宇宙飛行士一覧
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宇宙飛行士一覧(うちゅうひこうしいちらん)は、宇宙飛行士の一覧。
それぞれの項目の日付は当該国民が初めて宇宙飛行を行った日付である。
[編集] ソビエト連邦(1961年4月12日)
- ユーリイ・ガガーリン
- ゲルマン・チトフ
- アレクセイ・レオーノフ
- ヴァレリー・ブィコフスキー
- ワレンチナ・テレシコワ
- ウラジーミル・コマロフ
- スベトラーナ・サビツカヤ(Svetlana Savitskaya)
- アナトリー・アルツェバルスキー(Anatoly Artsebarsky)
[編集] ロシア(1991年12月26日)
- アレクサンドル・ヴォルコフ(Alexander Alexandrovich Volkov)
- ヴァレリ・ポリヤコフ(Valeri Polyakov)
- 1988年8月初飛行。1994年のミッションにおいて、同年1月4日に宇宙に上がってから、翌1995年3月22日に帰還するまで、単一の宇宙滞在としては最長となる437日17時間58分(1年2ヶ月余り)という記録を作った。
- セルゲイ・クリカレフ(Sergei Krikalev)
- 1988年11月初飛行。1991年5月18日にソユーズTM-12で宇宙に出、翌年3月に帰還したため、ソビエト連邦崩壊に際しての一連の事件の全ての期間において宇宙にいた唯一人のロシア人となり、「ソビエト連邦最後の宇宙飛行士」と呼ばれることもある。2005年時点で、宇宙滞在時間が最も長い宇宙飛行士であり、6回目の飛行を終えた時点で、通算803日9時間39分という記録を持つ。
- ユーリイ・バツーリン(Yuri Baturin)
- 1998年初飛行。国防省の元アドバイザー。ロシアでは政治関係に携わっていた人間で初の宇宙飛行士。
[編集] アメリカ合衆国(1961年5月5日)
[編集] 初期~ジェミニ計画
初期の宇宙進出(マーキュリー計画)からジェミニ計画にかけて主な業績を打ち立てている宇宙飛行士。
[編集] アポロ計画(1967年)
アポロ計画の頃に主な業績を打ち立てている宇宙飛行士。
[編集] スカイラブ計画
1973年に1号が打ち上げられたスカイラブ計画に関連する宇宙飛行士。
[編集] スペースシャトル時代(1981年)
スペースシャトルが用いられるようになって以後の時代の宇宙飛行士。
- ジョン・ヤング
- スペースシャトルの最初の宇宙飛行(STS-1)での機長、ジェミニ計画、アポロ計画にも参加している
- ロバート・クリッペン
- スペースシャトルの最初の宇宙飛行(STS-1)での操縦士
- ノーマン・サガード(Norman Thagard)
- サリー・ライド
- 1983年6月18日、アメリカ人女性として初の有人宇宙飛行を遂げた。
- キャサリン・D・サリバン(Kathryn D. Sullivan)
- エリソン・オニヅカ
- ジェイク・ガーン(Jake Garn)
- 1985年4月12日、現職の国会議員として世界で初めて有人宇宙飛行を遂げた。
- タイラー・ワン(Taylor Wang, 王贛駿)
- 1985年4月29日、中国系アメリカ人として初の有人宇宙飛行を遂げた。
- ダニエル・M・タニ(Daniel Michio Tani)
- フランクリン・チャン・ディアス(Franklin Chang-Diaz)
- グィオン・ブリュフォード(Guion Bluford)
- アイリーン・コリンズ
- カルロス・ノリエガ(Carlos I. Noriega)
- デニス・チトー(Dennis Tito)
- マイク・メルヴィル(Mike Melvill)
- 2004年6月21日、スペース・シップ・ワンにより民間人製造の宇宙船による初の宇宙飛行を遂げた。
- リサ・ノワック
- アニューシャ・アンサリ
[編集] キューバ(1978年3月1日)
- アルナルド・タマヨ・メンデス(Arnaldo Tamayo Méndez)
- アメリカ合衆国を除き、西半球の世界の人物で初の有人宇宙飛行。
[編集] チェコ(1978年3月2日)
- ウラジミル・レメック(Vladimír Remek)
- チェコ人初の有人宇宙飛行。
[編集] ポーランド(1978年6月27日)
- ミロスワフ・ヘルマシェフスキ(Mirosław Hermaszewski)
- ポーランド人初の有人宇宙飛行。
[編集] ドイツ(1978年8月26日)
- ジークムント・イェーン
- ドイツ人初の有人宇宙飛行。ソユーズ31号に搭乗した。
- ウルフ・メルボルト(Ulf Merbold)
[編集] ブルガリア(1979年4月10日)
- ゲオルギ・イワノフ(Georgi Ivanov)
