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家庭教師ヒットマンREBORN!の登場人物 - Wikipedia

家庭教師ヒットマンREBORN!の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

家庭教師ヒットマンREBORN! > 家庭教師ヒットマンREBORN!の登場人物

家庭教師ヒットマンREBORN!の登場人物(かてきょーひっとまんりぼーんのとうじょうじんぶつ)では、天野明原作の漫画作品『家庭教師ヒットマンREBORN!』に登場する人物について記述する。

「声:」はアニメ版の声優。各キャラクターのプロフィールは公式キャラクターブックの情報を基に記載しているため、年齢はボンゴレリング争奪戦終了時点のものである。


注意以降の記述で家庭教師ヒットマンREBORN!に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


目次

[編集] 主要人物

沢田綱吉(通称:ツナ)(さわだ つなよし)
(声:國分優香里
並盛中に通う中学生。ボンゴレファミリー次期ボス(ボンゴレ10世/10代目)。
リボーン
(声:ニーコ
殺し屋(アニメではヒットマン)であり沢田綱吉の家庭教師でもある赤ん坊。

[編集] ツナのファミリー(10代目の守護者)

守護者(しゅごしゃ)とは、ボンゴレファミリーのボスと、ボスを守る6人の幹部の計7名を指す。ボンゴレリングを持っていることが条件とされ、必ずしもボンゴレファミリーに所属していなければならないという縛りはないが、ボンゴレに緊急事態が発生した時には招集される。ツナの場合は、ボンゴレリング争奪戦時に、リボーンと門外顧問の家光によって選定された。

獄寺隼人(ごくでら はやと)
(声:市瀬秀和/吉田麻子(幼少期))
嵐のリングの守護者。ツナと同い年の男子中学生。ダイナマイトが武器の殺し屋。伊日の混血(父はイタリア人、母はイタリア人と日本人のハーフ)。ビアンキは腹違いの姉。
山本武(やまもと たけし)
(声:井上優
雨のリングの守護者。ツナの親友で補習仲間でもある、同じクラスの男子中学生。並盛中野球部員。
ランボ
(声:竹内順子(子供)/津田健次郎(大人))
雷のリングの守護者。ボヴィーノファミリー出身の殺し屋である5歳児。
雲雀恭弥(ひばり きょうや)
(声:近藤隆
並盛中学校の風紀委員長。通称・ヒバリ。5月5日生まれの牡牛座(誕生日は学校が祝日という理由で覚えている)。年齢と血液型は不明。身長169cm、体重58kg。一人称は「僕」。好きな言葉は「咬み殺す」、「ワオ」。好きな寿司ネタはかんぱちヒラメのえんがわ。好物は和食ハンバーグ。好きなカキ氷は宇治金時。愛車はスズキ・カタナ
並盛中学校だけではなく、並盛町一帯の頂点に立ち、裏社会も牛耳る最強最恐の不良。武器である仕込みトンファーを使った近距離攻撃を得意とする。群れることと束縛を嫌う一匹狼で、他人が群れているところを見ると「弱くて群れる草食動物は嫌い」という理由で襲い掛かる。フゥ太の「並盛中ケンカの強さランキング」では1位。トンファーにはさまざまな仕込みがされており、その時その時に応じていろいろな武器になる。好戦的な戦闘マニアで、より強い相手と戦いたいという願望がある。愛校心が人一倍強く、風紀委員の部下に手配させた校歌を着うたにしたり、常に制服を着ているなどの諸行動が見受けられる。制服は学校指定のブレザーではなく、旧服の学ランを肩に羽織り、その袖には風紀委員の腕章を付けている。了平の入学時には既に風紀委員長であったこと[1]や、バイクを乗り回したり、「自分はいつでも好きな学年」という発言もあることから年齢は不明。自分の攻撃を易々と防いだリボーンに興味を持っているようで、何かと絡んでくる。シャマルに攻撃を仕掛けたことがきっかけで、トライデントモスキートにより桜クラ病という桜に囲まれると立っていられなくなる病に感染していた時期があり、それが原因で骸相手に一方的に負けた過去から再戦の機会を望んでいる。また、アニメではそれが原因となって桜が嫌いになった設定が追加されている。
【VSヴァリアー編】
家光によって、ツナを守護する主要ファミリーの証として雲のリングの守護者に選ばれる。家庭教師はキャバッローネファミリーのディーノ。本人は指輪やマフィアに関してはまるで興味がなく、戦う場所と理由さえあればいいようで、嵐の守護者戦終了後にはヴァリアー相手に大暴れし、雲の守護者戦では激戦になると思われていたゴーラ・モスカを瞬殺するや、ボスのXANXUSを挑発し襲い掛かる。その後、ツナが正統後継者に決まったことによって、守護者の証である雲のリングを持つことになる。
【未来編】
10年後には、ボンゴレファミリーとは別に作った並盛中学風紀委員を母体とした財団「風紀財団」の委員長になっており、補佐を務める草壁からは「恭さん」と呼ばれている。「この世の七不思議」に関心を持っており、「匣(ボックス)」の研究や調査で世界中を飛び回っている。10年バズーカなどの事情をある程度知っているようである。10年後のツナの命によりボンゴレリングを破棄し精製度の低いリングを使用しているが、リングが強い波動に耐え切れずに壊れてしまうため、複数を持ち歩いて壊れるたびに使い捨てるという稀な運用方法を行っている。また、雲とは別に霧のカモフラージュリングを持っている。
10年後もその強さは健在のようで、即戦力を求めるリボーンが最初に合流したい最強の守護者として名前を挙げている。10年前との入れ替わり現象は起きておらず、獄寺と山本がγ(ガンマ)にとどめを刺される寸前に突如現れ、雲系の匣を使いγに圧勝。その後はツナの家庭教師を務め、鍛え上げる。また、骸が行方不明となったことにより、幻覚で補われていたクローム髑髏の内臓が失われた際には、ボンゴレリングを用いて自分自身の力で生きるよう助言している。ミルフィオーレの日本支部突入計画の際には、自らミルフィオーレのボンゴレ襲撃部隊に対向する囮となっている。
笹川了平(ささがわ りょうへい)
(声:木内秀信
京子の兄。並盛中ボクシング部主将。「極限」が行動原理で口癖。普段から死ぬ気(極限)であるため、死ぬ気弾を撃たれても全く変化がない。ケンカの話になるとすぐに心配する京子を気遣うなど、兄らしい一面も持つ。京子からボクシングが「パンツ一丁で鍋掴みを付けて戦うスポーツ」と思われていることが切実な悩み。自称のリングネームは「極限ライオンパンチニスト了平」。小学生の時に京子を不良から助けようとした際に負った傷が、現在もなお額に残っている。ボクシング同様ケンカも強く、フゥ太の「並盛中ケンカの強さランキング」では5位。年齢は15歳(中学3年生)であるが、14歳のころに自分が中学3年生だと思い込み、卒業式に出席したこともあった。[2]8月26日生まれの乙女座(本人は「拳闘士(ボクシング)座」と自称)のA型。身長168cm。体重59kg。好きなスポーツは当然ボクシング。趣味はボクシングのトレーニング。嫌いなことは極限にまどろっこしいこと。好きなカキ氷はイチゴ味。鼻に貼られた絆創膏がトレードマーク。
リボーンに気に入られ、ファミリーの一員として数えられているが、本人は事情を理解していない。強引な所があり、毎度周囲を巻き込んでは自分の意見を押し通すのがお約束だが、本人には悪気はなく、常に己を磨き強くなることを怠らないポジティブな熱血漢。すべての物事をボクシングに繋げて考えるほどの筋金入りのボクシング馬鹿で、素質のある者を見ればすぐさまボクシング部へ勧誘している。死ぬ気状態のツナから喰らったパンチの威力に感動し、その後何かと勧誘するようになる。獄寺とは意見が合わず顔を合わせるたびにケンカしている。占いは信じず運命は自分で切り開くと語るが、くじ運が非常に悪いことは気にしているらしい。
【VSヴァリアー編】
家光によって、ツナを守護する主要ファミリーの証として晴のリングの守護者に選ばれる。家庭教師はコロネロ。逆境を跳ね返す必殺パンチ「極限太陽(マキシマムキャノン)」を習得し、晴の守護者戦でルッスーリアに勝利。ツナが正統後継者に決まったことによって、守護者の証である晴のリングを持つことになる。
【未来編】
10年後も晴の守護者を続けている。ファミリーの事情にも精通しており、10年前と比べて幾分落ち着いた性格になっているが大事な事をすぐ忘れるところや京子に対するごまかし方は変わっていない。師匠であるコロネロに繋がりのあるラルを気遣う様子も見うけられる。
ボンゴレ本部壊滅の頃には海外に出張中であり、日本を旅立つ際に黒川花に伝言を残していった。10年前との入れ替わり現象は起きておらず、10年前(現代)のツナ達がアジトに来た13日後に帰国、黒曜ランドにいた10年前(現代)のクローム髑髏を伴って並盛のアジトに来訪。ツナにボンゴレ本部の情報を伝達し、その5日後のミルフィオーレ本部突入を提言し、計画に参加。この頃から鼻の絆創膏がなくなっているが、本人はいつ無くなったか覚えていない。
六道骸(ろくどう むくろ)
#黒曜中学参照。

