東海大学前駅
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東海大学前駅 | |
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東海大学前駅南口(2008年1月撮影) |
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とうかいだいがくまえ - Tōkaidaigaku-mae | |
◄鶴巻温泉 (1.1km)
(4.7km) 秦野►
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所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | ■小田原線 |
キロ程 | 57.0km(新宿起点) |
所在地 | 神奈川県秦野市南矢名1丁目1番地1号 |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
38,089人/日 -2007年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日* |
東海大学前駅(とうかいだいがくまええき)は、神奈川県秦野市南矢名1-1-1にある、小田急電鉄小田原線の駅。
- 秦野市にあるが秦野盆地の外側に位置している。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を有している。駅舎には南口と北口がある。
トイレはかつては下りホームにあったが2007年3月に2階改札口内に移った。移転前から多目的トイレを備えていたが、移転後はオストメイト・乳幼児対応設備が追加された。
- のりば(東側から)
1 | ■小田原線 | 小田原・箱根湯本方面 |
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2 | ■小田原線 | 相模大野・新宿・千代田線方面 |
[編集] 利用状況
2006年度の1日平均乗降人員は37,916人(小田急電鉄全70駅中30位)である。
1982年度の1日平均乗降人員は35,585人で(当時の全線67駅中23位)、1982年度から2006年度までの増加率は106.6%となる。
[編集] テナント
- なか卯(1階2階)
- マクドナルド(1階2階)大根駅石碑前
- オダキュウOX(1階)
- 啓文堂書店(2階)5月30日開店 開店10時~閉店22時
- クスリ十全堂(1階)エスカレーター横
- 洋菓子ニドワール(1階)
- くつろぎの里庄や(1階)
- 三菱東京UFJ銀行(1階)
- QBHOUSE(1階)
[編集] 駅周辺
- 東海大学湘南キャンパス
- 東海大学医療技術短期大学
- 神奈川大学湘南ひらつかキャンパス
- 東海大学の南方に位置するが、路線バスは隣の秦野駅から出ている。
- 神奈川県立秦野高等学校
- 秦野市立広畑小学校
- 団地の間から大きく富士山が見える(午前のみ)
- 校舎の左(職員玄関を正面にして)に広畑ふれあいプラザがある。
- 秦野市立広畑幼稚園、保育園
- 県からこども園に認定された。
- 秦野市立第2なでしこ保育園
- 上記広畑小、幼、保、なでしこ第2保、は駅から約3㎞離れている。
- 秦野市立大根中学校
- 秦野市立大根小学校
- 秦野北矢名郵便局
- 秦野市立大根公民館
- 横浜銀行東海大学駅前支店(駐車場あり)
- 中栄信用金庫東海大学駅前支店(駐車場あり)
- 平塚信用金庫東海大学駅前支店
- 秦野警察署東海大学駅前交番
- グルメシティ大根店(旧ダイエー)
- ミニストップ東海大学前駅店
- ファミリーマート(駐車場あり)
- スリーエフ東海大学前駅本店
- ローソン東海大学前に1店舗(駐車場なし)、開発地に6月13日開店するのが1店舗(駐車場あり)
- セブンイレブン秦野マンション前に1店舗(駐車場あり)県道秦野鶴巻線沿いに2店舗(駐車場あり)
- フレッシュフーズ片野
- タイラ書店本店、支店
- BOOK・ECO
- TSUTAYA
- トイ・ダック
- 岩垣小児科
- 森山歯科医院
- ドレミ(カラオケ)
- 湘南市場(2店舗)
- クリエイトSD
このほか、学生向けアパートを仲介する不動産屋が多く存在する。
[編集] バス
北口、南口それぞれにバスが発着する。すべて神奈川中央交通が運行を担当している。
東海大学前駅
東海大学前駅入口
駅南口の東、県道曽屋鶴巻線上にある。
- 伊56系統:伊勢原駅北口行、下大槻団地行
- 巻01系統:鶴巻温泉駅行、下大槻団地行
- 秦43系統:鶴巻温泉駅行、秦野駅行
- この路線を東海大学前駅新設南口ロータリーのバス乗り場に7月以降に乗り入れる予定。
- 東海大学前駅から出発する新路線(平塚駅行き)を秦野市が神奈川中央交通に要望予定。
[編集] 歴史
- 1927年(昭和2年)4月1日 大根駅(おおねえき)として開業。「直通」の停車駅となる(「各駅停車」は、新宿駅~現在の向ヶ丘遊園駅である稲田登戸駅間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった)。
- 1945年(昭和20年)6月 従来、新宿駅~稲田登戸駅(現、向ヶ丘遊園駅)間のみの運行の「各駅停車」が全線で運行されることとなり、「各駅停車」の停車駅となる(同時に、「直通」は廃止される)。
- 1946年(昭和21年)10月1日 「準急」が登場し、停車駅となる。
- 1960年(昭和35年)3月25日 「通勤準急」が登場し、停車駅となる。
- 1972年(昭和47年)12月18日 「急行」の停車駅となる。
- 1987年(昭和62年)3月9日 東海大学前駅に改称。橋上駅舎化される。
- 2004年(平成16年) 12月11日 「快速急行」、「区間準急」が登場し、停車駅となる。
- 2008年(平成20年)4月4日駅前広場内ロータリーとペデストリアンデッキが供用開始された。
[編集] 駅名の由来
開設時は、中郡大根村に位置していたことから、大根駅(おおねえき)と名づけられた。今でも付近一帯(北矢名、南矢名、下大槻、鶴巻)は大根地区と呼ばれている。その後1987年になって,当駅から1キロ弱のところに「東海大学湘南校舎」があり、駅の改修に東海大学が資金を提供したことから、東海大学前駅に改称された。また、その際地元住民の働きかけで、旧駅名である「大根」という地名のいわれを後世に伝えるための石碑が駅前に設置された。
なお、駅から大学までは徒歩で15分の道のりで、上り坂が続くことから、「東海大学下駅」などと呼ぶ学生もいる。「大根駅」の頃、当駅で降りる東海大生は、隣の秦野駅が最寄りの上智短大生によって「ダイコンおろし」と俗称されていたという。現在では、東海大生からは「学前(がくまえ)」という略称でよばれている。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
小田急小田原線 |
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