- ブルガリア人初の有人宇宙飛行。
[編集] ハンガリー(1980年5月26日)
- ファルカシュ・ベルタラン(Farkas Bertalan)
- ハンガリー人初の有人宇宙飛行。
[編集] ベトナム(1980年7月23日)
[編集] モンゴル(1981年3月22日)
- ジェクテルデミット・グラグチャ(Zhugderdemidiyn Gurragcha)
- モンゴル人初の有人宇宙飛行。アジア人としては2人目。ソユーズ39号に搭乗した。
[編集] ルーマニア(1981年5月14日)
- ドゥミトール・プルナリウ(Dumitru Prunariu)
- ルーマニア人初の有人宇宙飛行。
[編集] フランス(1982年6月24日)
- ジャン=ルー・クレティエン(Jean-Loup Chrétien)
- フランス人初の有人宇宙飛行。
- クラウディエ・ハイネル(Claudie Haigneré)
- 1996年初飛行。2002年の2度目の飛行において、ヨーロッパ人女性として初めて国際宇宙ステーションを訪れた。
[編集] インド(1984年4月4日)
- ラケッシュ・シャルマ(Rakesh Sharma)
- インド人初の有人宇宙飛行。ソユーズT-11号に搭乗した。
[編集] カナダ(1984年10月5日)
- マルク・ガルノー(Marc Garneau)
- カナダ人初の有人宇宙飛行。
[編集] サウジアラビア(1985年6月17日)
- スルタン・サウマン・アウ=サウド(Sultan bin Salman bin Abdulaziz al-Saud)
- サウジアラビア人初の有人宇宙飛行を遂げた宇宙飛行士であり、ソヴィエト連邦以外の国の宇宙船で宇宙に出た最初のアジア人である(アジア系アメリカ人除く)。 STS-51-Gに参加し、スペースシャトルディスカバリーに搭乗した。
[編集] オランダ(1985年11月6日)
- ウッボ・オッケルス(Wubbo Ockels)
- オランダ人初の有人宇宙飛行。
[編集] メキシコ(1985年11月26日)
- ロドルフォ・ネリ・ヴェラ(Rodolfo Neri Vela)
- メキシコ人初の有人宇宙飛行。ラテンアメリカ出身者としては、キューバのメンデスに次いで2人目。アメリカ合衆国とカナダ以外では、アメリカ大陸の国の出身者として初。
[編集] シリア(1987年7月22日)
- ムハンマド・ファーリス(Muhammed Faris)
- シリア人初の有人宇宙飛行。
[編集] アフガニスタン(1988年8月29日)
- アブドゥルアフド・ムハンマド(Abdul Ahad Mohmand)
- アフガニスタン人初の有人宇宙飛行。
[編集] 日本(1990年12月2日)
名前が括弧書きの人物は候補者であり、実際に飛行はしていない。
- 秋山豊寛(宇宙飛行関係者)
- 毛利衛
- 1992年初飛行(STS-47)。スペースシャトル計画において飛行した初の日本人である。北海道大学理学部化学科卒(原子工学)。宇宙航空研究開発機構(JAXA)・アメリカ航空宇宙局(NASA)宇宙飛行士。
- 向井千秋
- 1994年初飛行(STS-65)。日本人の女性として初の有人宇宙飛行。1998年に2度目の飛行を行い、複数回宇宙に出た最初の日本人となった。慶應義塾大学医学部卒(心臓血管外科)。JAXA・NASA宇宙飛行士。
- 若田光一
- 1996年初飛行(STS-72)、日本人としては初めて、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者)として参加した。また、日本人としては初めての国際宇宙ステーションへの滞在が予定されている。九州大学工学部航空工学科卒(宇宙工学)。JAXA・NASA宇宙飛行士。
- 土井隆雄
- 1997年初飛行(STS-87)、同時に、日本人として初めて宇宙船外活動を行った。東京大学工学部航空学科卒(宇宙工学)。JAXA・NASA宇宙飛行士。
- 野口聡一
- 星出彰彦
- 2008年初飛行(STS-124)。慶應義塾大学理工学部機械工学科卒(熱流体工学)。JAXA・NASA宇宙飛行士。
- (古川聡)
- 東京大学医学部医学科卒(消化器外科)。JAXA宇宙飛行士。
- (山崎直子)
- 東京大学工学部航空学科卒(宇宙工学)。JAXA宇宙飛行士。
- (榎本大輔)
- (山崎大地)
- 日本の実業家で自称「世界初の民間商業宇宙飛行士」。民間宇宙船「ロケットプレーンXP」による弾道飛行を計画している。JAXA宇宙飛行士山崎直子の夫。
- (平松庚三)
- 日本人として、最初にヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行を予約し、2009年に行く予定である。
[編集] イギリス(1991年5月18日)