[編集] マフィア関係者

ビアンキ
(声:田中理恵
リボーンの4人目の愛人で、フリーのイタリア人殺し屋。通称「毒サソリ」。年齢は17歳。11月8日生まれの蠍座のAB型。身長165cm。体重49kg。スリーサイズは86・57・87。好きな人はリボーン。夢はリボーンと愛の園を築くこと。嫌いなものは愛を邪魔する全ての存在。気になる動物はリスモモンガ。死ぬ気の炎の属性は
リボーンを家庭教師の仕事から自由の身にするためにツナを殺そうとしていたが、今では愛するリボーンの傍で暮らすため、美術と家庭科の家庭教師という名目で沢田家に居候し、それ以来殺意もなりを潜めている。獄寺の腹違いの姉(正妻の子)であり、ケガの心配をするなど獄寺に姉らしい気遣いを見せるが、トラウマを抱える獄寺にとって、好意でしたこともすべて逆効果になってしまっている。一見クールな美女だが、我儘で残酷な面も持ち合わせており、一度怒らせると我を忘れ手が付けられないほど(獄寺曰く「自分の世界で生きているため、弱点はない」)。「愛」が第一の信念で行動原理であり、リボーンなど好いている相手には愛情深く接するが、気に入らない者にはたとえ子供であっても容赦しない。死んだ元恋人のロメオを今でも憎悪しており、酷似した容姿の大人ランボを地の果てまでも追い回すほど執着は凄まじい。また、リボーンのことがきっかけで意気投合したハルは妹のように可愛がっており、ツナへの恋心も応援している。京子のことも気に入っており、仲は良い。
ポイズンクッキング(=毒入り料理作り)」の使い手(フゥ太の「とっても苦しい毒殺ランキング」では3位)で、料理をすると必ずポイズンクッキングになってしまうという、特異な才能の持ち主。昔、脱走を繰り返していた獄寺を捕まえるためにポイズンクッキングを多用し、バリエーションが増えた。銃も携行しているが、射撃の腕は最悪。黒曜編ではツナ達と共に骸らのアジトに乗り込み、戦った。小説版リボーンの短編「殺し屋二人」では主人公を務めている。
【未来編】
10年後はボンゴレ組織に携わっており、現代のツナ達がアジトに来た時にはフゥ太と共に情報収集に出ていた。見た目はあまり変わっていないが、10年後ではリボーンは死亡していることにより、10年前からやってきたリボーンをより溺愛している。異母兄弟である獄寺と同じ嵐の属性のリングを持ち、ツナたちと合流後はミルフィオーレ本部突入に備えて現代の獄寺の家庭教師を務めるが、その過程で自分や父親の事を獄寺が嫌っている事を分かっているため、あえて獄寺を挑発する事もあったが獄寺からは疎まれて逃げられている。ミルフィオーレの並盛支部突入計画には参謀・道案内として参加したものの、突入チームからは外れている。獄寺とは突入直前に、作戦後に話し合う約束をしている。
イーピン
(声:チャン・リーメイ
香港生まれの殺し屋で通称「人間爆弾」。辮髪を結わえカンフー服を着用した、利発で礼儀正しい少女。10年後は大学進学を目指している。現在5歳。身長45cm。体重3.9kg。11月25日生まれの射手座。O型。中国語しか喋れず(アニメでは片言ではあるが、日本語も話せる)、通訳にはリボーンを介する。大人になると日本語が上手くなる。大人イーピンの身長157cm。体重47kg。好きなケーキはラ・ナミモリーヌのミルフィーユ甘栗。好みのタイプは師匠、雲雀。嫌いなタイプはうざくて下品な男。
ドがつくほどの近眼で、誤解からトラブルを起こすこともあり、初登場時は暗殺ターゲットをツナであると勘違いした。その後は己の鍛錬のために日本に留まり沢田家に居候しており、同じ年頃のランボとは彼のおバカ・下品な行動に呆れつつも仲が良く、いつも一緒に遊んでいる。極度の恥ずかしがり屋で、恥ずかしくなると額にピンズが現れ、筒子時限超爆のカウントダウンを始める。また、中国にいる師匠にそっくりな雲雀に想いを寄せており、顔を見るたびに筒子時限超爆のカウントダウンを始めてしまうのがお約束。中国拳法を主体とした、手を触れずに相手を倒す「餃子拳」の使い手。フゥ太の「中距離技ランキング」でも上位にランクインし、自身も「将来有望な殺し屋ランキング」では3位のスーパーホープである。
時々ランボの10年バズーカで10年後の姿(通称「大人イーピン」)と入れ替わる。10年後は拳法と殺し屋の稼業を辞め、日本で大学進学のために中華料理屋「楽々軒」でアルバイトをしているが、実力は全く衰えておらず、襲い掛かられると無意識かつ、条件反射で相手をのしてしまう。気さくでしっかり者な性格も変わっていない。なお、筒子時限超爆は「ブロッコリーの化け物」というキーワードと共に封印されている。
【未来編】
ツナが10年バズーカで飛ばされた10年後の世界では、ランボと共に太猿・野猿の手から京子とハルを守っていたが、戦闘中に現代のイーピンに入れ替わった。共同生活において、彼女の作る炒飯はみんなに絶賛されている。
Dr.シャマル
(声:勝矢
女たらしのイタリア人で一流の闇医者。女癖の悪さは筋金入りで、2062股かけた上、某国の王妃に手を出した結果、国際指名手配を受けたため、日本へとやって来た。年齢は35歳。2月9日生まれの水瓶座。血液型不明。身長182cm。体重75kg。好きな言葉は「2次元より3次元」。好きな酒はワイン。好きなタイプは年齢問わず可愛い女。嫌いなタイプはCGみたいな女。
医師としての腕は一流で、内外科問わず何でも診れる程だが、女性専門で男性は診ない。リボーンの出生で母親から取り上げたのも彼であるという。かつて獄寺の屋敷のお抱え医師だったことがあり、幼少期の獄寺の憧れの人物で、ダイナマイトを与え戦い方を教えたのも彼である。現在は並盛中学の養護教諭として働いているが、それでも当然ながら女性しか診ない(ただし、何らかの例外でツナや獄寺を治療している)。
生まれつきウイルスが付着しやすい体質を持ち、333対のそれぞれ打ち消しあう666の不治の病にかかっている。裏の顔は「トライデント・シャマル」の異名を持つ伝説の天才殺し屋で、不治の病原菌を体内に持つ666種類のを媒体にして、敵を病死させる「トライデント・モスキート」の使い手。かつて、2世代前のヴァリアーからスカウトを受けたこともあるほどの腕前を持つ(ただし断っている)。バーズやマーモン等の発言から、かなり能力が高いようだ。
ディーノ
(声:鎌苅健太KENN
ボンゴレの同盟ファミリーの1つである、キャバッローネファミリー(同盟勢力としてはNo.3、5000のファミリー持ち)の10代目ボス。金髪で鳶色の瞳を持つ青年で、通称「跳ね馬」。年齢は22歳。2月4日生まれの水瓶座。O型。身長183cm。体重72kg。好物はピザ。嫌いなものは民を大事にしないマフィア。好きな言葉は「頼みます、ボス!」。趣味はドライブ(助手席にロマーリオ)。左半身にはキャバッローネファミリーのボスに受け継がれる刺青がある(これは普通の刺青とは違い、ボスにふさわしい者になった時に浮かび上がる)。
少年時代は9代目ボスだった父親によって、マフィアの候補生など普通の学校に通うには問題のある子供を集めた学校に通わされており、ヴァリアーのスクアーロとはその頃の同期。小説版では、敵前逃亡した為に結果的に父親を死なせてしまった自分にボスの座を継ぐ資格はないと、一度部下のロマーリオにボスの座を譲ろうとしたことがある。この当時リボーンを家庭教師にしていたことから、ツナを弟弟子として可愛がっている。普段からツナの肩を持つが、協定によりボンゴレの一大事には表向き干渉できないため、裏方に回ることが多い。なお、ヴァリアー編では雲雀の家庭教師を務めた。
かつては弱気で臆病だったため「へなちょこディーノ」と呼ばれていたが、昔キャバッローネを潰そうとした、イレゴラーレファミリーとの戦いを通じ(小説版のみの設定)、「跳ね馬」へと見事な成長を遂げた。武器の「跳ね馬のムチ」とエンツィオは、この時リボーンの相棒・レオンの体内で生成されたもの。ファミリーと街の皆を守りたいという一念で才能を開花させたが、逆にそれが仇となり、ファミリーの前では優秀なボスだが1人になるとその実力は激減し、極度の運動音痴になるという、ある意味での究極のボス体質。そのため、常日頃からロマーリオを初めとする部下が付き従っている。面倒見が良く人柄も良いことから、部下や地元の住民からも慕われている。
【未来編】
10年後は、ボンゴレ狩りの対象となり、イタリアでミルフィオーレファミリーの第14トゥリパーノ隊との戦闘で膠着状態となっていると伝えられている。
エンツィオ
(声:堀田勝
ディーノのペットであるスポンジスッポン8月29日生まれのおとめ座で9歳。平常時は身長15㎝、体重0.5g。普段は大人しいが水を吸うことで巨大・凶暴化する。跳ね馬の鞭とともにレオンから生み出され、リボーンにレオンをくれと言ったら代わりに貰っている。
ロマーリオ
(声:永野広一
キャバッローネファミリーの幹部の一人で、ディーノの右腕。メガネと口ひげが特徴。年齢は38歳。7月21日生まれのかに座。A型。身長185cm、体重75kg。出身国はブラジル。医学の心得はあるが、「男の治療」と称し大雑把な看護をする。
リング争奪戦での雲雀とディーノの特訓の頃から、雲雀の部下・草壁哲矢とは飲み友達となっているというエピソードが単行本巻末で描かれた。
マイケル・チアーヌ
キャバッローネファミリーに何故か所属している元テニスプレーヤー。山本と羽根突きで勝負した。アニメでは別のキャラ(ブルータス)が登場したため未登場。
ボノ・ヒューソン
キャバッローネファミリーの一員、ディーノの部下。遠投124mを誇る強肩。
イワン・ドレイコ
キャバッローネファミリーの一員、ディーノの部下。パンチ力は230kgある。
ブルータス
(声:松本忍
アニメオリジナルキャラクター。キャバッローネファミリーの一員、ディーノの部下。マイケルの変わりに山本と羽根突きをした。
フゥ太(ふぅた)
(声:三瓶由布子
通称「星の王子」「ランキング小僧」と呼ばれている情報屋。縦じまのマフラーを愛用している、可愛らしい少年。本名は「フータ・デッレ・ステッレ」。年齢は9歳。1月11日生まれの山羊座。B型。身長123cm、体重22kg。出身国はイタリア。好物はハンバーグ、カレー。嫌いな食べ物はピーマン、タマネギ。ラーメンより、うどん派。好きなTV番組はランキングもの。趣味は交信。
宇宙のすべてのものをランキング付けした大きなランキングブックを持っており、新たに見たものもランク付けしている。対象の相手を見ることによってランキングすることが可能で、ランキングモードに入ると周囲は無重力状態になる。ただし、雨が降るとランキングがデタラメになってしまう(ランキングの星との交信が乱れるからという説が有力)。そのあまりに正確な能力がマフィアに狙われており、完璧だった自身のランキングを「死ぬ気」で覆したツナに感動し、以降ツナを兄と勝手に慕い沢田家に居候している。
【黒曜編】
ランキング能力を骸に買われ、黒曜のアジトに拉致される。骸の執拗な尋問に対し沈黙の掟(オメルタ)を守るが、骸にマインドコントロールされてしまう。ツナによってコントロールを解かれるが、その際ランキング能力を失ってしまった。ただしアニメ版では、黒曜編終了後もランキング能力は健在である。
【未来編】
10年後はボンゴレ組織の仕事に携わっており、ツナがアジトに来たときにはビアンキと共に情報収集に出ていた。3年前までランボの保育係をやっていた。背も10年前のツナや獄寺より高いが、発言等から10年後のツナはフゥ太よりも背が高かったと思われる。
内藤ロンシャン(ないとう ロンシャン)
赤毛でツンツン頭のお調子者の少年。トマゾファミリー8代目ボスで、2年生進級時にツナと同じクラスになった。年齢は14歳(中学2年生)[2]8月9日生まれの獅子座。A型。身長163cm、体重53kg。出身国は日本。好きなTV番組は相撲中継。好きな容器は魚型。好きな漬物はナスのぬか漬け、しば漬け。嫌いなものは周囲の舌打ち。弁当の醤油入れ、紅しょうが、商店街の福引券など所帯じみたものを多数集めており、それによって部屋は散らかり放題となっている。なお、「ロンシャン」という名前は、トマゾファミリーのボスに代々受け継がれる名前である。実家はトマゾファミリーのアジトとなっているようで、多くのファミリーが滞在しているが、日夜原因不明の内乱が繰り広げられている。
トマゾとボンゴレはお互いに2代目を殺しあったため対立関係にあったが、友好的になろうとツナに寄り添ってくる。「ピースピース」が口癖で、時には意味の分からない発言もみうけられる。普段は底抜けに前向きで明るく脳天気な性格だが、その分嘆き弾による効果は大きく、それにより学級委員長選挙でツナに勝利している。登場毎に違う彼女を連れているが、特徴的で人間かどうかすら疑わしい女性ばかりである。過去に飼っていた愛犬のポチを親友と呼ぶほど溺愛していたが、散歩中に他界したらしい。アニメでは未登場。
【未来編】
10年後は、ボンゴレ狩りの巻き添えに遭い、行方不明となっている。
マングスタ
トマゾファミリー所属、内藤ロンシャンの部下で専属の家庭教師。43歳。3月23日生まれのおひつじ座。A型。身長185cm。体重72㎏。出身国イギリス。嘆き弾の使い手。
パンテーラ
トマゾファミリー所属、内藤ロンシャンの部下。風車を武器として使うロリータ・ファッション風の服に身を包んだ少女。14歳。6月22日生まれのかに座。AB型。身長158cm。体重45㎏。出身国イタリア。なぜかロンシャンを狙っている。
なお、パンテーラ(pantera)とはイタリア語で豹を意味する。
ルンガ
トマゾファミリー所属、内藤ロンシャンの部下。ロック好きの少年。13歳。1月27日生まれのみずがめ座。B型。身長105cm。体重51㎏。出身国日本。情報収集を専門にしている。富士の樹海に一年に一度だけ咲く花を渡した人にしか心を開かないらしい。
ジャンニーニ
(声:上原健太
一流武器チューナーであるジャンニーイチの息子だが、当人の腕前はからっきし。年齢は22歳。4月13日生まれの牡羊座。B型。身長148cm、体重66kg。
リボーン達の武器を改造するため来日するも、リボーンの愛銃や獄寺のダイナマイトを改悪した。改悪された10年バズーカのせいで獄寺が「精神は現代のままで体が10年前」の姿になってしまったこともある。アニメでは結婚式でリボーンのリモコン人形を作った。
【未来編】
10年後は、ボンゴレ組織の仕事に携わっており、非73線を防ぐアジトのバリアシステムとリボーンの特殊なスーツを手がけるなど、技術力は格段に進歩している。現代のツナ達が来る2週間前に日本に来日し、ボンゴレのアジトのシステム全般を管理している。しかし、いまだに失敗することが多い。
ロメオ
(声:津田健次郎
ビアンキの元恋人。故人。大人ランボに良く似た風貌をしており、声も同じである。謎の食中毒が原因で死亡しており、ビアンキへの激しい怨恨から成仏できずにいる。誕生日がランボと同じ。享年21歳。肝試しを行った際、恨みを果たそうと現れている。
イーピンの師匠
  • 日常編での基本情報 - 香港にいるイーピンの師匠。名前、性別、年齢ともども不詳。リボーンとは旧知の仲らしい。イーピン曰く、雲雀に似ているらしい。10年後には、殺し屋を辞める大人イーピンの筒子時限超爆を封印している。
  • 小説第二弾・10年後の未来編 - 雲雀に瓜二つの鋭い釣り目と前髪が特徴。カンフー服を着用し、お下げ髪を結わえている。幼児体型で、おしゃぶりのような物を胸から下げているが、アルコバレーノとの関連性は不明。
  • アニメ - アニメ標的11で登場した中年男性。名前、性別、年齢ともども不詳。
イノチェンティ
ヴェルデと同じ秘密結社の仲間で、匣(ボックス)を開発した3人の発明家の1人。ヴェルデと同様に謎の変死を遂げている。
ケーニッヒ
ヴェルデと同じ秘密結社の仲間で、匣(ボックス)を開発した3人の発明家の1人。3人の中では唯一生き残り、地下に潜って今でも匣職人を続け、匣を闇の武器商人に売っているとされている。
室田静江
マフィアランドの入島審査官。笑顔で対応するが、言う事はかなりきつい。
パオロ・マルディーナ
トッドファミリーの一員。攻撃力ランキングで8万6千人中55位。なお、フウ太のランキングブックにはパオロ・ウルバー二と書かれている。
ロッシ・ヴレンティア
トッドファミリーの一員。知能ランキングで8万6千203人中226位。
エンゾ・マカリーネル
トッドファミリーの一員。野心ランキングで8万6千204人中56位。
服部クリスティーン
通称「レンコ」。ロンシャンの彼女だが、正体はカルカッサファミリーのスパイで、マフィアランドの場所を本部に連絡しスカルを呼んだ。アニメでは、ロンシャンが未登場のため出てこない。
マニ&レ二
11歳。6月2日生まれの双子座。血液型は特殊オイル。身長175cm(合体時)。体重500㎏(合体時)。
イタリアの中小マフィア「マッチナファミリー」からリボーンを倒し技術の高さと強さを世に知らしめる為に作られた双子のサイボーグ。しかし、外見は全然似ていない。日本を醤油臭い国といったりスーパーからフライドチキンを盗んだりと悪事を働いた。マニは怪力がレ二はスピードが売り。ランボを捕まえリボーンの居場所を吐かせようとした。サイボーグなのでイーピンの餃子拳が効かない。いつの間にか現れたリボーンに戦いを挑むが格下と言われ相手にされず、合体して戦うが、リボーンの力の前にまったく歯が立たず、死ぬ気弾で体を打ち抜かれ倒された。
本人達曰くマッチナファミリーはサイボーグ技術で世界を制する新世紀のハイテクマフィア。

