松紳
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松紳(まつしん)は、2000年10月から2006年3月30日まで日本テレビ系列で放送されたトーク番組。出演は島田紳助とダウンタウンの松本人志。2003年3月以前は広島テレビ制作でZZZ枠などで放送された『松本紳助』(まつもとしんすけ)という番組名だった(日テレ製作に移行されてからも広島テレビのスタッフも一部関わった)。
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[編集] 概要
紳助と松本のアドリブトークや、スタッフや視聴者から出されたお題・悩み相談に基づいたトークが中心。女性アイドルのオーディションなどトークから発展した企画も行った。
2004年頃からは30分間トークを番組の基本形態としながらも、番組初のロケを実施してイカ釣りをしたり、視聴者から募った「メルヘンチックな話」をVTR形式で紹介、それをもとにトークするという変則的な形態で番組を行うことが多かった。また「メルヘンチックな話コーナー」ではVTRの内容をそのまま受け取る松本に対し、紳助がVTR中の人物の言動の裏に秘められた意味を解説する事が多かった。
何度か番組内で、沖縄県宮古島産の完熟マンゴーが紹介され、それがきっかけで一時的なマンゴーブームも巻き起こした。その他ルタオの「ドゥーブル・フロマージュ」もこの番組がきっかけで売れ始めた(放送後、紳助がもう一度買おうと注文したところ2週間待ちと言われた)。これは両人が本気で「美味しい!」と言っていたのと、時間が時間だけに美味そうに見えるのが要因(後者は両人も言っていた)。
2004年10月に紳助が女性マネージャーに対する傷害事件を起こし、番組を一時降板していた期間は松本とプライベートで親交の深い木村祐一、千原兄弟の千原ジュニアや東野幸治が代役を務めた。
2006年3月23日には初のゴールデン特番「松本紳助ゴールデン!」が放送された。(21:15~23:09) また、番組は2006年3月いっぱいをもって終了すると同年3月3日の放送(関東)で発表された。
番組開始当初から紳助・松本とスタッフによる打ち合わせはほとんど行われておらず、ほぼぶっつけ本番で収録されていた。特に食べ物の企画の際は、知らずに食事を済ませたり、友人と食事の約束をした後の収録において企画内容を説明されるので、「おいしく食べられない」と嘆く2人の姿があった。「松本紳助ゴールデン!」でさえ、本番が始まってから急遽打ち合わせを始めるほどであった。最終的には、紳助から「この番組は(スタジオに)来るのが仕事や」と言われたこともあった。
スタジオセットは何度かマイナーチェンジはしているものの一貫してレストランの窓側の席をイメージしたセットとなっている。
また、紳助や松本の赤裸々な本音が大幅な編集も加えられずにO.Aされ、紳助はこの番組を「唯一本音で話せる番組」と語り、視聴者からも「2人のイメージが変わりました」という好評の意見が寄せられた。深夜番組であるにもかかわらず、松本幸四郎 (9代目)や加藤茶、竹中平蔵などこの番組のファンである著名人も多かったようである。
[編集] エンディングテーマ
- Bearsluck「PRESENCE」(2003年5月)
- CRAVE「Friction」(2003年7月)
- エレファントカシマシ「化ケモノ青年」(2004年3・4月)
- つばき「雨音」(2004年7月)
- RUN&GUN「BELIEVE」(2004年8・9月)
- 友近「Tokyo」(2004年11月)
- Sausage Butterfly Pasta Festa「少年バタフライ」(2005年4月・5月)
- TAKA「LOVE TRAIN」(2005年6月・7月)
- 高野健一「will」(2005年11月)
- Variety Various×キングコング梶原「Friends」(2005年12月)
- Splash Candy「ONLY LOVE」(2005年12・1月)
- 美月「Discover」(2006年2・3月)
[編集] 放送時間
日本テレビでは木曜24:50-25:20だが、地域によって放送時間が異なる。(※)は非NNS加盟局。(←なお、四国放送などの一部地域(主に非マストバイ局)では編成上の理由等でZZZ枠打ち切りをもって番組自体、ネット打ち切りとなった)
- 月曜深夜1:20-1:50 中京テレビ
- 火曜深夜0:40-1:10 高知放送
- 火曜深夜1:47-2:17 南海放送
- 水曜深夜0:59-1:29 よみうりテレビ
- 水曜深夜1:20-1:50 ミヤギテレビ
- 木曜深夜0:20-0:50 札幌テレビ
- 木曜深夜0:50-1:20 広島テレビ、福岡放送
- 金曜深夜1:45-2:15 北日本放送、琉球放送(※)
- 金曜深夜0:59-1:30 テレビ信州
- 土曜深夜1:20-1:50 青森放送、テレビ金沢、西日本放送
[編集] スタッフ
- 構成 : 倉本美津留
- ブレーン : 川野将一、本田久就
- 技術 : 長瀧淳子
- SW(スイッチャー) : 遠山康之
- カメラマン : 吉川和彦、小林正人
- 音声 : 奈良岡純一
- 照明 : 木下茂幸
- 音効 : 中村康治、八木賢二郎
- 美術 : 林健一←高田保
- デザイン : 本田恵子←石附千秋
- スタイリスト : 高堂のりこ(松本人志担当)、波多野としこ(島田紳助担当)
- ヘアメイク : 竹内美紀代
- タイトル : 堀内肇
- イラスト : 長谷恭三
- ディレクター : 中村崇(ビンゴ)、西田修、柳橋弘紀、川島晶子、片山美香(ウッドオフィス)、吉田昌平
- 演出 : 西田二郎(読売テレビ)
- プロデューサー : 鈴木雅人 / 岡本昭彦、森口尚(吉本興業)、石田結子(ウッドオフィス)
- 杉浦正昭(広島テレビ、「松紳」前期)、中西太、武野一起(「松本紳助」時代前期)、西田二郎(「松本紳助」時代後期)
- チーフプロデューサー : 梅原幹
- 杉浦正昭(広島テレビ、「松本紳助」時代)、白岩久弥(「松本紳助」時代、総合演出名義)
- 技術協力 : CRAZY TV、Avid Symphony、ニユーテレス、FLT、サウンドエフェクト、テイクスタジオ
- 美術協力 : 日本テレビアート
- スタッフ協力 : ウッドオフィス
- 企画・制作協力 : 吉本興業
- ワイズビジョン(「松本紳助」時代)
[編集] 過去のスタッフ
[編集] 書籍
- 松本紳助(2001年12月)
- 裏松本紳助(2002年10月)
- 松紳(2004年6月) - 以上ワニブックスから発売。番組のトーク等をまとめたもの。
- 哲学(2002年3月、幻冬舎) - 2人による書き下ろしエッセイ。
日本テレビ系列 「ZZZ」広島テレビ制作枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
あけすけ
(2000年4月~9月) |
松本紳助
(2000年10月~2006年3月) |
(終了)
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