- ヘレン・シャーマン(Helen Sharman)
- イギリス人初の有人宇宙飛行。ソビエト連邦、アメリカ合衆国の出身者以外では、女性として初めて有人宇宙飛行を遂げた。
[編集] イタリア(1991年7月31日)
- フランコ・マレルバ(Franco Malerba)
- イタリア人初の有人宇宙飛行。
[編集] トルコ(1991年10月2日)
- トクタル・アウバキロフ(Toktar Aubakirov)
- トルコ人初の有人宇宙飛行。ソユーズTM-13に搭乗した。
- (アニリール・セルカン {Serkan Anilir})
- トルコ人初のNASA宇宙飛行士候補。宇宙物理学者、工学博士でもある。
[編集] オーストリア(1991年10月2日)
- フランツ・ヴィーンホック(Franz Viehböck)
- オーストリア人初の有人宇宙飛行。ソユーズTM-13に搭乗した。
[編集] ベルギー(1992年3月24日)
- ディルク・フリムー(Dirk Frimout)
- ベルギー人初の有人宇宙飛行。
[編集] オーストラリア(1996年5月19日)
- アンドリュー・トーマス(Andrew S. W. Thomas)
- オーストラリア人初の有人宇宙飛行。
[編集] ウクライナ(1997年10月19日)
- レオニド・カデニウク(Leonid Kadeniuk)
- ウクライナ人初の有人宇宙飛行。
[編集] スペイン(1998年10月29日)
- ペドロ・デューク(Pedro Duque)
- スペイン人初の有人宇宙飛行。
[編集] スロヴァキア(1999年2月28日)
- イワン・ヴェラ(Ivan Bella)
- スロヴァキア人初の有人宇宙飛行。
[編集] 南アフリカ共和国(2002年4月25日)
- マーク・シャトルワース(Mark Shuttleworth)
- アフリカ大陸に所在する国の人物として初の有人宇宙飛行。世界で2番目の民間宇宙旅行者。
[編集] イスラエル(2003年1月16日)
- イラン・ラモン(Ilan Ramon)
- イスラエル人初の有人宇宙飛行。その帰還行において、スペースシャトルコロンビアの事故により犠牲となった。
[編集] 中華人民共和国(2003年10月15日)
- 楊利偉(よう りい, ヤン・リーウェイ, Yang Liwei)
- 2003年10月15日、「神舟五号」で中国人として初の有人宇宙飛行。世界で三番目の国家技術自主飛行であり、地球周回軌道を回った。
- 費俊龍(ひ しゅんりゅう, フェイ・ジュンロン, Fei Junlong)
- 2005年10月12日、「神舟六号」で中国としては初となる複数名(二名)による宇宙飛行。指令長。
- 聶海勝(じょう かいしょう, ニエ・ハイション, Nie Haisheng)
- 2005年10月12日、「神舟六号」で中国としては初となる複数名(二名)による宇宙飛行。
[編集] ブラジル(2006年3月30日)
- マルコス・ポンチス(Marcos Pontes)
- 南アメリカ大陸にある国の人物として初の有人宇宙飛行。
[編集] スウェーデン(2006年12月10日)
- クリステル・フォーグレサング(Christer Fuglesang)
- スウェーデン人初の有人宇宙飛行。STS-116のクルー。
[編集] マレーシア(2007年10月11日)
- シェイク・ムザファ・シュコア(Sheikh Muszaphar Shukor)
[編集] 大韓民国 (2008年4月8日)
名前が括弧書きの人物は候補者であり、実際に飛行はしていない。
- イ・ソヨン(李ソヨン, Yi Soyeon )
- 韓国(朝鮮)人初の有人宇宙飛行。ソユーズTMA-12に搭乗。当初は。コ・サンが搭乗予定だったが、外部搬出が禁止された訓練教材の搬出などの、ロシア連邦宇宙局の訓練規程に繰り返し違反した為、同僚で予備チームに所属していた彼女が交代要員として搭乗した。
- (ホ・ジェミン)(許宰敏, Hur Jae-min)
- アメリカのコンピュータ関連民間企業オラクル社が実施した宇宙旅行を景品としたクイズの当選者で、民間人の大学生。この宇宙旅行ではスペース・シップ・ワンが用いられ、2007年内を目途に、民間宇宙旅行会社スペースアドベンチャー社により実施される予定だった(2007年中には実現していない)。
[編集] 未飛行の国の宇宙飛行士
[編集] プエルトリコ
- ジョセフ・アカバ(Joseph M. Acaba)
- NASAの宇宙飛行士候補生。2008年秋に打ち上げが予定されているSTS-119に参加する予定。
[編集] 外部リンク
- SPACEFACTS - ドイツ語・英語。ガガーリンから今日に至る全ての有人宇宙ミッションについて詳細なデータを掲載(ただし弾道飛行等は除く)