[編集] 並盛町

笹川京子(ささがわ きょうこ)
(声:稲村優奈
ツナと同じクラスの女子中学生で、了平の妹。年齢は13歳(中学2年生)[2]3月4日生まれの魚座。O型。身長156cm、体重45.5kg。好物はベイクドチーズケーキ。遊園地の好きなアトラクションはフリーフォール、絶叫系。ツナのことは「ツナ君」と呼んでいる。
ツナの想い人で、ツナに告白をされるも、パンツ一枚といった格好であった為、冗談だと受け取る。
やや天然ボケで人と感覚がずれた所がある。そのせいか、大抵のことには動じず、ツッコミも入れない。甘いものが好きで、ハルとは一緒にケーキ屋に行く仲。了平の額の傷を作ったのは自分のせいだと今でも思っており、了平がケンカで傷つくことを恐れている。マフィアの存在に関しては全く知らない。
【未来編】
10年後の彼女は一般人として暮らしている模様。髪を伸ばしている。また、現代とは異なり、ツナのことを「ツっ君」と呼んでいる。その後10年前(現代)の京子と入れ替わり、戦いに巻き込まれる。
三浦ハル(みうら はる)
(声:吉田仁美
ツナと同い年の女の子で、3丁目に住んでいる。年齢は14歳(中学2年生)[2]5月3日生まれの牡牛座。B型。身長156.5cm、体重46kg。好物はラ・ナミモリーヌのモンブラン。嫌いなものはエロ。チャームポイントはつむじ。
偏差値の高い女子中学校(緑中)に通っているが、天然ボケでドジな行動が目立つ。常に一生懸命で、頑張り屋。英語交じりの少し変な敬語で話す。口癖は「はひ」。ツナのことは「ツナさん」と呼ぶ。一人称はハル。当初はリボーンに惚れ込んでいたが、溺れた所を死ぬ気状態のツナに助けられて以来、ツナの事を好きになった。思い込みが激しい所があり、一人で先走ってしまい話をややこしくすることもよくある。マフィアの存在についてはあっさり受け入れており、将来の夢はマフィアのボス(つまりツナ)の妻。父・晴良(声:蓮岳大)は大学の数学教授
新体操部員。工作が得意で、変な着ぐるみを作っては着ている。リボーンなど小さい子供が大好きで過保護なあまり、獄寺とはランボを巡りよく衝突している。案外ウブで、大人ランボは「なんか全体的にエロい」らしく苦手としている。また、毎月第3日曜日を「ハル感謝デー」とし、その日だけはケーキを好きなだけ食べると決めている。なお、笹川京子も同様の決め事をしており、それがきっかけとなり仲良くなった。
また、単行本では5巻から始まった「ハルのハルハルインタビュー」というコーナーでは、毎回さまざまな登場人物にインタビューしている(6回12回除く)。
【未来編】
10年後の彼女は一般人として暮らしている模様。髪をボブカットにし大人っぽくなっているが、中身が天然なのは変わっていない。その後10年前(現代)のハルと入れ替わり、戦いに巻き込まれる。
黒川花(くろかわ はな)
(声:大谷美貴
ツナと同じクラスの女子生徒。京子の親友。性格は大人びており、しっかり者。じんましんが出るほどの大の子供嫌い(この子供嫌いは幼稚園の頃からだったようである)。年齢は14歳(中学2年生)[2]4月20日生まれの牡羊座。A型。身長158cm、体重48kg。
好みのタイプは年上の男性で、たまたま目の前に現れた大人ランボに一目惚れした。アニメ版では、フゥ太の「勘違いな一目惚れランキング」で上位になっている。ツナが京子に惚れていることに早くから勘づいており、ツナをからかいながらも、京子との関係を優しく見守っている。
【未来編】
10年後も並盛町に在籍しており、髪は短くなっている。今のところボンゴレ狩りの対象にはなっていない。1人で町に飛び出した京子を保護。了平からの言伝を預かっており、ボンゴレ関係者が命を狙われてることを知っている模様。
沢田奈々(さわだ なな)
(声:深見梨加
ツナの母。ごく普通の家庭的な主婦。年齢は34歳。3月31日生まれの牡羊座。O型。身長155cm、体重45kg。
性格は天然ボケで夢見がち(読みきりでは連載版より若干しっかりした性格)。チラシを見てリボーンをツナの家庭教師として雇った。次々と居候が増えてゆく沢田家の財政面を管理している。どんな変な人物でも優しく迎え入れるため、居候の皆から「ママン」と呼ばれ、慕われている。マフィアランドではカルカッサファミリーの襲撃をイベントと思い込むなど山本的なところがある。家光やツナがマフィアに関わっていることはまるで知らないが、9代目とは面識がある。原作ではツナを「ツっ君」と呼ぶが、アニメでは「ツーくん」と呼ぶ。
【未来編】
10年後の世界では、現代のツナがやってくる5日前から家光とイタリアに旅行中で、安否は不明。
山本剛(やまもと つよし)
(声:松山タカシ
山本武の父親で、寿司屋「竹寿司」を経営する板前。年齢は42歳。4月1日生まれの牡羊座。O型。身長178cm、体重68kg。
威勢と気風と気前のいい江戸っ子調人物だが、息子・武に対しては少々親馬鹿気味。人に物を贈るのが好きらしく、ツナが入院した際には豪華な舟盛を見舞いの品にしていた(アニメでは直接出向いて寿司を握った)。実は殺しの剣術・時雨蒼燕流の8代目継承者で、その腕前は剣の道を退いた今でも健在。ヴァリアー戦前の特訓で、山本の家庭教師を務め、直前には時雨蒼燕流で抜刀すると変形する竹刀・時雨金時を山本に贈る。
【未来編】
10年後の世界では、ミルフィオーレファミリーの者によって殺害されている。
持田剣介(もちだ けんすけ)
(声:飯田利信
ツナ達の1年先輩で、剣道部主将。年齢は14歳(中学3年生)[2]3月13日生まれの魚座。O型。身長169cm、体重60kg。
京子と同じ委員会で、京子のことを自分の彼女のように振る舞っているが、当の京子からは何とも思われていない。並盛中のケンカの強さランキングでは20位に入るものの、ツナが最初に死ぬ気弾を使用した時に対決した際には髪を全て抜かれたり、黒曜編の並盛中学生狩りでは歯を抜かれたりと、強いという設定は一応あるものの、散々な見せ場と負け方しかしていない。
【未来編】
10年後は、ボンゴレ狩りの巻き添えにあい、行方不明となっている。
草壁哲矢(くさかべ てつや)
(声:高木俊
並盛中学校風紀副委員長。常に口に草を咥えている、リーゼント頭が特徴(その他風紀委員の者全員も彼と同じ髪型)の老け顔の少年。雲雀を陰に日向に支える、彼の秘書的存在。雲雀のことを尊敬しており、雲雀を認める人間にも好意を示す。年齢は15歳(中学3年生)[2]11月9日生まれの蠍座。O型。身長181cm、体重75kg。
並盛中ケンカの強さランキング4位の強さを誇るが、黒曜編では犬と千種に負傷させられ入院した。ヴァリアー編では雲雀がディーノの修行を受けることになったのがきっかけでロマーリオと親しくなり、良い飲み仲間となったというエピソードが単行本収録の巻末漫画で描かれた。
【未来編】
10年後の世界でも雲雀の部下を続けており、雲雀からは「哲」と呼ばれている。容貌に変化はなく、咥えた草とリーゼントも健在。敬語で話す。また、ボンゴレファミリーの内情にも詳しい。
入江正一(いりえ しょういち)
#ミルフィオーレファミリーを参照。
入江政次(いりえ まさつぐ)
入江正一の父。中小企業に勤めている。中間管理職。
入江とも子(いりえ ともこ)
(声:中川玲
入江正一の母。わりと天然。趣味は大正琴
入江明子(いりえ あきこ)
(声:大久保ちか
入江正一の姉。ドライな性格。最近彼氏が出来たらしい。
押切連造(おしきり れんぞう)
並中の空手部主将の3年生。いとこが五輪選手らしい。並盛中ケンカの強さランキング7位。
高田剛助(たかだ ごうすけ)
並中の相撲部主将の3年生。8人兄弟の末っ子らしい。
根津銅八朗(ねづ どうはちろう)
(声:永野広一
並中の理科の教師。東大卒のエリートで、成績の悪い生徒を苛めていたが、本当は五流大卒であり、学歴詐称により解任された。
吉田実(よしだ みのる)
ツナに初めて頼みごとをしたクラスメイト。
安部オサム
(声:堀田勝
ツナが1年(アニメでは2年)の時の同級生。授業参観の時、先生に変装したリボーンにチョークを粉々になるほどの勢いで投げつけられ気絶した。また、アニメでは苗字は金田である。
哀川常男(あいかわ つねお)
並中の風紀委員で雲雀の部下の1人。花見の場所取りをしていたが獄寺にやられたため雲雀に見切られ始末された。好きな言葉は「赤テープ」らしい。
西川智(にしかわ さとし)
並盛町にある暴力団「桃巨会」の会長。会長であるが「組長」と書かれたシャツを着ている。リボーンとディーノが、獄寺と山本のツナに対する忠誠心を確かめるために行ったテストで名前を使われ、その際に2人によって壊滅状態に追い込まれた。その後山本が寿司を持って壊滅状態の事務所にお詫びに来たらしい。アニメでは、犯罪3兄弟を部下として従えている。
数見大吾(かずみ だいご)
道場破りグループのリーダー。自称「空手全国大会8位の猛者」。
八巻健四郎(やまき けんしろう)
道場破りクループの1人。自称「空手全国大会10位の猛者」。
角田信彦(かくた のぶひこ)
道場破りクループの1人。自称「空手地区大会16位の猛者」。
古田香(ふるた かおり)
リボーンが好んで通うコーヒー屋の店員。目の下にそばかすがある。
山中武(やまなか たけし)
10年後の世界で並盛に住む青年。名前が山本に似ているためγ(ガンマ)の部下に捕らえられしまい、最後は太猿に始末された。
五味照美(ごみ てるみ)
並中の生徒。通称「テルミン」。巨漢で服は引き千切れそうになっており、ヘアースタイルはちょんまげ風。ロンシャンの元彼女でロンシャンからの連絡を着信拒否して一方的にふった。
湯出真子(ゆいで まこ)
並中の事務員で、ロンシャンの彼女の1人。68歳。通称「マコてぃーん」。ロンシャンと交換日記をしていた。
田中翔子(たなか しょうこ)
ロンシャンの彼女の1人。通称「さなっぴ」。座右の銘は「清潔感」。巨体。アルバイトをしていて、バイトが入ったためロンシャンとの約束を破ったため、ロンシャンは振られたと勘違いした。
大山牛雄(おおやま うしお)
(声:安田裕
アニメ7話に登場したオリジナルキャラクター。並盛中学の空手部主将。京子を賭けた勝負で、了平に敗れる。
大山大五郎(おおやま だいごろう)
(声:末吉司弥
アニメ7話に登場したオリジナルキャラクター。並盛高校の空手部主将で、牛雄の兄。

