項目

• 福岡県出身の人物一覧
• 北海道日本ハムファイターズの選手一覧
• 鶴岡慎也 - 中学の九州選抜の遠征で相部屋になって以来の仲
• 白井一幸 - 白井と二人三脚で、バッティングの基礎を作り上げてきた
• 平野謙 - 犠牲バントの師匠的存在
• ウイルソン－2008年にアドバイザリースタッフ契約を結ぶ

日本ハムファイターズ（現・北海道日本ハムファイターズ） 1999年ドラフト指名選手
1位：正田樹 / 2位：田中賢介 / 3位：吉崎勝 / 4位：佐々木貴賀 / 5位：藤崎大輔 / 6位：神島崇 / 7位：遠藤良平