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聾学校 - Wikipedia

聾学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

聾学校(ろうがっこう)は、聴覚障害者に対する教育を行う特別支援学校の校名の一形態である。2007年4月1日より前は、聴覚障害者に対する教育を行う学校は、制度として「聾学校」の名称が使われていたので、2000年代においては、しばしば見かけられる校名である。

日本では、2007年施行の学校教育法改正により、盲学校、養護学校とともに、学校種が「特別支援学校」となり、場合によっては「聴覚障害特別支援学校」、「聴覚特別支援学校」の名称の学校もある。(改名問題参照)

欧米のろう学校の歴史についてはろう教育を参照。

目次

[編集] 概要

幼稚部小学部中学部高等部、「高等部の専攻科」があり、就学資格(学齢など)はそれぞれ幼稚園小学校中学校高等学校高等学校の専攻科に準じている。

聾学校の教育内容は、基本的には通常の学習指導要領に準じたものとなっており、これに加えて聴覚障害児に特に必要とされる教育を行う場と定められている。以前は口話を中心としたコミュニケーション訓練の場というのが実情であったが、近年では重複障害児の増加により、聾学校に求められる教育内容は多様化している。聴覚障害を持つと診断された子供たちを対象にした就学前教育(最早期教育)も聾学校の重要な役割である。

また、法改正により、聴覚障害、言語障害に合わせて、知的障害情緒障害などをもつ重複障害の子どものための学級(重複障害学級)も用意することができるようになった。

[編集] 改名問題

聾学校はデフコミュニティの一つでもあり、卒業生は通常、母校に強い愛着を持っている。一方、近年、日本の聾学校の中には校名を「聾学校」「ろう学校」から「聴覚障害特別支援学校」などに変更する事例もあり、全日本聾唖連盟などこれに反対するろう者たちとの間で議論に発展している。
改名に反対する人々の心情として、「聾」あるいは「ろう」という語に自らのアイデンティティの一部と捉え、ろう者であることに誇りを持っており、かつ”特別支援”という言葉が健常者の支援を受けるネガティブな語として捉えていることがあり、こうしたろう者たちの心情を理解しないまま改名が実行されたケースもある[1]

[編集] 日本のろう学校の歴史

1875(明治8)年頃、京都府下の第十九小学校(後の待賢小学校)に瘖啞教場(いんあきょうじょう)が開設され、まもなく盲児をも教育するようになった。教師の古河太四郎が聾児への指導にホームサインをもふくめて自ら編み出した手話を用いて指導した。1878(明治11)年5月に京都府盲啞院が開校され、古河が初代院長になった。しかし、学校の経営が寄附による財源をもとにしていたため不安定になり、翌年の1879(明治12)年4月には京都府立学校となった。

1875(明治8)年頃、東京にも、楽善会という篤志家グループによる盲人を教育するための訓盲所の設立運動が始まり、翌年の1876(明治9)年3月には府知事名で許可された。1878(明治11)年7月から築地に校舎の建設工事が始まり、校名は「楽善会訓盲院」と定め、1880(明治13)年2月に授業を開始した。同年6月には聾児も加え、1884(明治17)年に校名を「楽善訓盲啞院」と改めたが、事業の発展に伴って経営が苦しくなり、1885(明治18)年には文部省の直轄学校となった。その名も「東京盲啞学校」と改称。これが現在の筑波大学附属盲学校筑波大学附属聾学校である。

文部省では、1890(明治23)年10月の改正小学校令の制定により、盲啞学校の設置・廃止に関する規定が設けられた。聾学校の数も次第に増加し、1897(明治30)年には4校だったのが、1907(明治40)年になると38校に増えた。

盲と聾という全く障害が違うのに同一の学校で教育することの問題が指摘され、文部省は1909(明治42)年4月に、直轄学校官制を一部改正して新たに東京盲学校を設置し、翌年3月、従来の東京盲啞学校を廃し、東京聾啞学校を設置した。これが盲・聾分離という先鞭となった。1923(大正12)年8月、「盲学校及聾啞学校令」という勅令が制定され、これに基づく文部省令「公立私立盲学校及聾啞学校規程」も公布された。これらの措置によって、初めて盲啞学校が、盲学校と聾啞学校という2つの学校に分離されることになった。

1947(昭和22)年3月に教育基本法と同時に公布された「学校教育法」により、聾啞学校から「聾学校」に変わり、聾児への義務教育を行う学校となった。

全国には現在、公立・私立聾学校を含めて106校がある。

2007年4月より盲・聾・養護学校は特別支援学校に一本化されたが、校名を変更した盲学校・聾学校・養護学校は、既存の学校で916校中182校、2007年度に新設された学校で11校中3校にとどまっている。[2]

[編集] 「ろう教育」に分割された節

  • 聾学校を取り巻く問題
  • アメリカのろう教育
  • 日本における口話法と手話法の変遷

以上3節はろう教育に分割。

[編集] 脚注・出典

  1. ^ 「聾学校、改称しないで」元生徒ら異議 割れる教委判断
  2. ^ 「学校教育法等の一部を改正する法律を踏まえた盲・聾・養護学校の校名変更状況調査」文部科学省

[編集] 関連項目


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