[編集] アルコバレーノ

アルコバレーノ」とはイタリア語でを意味し、マフィア界最強の赤ん坊7人を指す。別名「呪われた赤ん坊」。全員二頭身の赤ん坊の姿だが、非常に高い戦闘能力を有しており、アルコバレーノである証としてそれぞれが虹の一色を持つ「おしゃぶり」を胸から下げている。同じアルコバレーノが近づくとおしゃぶりが光りそれを報せる。またリボーンにはレオン、コロネロにはファルコというように、相棒のペットを連れているという共通点がある。また、アルコバレーノの特殊能力として、自分の技の記憶を弾に封じ込み、撃つことで技を伝承させることが出来る(家庭教師ヒットマンREBORN!#特殊弾参照)。何らかの原因で赤ん坊の姿となり、成長しなくなるなど、人間と異なる肉体構造となっている。

10年後の世界ではアルコバレーノに有害な非73ノン・トゥリニセッテ)が大気中に照射されており、アルコバレーノは全員死亡しているとラル・ミルチが述べており、彼らが身につけているおしゃぶりは73(トゥリニセッテ)の内の一つとして位置づけられており、ミルフィオーレファミリーによってこの内の5つが回収されている。

リボーン
(声:ニーコ)
黄色のおしゃぶりを持つアルコバレーノ。詳細はリボーン (家庭教師ヒットマンREBORN!)を参照。
コロネロ
(声:中村太亮
青色のおしゃぶりを持つアルコバレーノ。年齢不詳。7月7日生まれの蟹座。O型。身長41cm、体重4kg。好きな言葉は「スパルタ」、「コラ」。好物は焼きそばパン、軍用食。嫌いな食べ物はニンジンとカマボコ。好きな飲み物はコーラ。趣味は寝ること。金髪碧眼でつり目。
修行場・裏マフィアランドの責任者でリボーンの幼馴染。前歴は、イタリア海軍潜水奇襲部隊「COMSUBIN(コムスビン)」所属の軍人。迷彩服に武器は対戦車ライフルと軍人スタイルをしており、性格もスパルタで軍人的。常に相棒であるのファルコを連れており、移動は専らファルコに頭を掴まれて行う。語尾に「コラ」を付けるのが口癖。初登場時はヘルメットを着用していたが、再登場以降はバンダナを巻いている。アルコバレーノになる以前、軍人時代にラル・ミルチに指導を受けていた過去がある。また、写真に写っていた当時の様子やラルの回想から、ラル・ミルチとは仲が良かったようである。
【未来編】
バイパーとともにミルフィオーレと戦っていたが、バイパーを庇って死亡している。
スカル
(声:柳原哲也アメリカザリガニ))
紫色のおしゃぶりを持つアルコバレーノ。カルカッサファミリーの軍師で、リボーンやコロネロの後輩。年齢不詳。8月8日生まれの獅子座。B型。身長38cm、体重4kg。
フルフェイスのヘルメットに黒いライダースーツを着ており、武器として巨大ヨロイダコ(名前は「タコ」)を使う。また、容姿の似た部下が複数いる。リボーン曰く「いつも誰かのパシリ」。ヘルメットの下の素顔は不明だが、本人曰く「ハンサム」とのこと。
ヴェルデ
名前のみの登場。緑色のおしゃぶりを持つアルコバレーノで、光学迷彩の研究を行っている。
ツナの命を狙い、二人の刺客のトラス・ティベル(声:林伊織)とパレンツァ・ニキータ(声:下崎紘史)を送り込んできた。
【未来編】
同じ秘密結社の仲間で科学者であるイノチェンティケーニッヒと共に匣(ボックス)を開発した三人の発明家の一人であるが、イノチェンティと同様に謎の変死を遂げている。
バイパー
(声:宍戸留美
藍色のおしゃぶりを持つアルコバレーノ。死んだと伝えられていたアルコバレーノ1の幻術師。ヴァリアーの幹部「マーモン」と名乗っている。守銭奴で金には目がない。
詳細は#ヴァリアーを参照。
ラル・ミルチ
(声:鈴木真仁
アルコバレーノに準じた存在。濁った色のおしゃぶりを持つが、「なりそこない」であるため、アルコバレーノにはカウントされていない。
詳細は#門外顧問組織CEDEF(チェデフ)を参照。

[編集] 黒曜中学

イタリアのマフィアの刑務所から脱獄した、六道骸を主とした8人の凶悪犯。日本に渡って一週間で黒曜中学を乗っ取った後、並盛中学生を襲撃する事件を起こしてきた。8人には黒曜中学の制服を着ている共通点はあるものの、全員が中学生に相当する年齢というわけでもなく、日本人の名前を名乗っている者はいるものの、彼らが皆日本人というわけでもない。廃墟と化した黒曜センターという複合娯楽施設内にある黒曜ヘルシーランドを活動の拠点としている。

