和泉多摩川駅
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和泉多摩川駅 | |
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和泉多摩川駅北口(2005年10月15日撮影) |
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いずみたまがわ - Izumi-Tamagawa | |
◄狛江 (0.6km)
(0.8km) 登戸►
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所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | ■小田原線 |
キロ程 | 14.4km(新宿起点) |
所在地 | 東京都狛江市東和泉4丁目2番地1号 |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線* |
乗降人員 -統計年度- |
15,541人/日 -2007年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日 |
備考 | *通過線2線含む |
和泉多摩川駅(いずみたまがわえき)は、東京都狛江市東和泉4丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅。
目次 |
[編集] 概要
新宿駅から17番目(新宿駅も含む)の駅。新宿駅からの距離は14.4km。多摩川寄りホームからは登戸駅とよみうりランドが見える。
所在地は狛江市東和泉4-2-1。
駅名は地名の「和泉」と河川名の「多摩川」を合わせたもの。なお、多摩川対岸の登戸駅の旧称は「稲田多摩川」、「登戸多摩川」駅であった。
多摩川の東京側最寄り駅。近年、路線の高架事業と駅前再開発事業が行われた。2004年に小田急グッズの販売店ができた。
喜多見、狛江駅とともに成城学園前駅の管理管区に属する。毎年7月下旬に開催される多摩川花火大会では最寄り駅となり、混雑するため、応援要員が派遣される。
[編集] 駅構造
線路・ホームは高架上に、改札口は地上にある。間に通過線をはさんだ相対式ホーム2面4線の高架駅である。複々線区間にあり、当駅で各停が特急ロマンスカー・急行・準急などに追い越されることがある。ただし、複々線区間の末端のため各駅停車が優等列車に抜かれるための時間調整をすることもある。
改札口は登戸駅側に1か所、狛江駅側に1か所、計2か所ある。狛江駅側は後から増設された簡易的なもの。臨時改札口はない。登戸駅側の改札口には北側と南側の出口がある。屋根はホームの全面を覆っているが、路線部分は覆っていない。
駅舎両脇の高架下を商業施設として利用している。
駅舎デザインは、内側外側とも淡いグリーン色を基調色としている。
出入り口付近の装飾(駅名が掲げてある個所)、改札階の窓枠、およびホーム階の窓枠は、淡いグリーン色(壁面のグリーン色よりやや濃い)で、上部が三角形状のデザインに統一されている。隣りの狛江駅では、ブラウン色、上部が半円形状となっており、両駅間のデザイン上の差異となっている。
また、ホーム上屋(屋根)については、喜多見駅などの世田谷区内の新設高架駅では、丸みを帯びたもの(横から見て)に統一されているが、狛江市内にある狛江駅と和泉多摩川駅は、直線状のものに統一されている。
[編集] のりば
ホーム長は8両編成に対応している。
1 | ■小田原線(緩行線) | 小田原・片瀬江ノ島方面 |
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通過線 | ■小田原線(急行線) | 下り列車の通過 |
通過線 | ■小田原線(急行線) | 上り列車の通過 |
2 | ■小田原線(緩行線) | 新宿・千代田線方面 |
※梅ヶ丘~和泉多摩川間の急行線・緩行線は原則として以下の通り使い分けられている。
- 〔急行線〕
- ■特急ロマンスカー・■快速急行・■多摩急行・■急行・■準急が使用する。
- 〔緩行線〕
- ■区間準急・■各駅停車が使用する。
[編集] 出入り口
- 登戸駅側改札口 - 駅前より改札階の方が高く、階段(北側5段、南側7段)とスロープがある。エレベーター・エスカレータはない。
- 狛江駅側改札口 - 駅前より改札階の方が高く、緩やかな坂になっている。エレベータ・エスカレータはない。
[編集] 駅構内設備
駅舎は最近できたため、設備は比較的充実している。当駅より新しい駅に設置されている壁面透過タイプ(ガラス張り)エレベーターやセンサー起動式エスカレーターは導入されていない。トイレはオストメイトに対応している。
[編集] 機器
- 登戸駅側改札口
- 狛江駅側改札口
- 自動改札機 - 3台
- 券売機 - 1台
- 精算機 - 1台
[編集] 施設
- トイレ - 改札内改札階山側にある。女子用、障害者用、男子用がある。
