本輪西駅
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本輪西駅 | |
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もとわにし - Motowanishi | |
◄(貨)陣屋町 (3.0km)
(4.5km) 東室蘭 H32►
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駅番号 | ○H33 |
所属事業者 | ■北海道旅客鉄道(JR北海道) ■日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | ■室蘭本線 |
キロ程 | 72.7km(長万部起点) |
所在地 | 北海道室蘭市本輪西町1丁目 |
電報略号 | モワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
49人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)8月20日 |
備考 | 業務委託駅 |
本輪西駅(もとわにしえき)は北海道室蘭市本輪西町1丁目1にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)室蘭本線の駅。駅番号はH33。
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームのない着発線も敷設されている。
駅舎は駅構内北側にあり、ホームとは跨線橋で連絡している。北海道ジェイ・アール・サービスネットが業務を受託する業務委託駅で、窓口は7時40分から11時30分まで営業している。
[編集] 貨物取扱・専用線
新日本石油精製室蘭製油所へ続く専用線があり、鉄道による石油輸送の拠点となっている。かつては西港駅など同様の駅があったが、現在では北海道で唯一の石油輸送貨物列車の発駅となっている。専用線の総本数は16本で総延長は6.6km、タンク車の最大収容量は255両である。
当駅からは、下記の駅へ石油類が発送されている。
- 札幌貨物ターミナル駅 - 日本オイルターミナル札幌営業所向け
- 帯広駅 - 同社帯広営業所向け
- 北旭川駅 - 同社旭川営業所向け
2007年3月まで萩野駅、1997年3月まで島松駅、同年9月まで新旭川駅、2002年6月まで茶志内駅へも石油を発送していた。また1993年まで名寄駅、2001年3月まで苗穂駅へのLPガス輸送もあった。
当駅を発着する列車は主に専用貨物列車である。2008年3月現在石油輸送列車は1日あたり4本運行されている。内訳は、札幌貨物ターミナル駅行きが1本、帯広駅行きが1本、北旭川駅行きが2本である。貨車返送列車は各駅から1本ずつ、合計3本運行されている。このほか臨時列車も多数設定されており、そのうち札幌貨物ターミナル駅の1本は、タキ1000形貨車のみで編成された高速貨物列車になっている。
[編集] 駅周辺
- 国道37号
- JRAウインズ室蘭
- 道央自動車道 - 本輪西パーキングエリア
- 道央自動車道 - 室蘭インターチェンジ
- 本輪西郵便局
- 室蘭信用金庫本輪西支店
- 伊達信用金庫室蘭支店本輪西出張所
- 室蘭市立本輪西小学校
- 室蘭市立港北中学校
- 新日本石油精製室蘭製油所
- 室蘭港
[編集] 利用状況
- 北海道旅客鉄道
- 2004年度の1日平均乗車人数は49人であった。
- 日本貨物鉄道
- 2005年度の発送貨物は1,174,945トン、到着貨物は134,829トンであった。これは、北海道内では札幌貨物ターミナル駅についで多い。
[編集] 歴史
- 1925年(大正14年)8月20日 - 国有鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1956年(昭和31年)12月ごろ - 室蘭製油所専用線運行開始。
- 1972年(昭和47年)7月1日 - 専用線発着を除く貨物の取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道・JR貨物の駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
室蘭本線(長万部~東室蘭) |
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(函館方面<<)長万部 - 静狩 - 小幌 - 礼文 - 大岸 - 豊浦 - 洞爺 - (北入江信号場) - 有珠 - 長和 - 伊達紋別 - 北舟岡 - 稀府 - 黄金 - 崎守 - (貨)陣屋町 - 本輪西 - 東室蘭(>>苫小牧方面) |
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函館本線 | 南小樽 - 星置 - 稲積公園 - 発寒 - 発寒中央 - 札幌(自動券売機) - 厚別(西口) - 森林公園 - 大麻 - 野幌(南口) - 高砂 - 幌向 - 上幌向 - 奈井江 |
根室本線 | 赤平 - 芦別 |
室蘭本線 | 本輪西 - 室蘭 - 鷲別 - 幌別 - 白老 |
千歳線 | 恵み野 - 上野幌 - 平和 |
学園都市線 | 八軒 - 新川 - 新琴似 - 篠路 - 拓北 - あいの里教育大 |
富良野線 | 上富良野 |