六道骸(ろくどう むくろ)
(声:飯田利信
マフィアの刑務所を脱獄した3人組の中の1人で、リーダー格。年齢は15歳。6月9日生まれの双子座。身長177.5cm、体重62kg。血液型不明。好きな花言葉は「完全無欠」(パイナップルの花言葉)。好きな色は黒、紫。好物はチョコレート。嫌いな食べ物は辛味。趣味は幻想散歩。個性的な髪型(犬に「パイナッポー」と言われている)とオッドアイ、「クフフ」もしくは「クハハハ」という笑い方が特徴。常に敬語で話し物腰も柔らかいが、それと同時に得体の知れない雰囲気に包まれてもいる不気味な少年。身内には気遣いを垣間見せることもあるが、基本的に性格は冷酷非情。小説版では、当時の生徒会長・日辻真人を、ツナ達との戦いにおける勝利を願うための生贄になって貰いたいがために、巧みな策略・幻術で陥れ、黒曜中の会長代理となったことが語られている。日辻を選んだ理由は、「名前が良かったから」。ちなみに黒曜中を選んだ理由は「制服のデザインが良かったから」。
かつては千種・犬と共にエストラーネオファミリーの一員で、特殊兵器開発のための人体実験のモルモットとして扱われていたが、ある日ファミリーの研究員達を皆殺しにした。それをきっかけに、憎きマフィアの殲滅と世界滅亡を図り、ボンゴレファミリーの10代目・ツナを槍玉にあげ、命を狙う。ランチアを影武者として操り、本人は写真などで姿を確認されないよう注意を払っている。右目に特殊な力を宿しており、それを使い死後の世界「六道」すべてをまわったことから得た能力、「六道輪廻」を操る。「憑依弾」の使い手で、自身の持っている武器で相手を傷つけることで相手に憑依できるようになり、これを彼は「契約する」と呼ぶ。三叉槍を得物とし、棒術を使った格闘戦も得意とする。黒曜編では、小言弾を撃ち込まれ超(ハイパー)死ぬ気モードとなったツナと戦闘し敗北。
【VSヴァリアー編】
ツナとの戦いを終えたあと、「復讐者(ヴィンディチェ)」によって連れ去られ、その後鉄壁と呼ばれる「復讐者の牢獄」から脱獄を試みるが失敗。千種・犬を逃がすために自ら囮となって捕まり、最深部で光も音も届かない状態で拘束されることとなった。意識世界で放浪中に瀕死の凪(クローム髑髏)と出会い、内臓の機能と共に力の一部を与えた。能力のすべてを取り上げられた現在は、凪の体を借りることで、短時間ではあるが実体化することが可能となる。
家光によってツナの霧のリングの守護者に選ばれ、脱獄に成功した千種・犬の保護を条件に了承する。霧のリング戦中盤、三叉槍を破壊され倒れたクローム髑髏の肉体を媒体として実体化し、バイパーの幻術をものともせず、圧倒的な力で勝利を収める。リング自体はクローム髑髏が所有することとなる。
【未来編】
グロ・キシニアと戦闘し敗れたと伝えられているが、10年後のクローム髑髏が健在であることから死亡はしていない。また、グロ・キシニアとの戦闘中にサブ匣の「雨フクロウ(グーフォ・ディ・ピオッジャ)」に憑依し、行動している(風紀財団によってコードネーム「ムクロウ」が与えられている)。グロ・キシニアと戦う現代(10年前)のクローム髑髏をムクロウの姿で援護し、霧のリングにより増幅された幻術によって、犬・千種とともにリアリティの有る幻覚として10年前の姿で現れた。
「第2のクローム髑髏」といえるグイド・グレゴを「レオナルド・リッピ」としてミルフィオーレ本部でスパイ活動させていた。レア度5ツ星の「ヘルリング」2つと霧属性の謎の匣を所有している。グイド・グレゴと入れ替わり白蘭と一戦交えるが、深手を負い消息不明となる。
クローム髑髏(クロームどくろ)
(声:明坂聡美
リング争奪戦において、ツナ側の霧の守護者として現れた少女。六道骸と同じ髪型で同じ武器(三叉槍)を持ち、名前は「六道骸」のアナグラムとなっている。右目に髑髏の模様の眼帯を付け、改造された黒曜中の女子用制服を着用している。骸を常に意識した姿をしており、骸を「骸様」と呼び、彼の意思に従い行動している。年齢は13歳(中学2年生)[2]12月5日生まれの射手座。血液型不明。身長152cm。体重41kg。好物は水飴麦チョコ。嫌いな食べ物は脂っこいもの、パイナップル。好きな動物は猫。また、小説版リボーンの短編「mono・CHROME」では、犬が髪型を整えた設定となっている。
本名を「(なぎ)」といい、仕事にしか興味のない義理の父と、愛情を注がない母の間に育つ(実母は女優、継父は大手外資系企業の営業部長)。過去に猫を助けようとして交通事故に遭い、右目と内臓のいくつかを失っている。生死を彷徨う中、精神世界で出会った骸の力によって与えられた「幻覚の内臓」で延命している。しかし力の要たる三叉槍を破壊されると、幻覚のコントロールを失い、再び内臓が失われ吐血してしまう。戦闘においては、骸の六道輪廻スキルの一部を使うことが可能。また、その特異な体質により一時的だが骸の意識を呼び起こし「リアリティのある幻覚」として骸を表面上に出現させることも可能。
冷えた家庭で育ったためか、普段は無口で大人しく感情は乏しいが、戦闘の際には勇ましさを見せ、決して折れない芯の強さを持つ。初めて自分を必要としてくれた骸の力になろうと尽力し、初めての仲間である犬や千種を大切に思っている。基本的に黒曜のメンバー以外の人間には関心を持たないが、ツナにはある程度の信頼を寄せており、ツナを「ボス」と呼び彼に従うことを決めている。ツナに従うのも、骸の力になりたいから。骸とイタリア語で会話することを目標に、イタリア語を勉強している。また、初登場時に挨拶と称してツナの頬にキスをするなど大胆な一面もある。
守護者の一人に数えられているが、立ち位置は守護者と黒曜(骸・犬・千種)の中間。骸とツナら守護者の橋渡し役でもあり、普段は犬・千種と行動を共にし、黒曜のアジトである廃墟「黒曜ヘルシーランド」をねぐらとしている。
【VSヴァリアー編】
霧戦においては当初はマーモンと互角の戦いを繰り広げるが、中盤において本性を出したマーモンに圧倒され、その後骸と交代することで形勢を逆転させ勝利を収める。その後、ツナが正統後継者に決まったことによって、守護者の証である霧のリングを持つことになる。
【未来編】
18歳の時に、犬と千種を伴い、骸奪還のため復讐者(ヴィンディチェ)の牢獄に突入を試みるが失敗、その後消息不明のまま10年後に至る。この間、骸の関係者と見られる男とイタリアの空港で接触している姿を目撃されている。また、骸がグロ・キシニアに敗れた直後、5階の窓から飛び降りたらしい(空港で腕を怪我していたのはそのためと思われる)。
10年前(現代)のツナたちが10年後に飛ばされた13日の間に入れ替わりが起き、10年前(現代)のクローム髑髏は、状況を把握できないまま、アジトである廃墟「黒曜ヘルシーランド」に潜伏していた。何者かに誘導されて来日したグロ・キシニアと交戦、グロのサブ匣の雨フクロウに憑依していた10年後の骸(ムクロウ)の助けを借りて戦い、骸・犬・千種をリアリティのある幻覚として呼び出し辛くも勝利を収める。栄養失調で衰弱していたため、ツナ達と合流後、並盛の地下のアジトで養生中だったが、骸が白蘭と交戦し骸は行方知れずとなり、クローム自身も内臓を失い生死を彷徨うほど危険な状況になるが、雲雀の機転で霧のボンゴレリングの力で事なきを得る。病床にあるためミルフィオーレ基地襲撃メンバーからは外されるが、夢で骸の導きを受け入江と出会う。
柿本千種(かきもと ちくさ)
(声:豊永利行
マフィアの刑務所を脱獄した3人組の中の1人で、六道骸の部下。年齢は14歳。10月26日生まれの蠍座。AB型。身長182cm。体重66kg。嫌いな食べ物はカニ(食べるのが面倒だから)。嫌いな言葉は「根性」、「一所懸命」。好きな音楽ジャンルはテクノ系。趣味はヨーヨー。犬やM・Mからは「柿ピー」と呼称される(恐らく「本千」から)。無口で無愛想な性格。口癖は「めんどい」。猫背・眼鏡・ニット帽・左頬のバーコードが特徴。見かけによらずタフで、獄寺のダイナマイトを至近距離で喰らっても簡単には倒れなかった。犬に対し皮肉まじりに気遣ったりする等、仲は良い様子。
遠隔操作武器「ヘッジホッグ」という側面から毒針を放つ刃物状ヨーヨーを操る。その毒は強力で、人を簡単に殺められる。ヨーヨー自体も切り裂くことができ、中遠距離戦闘では凄まじい殺傷能力を誇る。1度は獄寺と相打ちになったが黒曜本部で再戦。互角に戦闘するが、自由の身となった雲雀に倒される。ツナと骸の戦闘では、憑依弾の力によって骸に操られる。決着後は骸共々復讐者に連れ去られる。
【VSヴァリアー編】
後に骸の助けにより「復讐者の牢獄」から脱獄。クローム髑髏と合流し、対ヴァリアーの霧戦でツナらボンゴレ守護者と接触した。
【未来編】
5年前にクローム・犬と共に、骸奪還のために復讐者(ヴィンディチェ)の牢獄に突入を試みるが失敗、消息不明となった。その後、骸とともに幻覚として10年前の姿で現れグロ・キシニアに勝利する。
城島犬(じょうしま けん)
(声:内藤玲
マフィアの刑務所を脱獄した3人組の中の1人。年齢は14歳。7月28日生まれの獅子座。O型。身長172cm。体重60kg。好物はガム。好きな動物は鳥(美味そうだから)。趣味は駄菓子屋巡り、ケンカ、ゲーム。好きな言葉は「けんらじょうろう(喧嘩上等)」。千種とは正反対のひょうきん且つ軽薄で楽天的な性格だが、その反面気性が荒く喧嘩っ早い。舌足らずな口調と、語尾に「~びょん」と付けるのが特徴的。六道骸の部下。
武器は特に持たないが、カートリッジ型の歯を取り替えることによって、様々な動物の能力を得ることができる。了平を倒すが黒曜本部で山本と対戦し敗北。が、復活し獄寺を背後から急襲するが、雲雀に一撃で倒される。ツナと骸の戦闘では、憑依弾の力によって骸に操られる。決着後は骸共々復讐者に連れ去られる。
【VSヴァリアー編】
後に骸の助けにより「復讐者の牢獄」から脱獄。クローム髑髏と合流し、対ヴァリアーの霧戦でツナらボンゴレ守護者と接触した。敵である自分達を心配していたというツナに反発しつつも戸惑っている。クローム髑髏を邪険に扱うような描写があるものの、ピンチに駆けつけて助けるなど別段嫌いではない様子。アニメではむしろ、大空戦で体育館を映さないチェルベッロに向かって文句を言ったり、安否を気遣ったりと、髑髏を微妙ながらも思う一面を見せている。
【未来編】
5年前にクローム・千種と共に、骸奪還のために復讐者(ヴィンディチェ)の牢獄に突入を試みるが失敗、消息不明となった。その後、骸とともに幻覚として10年前の姿で現れグロ・キシニアに勝利する。
M・M(エム・エム)
(声:石井翔子
六道骸たち脱獄仲間の一人。女性。骸によって金で雇われ、ツナの命を狙う。極度の守銭奴で「金がすべて」、「男は金」がモットーであり、「付き合うなら骸ちゃんがいいわ」とも公言している。武器はクラリネット。年齢は15歳。7月3日生まれの蟹座。B型。身長161cm、体重47kg。出身国はフランス
必殺技はクラリネットから特殊な音波を飛ばし、物質の分子を振動させて沸騰させる「バーニングビブラート」。また接近戦においてはクラリネットをヌンチャク(アニメでは三節棍)のような形状にして殴る。黒曜本部でビアンキと対戦し、彼女の究極奥義「千紫毒万紅」と愛の力の前に敗北する。
バーズ
(声:平野貴裕
六道骸たち脱獄仲間の一人。双子の殺し屋ツインズを操る老獪で残虐な謀略家。趣味は鳥を飼うことと人を驚かせること。年齢は37歳。10月10日生まれの天秤座。O型。身長148cm、体重62kg。出身国はアメリカ
驚いた時の無防備で無知で無能な人間の顔を見ると興奮して鼻血を出す。いわゆる頭脳派のため、格闘などの実戦は苦手な上に弱く、獄寺に一発でやられてしまうほど。バーズが飼っていた鳥のうちの一羽は雲雀に懐き、誰が付けたのか「ヒバード(声:田中理恵)」の名を与えられて、飼われている。
ヂヂ&ジジ(ツインズ)
六道骸たち脱獄仲間の二人。バーズに忠実な双子の殺し屋。年齢は24歳。12月13日生まれの射手座。A型。身長200cm、体重85kg。出身国はアメリカ。アニメ版の名称は「ブラッディツインズ」。
刑務所にいる10年間ずっと拘束具を外してもらえなかったほどの凶悪な連続殺人鬼。化け物のような顔立ちで「双子の悪魔」の異名を持つ。バーズの指令を受け、京子とハルに硫酸をかけようと試みた(アニメでは長い爪を使用していた)が、ジジはシャマルのトライデント・モスキートに敗北し、ヂヂは大人イーピンの拳法「高三元(ハイサンゲン)」の前に敗れ去る。
ランチア
(声:前田剛
六道骸たち脱獄仲間の一人。メンバーの中では、2番目に年長者。六道骸に操られ、六道骸の影武者として動いていた男。顔に2本の切り傷がある。年齢は25歳。12月15日生まれの射手座。O型。身長194cm、体重81kg。好きなものはカードゲーム、ラザニア。嫌いな食べ物はツナの家で出た梅干し。最近気になることは、子供に好かれる理由が分からないこと。
かつては北イタリアのマフィアの最強の用心棒で、孤児の自分を引き取り、それこそ本当の家族のように大切にしてくれたファミリー達と楽しく過ごしていた。その後ボスが引き取って来た同じく孤児の骸を弟分として可愛がっていたが、骸によって操られた状態でファミリーを皆殺しにしてしまい、その罪の意識に付け込まれ骸の忠実な奴隷と化した。巨大な鋼球の武器「蛇鋼球」をいとも容易く操るほどの怪力の持ち主。だが最も得意とするのは肉弾戦である。攻撃時に罪悪感が残るため目を閉じて攻撃しなければいけなかったり、鋼球でなければ止めを刺せない。凶悪な顔立ちとは裏腹に心優しく、また面倒見も良いため、子供から好かれやすい。
ツナと骸の決着後は、解毒された後に復讐者によって連れ去られた。
【VSヴァリアー編】
大空戦の前日に特例で「復讐者の牢獄」から解放され、対ヴァリアー大空戦では差し向けられたヴァリアー先鋭50人を1人で壊滅に追い込み、ツナ達を危機から救った。リング争奪戦終了後は沢田家に短期間滞在した後、再び亡くなったファミリーの家を回る旅に出る。その際ツナに、北イタリア時代のファミリーのボスの形見のリングを渡した。

[編集] ボンゴレファミリー

伝統・格式・規模・勢力すべてにおいて別格といわれるイタリアの最大手マフィアグループ。キャバッローネファミリーなど個々でも強大な組織を同盟とし、ネロファミリーやベッチオファミリーなど10000近い組織を傘下に置く。歴代のボスは全て初代の血筋「ブラッド・オブ・ボンゴレ」を受継ぎ、「超直感」と通称される常人を遥かに凌ぐ直感力を持つ。なお、「ボンゴレ」とはイタリア語で「アサリ」の意味。またボンゴレファミリーの者が奇数才の誕生日を迎えると、必ずボンゴリアン・バースデー・パーティーをしなくてはいけないという掟があり、正月には同盟ファミリー同士が戦い、その年のファミリーの意気込みを表明しあうボンゴレ式ファミリー対抗正月合戦をしなくてはいけないという掟もある。

【未来編】

10年後の世界では、現代のツナがやってくる2日前にミルフィオーレファミリーによって本部を壊滅させられている。

[編集] 歴代ボス

ボスの名はコミックス1巻第1話、名前の日本語読みは公式ファンブックにて判明。初代を除き、武闘派と穏健派に大分される。リボーン曰く、歴代ボスはボンゴレに危機が訪れると必ず6人の守護者を集め、どんな困難もぶち破るといわれている。ボスとなるためには「ブラッド・オブ・ボンゴレ」を受け継いでいるほか、ボンゴレファミリーが権力の追求により犯してきたを引き継ぐ覚悟が試される試練を受けなければならない。全員が大空の属性の炎を有する。

初代(ボンゴレ・プリーモ)
(声:浪川大輔
名前はGiotto(ジョット)。ハイパー死ぬ気モードのツナと瓜二つの顔をしている。「大空」と謳われ、ツナと同じような手の甲にIが刻まれた特殊なグローブを武器として使っていた。早々に引退して日本に渡り沢田家の祖となり、その際に「沢田家康」と改名している。ツナの曽曽曽祖父にあたる。「死ぬ気の零地点突破」を使いこなしたと伝えられ、歴代最強と言われている。ツナがヴァリアーに立ち向かうため修業する際、リボーンはグローブを極めた彼の仕方を参考にした。ファミリーの守護者は「国王」「軍人」「ライバルマフィア」「宗教家」などさまざまで気に入った人間にリングを渡していた。またXANXUS曰く、早々に引退して日本に渡ったのは2代目との勝負を恐れて逃げたという説があると言っていたが真偽不明。
2代目(ボンゴレ・セコーンド)
(声:岡部涼音
歴代ボスの中で唯一武器を持たず、「憤怒の炎」を使ったとされ、炎の形は極めて珍しい光球状であったと伝えられている。XANXUSとよく似た容姿をしており、彼とトマゾファミリーの2代目をファミリー同士が殺し合ったといわれている。
3代目(ボンゴレ・テールツォ)
武器はナイフを使っていた。
4代目(ボンゴレ・クアールト)
(声:根本正勝
武器は食事用フォークを使っていた。
5代目(ボンゴレ・クイーント)
(声:松本忍
武器はジュル(jur、ジャマダハルに似た中近東生まれの刀剣)を使っていた。
6代目(ボンゴレ・セースト)
名前はSimora(シモーラ)。武器はブーメランを使っていた。
7代目(ボンゴレ・セッティモ)
名前はFabio(ファビオ)。死ぬ気の炎自体は弱かったものの、炎を蓄えることのできる二丁銃を使っており、単純に攻撃力でいえば歴代ボス有数であったという。
8代目(ボンゴレ・オッターヴォ)
名前はDaniela(ダニエラ)。武器はボウガンを使っていた。ボンゴレ唯一の女性ボス。黒髪をアップにまとめた縦巻きロールの髪型。顔には蔦花の刺青を施している。
9代目(ボンゴレ・ノーノ)
(声:屋良有作
名前はTimoteo(ティモッテオ)。ツナを次期ボンゴレボスにするために、リボーンをツナの家庭教師として送り込んだ張本人。穏やかな雰囲気の老人。歴代ボスの中でも穏健派で知られ、その決断は神の采配と謳われる。年齢は70歳。4月17日生まれの牡羊座。A型。身長167cm、体重60kg。フェニーチェという専用ジェット機を所有している。
武器はで、死ぬ気の炎をともして戦う。また、死ぬ気の零地点突破初代エディションも習得している。
【VSヴァリアー編】
急遽、息子XANXUS(ザンザス)を後継者に指名し、従来の後継者ツナと後継者の座を賭けたボンゴレリング争奪戦を行うよう仕向けたかと思われていたがそれはXANXUSの狂言。実はXANXUSにより、死ぬ気の炎を動力源に動く人型兵器ゴーラ・モスカの中に入れられて日本へと連れ去られていた。本部にいた9代目はヴァリアーによって仕立てられた偽者。暴走したゴーラ・モスカから助け出されるが、その際のツナの攻撃で瀕死の重傷を負う。幼少期のツナと面識があったという記憶と共に何か重要なことを伝えようとしたものの半ばで力尽きたが、ディーノの指示で病院に搬送され、一命を取り留めた。
【未来編】
10年後の世界では、ミルフィオーレファミリーの襲撃によって行方不明となっている。