- 水飲み場 - 各ホームに1か所ずつ、合計2か所ある。
- 休憩コーナー - 改札内側改札階に2か所ある(旧・喫煙所)。
- 待合室 - 各ホームに1か所ずつ、合計2か所ある。(2004年冬に使用開始予定)
- エレベーター - 改札階と各ホーム階を結ぶ2機がある。
- エスカレーター - 改札階と各ホーム階を結ぶ両方向、計4機がある。
- 車掌用モニター - ホームは直線状なのでモニタはない。
[編集] 商業設備・施設
- 売店 - OX SHOPが改札内側に1店舗ある。
- 飲料自動販売機 - 各ホームに1台ずつ、売店脇に1台、計3台ある。
- タバコ自動販売機 - 売店脇に1台、改札外側に1台、計2台ある。
- ATM - 改札外側に1か所ある。
- 横浜銀行 - ATM1台。登戸支店小田急和泉多摩川駅出張所。
- 公衆電話 - 改札外側に1か所ある。
- アナログ式(緑色) - 1台
- コインロッカー - 改札外に1か所、計10室ある。
[編集] 利用状況
2006年度の1日平均乗降人員は 15,217人である。小田急電鉄全70駅中57位。
乗降人員の推移
- 1992年度 - 16,135人 (56位)
- 1996年度 - 14,925人 (57位)
- 2001年度 - 14,635人 (56位)
- 2003年度 - 14,737人 (57位)
- 2005年度 - 15,107人 (57位)
[編集] 駅周辺
登戸駅側改札口の北口に駅前広場、ロータリーがある。ロータリーは世田谷通りに通ずる。
再開発前は駅周辺の道路は狭隘で、最寄バス停も200mほど離れていたが、1999年4月に新道およびロータリーが完成しバスの乗り入れが始まった。
[編集] 登戸駅側の出口
- 警視庁 調布警察署 和泉多摩川交番
- 東京都立狛江高等学校
- 多摩川
- 和泉多摩川商店街
- 玉泉寺
[編集] 狛江駅側の出口
- 和泉多摩川駅前郵便局 - 「駅前」と称しているが200m程離れている。
[編集] 関連施設
[編集] 高架下
駅両脇の高架下に商業施設小田急マルシェがある。2004年に小田急電鉄グッズ販売店「TRAINS(トレインズ)」、美術・工芸品の制作・展示・販売コーナー「アトリエおだきゅう」がオープンした。
[編集] 駅周辺
- 多摩川鉄橋
- 1961年に多摩川鉄橋手前の踏み切りで立ち往生していたトラックに列車が衝突し、列車が鉄橋から転落する事故が起きた。当該編成は2459Fで、1両目が多摩川に転落し、2両目が宙吊り状態になった(この編成は後に修理されている)。この事故を機に世田谷通りが現在のルートに変更された。
- 現在、複々線化のための工事が行われており、従来の鉄橋の上流側に複線の鉄橋が架けられて上下線ともそちらが使用されている。下流側の古い橋も架け替え工事が進んでおり、完成すれば上流側が上り2線、下流側が下り2線として使用される予定である(ただし複々線は登戸駅手前で終了し、登戸駅は2面3線となる見込み)。新しい鉄橋は従来よりも高い位置に建設されており、2004年秋には喜多見~登戸間の土手上に1か所だけ残っていた踏み切りも廃止となった。
[編集] バス
駅前ロータリーの「和泉多摩川駅」に小田急バスの路線が乗り入れる。
[編集] 歴史
- 1927年4月1日 - 開業。
- 1937年9月1日 - 片瀬江ノ島駅行「直通」の停車駅となる(小田原方面行「直通」は通過)。
- 1948年9月 - 「桜準急」が登場し、停車駅となる。
- 1951年4月 - 「準急」の停車駅となる。
- 1964年11月5日 - 「準急」の通過駅となる。
- 1989年7月 - 喜多見~和泉多摩川間の複々線化着工。
- 1996年12月1日 - 上り新ホームの使用開始。
- 1997年3月 - 喜多見~和泉多摩川間の複々線化竣工。
- 1997年6月23日 - 複々線の使用開始。
- (時期不明) - 現駅舎供用開始。
- 1999年4月 - 駅前ロータリー完成により路線バスの乗り入れ開始。
- 2003年4月 - 狛江駅側の改札口が供用開始。
- 2004年12月11日 - 「区間準急」が登場し、停車駅となる。
[編集] 駅名の由来
当初「多摩川」という駅名にする予定だったが、多摩川の対岸に「稲田多摩川駅(現在の登戸駅)」が開設されることを受け、地名である「和泉」と「多摩川」をあわせて「和泉多摩川」と名づけられる。
[編集] 旧駅舎
駅舎、路線とも地上にあった。駅舎は上りホーム側にあり、下りホームとは跨線橋により連絡された。下りホームには臨時改札口があった。
[編集] その他
戦前には多摩川の砂利輸送のための引き込み線があった。[要出典]
[編集] その他
- パスネット印字
- 入場「和多摩川」
- 出場「和多」
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 小田急電鉄 和泉多摩川駅 - 駅立体図あり。
- トレインズ
- アトリエおだきゅう
小田急小田原線 |
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