新松田駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新松田駅 | |
---|---|
新松田駅北口(2007年9月20日撮影) |
|
しんまつだ - Shin-Matsuda | |
◄渋沢 (6.2km)
(2.5km) 開成►
|
|
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | ■小田原線 |
キロ程 | 71.8km(新宿起点) |
所在地 | 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1356番地 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
25,542人/日 -2007年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日 |
乗換 | 松田駅 (東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線) |
新松田駅(しんまつだえき)は、神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1356にある、小田急電鉄小田原線の駅。
駅前にある松田駅(東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線)との連絡駅である。
特急「あさぎり」はJR御殿場線直通運転のためJRの松田駅を発着し、当駅には到着しない(運賃計算上は同一の駅とされる)。
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線の地上駅である。小田原方に折り返し引き上げ用のY線が設けられている。新宿方の構内にJR東海御殿場線の松田駅に通じる連絡線があり、特急「あさぎり」がこれを通って御殿場線と直通運転しているほか、小田急電鉄が発注・購入した新車の搬入(甲種輸送)に使用される。この場合、JR貨物の電気機関車が小田急の新松田駅構内まで乗り入れる。
駅舎は開業当時(1927年)から1970年代後半まで、いわゆる「ギャンブレル屋根」の駅舎であった。現在、ギャンブレル屋根の駅舎の小田急の駅は向ヶ丘遊園駅北口駅舎のみである。
改札口は、北口と南口の2か所である。駅員は北口のみ配置されており、南口は無人改札である。2007年春頃に駅の改札やホームなどに電光表示板が新しく設置された。列車の種別表示には、フルカラーLEDが使用されている。
[編集] のりば
海側(南側)から、
1 | ■小田原線 | 待避線 | 小田原・箱根登山線 箱根湯本方面 |
2 | ■小田原線 | 本線 | 小田原・箱根登山線 箱根湯本方面 |
3 | ■小田原線 | 本線 | 本厚木・相模大野・町田・新宿・千代田線 綾瀬方面 |
4 | ■小田原線 | 待避線 | 本厚木・相模大野・町田・新宿・千代田線 綾瀬方面 |
[編集] 利用状況
2006年度の1日平均乗降人員は25,202人(全線70駅中43位)である。1982年度の1日平均乗降人員は27,829人(当時の全線67駅中31位)である。
[編集] 駅周辺
- 松田駅 - 東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線
- 松田町役場
- 松田町民文化センター
- 松田町体育館
- 松田郵便局
- 松田惣領郵便局
- ヤオマサ
- 松田山ハーブガーデン
- 東名ハイウェイバス・小田急箱根高速バス松田バスストップ
- 富士急湘南バス新松田駅前案内所
- 箱根登山バス新松田案内所
- 神奈川県立足柄上病院
- 立花学園高等学校
以下は、当駅からバス利用。
[編集] 路線バス
新松田駅
- 湘南神奈交バス・箱根登山バス・富士急湘南バス
- 1番乗り場(箱根登山バス)
- 2番乗り場(湘南神奈交バス)
- <神04> 渋沢駅北口 ※休日1本のみ
- 1番乗り場(富士急湘南バス)
- 2番乗り場(富士急湘南バス)
- 3番乗り場(富士急湘南バス)
[編集] 歴史
- 1927年4月1日 - 開業。「直通」の停車駅となる(なお、「各駅停車」は、新宿駅 - 現在の向ヶ丘遊園駅である稲田登戸駅間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった)。
- 1927年10月15日 - 「急行」が登場し、停車駅となる。
- 1944年11月 - 太平洋戦争の戦況悪化に伴い、「急行」の運行が中止される。
- 1945年6月 - 従来、新宿駅~稲田登戸駅(現、向ヶ丘遊園駅)間のみの運行の「各駅停車」が全線で運行されることとなり、「各駅停車」の停車駅となる。(同時に、「直通」は廃止される。)
- 1946年10月1日 - 「準急」が登場し、停車駅となる。
- 1949年10月1日 - 「急行」が復活し、停車駅となる。
- 1955年3月25日 - 「通勤急行」が登場し、停車駅となる。
- 1955年10月 - 駅の北に御殿場線松田駅との間を結ぶ連絡線完成。
- 1960年3月25日 - 「通勤準急」が登場し、停車駅となる。
- 1966年 - 小田急ロマンスカー「さがみ」号の運行開始に伴い、同列車の停車駅となる。
- 1980年3月5日 - 新駅(二代目)舎が完成し、供用開始。この時まで使われていた初代駅舎は、向ヶ丘遊園に移設され、「鉄道資料館」の館舎となる。
- 2002年3月23日 - 「急行」列車等の分割併合を開始。以降ダイヤ改正ごとに当駅で行う分割併合の列車が増えていく。
- 2004年12月11日 - 「快速急行」、「区間準急」が登場し、停車駅となる。
- 2008年3月15日 - 「急行」列車等の分割併合を廃止。
[編集] 駅名の由来
駅所在地の地名「松田」から。JR御殿場線に松田駅があるため「新松田」と名付けられた。なお、「松田」という地名は、寒田神社の祭祀料をまかなう「祭り田(まつりだ)」があったことに由来している。
[編集] 隣の駅
- 小田急電鉄
- ■小田原線
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 小田急電鉄 新松田駅
- Shin-Matsuda Station in Wikipedia
小田急小田原線 |
---|
新宿 - 南新宿 - 参宮橋 - 代々木八幡 - (綾瀬方面<<) 代々木上原 - 東北沢 - 下北沢 - 世田谷代田 - 梅ヶ丘 - 豪徳寺 - 経堂 - 千歳船橋 - 祖師ヶ谷大蔵 - 成城学園前 - 喜多見 - 狛江 - 和泉多摩川 - 登戸 - 向ヶ丘遊園 - 生田 - 読売ランド前 - 百合ヶ丘 - 新百合ヶ丘 (>>唐木田方面) - 柿生 - 鶴川 - 玉川学園前 - 町田 - 相模大野 - (相模大野分岐点) (>>片瀬江ノ島方面) - 小田急相模原 - 相武台前 - 座間 - 海老名 - 厚木 - 本厚木 - 愛甲石田 - 伊勢原 - 鶴巻温泉 - 東海大学前 - 秦野 - 渋沢 - 新松田 - 開成 - 栢山 - 富水 - 螢田 - 足柄 - 小田原 (>>箱根湯本方面) |