[編集] その他10代目候補者

ツナ、XANXUS以外の10代目候補者とされた人物。全員既に故人となっている。いずれも前者2人より年長で、ボスに足る資質を持っていたといわれる。公式ファンブックにより、全員が9代目の甥であることが判明。

エンリコ・フェルーミ
ボンゴレファミリー10代目最有力候補だったが、抗争中に撃たれて死亡。
マッシーモ・ラニエリ
若手No.2。海に沈められて死亡。
フェデリコ・フェリーノ
秘蔵っ子。いつの間にか骨になって死亡。

[編集] 門外顧問組織CEDEF(チェデフ)

正式名称は「Consulenza Esterna Della Famiglia」。通称・門外顧問チーム。普段はファミリーに所属しないが、非常時にはボスに次ぐ権利を持つ実質上No.2の門外顧問が率いる組織。7、8人で組織する少数精鋭部隊。主に諜報活動を行う。所属するメンバーの多くは香辛料の名前からとっている。

【未来編】

10年後の世界では、ミルフィオーレファミリーの攻撃を受けた本部の救援に向かったが消息を絶っている。ラル・ミルチ以外の安否は不明。

沢田家光(さわだ いえみつ)
(声:岩崎征実
ツナの父で、ボンゴレファミリーの「門外顧問」。マフィアの関係者であることを家族には秘密にしており、一見ちゃらんぽらんかつぐうたらでいい加減な性格であることから、ツナからは疎まれている。2年前から石油を掘ると言って海外に出かけていたが、ハーフボンゴレリングをツナ達に渡すために帰国。そのままボンゴレリング争奪戦を見届ける予定だったが、XANXUSの策略に嵌まり、戻ったイタリアでボンゴレ本部突入の際に深手を負う。年齢は38歳。6月15日生まれの双子座。A型。身長189cm、体重85kg。座右の銘は「現場主義」。愛妻家で、妻の奈々の手料理が好物。好きな飲み物は酒。趣味は部下に日本文化を教えること。
かつては「ボンゴレの若獅子」と呼ばれており、直属の部下からは「親方様」と呼ばれ慕われている。いつも工事用ヘルメットにつなぎを着、つるはしを持ち歩いている(武器としても使ったことが一度ある)。ボンゴレ初代ボスは曽曽祖父にあたる。
【未来編】
10年後の世界では、現代のツナがやってくる5日前から奈々とイタリアに旅行中で、安否は不明。
バジル
(声:寺崎裕香
家光を「親方様」と慕い付き従っている真面目で温厚な少年。年齢は14歳。7月23日生まれの蟹座。O型。身長157cm、体重47kg。武器は刀兼用のブーメランと、死ぬ気弾の錠剤型「死ぬ気丸」。死ぬ気の炎の属性は。家光から間違った日本文化を教えられたため、一人称が「拙者」であったり、他人を呼ぶ時は「おぬし」「~殿」と付けるなど、時代錯誤な口調で話す。また、日本では洗濯をたらい洗濯板で行うものだと思っている。それらが現代の日本ではおかしいということを、彼自身は気付いていない。好きな言葉は「ブシドー」、「サムライ」。好物は納豆。好きな音楽は演歌。趣味は洗濯。宝物は家光から貰った
家光の命により、ハーフボンゴレリングをツナに渡すため、来日。リング争奪戦ではツナの修行相手を務める。超(ハイパー)モードになった時に、武器に死ぬ気の炎を灯して見せた。争奪戦終了後、ツナに死ぬ気丸を渡し、ランチアと共にイタリアに帰った。
モレッティ
(声:安田裕
門外顧問チームの特殊工作員。ニット帽を被った男性。年齢は33歳。2月19日生まれの水瓶座。B型。身長180cm、体重72kg。「殺され屋」の通称を持ち、仮死状態になる技「アッディーオ(さようなら)」を使う。初登場時は日本に遊びに来たついでの挨拶代わりにと、仮死状態でツナの部屋にいた。
ヴァリアー編では家光の命令でボンゴレ本部をスパイしており、モスカのプロトタイプと対峙し窮地に陥っていたオレガノ、ターメリック、ラル・ミルチを助けた。
ターメリック
(声:かねこはりい
家光が本部に突入した時に同行した。坊主頭の男性。年齢は28歳。11月2日生まれの蠍座。B型。身長186cm、81kg。
オレガノ
(声:水野理紗
ターメリック同様、本部突入の際に家光に同行した、眼鏡を掛けた女性。普段は家光の秘書として彼をサポートしている。年齢は22歳。3月5日生まれの魚座。A型。身長171cm、体重56kg。
ラル・ミルチ
(声:鈴木真仁
自称「アルコバレーノのなりそこない」。年齢不詳。2月20日生まれの魚座。O型。身長40cm、体重4kg。
濁った色のおしゃぶりを所有する赤ん坊だが、アルコバレーノではなくそれに準じた存在。一人称に「オレ」などの男言葉を使うが、実は女性。武器はショットガン。経緯は明らかではないがアルコバレーノの呪いを受ける際にコロネロに庇われ、コロネロがアルコバレーノになると同時に自らのその影響で類似した姿になってしまっている。そのため本人は「なりそこない」と表現している。ただし、アルコバレーノと比べると比較的呪いの影響は少ないため、力を使用しすぎなければ呪い解ける可能性があり、非73線の影響も少ないため生きながらえ成長もしている。また、呪いの影響で顔の右側に痕あり、右目の視力が悪化しているためゴーグルが欠かせない。
イタリア海軍特殊部隊COMSUBIN(コムスビン)の教官時代に、アルコバレーノになる以前のコロネロを鍛えあげた経歴を持ち、その指導力はリボーンからも一目おかれている。初登場のヴァリアー編では、家光・オレガノ・ターメリックと共に、ボンゴレ本部に突入した。
【未来編】
10年後は成人した姿で登場。並盛町にいるツナのファミリーの調査のため来日したところ、10年前の姿をしたツナ達と偶然出会い同行する。アジトに来る最中にコロネロの物と思われる迷彩柄のバンダナを持っていたりと、コロネロとの関係が深く、その敵討ちも兼ねて敵を討とうとしているようである。甘えや妥協を良しとしない厳格な性格だが、無茶をする無鉄砲な一面もあり、不器用な面も見せる。生真面目すぎるため、リボーンからよくからかわれている。武器はファンネル。リングは、雲系蜈蚣のリング(精製度E)、霧系リング(精製度C)、霧のステルスリング(精製度D)の3種を所有。匣を蜈蚣、迷彩柄の匣、バルーンを含め6つ所有している。なりそこないであるため、波動が雲と霧の属性に変化してしまった。コロネロから受け継いだおしゃぶりの属性は雨。
当初は10年後に来たツナ達を信用しておらず、彼らの力を借りずに白蘭を倒そうとしていたが、リボーンの言葉によりツナ達を鍛えること、そして二度と悲劇を繰り返させないことを決意する。ミルフィオーレの日本支部突入では、コロネロの仇とも言うべきジンジャーと対戦。辛くも勝利を収めるも倒したジンジャーは人形であり、自身もジンジャーの匣「晴クモ」の影響で重傷を負った。

[編集] ヴァリアー

ボンゴレファミリー最強と謳われる闇の独立暗殺部隊。10年後の世界では、「独立暗殺部隊」から「特殊暗殺部隊」へと名称が変わっている。ボスへの忠誠心が強く、裏で様々な仕事をこなしてきたが、リーダーであるXANXUS(ザンザス)が新たにボンゴレ10代目ボス候補に選ばれたことで暴走し始める。人間わざでは到底クリアできないようなミッションをいかなる状況でも完璧に遂行している集団であり、悪魔の所業ともいえる殺しの能力の高さを持ち、周りからは畏怖を込めて「ヴァリアー・クオリティ」と言われている。弱者は消すが理念であり、失敗すれば容赦なく処刑される。また作戦時にはプロとして絶対的な勝利を求められるため、成功率が90%を下回る場合は作戦自体を中止する場合もある。なお、ヴァリアー(varia)はイタリア語で「様々なもの」の意。

