赤平駅
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赤平駅 | |
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あかびら - Akabira | |
◄T22 東滝川 (6.5km)
(3.5km) 茂尻 T24►
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駅番号 | ○T23 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) 日本貨物鉄道(JR貨物)* |
所属路線 | ■根室本線 |
キロ程 | 13.7km(滝川起点) |
所在地 | 北海道赤平市美園町 |
電報略号 | アラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1913年(大正2年)11月10日 |
備考 | 業務委託駅 みどりの窓口 有 |
*貨物列車の発着はなく、休止状態。
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赤平駅(あかびらえき)は、北海道赤平市美園町1にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)根室本線の駅。駅番号はT23。赤平市の代表駅。
目次 |
[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎は6階建てで「赤平市交流センターみらい」との合築となっている。
北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅業務を受託する業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。ただし日・祝日と18時00分から7時20分までは無人。また、夜間は待合室を締め切るので、駅舎に向かい右手の通路からホームに入る。
1 | ■根室本線(下り) | 芦別・富良野・新得・帯広・釧路方面 |
■根室本線(上り) | 滝川方面 | |
2 | ■根室本線(上り) | 滝川方面(列車交換時のみ) |
3 | ■根室本線 | 臨時ホーム |
[編集] 貨物取扱
現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物列車の発着はなく、貨物設備や接続する専用線もない。
かつて、駅南東に住友石炭鉱業赤平鉱業所があり、この工場へ至る専用線が駅から分岐していた。専用線上には、石炭を貨車に積み込むためのホッパーが設置されていた。工場の閉鎖に伴い1989年(平成元年)に専用線が廃止されると、当駅の貨物列車発着はなくなった。最終期の1988年3月時点では、石炭は滝川駅と東室蘭駅へ輸送されていた。
また、1960年(昭和35年)度の貨物取扱量が梅田駅を抜き日本一となったこともあった。
[編集] 駅周辺
- 赤平市役所
- 赤平郵便局
- 赤平泉町郵便局
- 北門信用金庫赤平支店
- 北洋銀行赤平支店
- 北海道赤平高等学校
- 赤平山スキー場
- 赤平市立赤平総合病院
- 赤平公園
- 国道38号
- 赤平ターミナル(北海道中央バス) - 周辺市町へのバスが発着する。
- 赤歌警察署
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)11月10日 - 国有鉄道の上赤平駅(かみあかびらえき)として開業。
- 1943年(昭和18年)6月15日 - 赤平駅に改称。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 専用線発着を除く車扱貨物の取扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道・JR貨物の駅となる。
- 1989年(平成元年)3月23日 - 住友石炭鉱業赤平鉱業所への専用線が運行終了。
- 1999年(平成11年)10月 - 駅舎改築。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
根室本線(滝川~新得) |
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滝川 - 東滝川 - 赤平 - 茂尻 - 平岸 - 芦別- 上芦別 - 野花南 - 島ノ下 - 富良野 - 布部 - 山部 - 下金山 - 金山 - 東鹿越 - 幾寅 - 落合 - (上落合信号場) - (新狩勝信号場) - (広内信号場) - (西新得信号場) - 新得 (>>帯広方面) |
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函館本線 | 南小樽 - 星置 - 稲積公園 - 発寒 - 発寒中央 - 札幌(自動券売機) - 厚別(西口) - 森林公園 - 大麻 - 野幌(南口) - 高砂 - 幌向 - 上幌向 - 奈井江 |
根室本線 | 赤平 - 芦別 |
室蘭本線 | 本輪西 - 室蘭 - 鷲別 - 幌別 - 白老 |
千歳線 | 恵み野 - 上野幌 - 平和 |
学園都市線 | 八軒 - 新川 - 新琴似 - 篠路 - 拓北 - あいの里教育大 |
富良野線 | 上富良野 |