【未来編】

ミルフィオーレファミリーの第11ヴィオラ隊を襲撃し、B級以上の4人を暗殺している。

XANXUS(ザンザス)
(声:池田政典
ボンゴレ9代目ボスの息子で、ヴァリアーのボス。ボンゴレ10代目候補として、大空のリングと、X(10)の称号を名前に2つ持つ。顔と全身に無数の傷を持つ男。普段は寡黙だが、自分以外の人間を「カス」と見下す傲岸不遜さ、凄んだだけで相手を沈黙させる威圧感を持つ。
年齢は24歳。10月10日生まれの天秤座。A型。身長188cm、体重80kg[3]。嫌いなものは自分以外の全て。趣味は銃の手入れ、スクアーロいびり。好きな飲み物はテキーラウィスキー
ツナの後から新たに10代目ボス候補に選ばれたと思われていたが、実はXANXUS自身の虚言。昔は自分が9代目の実子であると信じていたが、それは、下町の生まれにして炎を宿していた自分を見て「XANXUSは自分と9代目との子だ」という妄想に取りつかれた母親と、実の子同然にXANXUSを受け入れようとしていた(XANXUS自身はそれを決して認めようとしなかった)9代目の嘘だということ、自分にボスの座の継承権はないということを、16歳の頃に知ってしまう。その後ボンゴレ史上最大のクーデター揺りかご」を起こし9代目の命を狙うも、「死ぬ気の零地点突破」を受け氷柱の中に封印され、その際顔と全身に無数の傷を負っている。その後何者かによって封印を解かれ、ツナ達とのリング争奪戦に至る。
ボンゴレの血統ではないが、「憤怒の炎(死ぬ気の炎の亜種)」と呼ばれる凄まじい破壊力の炎を自在に使いこなし、掌中に発生させ放出して相手にダメージを与えることが出来る。武器は、死ぬ気の炎を蓄えられる二丁拳銃を愛用している。
ボンゴレリング争奪戦大空戦でツナに敗れた後、処罰された(処遇は家光と9代目が決めたとされるが、その内容は不明)。
スペルビ・スクアーロ
(声:高橋広樹
ヴァリアーの主要メンバーの一人で、好戦的な性格の長い銀髪の剣士。火薬仕込みの剣を使う。ヴァリアーのNo.2。
年齢は22歳。3月13日生まれの魚座。O型。身長182cm、体重75kg。好きな言葉は「誇り」。好物はマグロのカルパッチョ。嫌いなものはXANXUSのご機嫌取り。好きな動物は鮫。趣味は剣の手入れ。なお、スクアーロsqualo)はイタリア語で「鮫」を意味する。
かつて剣帝テュールとの戦いで、左手を持たない剣帝の技を理解するために自ら左手を切り落とし、その後は剣を装着できる義手を着けている。その義手は全方向に自在に動かせるため、死角はない。XANXUSを守護する主要ファミリーの証として雨のリングを持つ守護者。「う゛お゛ぉい!」が口癖で、常時けたたましくしゃべる。フゥ太の声の大きいマフィアランキングでは堂々の第一位。
ヴァリアーのボスになる力を持っていたが、XANXUSの怒りに憧れボスの座を譲り、計画成功の験担ぎとして髪を8年間伸ばし続けていた。少年の頃から東洋・西洋問わず流派を潰しており、その流派のスタイルを片っ端から吸収していくことで強くなっていった。雨戦では、かつて倒した時雨蒼燕流を使う山本相手に優勢に運ぶが、継承の方法までは知らなかったことが仇となって敗れ去る。その後は雨の守護者の戦闘エリアたる「アクアリオン」に放たれた鮫から山本が助けようとしたが、剣士としての誇りから自らそれを拒んだ。誰もが鮫に食われて死んだと思っていたが、ディーノの部下によって助け出されており、重傷を負ったものの一命は取り留めた。大空戦の佳境で再登場。怪我の具合・戦況両面から大空戦への参加は見送られたが、XANXUSの過去を知る数少ない人物として重要な証言をした。
【未来編】
10年後もヴァリアーに在籍。二代目剣帝を名乗っており、おそらく、10年後のボンゴレファミリー2大剣豪の片割れだと思われる。以前自分を破った山本の剣の才を見込み、自分の戦った状況を撮ってはDVDにして、毎度山本に送りつけている(ちなみにDVDを録画したのはルッスーリア)。髪型は現在より長く、制服であるコートの首回りに黒い羽が付いている。
ベルフェゴール
(声:藤原祐規
ヴァリアーの主要メンバーの一人。通称・ベル。通り名は「プリンス・ザ・リッパー(切り裂き王子)」。王冠(ティアラ)を被り、目は前髪で隠れていて見えない。隊服の下にボーダーの服を着用している。年齢は16歳。12月22日生まれの射手座。AB型。身長170cm、体重58kg。好物は寿司。好きな飲み物は牛乳。好きな言葉は「王子」。嫌いなものは自分より生意気な奴。趣味は地元の殺し屋殺し。フゥ太の財布にお金が入っていないマフィアランキングでは第一位(理由はカードしか持ち歩かないから)。
武器は鋭いナイフワイヤー。ヴァリアーの中でも一番の天才であり、こと戦闘に関してのみならば最も才能があると言われている。王族の血を引いているものの、常人離れした戦闘センスを持て余し、8歳で自らヴァリアーに入隊した変わり者。口癖は「だってオレ王子だもん」。「うしし」などの相手を小馬鹿にしたような笑い方をよくする。一見すると無邪気に見えるが、実際は邪気の塊の様な性格であり、遊び感覚で人を殺すが、小説版では、山本武の父・剛と刺身さばきの対決を繰り広げたことがあり、非戦闘員に関しては面白くないので手を出さない。過去に自分の双子の兄を「ゴキブリと間違えた」と言ってメッタ刺しにして殺しており、自らの血を見ると半狂乱的な状態になる。また、雲雀と戦った際に「自分の血を見て本気になるのも悪くないけど今は記憶を飛ばしてる場合じゃない」と言っていたことから、記憶は飛んでいるものの、自分が血を流すと興奮することは自覚している。
XANXUSを守護する主要ファミリーの証として嵐のリングを持つ守護者。嵐戦では獄寺と死闘の末に倒されたかに見えたが、リングへの執着心のみで獄寺から勝利をもぎ取る。大空戦では被毒するがXANXUSによって救われる。その後雲雀に重症を負わせながらも退けられる。マーモンを解毒し、共にクロームを盾にして大空以外のリングを手に入れると共に獄寺、山本、クロームの殺害を試みるが、了平によって阻まれ、リング入手のみに終わる。その後マーモン共々XANXUSのもとに駆けつけ、氷漬けにされたXANXUSを救い出すもXANXUSとリングが適合せず。切り札としたヴァリアー先鋭もランチアに壊滅させられ、降伏する。
【未来編】
10年後もヴァリアーに在籍。現在より髪が伸びており、くせ毛で跳ねたような髪型。スクアーロ同様、コートの首回りに黒い羽が付いている。
マーモン
(声:宍戸留美
ヴァリアーの主要メンバーの一人。幼児の姿をしている。フードを被っており、素顔は見えない。
かなり金にがめつい守銭奴で、他のヴァリアーメンバーを苛立たせるほど。アニメ版ではボスであるXANXUSにすら、ツケを条件でスクアーロを始末しようかと持ち掛けていた。冷静で饒舌。「ムム」が口癖。「粘写(ねんしゃ)」という、鼻をかむことにより鼻水で標的までの地図を作る能力を持つ。普段はおしゃぶりに鎖(おそらくマモンチェーン)を付けて機能を封印しているが、アルコバレーノの1人・バイパーである。ペットとして巻きガエルのファンタズマを連れている。このファンタズマもマーモンがアルコバレーノの力を解放した時に本来の姿を現す。アルコバレーノの呪いを解こうと努力しているらしく、その努力を怠っているリボーンやコロネロを見下す発言も。年齢不詳。7月2日生まれの蟹座。A型。身長40cm、体重3.6kg。好きなものは金。好きな言葉は「貪欲」。好物は5円チョコレート。好きな飲み物はレモネード。趣味は預金通帳の確認。
XANXUSを守護する主要ファミリーの証として霧のリングを持つ守護者。霧戦ではクロームと対等に戦った後アルコバレーノの力を見せつけ圧倒するが、骸に入れ替わったことで逆に窮地に追い込まれ、逃走する。その後捕獲され、大空戦に参戦。被毒するが、ベルフェゴールによって助けられる。その後ベルフェゴールと共にクロームを盾にして、大空以外のリングを入手すると共に獄寺、山本、クロームの殺害を試みる。しかし、了平によって幻覚を破られ、リング入手のみに終わる。その後ベルフェゴールと共にXANXUSの元に駆けつけ、氷漬けにされたXANXUSを救い出すも、彼とリングが適合せず。切り札としたヴァリアー先鋭もランチアに壊滅させられ、降伏する。
【未来編】
他のアルコバレーノ同様死亡したと伝えられている。ジンジャーの話では、コロネロとミルフィオーレ相手に共闘し、コロネロに庇われて1人になると自殺を選んだとしている。
レヴィ・ア・タン
(声:中野裕斗
ヴァリアーの主要メンバーの一人で、「レヴィ雷撃隊」の隊長。仕事熱心かつ残酷な性格の電撃使い。
マーモン曰く「仕事は早いが動きは鈍重」。XANXUSから誉められることが彼にとっての全てであり、自身の立場を脅かす者を見るとスイッチが入り、嫉妬の炎に燃える。どうやらヴァリアーNo.2のスクアーロにも、嫉妬していたようである。リボーン曰く冗談の通じない性格で、一度ターゲットを決めれば女子供とて容赦しない。年齢は23歳。11月14日生まれの蠍座。A型。身長193cm、体重90kg。好きな言葉は「よくやったレヴィ」。好物は雷おこし。嫌いなものは己の地位を脅かす者。趣味は任務。好みのタイプは妖艶な女性であり、霧戦にて現れたクローム髑髏を見て頬を染める。枕元には116個の目覚まし時計が常備されているらしい。
XANXUSを守護する主要ファミリーの証として雷のリングを持つ守護者。武器は8本の電気傘(パラボラ)。雷戦では最初は優勢に勝負を進めるも、20年後ランボに圧倒され絶体絶命であったが、バズーカの時間が切れ元に戻ったことで形勢が逆転、ランボを瀕死の状態に追い込むがツナが助けに入ったことで止めは刺せなかった。大空戦では被毒するが、XANXUSによって救われる。ランボに止めを刺そうと迫るが、獄寺に撃破されてしまう。
【未来編】
作中に登場したヴァリアーを描いた影絵から、10年後もヴァリアーに在籍していると思われる。
ルッスーリア
(声:湯澤幸一郎
ヴァリアーの主格メンバーの一人。オネエ言葉で話し、派手な格好をしている。ヴァリアーの何人かが彼を変態と発言しているが、彼自身もそれ認めている。チャームポイントは小指で、死体愛好家(アニメ版では遠回しに表現されている)。ムエタイの使い手。左足は鋼鉄が埋め込まれた「メタル・ニー」。
年齢は25歳。4月4日生まれの牡羊座。A型。身長185cm、体重78kg。好物はトムヤムクン。好きな言葉は「もうっ踏んづけてやるっ!!」。好きなものは肉体。趣味はファッションチェック、映画鑑賞。
XANXUSを守護する主要ファミリーの証として晴のリングを持つ守護者。晴戦では、優勢に戦いを運ぶも、伝導率100%の「極限太陽」によって敗れ去り、ゴーラ・モスカの制裁によって重傷を負う。大空戦では絶対安静の状態でベッドごと招集され、被毒する。身動きの取れない状態だったが、了平の提案により獄寺が解毒し一命を取り留めた。
【未来編】
作中での黒川花などの発言や18巻においての影絵から、10年後もヴァリアーに在籍していると思われる。
ゴーラ・モスカ
ヴァリアーの主要メンバーの一人でボス補佐。外見はガスマスクを付けた巨漢。XANXUSを守護する主要ファミリーの証として雲のリングを持つ守護者。
旧イタリア軍が極秘裏に開発していた戦闘用のロボットであり、死ぬ気の炎を動力源とし、ゴーラ・モスカの動力源として9代目が取り込まれていた。プロトタイプの方には背中に緊急停止のスイッチがある。雲戦では雲雀に致命的なダメージを受けたことで暴走したが、ツナによって破壊される。
身長230cm、体重957kg。両手五指の先端から鉄砲のように弾が撃て、腹部から圧縮粒子砲を放つことができる。その他にも追尾(ホーミング)ミサイルを666個、捕縛用レーザーネットを1つ、バーニアを6つ装備。
10年後では2代後継となる「ストゥラオ・モスカ」が、小説版ではプロトタイプである「ヴェッキオ・モスカ」が登場する。なお、ボンゴレ本部でオレガノ一行を襲ったのは「ヴェッキオ~」である。
テュール
XANXUSの前のヴァリアーのボスで剣の帝王と謳われていた。少年時代のスペルビ・スクアーロの噂を聞き、スカウトするがスクアーロがヴァリアー入隊の条件として真剣勝負を求めて来たためこれを受ける。誰もがテュールの勝利を確信していたが、2日間の死闘の末にスクアーロの鮫特攻を受けて死亡している。

[編集] ミルフィオーレファミリー

10年後の世界で猛威を振るうファミリー。マフィア界の各ファミリーに代々伝わるリングと匣(ボックス)を次々に奪い、急激に力をつけた。その力でボンゴレ狩りを行い、現代のツナがやってくる2日前にボンゴレ本部を壊滅状態に追い込んだ。ボンゴレに交渉の席を用意するも、やってきた男を殺害。10年後のツナを含めたボンゴレに関わりのある人間のほとんどを抹殺している。元々は白蘭率いる新進気鋭の「ジェッソファミリー」と、ユニ率いるボンゴレと同等の歴史を持つ「ジッリョネロファミリー」という2つのファミリーが合併してできたもの。ジェッソの出身者は白い制服に身を包んだ「ホワイトスペル」、ジッリョネロの出身者は黒い制服に身を包んだ「ブラックスペル」として活動している。ホワイトスペルは緻密で狡猾な戦いを得意とし、ブラックスペルは実戦で慣らした猛者が多い。しかし、γ(ガンマ)を始めとするアフェランドラ隊の行動や入江の言動などから、ホワイトスペルとブラックスペル間には多少の軋轢が垣間見える。なお、「ミルフィオーレ(mille fiore)」とはイタリア語で「百花蜜」を意味し、直訳では「千の花」。「ジェッソ(gesso)」とは「石膏」、「ジッリョネロ(giglionero)」は「黒百合」の意味。

ボスの白蘭をはじめグロ・キシニアや入江正一など、作中の勢力中で有数のメンバー数を誇っており、全員がホワイトスペル(頭脳派)とブラックスペル(戦闘派)に分類される。メンバーにはF級からA級までの階級分けがされており、A級以上の6名は「6弔花」(ろくちょうか)と呼ばれマーレリングを所持する。またホワイトスペルの6弔花3名は、白蘭からメイン匣サブ匣を授けられている。

以下、部隊名となっている花の名前、所属(W:ホワイトスペル、B:ブラックスペル)、隊長、副隊長。第0部隊は本来は白蘭の親衛隊だが現在は存在せず、部隊名の「パフィオペディラム」は本部タワーのことを指す言葉として用いられている。

部隊ナンバー 部隊名となっている花 所属 隊長
第0部隊 パフィオペディラム パフィオペディラム W
第1部隊 カレンドラ キンセンカ B
第2部隊 ローザ バラ W 入江正一
第3部隊 アフェランドラ アフェランドラ B γ
第4部隊 チクラミーノ シクラメン B
第5部隊 オドントグロッサム オドントグロッサム B
第6部隊 ムゲット すずらん W
第7部隊 フィオーレ・デル・コトーネ 綿 W
第8部隊 グリチネ フジ W グロ・キシニア
第9部隊 ジラソーレ ひまわり B
第10部隊 ニジェッラ ニゲラ W
第11部隊 ヴィオラ すみれ B
第12部隊 カメリア つばき W
第13部隊 バルミサーナ ホウセンカ W
第14部隊 トゥリパーノ チューリップ B
第15部隊 デンテ・ディ・レオーネ タンポポ W
第16部隊 ロドデンドロ しゃくなげ B
第17部隊 アクイレージャ オダマキ B

[編集] ホワイトスペル

白蘭(びゃくらん)
(声:大山鎬則
ミルフィオーレファミリーの年若きボス。三白眼の青年で、一人称は「僕」。左目の下に三つ爪のマークがある。大空のマーレリングを所持。食道楽で、アニメのオープニングではマシュマロを食べる姿が描かれている。
常に飄々としており、捉え所のない態度を崩さない。あまり階級には拘らない性質のようで、入江正一を「正チャン」、レオナルド・リッピを「レオ君」と呼ぶなど、部下に対しても砕けておちゃらけた態度で接している。ボンゴレ狩りの目的・真意は不明。究極権力の鍵である「73(トゥリニセッテ)」を集めるという野望を持つ。戦闘方法、能力など一切不明だが、戦闘能力は高くリッピに憑依した骸を容易く退けた。
入江正一(いりえ しょういち)
(声:豊永利行
10年前、並盛町の沢田家の近所に住んでいた眼鏡をかけた少年。当時の年齢は14歳。12月3日生まれの射手座。A型。身長155cm、体重48kg。両親と姉1人の4人家族。初登場時は、自宅のマンションにRPGと一緒に飛ばされてきたランボを沢田家へと連れて行ったが、沢田家で相次いで起こった出来事と非常識な者たちに混乱して卒倒した。アニメでは有名私立中学に通っていると言っている。
【未来編】
ミルフィオーレ・ホワイトスペル第2ローザ隊隊長兼メローネ基地最高責任者。「ローザ(rosa)」とはイタリア語で薔薇を意味する。階級はA級(ランク)。胸にはローザ隊の証である薔薇の胸章を付けている。10年前の時点では普通の少年であったが、どのような遍歴でマフィアになったのかは謎に包まれている。
ミルフィオーレファミリーの中心的人物の1人。10年後の獄寺が「入江さえいなければ白蘭もこれほどまでに猛威を振るわなかった」と評するほどのミルフィオーレにおいて重要な人物。チェルベッロ機関の女性に酷似した部下を二人従え、白蘭の命令により日本でボンゴレに関する情報収集を行っている。好戦的であるブラックスペルのメンバーを快く思っていないが、同じ技術者としてのよしみかスパナのことはそれなりに評価しているようである。かなり神経質で、ストレスで腹痛を起こす体質(過敏性腸症候群)である。
レオナルド・リッピ
(声:堀田勝
ミルフィオーレ・ホワイトスペル第6ムゲット隊所属。階級はF級(ランク)。
白蘭の伝達係で、白蘭からは「レオ君」と呼ばれている。地味で目立たない容貌の実直な青年。
実はミルフィオーレに潜り込んだボンゴレの霧の守護者側のスパイ。本名はグイド・グレコ。17歳になるまでの間に15人殺害した凶悪犯で脱獄囚。クローム髑髏と同様に、六道骸を憑依させることができる特異体質。本物のレオナルド・リッピは60歳の小男で、行方不明。
グロ・キシニア
ミルフィオーレ第8グリチネ隊隊長でA級。6弔花の一人。
白蘭曰く、「下種なのに強い」。10年後の骸を倒したなど、強さは本物(だが結局骸の思惑通りだったのだが)。おかっぱ頭。
雨のマーレリング、白蘭から授けられたメイン匣の雨巨大イカクラーケン・ディ・ピオッジャ)、サブ匣の雨フクロウグーフォ・ディ・ピオッジャ)、また接近戦用として馬上鞭を所持。女性を甚振る事を好みクロームに襲いかかる。常識に縛られない考え方や、素早く状況を把握するなどの冷静さを持つが、興奮すると右目の周りがピクピクする、単語を三回復唱するなど変わった癖がある。現代のクロームを黒曜ランドで襲い最初は有利に戦いを進めるが、有幻覚により作られた骸、犬、千種により翻弄され敗れ去る。一命は取り留めるものの顎の骨を折るなどの重傷を負うが、クロームのバッグに発信機を仕込んでおいた。
ジンジャー・ブレッド
ミルフィオーレ第8グリチネ隊副隊長。魔女風の格好をした少年のような容姿をしている。過去に魔導師の人形(マジシャンズドール)という通り名を持っていた。炎の属性は。グロ・キシニアの目の動きで発信機を仕込んでいたということを見抜いた。
なお、単行本冒頭のキャラクター紹介のページと20巻の200ページでは髪型は天然パーマではなくストレートで描かれている。
アイリス・ヘプバーン
通称妖花と呼ばれているアフロヘアーの女性で第12カメリア隊所属。
パイシャナ
ターバンを頭に巻いた恰幅の良い男で、通称白の殺戮者。第7フィオーレ・デル・コトーネ隊所属。腕は立つが入江からは危険視されている。C++級以上。

[編集] ブラックスペル

ユニ
ブラックスペルのボス。見た目は10歳程度の容姿。左目の下に五弁花のマークがある。無表情だが白蘭は怒っていたことを見抜いていたことから、無感情というわけではなくポーカーフェイスのようである。
γ(ガンマ)/3-Γ
(声:井上和彦
ミルフィオーレ・ブラックスペル第3アフェランドラ隊隊長。階級はA級(ランク)で、胸にはアフェランドラ隊の証であるアフェランドラの胸章を付けている。6弔花の一人。通り名は「電光のγ」。金髪オールバックの男で、大猿・野猿・直属の部下達には良い兄貴分として慕われているが、ホワイトスペルを良く思っておらず、白蘭の命令で動く入江正一を出し抜いた事もある。尋問のためには相手を嬲り殺すことも厭わないなど冷徹な面も持つ。
ボンゴレ狩りの先頭指揮官として来日。10年後の雲雀の捜索のために並盛神社へ向かった獄寺、山本と戦闘し圧倒するが、10年後の雲雀に倒される。これらの失態・命令違反により謹慎処分を命じられメローネ基地内で待機していたが、ツナ達の潜入で謹慎処分が解かれることになる。
雷のマーレリング電狐エレットロ・ヴォールピ)とビリヤードのボールの匣を所持。武器はビリヤードのキューFフレイムシューズ
太猿(タザル)/3-TZR
(声:どうじょう拓人)
ミルフィオーレ・ブラックスペル第3アフェランドラ隊所属。階級はC+++級(ランク)。通称嵐炎の太猿。褐色の肌の筋骨逞しい男。意外と女性にもてるタイプ。γ曰く愛情より友情を優先するたちで部下からの人望が厚い。自分の兄貴分(上官)であるに関わらず自棄になったγを叱咤する等、男気も持ち合わせている。
10年後の世界でツナ達が最初に戦ったミルフィオーレの人間2人の内1人。最初はランボ、イーピン、京子、ハルを襲い、その後助けに入ったツナ、獄寺、10年後の山本と戦闘に突入し、リングに炎を灯したツナにより退けられる。
嵐系のリング(精製度C)を所持。武器は黒鎌ダークサイズ)とFシューズ。当初は匣を5つ所有していたが、ツナとの交戦で3個を失っている。
野猿(ノサル)/3-NSR
(声:豊田奏恵)
太猿の弟分。ミルフィオーレ・ブラックスペル第3アフェランドラ隊所属。階級はD級(ランク)。紫色の長髪の少年。一人称は「オイラ」。
太猿と共に10年後に飛ばされたツナ達と戦い、リングに炎を灯した獄寺に退けられる。
嵐系のリング(精製度D)を所持。武器は黒鎌Fシューズ。当初は匣を4つ所有していたが、獄寺との交戦で1個を失っている。
ストゥラオ・モスカ
ゴーラ・モスカの2世代後の機体。旧イタリア軍はボンゴレ以外にも機密を売り渡しており、それを元に造られた。リングに反応するセンサーを内蔵している。ビームに死ぬ気の炎を用いるとともに、ツナの「死ぬ気の零地点突破 改」をヒントにした機能を備えている。ツナ、獄寺、ラルを襲うも、10年後の山本の鮫衝撃により一時的に動きを封じられた。その後ミルフィオーレ日本支部において4体がツナと対戦、死ぬ気の炎によって強化された1体(キング・モスカと呼ばれる)がツナを追い詰めるも、ツナの捨て身の空中でのX BURNER(X BURNER AIR)を受けて大破する。
幻騎士(げんきし)
白蘭が入江のサポートのために並盛に向かわせた四刀流の剣士。入江と同等の力を有している模様。C++級以上。
デンドロ・ギラム
ミルフィオーレの一番槍と言われている男。炎の属性は。突撃型の戦闘スタイルで、匣「雷槍」「雷猪」を使用してツナと戦うが、未だ未完成のX BURNERの前に敗れ去る。
スパナ
ストゥラオ・モスカのチューナー。B級。常にスパナ型の棒キャンディを口に咥えている。入江と同じ技術部出身で、彼が強化したストゥラオ・モスカはゴーラ・モスカとは比較にならないほどの高スペックを誇る。
モスカを操縦しツナと一戦交える。
ニゲラ・ベアバンクル
第9部隊ジラソーレ所属。通称鬼熊使い。バイシャナに襲われ重傷を負う。
アーペ
(声:津田英佑
アニメ84話に登場したオリジナルキャラクター。ミルフィオーレ・ブラックスペル第3アフェランドラ隊所属。雷系のリングを持ち、自動追尾型の匣・電撃蜂(エレットリッコ・ホーネット)を使う。イーピンの看病のためアジトから出てきたハルからアジトを訊きだそうとするが、ビアンキとツナに撃退される。
ジャッジョーロ
(声:川原慶久
アニメ85話に登場したオリジナルキャラクター。ミルフィオーレ・ブラックスペル第3アフェランドラ隊所属。紫竜巻(バイオレット・トルナーディ)を発生させる雲属性の匣を持つ。アジトから出てきたランボからアジトを訊きだそうとするが、ランボに振り回されたあげく、雲雀に撃退され雲系のリングを取り上げられる。その名前からランボやツナから「ジョウロ」と間違えられた。

[編集] チェルベッロ機関

ボンゴレリング争奪戦ではその一切を取り仕切り、ボンゴレファミリーの9代目直属を自称していた謎の機関。しかし、No.2の権限を持つ家光がその存在を知らない、XANXUS寄りの姿勢を取りながらまるで予定調和であったかのような態度をとるなど、行動目的すべてが謎に包まれている。褐色の肌に覆面を着けた同じような容姿の女性たち(服装や髪型には若干の違いがある)(声:庄子裕衣)と、幻術が使える者たちが現在までに確認されている。

【未来編】

経緯は不明だが、その一部と思しき女性2人がミルフィオーレファミリーの入江正一に仕えている。

[編集] 復讐者(ヴィンディチェ)

法で裁けぬ者を裁くマフィア界の番人。3人一組で行動し、全員黒のシルクハットにマントという風体で、顔には包帯を巻いており、片言で話す。リボーンですら関わりたくないと言う、危険かつ謎の存在。ツナ達に敗れた骸達を連れ去った。また、彼等の牢獄は「鉄壁」とまで言われている。

[編集] 読みきり版

黒部
議員の息子。京子に一方的に詰め寄っており(連載版の持田に相当)、ツナに対し得意な歴史のテストで京子を賭けた勝負を挑む。父親のコネで校長から事前にテストを入手し、誤字による減点のみの99点を取り勝利を確信したが、死ぬ気になって教科書を丸暗記したツナに100点を取られて負けた。

[編集] ゲームオリジナルキャラクター

[編集] エヴォカトーレファミリー

ボンゴレファミリーと同盟を組んでいるマフィア。「フェイトオブヒート炎の運命」に登場。エヴォカトーレ(evocatore)とはイタリア語で「降霊者」を意味する。

アルビート
(声:鯨井康介
エヴォカトーレファミリーの次期ボス候補。普段は温和だが、ボンゴレをおびやかす存在には敵意を表す。戦闘方法は、霊魂を使った降霊術。
リゾーナ
(声:平野綾
エヴォカトーレファミリーの次期ボス補佐候補。年齢は14歳。普段は無口だが、敵である骸を前に強い意志を見せる。戦闘方法はアルビートと同じく霊魂を使った降霊術。

以上で家庭教師ヒットマンREBORN!に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 脚注

  1. ^ ドラマCD「雲雀恭弥・一日観察レポート」(DVD『家庭教師ヒットマンREBORN! vsヴァリアー編』Battle.1の初回特典)より。
  2. ^ a b c d e f g h 公式キャラクターブックのデータより。キャラクターの年齢は、ボンゴレリング争奪戦終了時点(10月26日)で統一されている。
  3. ^ 公式キャラクターブックでは、プロフィールが第1刷と第2刷以降で異なる。身長、体重、血液型の三項目がレヴィと同じになっていたが、第2刷で修正された。


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